140 / 170
魔石補充
しおりを挟む
今日は魔人国に来ている。
「よっ!どうだ?」
「おお、主人!まぁようやく格好がついて来たところじゃよ」
と話すのは異世界で頑張っているツクヨ。
「へぇ、『ドワーフ』は炭鉱近辺に、『エルフ』は森の中に村を作ったのか」
「まぁ、適材適所でここから街にしていくからのう。グラムが頑張っておるよ」
「そうか、なら良かったな!」
「ジョブを持ったものも多いから、それなりに早い立ち上がりじゃ」
『選別の丘』も無駄にはならなかったようだな。
「人国も動きがあったみたいでまた奴隷を作ろうとしとるからわしが行って戦力の差を見せつけて来たのじゃ!」
「へぇ、懲りない奴らだな」
「じゃな、これからは街が三つになるからそれだけで牽制にもなるしのぉ」
とテーブルの上のコマを指差す。
たしかにエルフと魔人の街はちょうど平行になっていて後ろにはドワーフの街があるからこれを落とすのは大変だろうな。
とりあえず食料として色々買って来たから置いていく。
「カップ麺なのじゃ!やったのじゃ!」
とまぁ、喜んでいるからいいか。
「そんじゃあ、頑張れよ!」
「もう帰るのかぇ?」
「まぁ、こっちの現状も分かったしな!じゃあな!」
「またのぉ!」
部屋に戻ってくると、
『にゃ?どうだったにゃ?』
「まぁ、うまく行ってるみたいだな」
『そうにゃ!それはよかったにゃ!』
そうそう、そろそろヤトベースの防具や武器が無くなって来たんだった。
「久しぶりの『ガチャ』だな」
『よ!まってたにゃ!』
久しぶりだから回そうかと思ったら魔石が心許ないな。
「『プライド』に行ってくるわ!」
『ニャーも行くにゃ』
飛び上がるとテンを肩に乗せ、2人で『プライド』にいく。
この前はここでマネージャーが立ちはだかったが、そんなこともなく。
寒いなか歩いて『プライド』まで行く。
店に入ると暖房が効いていて暖かいので顔がピリピリするな。
「いらっしゃいませ、どうされました?」
「いや、魔石を買いに来たんだよ」
「そういえば最近忙しそうでしたもんね」
「悪いな、で?魔石はあるかい?」
「はい、取っておいてありますから」
「じゃあそれ全部買うよ」
「分かりました」
用意してくれてる間に店内を見ると飾られている『ルベル』のレプリカの前でみんな写真を撮ったりしている。
「こちらになりますね」
「あぁ、ありがとう」
とインベントリに入れていく。
カードを渡して購入する。
「あ、TSや視力を作っておいてもらえますか?」
「あぁ、なんでだ?」
「海外の錬金術師が欲しがってるんですよ」
「あぁ、作り方か」
「そうですね、材料さえわかれば作れるらしいとの話です」
となるとそれなりにポーションは作ってるんだな。
まぁ、視力が上がれば眼鏡屋がなくなるし、TSくらいならいいのか?トランスジェンダーは無くなるよな。
「TSポーションは反転きのこと聖水だ。それくらいなら教えていいかもな」
「わ、分かりました」
「売上が下がるなら言わなくていいぞ?」
「いえ、TSポーションはこちらでも使いますからね」
「そうか、まぁ、犯罪に手を貸すなら秘匿しといたほうがいいかもな」
「うーむ、難しい所ですね」
「だろ?やっぱポーションや毒消しなんかだけ教えておいたほうがいい気がするな」
「ですね、無理やり飲ませて売春なんかに使われたら目も当てられませんからね」
「だな」
如月と喋ってると確認ができていいな。
「それじゃあな!」
「はい!ありがとうございました」
店を出るとまた寒空の中歩いて帰る。
『にゃ、寒いにゃ』
「こ、こら潜り込んでくるなよな」
『ふぅ、あったかいにゃ』
と服の中に入ってくるテン。
無事に部屋に辿り着いたので『ガチャ』をやっていく。
今日は魔石が大量にあるから220連だな。
『ガチャガチャ』
赤が14、茶が10、緑が36、青が107、紫が49、銀が2、金が1、虹が1だ。
赤は上級ポーション、最上級ポーションだな。
茶が、
・土竜の皮
・黄竜の皮
・光竜の皮
と皮ばかり増えてもな。何か作るか。
緑が、
・スライムゼリー×1kg
・ファングブルのロース肉1kg
・ファングブルのヒレ肉1kg
・七色鹿のヒレ肉1kg
・竜のバラ肉1kg
・竜の肩ロース1kg
・竜のロース肉1kg
・竜のテール肉1kg
・赤竜のサーロイン1kg
と肉が多いのでまた焼肉だなぁ。スライムゼリーも好評だったしな!
青が、
・海斗の剣
・ポイズンランス
・紫炎の短剣
・火炎盾
・聖なる杖
・聖剣グランニュート
・魔剣サラマンダー
聖剣・魔剣は売らないようにして、他は売れそうだな。
紫が、
・知識の指輪(INT50)
・飛猿の小手(AGI50)
・プラチナバレッタ(INT+DEX30)
・収納リング(収納+50)
・怪力の腕輪(STR50)
とあまり変わらないな。まぁ売れるからいいか。
銀が、
・LUK錠(LUK+20)
・STR錠(STR+30)
LUKは俺が飲んでSTRはテンかな?
金が、
・レベル上限上昇薬
ん?限界突破薬は必要ないのか?
虹が、
・世界樹の葉
うわ。また出たな。インベントリに入れとくか。
にしても上限上昇薬はガーナに聞いてみるか。
「よっ!どうだ?」
「おお、主人!まぁようやく格好がついて来たところじゃよ」
と話すのは異世界で頑張っているツクヨ。
「へぇ、『ドワーフ』は炭鉱近辺に、『エルフ』は森の中に村を作ったのか」
「まぁ、適材適所でここから街にしていくからのう。グラムが頑張っておるよ」
「そうか、なら良かったな!」
「ジョブを持ったものも多いから、それなりに早い立ち上がりじゃ」
『選別の丘』も無駄にはならなかったようだな。
「人国も動きがあったみたいでまた奴隷を作ろうとしとるからわしが行って戦力の差を見せつけて来たのじゃ!」
「へぇ、懲りない奴らだな」
「じゃな、これからは街が三つになるからそれだけで牽制にもなるしのぉ」
とテーブルの上のコマを指差す。
たしかにエルフと魔人の街はちょうど平行になっていて後ろにはドワーフの街があるからこれを落とすのは大変だろうな。
とりあえず食料として色々買って来たから置いていく。
「カップ麺なのじゃ!やったのじゃ!」
とまぁ、喜んでいるからいいか。
「そんじゃあ、頑張れよ!」
「もう帰るのかぇ?」
「まぁ、こっちの現状も分かったしな!じゃあな!」
「またのぉ!」
部屋に戻ってくると、
『にゃ?どうだったにゃ?』
「まぁ、うまく行ってるみたいだな」
『そうにゃ!それはよかったにゃ!』
そうそう、そろそろヤトベースの防具や武器が無くなって来たんだった。
「久しぶりの『ガチャ』だな」
『よ!まってたにゃ!』
久しぶりだから回そうかと思ったら魔石が心許ないな。
「『プライド』に行ってくるわ!」
『ニャーも行くにゃ』
飛び上がるとテンを肩に乗せ、2人で『プライド』にいく。
この前はここでマネージャーが立ちはだかったが、そんなこともなく。
寒いなか歩いて『プライド』まで行く。
店に入ると暖房が効いていて暖かいので顔がピリピリするな。
「いらっしゃいませ、どうされました?」
「いや、魔石を買いに来たんだよ」
「そういえば最近忙しそうでしたもんね」
「悪いな、で?魔石はあるかい?」
「はい、取っておいてありますから」
「じゃあそれ全部買うよ」
「分かりました」
用意してくれてる間に店内を見ると飾られている『ルベル』のレプリカの前でみんな写真を撮ったりしている。
「こちらになりますね」
「あぁ、ありがとう」
とインベントリに入れていく。
カードを渡して購入する。
「あ、TSや視力を作っておいてもらえますか?」
「あぁ、なんでだ?」
「海外の錬金術師が欲しがってるんですよ」
「あぁ、作り方か」
「そうですね、材料さえわかれば作れるらしいとの話です」
となるとそれなりにポーションは作ってるんだな。
まぁ、視力が上がれば眼鏡屋がなくなるし、TSくらいならいいのか?トランスジェンダーは無くなるよな。
「TSポーションは反転きのこと聖水だ。それくらいなら教えていいかもな」
「わ、分かりました」
「売上が下がるなら言わなくていいぞ?」
「いえ、TSポーションはこちらでも使いますからね」
「そうか、まぁ、犯罪に手を貸すなら秘匿しといたほうがいいかもな」
「うーむ、難しい所ですね」
「だろ?やっぱポーションや毒消しなんかだけ教えておいたほうがいい気がするな」
「ですね、無理やり飲ませて売春なんかに使われたら目も当てられませんからね」
「だな」
如月と喋ってると確認ができていいな。
「それじゃあな!」
「はい!ありがとうございました」
店を出るとまた寒空の中歩いて帰る。
『にゃ、寒いにゃ』
「こ、こら潜り込んでくるなよな」
『ふぅ、あったかいにゃ』
と服の中に入ってくるテン。
無事に部屋に辿り着いたので『ガチャ』をやっていく。
今日は魔石が大量にあるから220連だな。
『ガチャガチャ』
赤が14、茶が10、緑が36、青が107、紫が49、銀が2、金が1、虹が1だ。
赤は上級ポーション、最上級ポーションだな。
茶が、
・土竜の皮
・黄竜の皮
・光竜の皮
と皮ばかり増えてもな。何か作るか。
緑が、
・スライムゼリー×1kg
・ファングブルのロース肉1kg
・ファングブルのヒレ肉1kg
・七色鹿のヒレ肉1kg
・竜のバラ肉1kg
・竜の肩ロース1kg
・竜のロース肉1kg
・竜のテール肉1kg
・赤竜のサーロイン1kg
と肉が多いのでまた焼肉だなぁ。スライムゼリーも好評だったしな!
青が、
・海斗の剣
・ポイズンランス
・紫炎の短剣
・火炎盾
・聖なる杖
・聖剣グランニュート
・魔剣サラマンダー
聖剣・魔剣は売らないようにして、他は売れそうだな。
紫が、
・知識の指輪(INT50)
・飛猿の小手(AGI50)
・プラチナバレッタ(INT+DEX30)
・収納リング(収納+50)
・怪力の腕輪(STR50)
とあまり変わらないな。まぁ売れるからいいか。
銀が、
・LUK錠(LUK+20)
・STR錠(STR+30)
LUKは俺が飲んでSTRはテンかな?
金が、
・レベル上限上昇薬
ん?限界突破薬は必要ないのか?
虹が、
・世界樹の葉
うわ。また出たな。インベントリに入れとくか。
にしても上限上昇薬はガーナに聞いてみるか。
174
あなたにおすすめの小説
俺だけLVアップするスキルガチャで、まったりダンジョン探索者生活も余裕です ~ガチャ引き楽しくてやめられねぇ~
シンギョウ ガク
ファンタジー
仕事中、寝落ちした明日見碧(あすみ あおい)は、目覚めたら暗い洞窟にいた。
目の前には蛍光ピンクのガチャマシーン(足つき)。
『初心者優遇10連ガチャ開催中』とか『SSRレアスキル確定』の誘惑に負け、金色のコインを投入してしまう。
カプセルを開けると『鑑定』、『ファイア』、『剣術向上』といったスキルが得られ、次々にステータスが向上していく。
ガチャスキルの力に魅了された俺は魔物を倒して『金色コイン』を手に入れて、ガチャ引きまくってたらいつのまにか強くなっていた。
ボスを討伐し、初めてのダンジョンの外に出た俺は、相棒のガチャと途中で助けた異世界人アスターシアとともに、異世界人ヴェルデ・アヴニールとして、生き延びるための自由気ままな異世界の旅がここからはじまった。
貧乏冒険者で底辺配信者の生きる希望もないおっさんバズる~庭のFランク(実際はSSSランク)ダンジョンで活動すること15年、最強になりました~
喰寝丸太
ファンタジー
おっさんは経済的に、そして冒険者としても底辺だった。
庭にダンジョンができたが最初のザコがスライムということでFランクダンジョン認定された。
そして18年。
おっさんの実力が白日の下に。
FランクダンジョンはSSSランクだった。
最初のザコ敵はアイアンスライム。
特徴は大量の経験値を持っていて硬い、そして逃げる。
追い詰められると不壊と言われるダンジョンの壁すら溶かす酸を出す。
そんなダンジョンでの15年の月日はおっさんを最強にさせた。
世間から隠されていた最強の化け物がいま世に出る。
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
レベル1の時から育ててきたパーティメンバーに裏切られて捨てられたが、俺はソロの方が本気出せるので問題はない
あつ犬
ファンタジー
王国最強のパーティメンバーを鍛え上げた、アサシンのアルマ・アルザラットはある日追放され、貯蓄もすべて奪われてしまう。 そんな折り、とある剣士の少女に助けを請われる。「パーティメンバーを助けてくれ」! 彼の人生が、動き出す。
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
ダンジョン発生から20年。いきなり玄関の前でゴブリンに遭遇してフリーズ中←今ココ
高遠まもる
ファンタジー
カクヨム、なろうにも掲載中。
タイトルまんまの状況から始まる現代ファンタジーです。
ダンジョンが有る状況に慣れてしまった現代社会にある日、異変が……。
本編完結済み。
外伝、後日譚はカクヨムに載せていく予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる