8 / 11
君は誰にも 3
しおりを挟む
実験のことがあってから、サムエルはハーロルトとよく連絡をとるようになった。お互いに自分の恋愛の悩みを打ち明けるだけだが、明るくて聞き上手のハーロルトと話しているとサムエルは弟ができたかのような喜びと楽しさを感じる。
アルミロの眼中に自分はないとメッセージでこぼすハーロルトは、ジャンと付き合う前のサムエルそのものだった。今も、サムエルはジャンとセックスをする回数が少ないのに、不満を覚えて、愛を疑いかけている。
そもそも、ジャンという男は家事や仕事は非常にまめで繊細だが、愛をこまめに囁くわけでもないし、情事に浸っているときですら、愛しているの一言ももらえた試しはない。
抱かれながら耳元で「愛している」と囁かれたら、それだけで絶頂を迎えられそうなくらいサムエルはジャンを欲しているし、愛していた。
『サムが攻めてみたら?』
ハーロルトから届いたメッセージに、サムエルは携帯電話の画面を見つめたまま固まってしまう。愛しさが募りすぎて、眠っているジャンのうなじに歯形がつくくらい噛みついてしまったことがある。あのとき、ねぼけていたんだろうとジャンは深く気にしなかったが、寝ているときに襲われたらさすがに激怒するだろう。別れ話に発展するかもしれない。
ジャンと付き合うまではサムエルはαという性質上、そっち側ばかりをしていたから、下手であるとは思わない。準備段階でメロメロにされてしまうくらいに、ジャンほど丁寧だとは思わないが、決して最悪ではないと自覚している。
『一度、話してみようかな』
メッセージを返して、サムエルはスーツのジャケットを羽織って退勤した。季節は秋に差し掛かり、涼しい日も増えてきたが、筋肉量が多いので代謝がいいのだろうサムエルは、まだ汗をかく。その匂いとか、太っているから汗っかきなのだろうと言われそうなところとか、とにかく、そういうのは嫌いだったが、ジャンの部屋で倒れたときから、水分補給はまめにするように言われていた。
駐車場に行って車に乗り込んで、ジャンの部屋に向かう。部屋の近くの駐車場を借りるようになってから、サムエルはすっかりジャンの部屋に入り浸っていた。プライベート空間を侵されるというような思想はないらしく、ジャンはサムエルが部屋にいても特に気にはしない。気にしないで作業部屋にこもっているのも、本当に気を遣わないでいてくれると嬉しい反面、リビングでノートパソコンを広げて書類仕事をしつつ、サムエルは寂しくもあった。
ハーフアップの肩を越す鮮やかな赤い髪、クールな緑の目。
あの髪が自分の下で乱れて、緑の目が情欲に潤むのを想像すると、なんともいえない背徳のようなものを感じて、サムエルは唾を飲み込む。
シャワーを浴びて、部屋着に着替えてリビングでノートパソコンを広げながら寛いでいると、ジャンが帰ってきて玄関の鍵を開けた音がした。立ち上がりかける腰を落ち着け、飛び付かないようにサムエルは自制する。ただでさえ、サムエルの方が身長は10センチ以上、体重は20キロ近く大きいのだ。決して太っているわけではなく、筋肉が付いていて大柄なだけだとジャンは言ってくれるが、ほっそりとして美しいたたずまいのジャンと並ぶと、それも劣等感を抱く要因でしかない。そんな大男が飛び付いたらジャンもうっとうしいだろうと思うが、近付いて来て、「ただいま」と囁いて、ソファの後ろから耳の後ろに軽くキスをされると、サムエルは耐えられなくなってしまう。
「お帰り、ジャン」
ソファを乗り越えるようにして抱き付いてから、体重をかけられてジャンが支えきれずによろけたのに、サムエルは慌てて足を踏ん張った。結果、ジャンの方がサムエルの腕に押し込められる形になる。
「そんなに腹が減ったのか? 晩ご飯、ラザニアとサラダ買ってきた」
買ってきた料理の入った紙袋がつぶされないように、両腕を広げて避けているジャンに、サムエルは単刀直入に申し出た。
「君を、僕が抱くっていうのは、だめ、かな?」
おずおずと口にした問いかけに、ジャンのつり気味の短い眉が片方上がる。
「したいのか?」
「そりゃ、僕も、男だしαだし」
ぼそぼそと不明瞭な声で答えると、ジャンはサムエルに紙袋を押し付けて、「それ、温めて待ってろ」と自室に入って行った。サラダは白い大きな陶器のボウルに入れて、ラザニアはレンジで温めて大皿に盛る。取り皿をテーブルに並べているところに、ジャンが埃を被った重厚な金属製の道具箱を持ってきた。取っ手付きのそれを、ジャンは無造作にサムエルの足元に置く。
「これ、なに?見てもいい?」
「どうぞ」
何でもないことのように言って、椅子についてラザニアとサラダを自分とサムエルの分取り分けるジャンを横目で伺いながら、サムエルはその箱を開けた。
そして、閉じた。
「ど、どういう、こと、かな?」
明らかに動揺しているサムエルに、ジャンは座るように促してフォークを手渡す。
「喰いながら話そう」
「食べながら、する話じゃない、気がする」
視線を道具箱に投げてから、サムエルはジャンに目を向けたが、ジャンはサムエルの方を見ずに、ラザニアにフォークを突き立てている。
中に入っていたのは、拘束具(ハーネス)や口枷(ボールギャグ)などの不穏なものと、縄と、縄の結び方マニュアルっぽい本だった。
「そういう趣味が、あったの?」
恐る恐る問いかけると、ラザニアを咀嚼して飲み込み、ジャンが首を振る。
「ないよ」
「じゃあ、どうしてこんなもの持ってて、僕に見せるの?」
半ば泣きたいような気持で問いかけるサムエルに、ジャンは緑の目を瞬かせた。
「サムを噛みたくないし、殴り合いもしたくない」
「ど、どういう、意味?」
破局の予感かとフォークを持つ手が震えるサムエルに、ジャンはサラダにフォークを突き刺す。
「前の相手のときは、足を固定するのを忘れてたから、蹴って病院送りにしたんだよ。あれはもう繰り返したくない」
「病院送りにするくらい、て、抵抗したの?」
目を剥くほど驚いているサムエルは、小さい頃から穏やかな気性で、誰かと殴り合いなどしたことがない。口喧嘩ですらほとんどしたことがないのだ。それが、病院送りにしたくないから、抱くときには完璧に固定してくれと言われて驚かないわけがない。
「俺の方も、結構、パニックになってたから、病院で鎮静剤打たれたけど、まぁ、自業自得だな」
「それって、笑いごとじゃないよね!」
はははと声を上げて笑ったジャンに、サムエルは思わず椅子から立ち上がってしまう。
そのときのジャンのパートナーはパニックに陥って鎮静剤を打たれなければいけないような状態になるくらい、抱かれることに抵抗するジャンに不信感を抱かなかったのだろうか。心配に思わなかったのだろうか。
そのことを問いかけると、「プレイの一種と思ってた」と答えられて、サムエルは頭を抱える。
「それくらい、抱かれる方、嫌なんでしょ?それなら、それでいいんだよ。僕、無理に抱こうとか思ってない。ジャンが抱く方で、満足してる」
「そうか、それなら良かった」
そのまま話題を終わらせかねないジャンに、サムエルは詰め寄った。
「聞いていいのか分からないけど……もう二度と、僕が馬鹿な考えを起こして、君を傷付けたりしないように、理由を、聞かせてもらえる?」
相手を病院送りにするくらい暴れるというのは尋常ではないとサムエルは思っていた。サムエルも喧嘩や荒事は苦手な方だが、ジャンも暴力を積極的に振るうタイプではない。多少口の悪いところはあっても、手を上げたりは決してしないし、態度はどちらかというと世話焼きで優しい。
「俺もあまり記憶にないんだが、俺の父親という男が、俺になにかしたらしい。それで、両親が離婚して、母親が父親に接近禁止命令を出してもらってた」
本当に記憶にないのだろう、他人事のように言うジャンに、サムエルはぞっとした。覚えていられないくらいのことをされたかもしれないのに、サムエルや前のパートナーが求めたら、自分を抱くことを許そうとするジャンが、酷く危うく思えてならない。
「君を守りたい。君を誰にも渡したくない」
手を伸ばしてジャンの手を握ると、ジャンは顔を歪めて鼻で笑った。
「守ってもらうほど弱くない」
それでも、強気で自信満々のジャンの危うい一面を見たような気がして、サムエルは気が気ではなかった。
ジャンがワンピースを着て帰って来た少年の日に、泣きながら服を届けに行ったら、ジャンの母親はサムエルを抱きしめて「ありがとう」と泣いたのを覚えている。あのときの涙の意味が分かったような気がして、サムエルはジャンをますます愛しいと思った。
アルミロの眼中に自分はないとメッセージでこぼすハーロルトは、ジャンと付き合う前のサムエルそのものだった。今も、サムエルはジャンとセックスをする回数が少ないのに、不満を覚えて、愛を疑いかけている。
そもそも、ジャンという男は家事や仕事は非常にまめで繊細だが、愛をこまめに囁くわけでもないし、情事に浸っているときですら、愛しているの一言ももらえた試しはない。
抱かれながら耳元で「愛している」と囁かれたら、それだけで絶頂を迎えられそうなくらいサムエルはジャンを欲しているし、愛していた。
『サムが攻めてみたら?』
ハーロルトから届いたメッセージに、サムエルは携帯電話の画面を見つめたまま固まってしまう。愛しさが募りすぎて、眠っているジャンのうなじに歯形がつくくらい噛みついてしまったことがある。あのとき、ねぼけていたんだろうとジャンは深く気にしなかったが、寝ているときに襲われたらさすがに激怒するだろう。別れ話に発展するかもしれない。
ジャンと付き合うまではサムエルはαという性質上、そっち側ばかりをしていたから、下手であるとは思わない。準備段階でメロメロにされてしまうくらいに、ジャンほど丁寧だとは思わないが、決して最悪ではないと自覚している。
『一度、話してみようかな』
メッセージを返して、サムエルはスーツのジャケットを羽織って退勤した。季節は秋に差し掛かり、涼しい日も増えてきたが、筋肉量が多いので代謝がいいのだろうサムエルは、まだ汗をかく。その匂いとか、太っているから汗っかきなのだろうと言われそうなところとか、とにかく、そういうのは嫌いだったが、ジャンの部屋で倒れたときから、水分補給はまめにするように言われていた。
駐車場に行って車に乗り込んで、ジャンの部屋に向かう。部屋の近くの駐車場を借りるようになってから、サムエルはすっかりジャンの部屋に入り浸っていた。プライベート空間を侵されるというような思想はないらしく、ジャンはサムエルが部屋にいても特に気にはしない。気にしないで作業部屋にこもっているのも、本当に気を遣わないでいてくれると嬉しい反面、リビングでノートパソコンを広げて書類仕事をしつつ、サムエルは寂しくもあった。
ハーフアップの肩を越す鮮やかな赤い髪、クールな緑の目。
あの髪が自分の下で乱れて、緑の目が情欲に潤むのを想像すると、なんともいえない背徳のようなものを感じて、サムエルは唾を飲み込む。
シャワーを浴びて、部屋着に着替えてリビングでノートパソコンを広げながら寛いでいると、ジャンが帰ってきて玄関の鍵を開けた音がした。立ち上がりかける腰を落ち着け、飛び付かないようにサムエルは自制する。ただでさえ、サムエルの方が身長は10センチ以上、体重は20キロ近く大きいのだ。決して太っているわけではなく、筋肉が付いていて大柄なだけだとジャンは言ってくれるが、ほっそりとして美しいたたずまいのジャンと並ぶと、それも劣等感を抱く要因でしかない。そんな大男が飛び付いたらジャンもうっとうしいだろうと思うが、近付いて来て、「ただいま」と囁いて、ソファの後ろから耳の後ろに軽くキスをされると、サムエルは耐えられなくなってしまう。
「お帰り、ジャン」
ソファを乗り越えるようにして抱き付いてから、体重をかけられてジャンが支えきれずによろけたのに、サムエルは慌てて足を踏ん張った。結果、ジャンの方がサムエルの腕に押し込められる形になる。
「そんなに腹が減ったのか? 晩ご飯、ラザニアとサラダ買ってきた」
買ってきた料理の入った紙袋がつぶされないように、両腕を広げて避けているジャンに、サムエルは単刀直入に申し出た。
「君を、僕が抱くっていうのは、だめ、かな?」
おずおずと口にした問いかけに、ジャンのつり気味の短い眉が片方上がる。
「したいのか?」
「そりゃ、僕も、男だしαだし」
ぼそぼそと不明瞭な声で答えると、ジャンはサムエルに紙袋を押し付けて、「それ、温めて待ってろ」と自室に入って行った。サラダは白い大きな陶器のボウルに入れて、ラザニアはレンジで温めて大皿に盛る。取り皿をテーブルに並べているところに、ジャンが埃を被った重厚な金属製の道具箱を持ってきた。取っ手付きのそれを、ジャンは無造作にサムエルの足元に置く。
「これ、なに?見てもいい?」
「どうぞ」
何でもないことのように言って、椅子についてラザニアとサラダを自分とサムエルの分取り分けるジャンを横目で伺いながら、サムエルはその箱を開けた。
そして、閉じた。
「ど、どういう、こと、かな?」
明らかに動揺しているサムエルに、ジャンは座るように促してフォークを手渡す。
「喰いながら話そう」
「食べながら、する話じゃない、気がする」
視線を道具箱に投げてから、サムエルはジャンに目を向けたが、ジャンはサムエルの方を見ずに、ラザニアにフォークを突き立てている。
中に入っていたのは、拘束具(ハーネス)や口枷(ボールギャグ)などの不穏なものと、縄と、縄の結び方マニュアルっぽい本だった。
「そういう趣味が、あったの?」
恐る恐る問いかけると、ラザニアを咀嚼して飲み込み、ジャンが首を振る。
「ないよ」
「じゃあ、どうしてこんなもの持ってて、僕に見せるの?」
半ば泣きたいような気持で問いかけるサムエルに、ジャンは緑の目を瞬かせた。
「サムを噛みたくないし、殴り合いもしたくない」
「ど、どういう、意味?」
破局の予感かとフォークを持つ手が震えるサムエルに、ジャンはサラダにフォークを突き刺す。
「前の相手のときは、足を固定するのを忘れてたから、蹴って病院送りにしたんだよ。あれはもう繰り返したくない」
「病院送りにするくらい、て、抵抗したの?」
目を剥くほど驚いているサムエルは、小さい頃から穏やかな気性で、誰かと殴り合いなどしたことがない。口喧嘩ですらほとんどしたことがないのだ。それが、病院送りにしたくないから、抱くときには完璧に固定してくれと言われて驚かないわけがない。
「俺の方も、結構、パニックになってたから、病院で鎮静剤打たれたけど、まぁ、自業自得だな」
「それって、笑いごとじゃないよね!」
はははと声を上げて笑ったジャンに、サムエルは思わず椅子から立ち上がってしまう。
そのときのジャンのパートナーはパニックに陥って鎮静剤を打たれなければいけないような状態になるくらい、抱かれることに抵抗するジャンに不信感を抱かなかったのだろうか。心配に思わなかったのだろうか。
そのことを問いかけると、「プレイの一種と思ってた」と答えられて、サムエルは頭を抱える。
「それくらい、抱かれる方、嫌なんでしょ?それなら、それでいいんだよ。僕、無理に抱こうとか思ってない。ジャンが抱く方で、満足してる」
「そうか、それなら良かった」
そのまま話題を終わらせかねないジャンに、サムエルは詰め寄った。
「聞いていいのか分からないけど……もう二度と、僕が馬鹿な考えを起こして、君を傷付けたりしないように、理由を、聞かせてもらえる?」
相手を病院送りにするくらい暴れるというのは尋常ではないとサムエルは思っていた。サムエルも喧嘩や荒事は苦手な方だが、ジャンも暴力を積極的に振るうタイプではない。多少口の悪いところはあっても、手を上げたりは決してしないし、態度はどちらかというと世話焼きで優しい。
「俺もあまり記憶にないんだが、俺の父親という男が、俺になにかしたらしい。それで、両親が離婚して、母親が父親に接近禁止命令を出してもらってた」
本当に記憶にないのだろう、他人事のように言うジャンに、サムエルはぞっとした。覚えていられないくらいのことをされたかもしれないのに、サムエルや前のパートナーが求めたら、自分を抱くことを許そうとするジャンが、酷く危うく思えてならない。
「君を守りたい。君を誰にも渡したくない」
手を伸ばしてジャンの手を握ると、ジャンは顔を歪めて鼻で笑った。
「守ってもらうほど弱くない」
それでも、強気で自信満々のジャンの危うい一面を見たような気がして、サムエルは気が気ではなかった。
ジャンがワンピースを着て帰って来た少年の日に、泣きながら服を届けに行ったら、ジャンの母親はサムエルを抱きしめて「ありがとう」と泣いたのを覚えている。あのときの涙の意味が分かったような気がして、サムエルはジャンをますます愛しいと思った。
5
あなたにおすすめの小説
起きたらオメガバースの世界になっていました
さくら優
BL
眞野新はテレビのニュースを見て驚愕する。当たり前のように報道される同性同士の芸能人の結婚。飛び交うα、Ωといった言葉。どうして、なんで急にオメガバースの世界になってしまったのか。
しかもその夜、誘われていた合コンに行くと、そこにいたのは女の子ではなくイケメンαのグループで――。
Bランク冒険者の転落
しそみょうが
BL
幼馴染の才能に嫉妬したBランク冒険者の主人公が、出奔した先で騙されて名有りモブ冒険者に隷属させられて性的に可哀想な日々を過ごしていたところに、激重友情で探しに来た粘着幼馴染がモブ✕主人公のあれこれを見て脳が破壊されてメリバ風になるお話です。
◯前半は名有りモブ✕主人公で後半は幼馴染✕主人公
◯お下品ワードがちょいちょい出てきて主人公はずっと性的に可哀想な感じです(・_・;)
◯今のところほとんどのページにちょっとずつ性描写があります
オメガ公子とアルファ王子の初恋婚姻譚
須宮りんこ
BL
ノアメット公国の公子であるユーリアスは、二十三歳のオメガだ。大寒波に襲われ、復興の途にある祖国のためにシャムスバハル王国のアルファ王子・アディムと政略結婚をする。
この結婚に気持ちはいらないとアディムに宣言するユーリアスだが、あるときアディムの初恋の相手が自分であることを知る。子どもっぽいところがありつつも、単身シャムスバハルへと嫁いだ自分を気遣ってくれるアディム。そんな夫にユーリアスは徐々に惹かれていくが――。
寡黙なオオカミαにストーカー気質のネコΩが嫁いだ話
かとらり。
BL
誰もがケモミミとバース性を持つ世界。
澪は猫種のΩだった。
引っ込み思案の澪は半ばストーカーのように密かに追いかけている憧れの人がいる。
狼種のαの慶斗だ。
そんな慶斗にいきなり嫁ぐことが決定した澪。話しかけるのも無理なのに結婚なんてできるの?
しかも慶斗は事情があるらしくー…
その執着、愛ですか?~追い詰めたのは俺かお前か~
ちろる
BL
白鳳出版に勤める風間伊吹(かざまいぶき)は
付き合って一年三ヶ月になる恋人、佐伯真白(さえきましろ)の
徐々に見えてきた異常な執着心に倦怠感を抱いていた。
なんとか元の真白に戻って欲しいと願うが──。
ヤンデレ先輩×ノンケ後輩。
表紙画はミカスケ様のフリーイラストを
拝借させて頂いています。
Ωの愛なんて幻だ
相音仔
BL
男性オメガの地位が最底辺の世界から、Ωが大事に愛しまれている世界へと迷い込んでしまった青年。
愛されているのは分かるのに、育った世界の常識のせいで、なかなか素直になれない日々。
このひとの愛はホンモノなのだろうか?自分はいったいどうすればいいのだろう。
「Ωの愛なんて幻だ」そう思っていた青年が答えを見つけるまでの物語。
※この小説はムーンライトノベルズでも投稿しています。向こうでは完結済み。
投稿は基本毎日22時。(休日のみ12時30と22時の2回)
・固定CP α(貴族・穏やか・敬語・年上)×Ω(幸薄・無気力・流されやすい・年下)
・ちょっと不思議な設定がある程度でファンタジー(魔法)割合は低め。
・オメガバースで本番ありなので、18歳未満の方はNG。そこそこの描写がある回はタイトルまえに※入れてあります。
八月は僕のつがい
やなぎ怜
BL
冬生まれの雪宗(ゆきむね)は、だからかは定かではないが、夏に弱い。そして夏の月を冠する八月(はつき)にも、弱かった。αである八月の相手は愛らしい彼の従弟たるΩだろうと思いながら、平凡なβの雪宗は八月との関係を続けていた。八月が切り出すまでは、このぬるま湯につかったような関係を終わらせてやらない。そう思っていた雪宗だったが……。
※オメガバース。性描写は薄く、主人公は面倒くさい性格です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる