ガチャから始まる錬金ライフ

盾乃あに

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C級

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「おっし!」
「はぁ、危なかっただろ!」
「いやぁ、スリリングだね」
「カエデ、心臓に悪いよ」
 突っ込んでいくカエデを止めることも大変だ。
 もう48階層、そろそろ寝床を探さないとな!
「とにかくセーフティーゾーン探すぞ?」
「おう!」

 時計はもう21時を過ぎている。
 ようやく見つけたセーフティーゾーンでテントを広げる。
「これでようやく休まるな」
「飯どうする?」
「あぁ、俺が持ってるからやるよ」
 と飯を配る。
「カレーだ!カツカレーだぁ!」
「子供か!?」
「だってダンジョンの中で大好物が食えるなんてないでしょ!」
「次からはポーチに入れれるだろ?」
「!!?」
 そんなに驚くことかね。

「ごっつぉーさんでした!」
「ご馳走様です」
 と2人も食い終わったので、
「おう!んでさ、一つ気になってたことを聞いていいか?」
「なんだ?」
「お前の男言葉はなんでだ?」
「あー、中高一貫の女子校で、短髪で男みたいだったからその名残かな?ちゃんとした言葉も使えるわよ?」
「へぇ、じゃあ、女なんだな?」
「おう!こんな言葉遣いだけどな!」
「ならいいや!」
 良かった、一つ謎が解けた感があるな!

 それからも駄弁って眠くなったら寝る。

 翌朝、朝飯を食ってからテントをたたみ、下の階層を目指す。

 50階層に降りるとさすがに緊張したのか口数が減っている。
「なんだ?ビビったのか?」
「ん、んなことねぇよ!」
 やっぱ緊張するんだな。
「よし行くぞ!」
「「はい」」
 中に入ると、
「で、でけぇ!」
「ウインドカッター!!」
 足を狙って風の魔法を使う。
 嫌がるヒュージタウラスに斬りかかるカエデは角で弾かれる。
「カエデ!!」
「だ、大丈夫!」
「ファイヤーランス!」
 カレンが足を狙って炎の槍を当てると体制を崩すヒュージタウラス。
「ナイスカレン!」
 雷鳴の短剣で切り刻めば痺れてくれるので、
「ファイヤーピラー!」
「サイクロン!」
 炎の竜巻に巻き込まれてようやく倒せた。

「カエデ!大丈夫か!?」
「いてて、ちょっとどじった」
「たく!飲め!」
 脇腹を抑えてるカエデにポーションを飲ませると、なんとか落ち着いたようだ。
「勝手に行くなよな!」
「はい、すいませんでした」
「まぁ、無事だったから良かったがな」
 とに猪突猛進すぎるな。
 まぁ、これで少しは大人しくなるだろう。

「よし!ドロップにタウラスの角があったよ!」
「ん?それがどうしたんだ?」
「これがC級の昇格基準なの!」
「ほう、なら俺らは」
「C級だよ!」
 で宝箱からはタウラスソードと言う大剣が手に入ったが、カエデには重過ぎて使えないと言うことで俺がもらった。
 ここにも光水晶などの素材があったので取ってから、
「よし、帰るぞ?」
「おう!」
「はい!」
 とモノリスで10階層まで行き、あとはサッサと上に登って行く。
 改札を通り、カウンターに行きC級へと昇格基準を満たしたことを証明する。
 シルバーのカードに変わり、Cの文字が書いてある。
「やった!F級から一気にC級に変わった!」
「え!今までF級だったの?」

「いやいや、そうでしょ?冒険者登録した時に聞いてるはずだけど?」
 カレンが呆れている。
「随分前にとったから忘れてたよ」
「あはは、ヤトもバカだな」
「いたっ」
 カエデにゲンコツを落とす。
「カエデに言われたくないよ」
「叩くことないだろ!」
 涙目のカエデ。

「じゃあB級に上がるには?」
「どこかのダンジョンを攻略しないといけない」
 カレンから本気なのを感じる。
「ま、楽勝でしょ!」
「あのなぁ、楽ではないだろ?」
「攻略できそうなダンジョンを選べばいいだけよ?」
 とカレンが言う。
 そんなこと言われてもそんなダンジョン知らないしな。
「どっかあるのか?」
「それは探してみないとね」
「C級でよくないか?」

「「よくない!」」
 よくないのかぁ、
「まぁ、急がなくてもいいだろ」

「まあね、上がったばっかりだし」
 魔石と素材を俺の分引いて換金してもらうと2人とも60万ずつくらいあった。
「ほぉー、いいね!」
「ヤトはいいの?」
「まあな、いつものことだ」
 これでガチャやネット通販しないといけないしな。

「よし!飲みに行こうぜ」
「私は焼肉がいい」
「じゃあ、焼肉で!」
 と焼肉店にいき、
「「「カンパーイ」」」
「それにしてもメンバー増やさないとな」
 肉を焼きながらそういうと、
「ん?3人でよくないか?」
「いや。タンクに回復とかいるでしょ?」
 と肉に手をつける。
「まぁな、役割分担は必要だわな」
「もぐもぐ、そうかぁ?」
「うまっ!ちなみにリーダーがこれだからね」
「あぁ」
「どう言うことだよ?」
「来ない時があるじゃん!」
 と肉をひっくり返す。
「それは仕方ない」

「まぁ俺がいない間でもレベル上げできるようにか?」
「そうそう!じゃないと上にいけないもの!」
「もぐもぐ」
 そうだよなぁ、いいのがいればいいけどな。

「どうすんだ?募集でもするのか?」
「もぐもぐ」
「うーん、私も探してみるよ」
「もぐもぐ」
 カエデは食ってばっかりだな。
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