222 / 394
八章 奏歌くんとの八年目
8.夢の話とブラッシング
しおりを挟む
「海瑠さん、無事でよかった」
マンションの前で車から降りた私の手を奏歌くんが握り締めている。
「私も必死になってて、自分でも何を言ったか分からないんだけど。奏歌くん、ほっぺた、痛くない?」
「平気だよ」
別れを惜しむ私と奏歌くんに、やっちゃんが運転席で「内臓を破裂させてやるって言ってなかった!? ヤバくない?」と震えているのは見なかったことにする。
奏歌くんが車に乗り直して、やっちゃんと奏歌くんに改めてお礼を言って私は車が走り去るのに手を振った。
もう危険はない。
SNSに投稿された妄想も津島さんが管理者に問い合わせて発信者の情報を出してもらって、あの男性と一致したことを携帯に送ってくれていた。
帰り付いた部屋は奏歌くんの気配がしない。それもそのはずだ、奏歌くんは今日は私を守るために劇団に来ていたのだ。
握り締めていてくれた手が温かい。
奏歌くんの温もりの残る手で私はご飯を炊いておにぎりにして、冷凍のお惣菜とフリーズドライのお味噌汁と一緒に食べた。お風呂に入るとここ数日の緊張が解けていく気がする。
ゆっくりとバスタブに浸かって、身体の芯まで温まってから私はバスルームを出た。髪を乾かしながらテレビを付けると、私が襲われたニュースが流れていた。
『劇団女優の瀬川海瑠さんが、ストーカー被害に遭ったとのことです。ストーカーはSNS上で瀬川さんとの妄想を繰り広げており、精神鑑定が行われると情報が入ってきました』
「精神鑑定……なんだろ」
髪を乾かし終わって津島さんに聞いてみると、精神鑑定の結果がどうであれストーカーは二度と私に近付かないと言っているし、警察も接近禁止命令を出してくれるということだった。
ロベスピエールになり切って脅したのがよかったのかもしれない。
普段の私ならば絶対に出て来ない言葉がすらすらと口から出てきた。あんな乱暴な言葉を舞台以外で使ったのは初めてだった。
テレビを消すと部屋がしんと静まり返って寒い気がしてくる。
秋公演も終わって秋も深まっていた。朝夕は冷えるようになってくる季節だ。
湯冷めしないように私は早く布団に入ることにした。
――海瑠は私に似てしまったようね
――海香は僕に似たみたいだけど
――将来海瑠が他人を傷つけることがないようになんとかしないといけないわね
両親の声が夢の中で聞こえた気がする。
――絶対に人間は傷付けることのないように暗示をかけよう
――海瑠がそれで自分の身を守れなくなったら?
――そのときは僕たちも海香もいるよ
両親が私に暗示をかけた?
これがただの夢なのか、過去の記憶なのか私にはよく分からない。
二人の声だけが聞こえて来て、私は夢の中を彷徨っていた。私は一体なんなのか。
海香は私を豹だと言うけれど、私はそんなことはないと思っている。私は可愛い子猫ちゃんなのだ。
――海瑠は可愛い子猫ちゃん。誰も傷付けない
お父さんもそう言ってくれている。
――海瑠さんが本当はどうかなんて関係ないよ。僕にとっては可愛い子猫ちゃんだから!
凛々しい奏歌くんの宣言が聞こえた瞬間、霧が晴れるように視界が明るくなって、私は目を覚ましていた。
私は子猫ちゃん。豹なんかじゃない。それは奏歌くんも認めてくれている。
これからも海香になにを言われようと私は子猫ちゃんでいていいのだと奏歌くんに背中を押された気がした。
秋公演が終わると、クリスマスの特別公演のための稽古が始まる。奏歌くんの中学校が休みの週末に休みを入れられるようになった。久しぶりに過ごす休日に奏歌くんにたっぷりと甘える。
勉強をしているときには邪魔をしないけれど、休憩をしているときには紅茶を淹れてもらったり、お膝の上に猫の姿になって頭を乗せて撫でてもらったりしていた。
「海瑠さん、毛皮がもふもふになってる」
「栄養状態がいいからかな?」
「冬が近いからかも」
寒さに備えて猫の姿は毛が増えている。寒い日は猫の姿で寝た方がいいのかもしれないと思ってしまうが、人間の姿に慣れているので一人のときに猫の姿になる気はあまりなかった。
「奏歌くんがいると、すごくリラックスするの」
「僕も海瑠さんといると寛ぐよ」
「猫の姿も、奏歌くんになら見せられる」
奏歌くんになら積極的に見せて撫でて欲しいし、奏歌くんがいないと猫の姿になる気もなくなる。ワーキャットとしてある意味本当の姿でいられるというのは、最高に奏歌くんの傍が心地よいからに違いなかった。
「海瑠さん、こんなものを持って来たんだけど」
「え?」
「ちょっと、失礼するね」
奏歌くんが取り出したのはヘアブラシに似た柄のないものだった。それで私の毛皮をわしゃわしゃとブラッシングしていく。毛皮をブラッシングされて私は気持ちよさにお腹を見せてしまう。
お腹の方もしっかりとブラッシングした奏歌くんのブラシには、たっぷりと私の黒い毛がついていた。
「そんなにもっさり抜けるものなの!?」
「季節の変わり目だから、夏毛から冬毛に生え変わってる頃じゃないかと思って持って来たんだ」
抜けた夏毛を奏歌くんはしっかりとブラッシングで取って処理してくれる気だったようだ。ブラシについた毛を取って奏歌くんがゴミ箱に捨てる。ブラッシングは気持ちよかったので、そのブラシは私用にこの部屋に置いておいてもらうことにした。
「すごく気持ちよかったから、私も奏歌くんにしたい」
「え? 蝙蝠はそんなに毛が抜けないと思うんだけど」
「そうか……残念」
肩を落とした私に奏歌くんが蝙蝠の姿になってくれる。手の平からはみ出る大きさになったけれど、落ちるほどではないので奏歌くんのふわふわの毛を撫でる。体が小さいのでブラシを使ったら傷付けてしまいそうな気がしたのだ。
何度も撫でていると奏歌くんが欠伸をした。
うとうとと眠り始めている奏歌くんを猫の姿の私の毛に埋めて、ハンモックで少しだけ眠った。お昼ご飯前には起きて人間の姿に戻ってお昼ご飯の準備をする。
今日は奏歌くんとピザトーストを作った。
パンの上にトマトソースを塗って、ソーセージと玉ねぎを乗せて、チーズをたっぷりかけて、トースターで焼くのだ。チーズが蕩けるくらいまで焼けたらトースターから出して、ミルクティーと一緒に食べる。
「奏歌くんはコーヒーは飲まないの?」
「うーん、ミルクたっぷりのカフェオレなら飲んでもいいって言われてるけど、コーヒーは自分では簡単に淹れられないからね」
コーヒーを簡単に淹れる方法。
考えても私にはいい考えが出て来ない。
コーヒーと言ったらお店で出てくるものか、美歌さんかやっちゃんが豆を挽いて丁寧に淹れてくれるものしか浮かばない。
お店のコーヒーの淹れ方なんて分かるはずがないし、美歌さんややっちゃんのように豆を挽くのは難しすぎてできそうにない。
「奏歌くんとカフェオレ……」
「海瑠さん、コンビニに行こう」
考えていると奏歌くんが私を誘ってくれた。紫外線対策に帽子と手袋を着けて近くのコンビニまで歩いていくと、奏歌くんが飲み物の棚を見ている。そこにはカフェオレも置いてあった。
「ミルクがたっぷりのカフェオレ……これならいいんじゃないかな?」
「お店じゃなくても、カフェオレが飲めるんだ」
「コーヒーショップで買ってお持ち帰りなんかもできるけど、それはちょっと、敷居が高いから」
中学生の奏歌くんにとってはコーヒーショップでお持ち帰りを頼むのは敷居が高かった。私も新しいお店に行くのは勇気が出ないので、奏歌くんと飲むのはコンビニのカフェオレでちょうどいいのかもしれない。
お会計をして家に持ち帰って、冷蔵庫に入れた。
今日のおやつのためにふわふわと有名のチーズケーキを買ってある。ホールで買ってしまったので、明日の分もある。明日は仕事だが、奏歌くんは休みなので部屋に来て食べることができる。
「コンビニでカフェオレを買って冷蔵庫に常備しておこうかな」
「それは、飲んでみて気に入ったらね」
奏歌くんの言葉に私は素直に頷いた。
マンションの前で車から降りた私の手を奏歌くんが握り締めている。
「私も必死になってて、自分でも何を言ったか分からないんだけど。奏歌くん、ほっぺた、痛くない?」
「平気だよ」
別れを惜しむ私と奏歌くんに、やっちゃんが運転席で「内臓を破裂させてやるって言ってなかった!? ヤバくない?」と震えているのは見なかったことにする。
奏歌くんが車に乗り直して、やっちゃんと奏歌くんに改めてお礼を言って私は車が走り去るのに手を振った。
もう危険はない。
SNSに投稿された妄想も津島さんが管理者に問い合わせて発信者の情報を出してもらって、あの男性と一致したことを携帯に送ってくれていた。
帰り付いた部屋は奏歌くんの気配がしない。それもそのはずだ、奏歌くんは今日は私を守るために劇団に来ていたのだ。
握り締めていてくれた手が温かい。
奏歌くんの温もりの残る手で私はご飯を炊いておにぎりにして、冷凍のお惣菜とフリーズドライのお味噌汁と一緒に食べた。お風呂に入るとここ数日の緊張が解けていく気がする。
ゆっくりとバスタブに浸かって、身体の芯まで温まってから私はバスルームを出た。髪を乾かしながらテレビを付けると、私が襲われたニュースが流れていた。
『劇団女優の瀬川海瑠さんが、ストーカー被害に遭ったとのことです。ストーカーはSNS上で瀬川さんとの妄想を繰り広げており、精神鑑定が行われると情報が入ってきました』
「精神鑑定……なんだろ」
髪を乾かし終わって津島さんに聞いてみると、精神鑑定の結果がどうであれストーカーは二度と私に近付かないと言っているし、警察も接近禁止命令を出してくれるということだった。
ロベスピエールになり切って脅したのがよかったのかもしれない。
普段の私ならば絶対に出て来ない言葉がすらすらと口から出てきた。あんな乱暴な言葉を舞台以外で使ったのは初めてだった。
テレビを消すと部屋がしんと静まり返って寒い気がしてくる。
秋公演も終わって秋も深まっていた。朝夕は冷えるようになってくる季節だ。
湯冷めしないように私は早く布団に入ることにした。
――海瑠は私に似てしまったようね
――海香は僕に似たみたいだけど
――将来海瑠が他人を傷つけることがないようになんとかしないといけないわね
両親の声が夢の中で聞こえた気がする。
――絶対に人間は傷付けることのないように暗示をかけよう
――海瑠がそれで自分の身を守れなくなったら?
――そのときは僕たちも海香もいるよ
両親が私に暗示をかけた?
これがただの夢なのか、過去の記憶なのか私にはよく分からない。
二人の声だけが聞こえて来て、私は夢の中を彷徨っていた。私は一体なんなのか。
海香は私を豹だと言うけれど、私はそんなことはないと思っている。私は可愛い子猫ちゃんなのだ。
――海瑠は可愛い子猫ちゃん。誰も傷付けない
お父さんもそう言ってくれている。
――海瑠さんが本当はどうかなんて関係ないよ。僕にとっては可愛い子猫ちゃんだから!
凛々しい奏歌くんの宣言が聞こえた瞬間、霧が晴れるように視界が明るくなって、私は目を覚ましていた。
私は子猫ちゃん。豹なんかじゃない。それは奏歌くんも認めてくれている。
これからも海香になにを言われようと私は子猫ちゃんでいていいのだと奏歌くんに背中を押された気がした。
秋公演が終わると、クリスマスの特別公演のための稽古が始まる。奏歌くんの中学校が休みの週末に休みを入れられるようになった。久しぶりに過ごす休日に奏歌くんにたっぷりと甘える。
勉強をしているときには邪魔をしないけれど、休憩をしているときには紅茶を淹れてもらったり、お膝の上に猫の姿になって頭を乗せて撫でてもらったりしていた。
「海瑠さん、毛皮がもふもふになってる」
「栄養状態がいいからかな?」
「冬が近いからかも」
寒さに備えて猫の姿は毛が増えている。寒い日は猫の姿で寝た方がいいのかもしれないと思ってしまうが、人間の姿に慣れているので一人のときに猫の姿になる気はあまりなかった。
「奏歌くんがいると、すごくリラックスするの」
「僕も海瑠さんといると寛ぐよ」
「猫の姿も、奏歌くんになら見せられる」
奏歌くんになら積極的に見せて撫でて欲しいし、奏歌くんがいないと猫の姿になる気もなくなる。ワーキャットとしてある意味本当の姿でいられるというのは、最高に奏歌くんの傍が心地よいからに違いなかった。
「海瑠さん、こんなものを持って来たんだけど」
「え?」
「ちょっと、失礼するね」
奏歌くんが取り出したのはヘアブラシに似た柄のないものだった。それで私の毛皮をわしゃわしゃとブラッシングしていく。毛皮をブラッシングされて私は気持ちよさにお腹を見せてしまう。
お腹の方もしっかりとブラッシングした奏歌くんのブラシには、たっぷりと私の黒い毛がついていた。
「そんなにもっさり抜けるものなの!?」
「季節の変わり目だから、夏毛から冬毛に生え変わってる頃じゃないかと思って持って来たんだ」
抜けた夏毛を奏歌くんはしっかりとブラッシングで取って処理してくれる気だったようだ。ブラシについた毛を取って奏歌くんがゴミ箱に捨てる。ブラッシングは気持ちよかったので、そのブラシは私用にこの部屋に置いておいてもらうことにした。
「すごく気持ちよかったから、私も奏歌くんにしたい」
「え? 蝙蝠はそんなに毛が抜けないと思うんだけど」
「そうか……残念」
肩を落とした私に奏歌くんが蝙蝠の姿になってくれる。手の平からはみ出る大きさになったけれど、落ちるほどではないので奏歌くんのふわふわの毛を撫でる。体が小さいのでブラシを使ったら傷付けてしまいそうな気がしたのだ。
何度も撫でていると奏歌くんが欠伸をした。
うとうとと眠り始めている奏歌くんを猫の姿の私の毛に埋めて、ハンモックで少しだけ眠った。お昼ご飯前には起きて人間の姿に戻ってお昼ご飯の準備をする。
今日は奏歌くんとピザトーストを作った。
パンの上にトマトソースを塗って、ソーセージと玉ねぎを乗せて、チーズをたっぷりかけて、トースターで焼くのだ。チーズが蕩けるくらいまで焼けたらトースターから出して、ミルクティーと一緒に食べる。
「奏歌くんはコーヒーは飲まないの?」
「うーん、ミルクたっぷりのカフェオレなら飲んでもいいって言われてるけど、コーヒーは自分では簡単に淹れられないからね」
コーヒーを簡単に淹れる方法。
考えても私にはいい考えが出て来ない。
コーヒーと言ったらお店で出てくるものか、美歌さんかやっちゃんが豆を挽いて丁寧に淹れてくれるものしか浮かばない。
お店のコーヒーの淹れ方なんて分かるはずがないし、美歌さんややっちゃんのように豆を挽くのは難しすぎてできそうにない。
「奏歌くんとカフェオレ……」
「海瑠さん、コンビニに行こう」
考えていると奏歌くんが私を誘ってくれた。紫外線対策に帽子と手袋を着けて近くのコンビニまで歩いていくと、奏歌くんが飲み物の棚を見ている。そこにはカフェオレも置いてあった。
「ミルクがたっぷりのカフェオレ……これならいいんじゃないかな?」
「お店じゃなくても、カフェオレが飲めるんだ」
「コーヒーショップで買ってお持ち帰りなんかもできるけど、それはちょっと、敷居が高いから」
中学生の奏歌くんにとってはコーヒーショップでお持ち帰りを頼むのは敷居が高かった。私も新しいお店に行くのは勇気が出ないので、奏歌くんと飲むのはコンビニのカフェオレでちょうどいいのかもしれない。
お会計をして家に持ち帰って、冷蔵庫に入れた。
今日のおやつのためにふわふわと有名のチーズケーキを買ってある。ホールで買ってしまったので、明日の分もある。明日は仕事だが、奏歌くんは休みなので部屋に来て食べることができる。
「コンビニでカフェオレを買って冷蔵庫に常備しておこうかな」
「それは、飲んでみて気に入ったらね」
奏歌くんの言葉に私は素直に頷いた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。
カレンと晴人はその後、どうなる?
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる