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第五章 カレンの故郷
第六十五話 扉の先には
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翌朝、朝一番で寺院跡地へと『暁と盃』を案内する。
道案内はガルシアを先頭にしているが、調査隊の場所を挟む形でマスタングも走っていた。
寺院跡地に到着したのは、モニターで見ると午前9時だった。
拠点をダンジョンへの階段から少し離れた所に設置していく。
イズミはその拠点からも少し距離を置いてマスタングを駐車した。
マスタングに何かを頼んだ際、何かと音が響くからである。
調査隊はダンジョン近辺を一通り見て回っている。
最初に届いた報告との相違点があるか、調べているのだろう。
「そう言えばマスタング。昨日の夜の斥候に気が付かなかったか?」
昨日の夜、イズミは目の前のヴォルハイムに気を取られて別の場所にいた斥候に気付かなかった。
「マスターが私の側に居ましたので、攻撃してきても魔法防御壁で防げました」
問題無しと判断した訳か。
イズミはポケットに仕舞っていたライトをグローブボックスに入れた。
「コイツでは俺が周囲を確認するには厳しいな。もう少し明るくて戦闘にも使えるのに更新したい」
マスタングから返事が来た。
「では、コチラはどうでしょうか?」
モニターに映ったのは、回転止めが付いたライトだった。
点灯方法はテール部分の回転か、底部のスイッチを押し込むタイプだった。
「それにしよう」
マスタングに実体化を頼むと、直ぐに完了したのかグローブボックスが開いた。
そこにはライトとライト用のポーチが入っていた。
試しに明かりを付けると、毎度お馴染みになりつつある白熱電球のような色だったが、かなり眩しい光を照射してくれそうだ。
ライトの底部のスイッチはゴムでは無く、代わりに魔石が見えていた。
押すと明かりが付くが、クリック感は無かった。
押している時だけ点灯するようだ。
ポーチをベルトに付けてライトを仕舞う。
マスタングから降りたらトランクを開けてソードオフのショットガンとシェルポーチを取り出す。
使うは分からないが、他のショットガンよりはコンパクトなので持っておく事にした。
カレンもクロスボウの準備を済ませており、調査隊の様子を伺っていた。
「入口の門までは案内します」
ガルシア達を地上に残して、カレンが先導で足元を照らしつつ階段を下り始めた。
広場に到着すると、調査隊が荷物を広げた。
ダンジョン調査用の魔道具らしいが、パッと見は黒い箱だ。
「この箱をダンジョンに設置すると、ダンジョンの規模や階層を調べてくれるんだ」
剣士の1人が教えてくれた。
「だが、最後は冒険者の目で判断する事になるがな」
イズミは床に座って扉を見つめた。
扉の向こうに興味はあるが、今の装備的に不安が出て来たからだ。
もう少し火力があった方が良かったかと?と。
「準備出来ました」
魔法使い2人が剣士に報告した。
「では、扉を開けよう」
剣士が2人がかりで扉を開いた。
薄暗い広場に光が入り込んで来る。
「…間違い無い。ここはダンジョンだな」
剣士が呟いた。
イズミは目を細めて扉の向こうを見た。
扉の向こうには、森林地帯が広がっていた。
道案内はガルシアを先頭にしているが、調査隊の場所を挟む形でマスタングも走っていた。
寺院跡地に到着したのは、モニターで見ると午前9時だった。
拠点をダンジョンへの階段から少し離れた所に設置していく。
イズミはその拠点からも少し距離を置いてマスタングを駐車した。
マスタングに何かを頼んだ際、何かと音が響くからである。
調査隊はダンジョン近辺を一通り見て回っている。
最初に届いた報告との相違点があるか、調べているのだろう。
「そう言えばマスタング。昨日の夜の斥候に気が付かなかったか?」
昨日の夜、イズミは目の前のヴォルハイムに気を取られて別の場所にいた斥候に気付かなかった。
「マスターが私の側に居ましたので、攻撃してきても魔法防御壁で防げました」
問題無しと判断した訳か。
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「コイツでは俺が周囲を確認するには厳しいな。もう少し明るくて戦闘にも使えるのに更新したい」
マスタングから返事が来た。
「では、コチラはどうでしょうか?」
モニターに映ったのは、回転止めが付いたライトだった。
点灯方法はテール部分の回転か、底部のスイッチを押し込むタイプだった。
「それにしよう」
マスタングに実体化を頼むと、直ぐに完了したのかグローブボックスが開いた。
そこにはライトとライト用のポーチが入っていた。
試しに明かりを付けると、毎度お馴染みになりつつある白熱電球のような色だったが、かなり眩しい光を照射してくれそうだ。
ライトの底部のスイッチはゴムでは無く、代わりに魔石が見えていた。
押すと明かりが付くが、クリック感は無かった。
押している時だけ点灯するようだ。
ポーチをベルトに付けてライトを仕舞う。
マスタングから降りたらトランクを開けてソードオフのショットガンとシェルポーチを取り出す。
使うは分からないが、他のショットガンよりはコンパクトなので持っておく事にした。
カレンもクロスボウの準備を済ませており、調査隊の様子を伺っていた。
「入口の門までは案内します」
ガルシア達を地上に残して、カレンが先導で足元を照らしつつ階段を下り始めた。
広場に到着すると、調査隊が荷物を広げた。
ダンジョン調査用の魔道具らしいが、パッと見は黒い箱だ。
「この箱をダンジョンに設置すると、ダンジョンの規模や階層を調べてくれるんだ」
剣士の1人が教えてくれた。
「だが、最後は冒険者の目で判断する事になるがな」
イズミは床に座って扉を見つめた。
扉の向こうに興味はあるが、今の装備的に不安が出て来たからだ。
もう少し火力があった方が良かったかと?と。
「準備出来ました」
魔法使い2人が剣士に報告した。
「では、扉を開けよう」
剣士が2人がかりで扉を開いた。
薄暗い広場に光が入り込んで来る。
「…間違い無い。ここはダンジョンだな」
剣士が呟いた。
イズミは目を細めて扉の向こうを見た。
扉の向こうには、森林地帯が広がっていた。
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