恋と愛とで抱きしめて

鏡野ゆう

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本編

第二十三話 奢らされちゃいましたよ?

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「ふーん……なおっちったら私に黙ってそんな楽しいことしてたんだー」

 ただいま私はみゅうさんにジト目で睨まれてます。気分は蛇に睨まれた蛙ちゃん。みゅうさん怖い。

「そんなこと言ったって急な事だったし、みゅうさんに連絡する暇もなかったんですよ?」
「ふーん……」
「それに」

 キョロキョロと辺りを見回して近くに人がいないのを確認してから声をひそめた。

「全員がちょっと人に言えない部署の関係者なんですよ? 外の人が参加できる筈ないじゃないですか」
「あら、なおっちったら、いつの間にか立派な陸自の嫁になっちゃってるんだぁ」

 なおっちにとって私はもう過去の人間なのねーとか言ってるし。

「みゅうさぁぁん、機嫌直して下さいよぉ」
「そおねえ……だったらぁ、先ずはレグネンスのディナーバイキング、奢ってもらおうかなあ」
「分かりましたよぉ、ちゃんと奢ります~」

 紙パックのリンゴジュースを飲みながら溜め息をつく。

「あれですよ、みゅうさん。あの駐屯地にいる独身男性捕まえて結婚すれば良いんですよ。そしたら嫁の会に入れるし、一緒に家族イベントにも参加できますよ?」

 私の言葉に苦笑いするみゅうさん。

「いやよ、脳筋な男なんて。私はもっとスマートな男を捕まえるんだから」
「……スマートですよ、信吾さん達」
「体型のことを言ってるんじゃないのよ。考え方とか仕事の仕方がスマートな人ってこと。私は体育会系は趣味じゃないの」

 お言葉ですがみゅうさん、信吾さん達のいる特作って体資本ばかりじゃないんですよ? 諜報の分野もあるし心理学とかのお勉強もあるから頭脳もしっかり使ってます。情報通のみゅうさんにはもってこいじゃないかと思うんだけどな。あ、みゅうさんが隊員になるわけじゃないんだった。

「みゅうさん以上に仕事をスマートにこなせる人っています?」
「そりゃいるわよ、世界の半分は男なんだから」
「わお、みゅうさんはインターナショナルな規模で男を探すんですね?」
「まあね。……ところで」
「はい?」

 みゅうさんは私をジッと見ながら首を傾げている。

「なおっち、ちょっと瘠せたんじゃない? なんとなくそんな気がするんだけど」
「そうですか? 体重それほど変わってないですけど」
「オジサンのせいってわけじゃないわよね」
「それはないと思いたい……」

 絶対にそれは無いと言い切れないところが困るんだけどね。

「ストレスとか溜まってるんじゃないの、なおっち父のせいで」
「あー……どうでしょう。私、そんなに気にしてるつもりはないんですけど。信吾さんにも言ったんですけどね、あの人の報道については何処か他人事みたいに感じてるから」

 だけど毎日のニュースで流されネットでも色んな情報が流れれば嫌でも目につく。自分は既に関係ないと頭では分かっていても何となく気になるのは仕方の無いことなのかもしれない。しかも憶測で流れているだけの情報とは言え外患誘致罪で訴追されれば求刑は死刑しかないとか聞いて何それ怖い状態だし、自分では自覚症状がないだけで地味に堪えているのかも。

「それにしてもビックリよね、ここまで事が大きくなっているのにまだ辞職しないなんて。そんなに議員でいたいのかしら。権力への執着って怖いわよね」
「ですよねー……」

 辞職に対しては所属している政党も言葉を濁しているみたいだけど、あの世界の人達の常識って良く分からないところがある。与党陣営は辞職を迫ってはいるけど、何となく普段よりぬるい追いこみ方だし、どちらか言えば晒し者にして高みの見物を決め込んでいるみたいな雰囲気も否めない。ほんと、あの世界の人達の考えることって重光先生を含めて良く分からないや。

「そうだ、片倉議員の奥さん離婚を申し出たそうよ?」
「そうなんですか?ってか、みゅうさん詳し過ぎ」
「今朝のワイドショーで言ってたわよ? ただ離婚しても共謀罪が立証されれば奥さんもその実家も一蓮托生みたいだけどね」
「それって既に人生詰んでいると言うのでは……」
「そうとも言う」

 わあ……なんか聞くだけでブルーになっちゃうよ。そう言う意味では私って運が良かったんだ。片倉の家で居場所がなくて辛かった人生が今の自分を守ることになるなんて思ってもみなかった。

「そろそろ梅雨に入ってジメジメすると気分も落ち込むから、気晴らしは必要よね。しっかりディナーバイキング、奢ってもらうわよ? その後は居酒屋を梯子しても良い?」
「ひえぇぇぇぇ、みゅうさん、お手柔らかにぃぃぃ」

 そんな訳で今夜はみゅうさんのお腹を満たす為にレグネンスホテルのディナーバイキングへ行くことになっちゃった。信吾さんにメールしておかなくちゃ。夕飯のおかずは作って冷蔵庫に入れてあるから電子レンジでチンするだけだし、炊飯器はタイマーかけてあった筈。まあ信吾さんも一人暮らしが長くて何でも自分で出来る人だから心配は無いんだけどね。

『飲み過ぎないように。遅くなるようなら迎えに行くから連絡を』

 みゅうさんが拗ねていてご飯を奢ることになったってメールしたら、こんな返信が帰ってきた。遅くまで引き摺り回されるだろうって予想しているのね、うん、信吾さん、貴方は正しいと思う。


+++++


「みゅうさーん、もう私、のめませぇんっ」

 バイキングでお腹いっぱい食べた後、みゅうさんがお気に入りのお洒落な居酒屋さんに引き摺って行かれた私、もう一滴も無理です。なんでみゅうさんそんなに強いんですかあ?

「最近なおっち付き合い悪いからねえ、久し振りでしょ、お酒飲むの」
「あー、かもしれませんねえ……もう帰らないとお、明日はぁ」
「講義は午後からよね?」
「はいぃ」

 信吾さんに迎えに来てもらうべくメールを打とうと携帯電話をバッグから引っ張り出した。

「信吾さんに迎えに来てもらうんで、みゅうさんのお家まで送りますよ?」
「あ、それって助かるかも」
「うんうん。タクシー代、勿体ないですもんね♪」

 頑張って場所と迎えに来て欲しいという内容を打った。しばらくしてみゅうさんの携帯が鳴って、火照った顔をパタパタしている私の横で何やら話し始めた。

「ああ、ごめんなさいね。そうなの、いつもの場所よ。オジサンと初めて会ったお店だから。ええ、よろしく」

 オジサン? みゅうさん、オジサンと付き合ってるの? しかも、よろしくって何? 信吾さんが迎えに来るのに。

「みゅうさん、彼氏いたんですか?」
「え? ああ、違う違う、友達の旦那」
「へええ、私以外にも学生結婚しているお友達がいるんですかあ」

 そっか、意外と珍しくないんだね、主婦学生って。

「ねえ、一緒に飲まない?」

 そんな私達に声をかけてきたお兄さん達。んー何気にチャラくて某先輩を思い出させるからイマイチ、ってな訳でチェンジッ!! と無視を決め込む。だけどお酒が入っている人って限りなく自分に都合のいいことしか考えなくなるらしくて、その無視を勝手に承諾の意味と取ったらしい。こっちが何も言わないのを幸いにと隣に座ってきた。は、有り得ない、チェンジだっつーの!!

 みゅうさんは横でそこそこ愛想よく対応しているけど、本心は恐らく私と同じチェンジだと思うな、目が笑ってないし。ま、信吾さんが迎えに来てくれるまでの我慢だし、まだ残っている肉じゃがでも食べてよ。

「何処の大学?」
「光陵です」
「へえ、お嬢さんじゃん」
「そーでもないですよ?」
「こっちの子も?」
「後輩です。彼氏いるんだから構わないでやってくださいね? 死にますよ?」

 おお、みゅうさん信吾さんの性格、よーく分かってますね。うんうん、腕立て伏せ三百回とか腹筋三百回とか、きっとチャラい学生さんがやったら軽く死ねちゃうと思いますよ、真面目な話。

「へえー、彼氏がいるのに女二人で飲んでるってどういうこと? もしかして浮気願望があるとか?」
「ウワキガンボウですって、どう思います、みゅうさーん」
「さあねえ……私は今のところフリーだから浮気には当てはまらないわよ? なおっちは?」
「信吾さん以上にいい男がいるわけないですもん。浮気なんてありえなーい!」
「ってことで、時間の無駄だから。この子の彼氏、すごくいい男だし浮気は100%無いわね」
「あ、みゅうさん、そんなこと言っても信吾さんはあげませんからね? それにぃ、信吾さんは彼氏じゃなくて旦那様ですから」

 私の言葉に冗談きついねーと笑い出すお兄さん達。私、いたって真面目なんですけど。あ、ほら、来ましたよ? 私の愛しい旦那様♪ 随分とお早いお着きで。お店の中で私達を探しているみたいだったので手を振って合図した。直ぐに気がついてこちらを見て頷いたけど、なんだか一瞬目つきが怖かったよ? お兄さん達、逃げた方が良いと思うなあ。ま、いいか、どうせ一睨みで蹴散らしちゃうだろうし。

 そして禍々しいBGМが聞こえてきそうな雰囲気を纏った信吾さんが私達のテーブルのそばにやってきた。

「信吾さーん、お迎え、ありがと。疲れているのにゴメンね」

 私の横で立ち止まったので椅子に座ったまま腰辺りに抱きついた。頭をポンポンと軽く叩いたのは“どういたしまして”の合図。以心伝心ですよ、羨ましいだろう、ふふーん?

「えっと、この人……?」
「ですから私の旦那様です。もうめっちゃくちゃ私のこと愛してくれていますし、私も他の事はどうでも良いぐらいに愛しちゃってるので、浮気願望だなんてとんでもない。そんなものゴミ捨て場に捨てちゃえですよ」
「おい、真田。随分と飲ませたのか?」

 信吾さんがみゅうさんに質問をしている。

「まさか。量はそれほど飲ませてないわよ?」
「そうか。で、こっちの連中は何だ?」

 同じテーブル席に無理やり座っていたお兄さん達に目を向ける信吾さん。目からレーザー光線とか出そうですよ? でもお……。

「そんな熱心にお兄さん達を見なくても良いです。信吾さんは私だけ見てくれてたらいいの♪」
「……それほど飲ませてない?」
「その筈なんだけど……」

 ふにゃっと笑う私を抱きしめながら信吾さんが微妙な顔をしている。

「信吾さん、早くお家に帰ろ~」
「分かった。真田、悪いがここの支払い、ここから出してくれ」

 そう言って自分のお財布をみゅうさんに渡している。そしてお兄さん達をジロリと見た。

「まさかとは思うが、嫁の酒に何か変な薬を混ぜたとかないだろうな」
「そ、そんなことしませんよ、俺達。そんなことして女の子を誘ったって楽しくないでしょ」
「なら良いんだが。奈緒、立てるか?」
「当り前です。そんなに飲んでないんですからね」

 立ち上がるとそのまま信吾さんに凭れかかった。

「なんだか初めて会った時のこと思い出しちゃうね?」
「また記憶を飛ばすなよ?」
「そんなことにはなりませんー! そんなに飲んでないんですよ? しっかりご飯も食べてから飲んだし。久し振りに飲んだからちょーっと酔っ払っただけ」
「分かった分かった」

 お店を出ると何となく湿気の多い空気が纏わりついてきた。そろそろ梅雨の季節だ、洗濯物が乾かなくて困るシーズン。だけど今年の奈緒ちゃんちはちょっと違う。新居になってから乾燥機なんてものを購入しちゃったのだ、文明の利器万歳!

 そして信吾さんの車、私は後部シートに押し込まれちゃった。まあ良いや寝られるし。信吾さんとみゅうさんが何やら声を潜めて話をしているのをボンヤリと聞きながら私は眠ってしまったらしく、気がついたら自宅前でみゅうさんは既に降りた後だった。

「信吾さん、みゅうさんち直ぐに分かった?」
「ああ。本人にナビ代わりをしてもらったから。もう酒は抜けたか?」
「うん、もともとそんなに飲んでないんだよ? 久し振りってだけで」
「なあ、奈緒」

 車を降りようとしていたところで信吾さんが私に声をかけてきた。

「なあに?」
「俺に気を遣う必要は無いんだぞ? もっと友達と遊びに行ったり飲みに行ったりしてストレス発散したりして良いんだからな? 片倉議員のことは地味に響いているだろ?」

 最近、授業が終わったら夕飯の用意をしたり家事をする為に真っ直ぐ帰宅することが多いから友達と飲みに行く機会もめっきり減った。多分そのことと学校でみゅうさんに言われた瘠せたってのを聞いたに違いない。

「俺は一人暮らしが長かったから問題ないんだから」
「でも私が信吾さんと一緒に居たいんだよ?」
「それで交友関係が狭くなるのは良くないだろ? 学生は学生らしくってのが一番だ。まあ羽目を外しすぎるのも考え物だが、今の友達も大事にした方が良い」
「うん、それは分かってる」

 たまに家に遊びに来てもらったりもしてるし、自分の中ではそんなに交友関係の規模が縮小しているとは思ってなかったけど、みゅうさんから見たらそう感じるのかな。何せ油断したら引き篭もる子って思われているから余計に心配しているのかも。

「ねえ、信吾さん。お父さん、死刑になっちゃうのかなあ……」

 部屋に戻ってからポツリと呟いた。自分でもこんな言葉が飛び出すとは思ってなかったので、言ってしまってから驚いてしまった。

「やはり気になるか?」
「自分でも良く分からない」

 リビングに入ると湿気の多い外気から解放されてホッとする。

「世間一般で言うところの親子の情みたいなのは無いけど、それでも血の繋がった人だからね。別に減刑をして欲しいとかそういうのじゃないんだよ? 自分が犯した罪はきちんと償うべきだってのが私の考えだから。ただテレビで毎日のように流れているし学校でも話題に上がるから」
「学校では奈緒が片倉議員の娘だってことは知られているのか?」
「殆どの子は知らないんじゃないかな、そう言えば前は同じ苗字だったねって感じだけで。それに今は森永姓で片倉は名乗ってないしね」

 ソファに座って手近にあったクッションを抱え込むと信吾さんが横に座って抱きしめてくれた。

「実際のところ死刑が求刑されたとしても本当に死刑になるかどうかは分からない。それに外患誘致罪は罪状が罪状なだけに裁判所が訴追するかどうかも微妙なところだしな。適用に関しては二の足を踏むんじゃないかというのが大方の予想だ。その対価は彼が持っている情報となる訳だが、どちらにしろ片倉の政治家生命は終わったも同然だろう」
「そんな状態にあの人が耐えられるのかな……」
「どういうことだ?」
「プライドだけはチョモランマ並に高い人だから、そんな惨めな人生に耐えられるのかなって。奥さんからも離婚を切り出されたみたいだし」
「耐えて生きていくしかないんじゃないのか? それが自分が犯した罪を背負うってことなんだから。……もし、片倉議員が会いたいと言ってきたら会うつもりは?」

 その問いに首を横に振る。

「会わないよ。私の家族はもう信吾さんだけだから」

 その日の夜は珍しく信吾さんは黙って抱きしめる以上のことはせず、そのままくっつきあって眠った。


+++++


 ベッドの横で携帯電話の着信を知らせる音が鳴ってる。んー、この飾りっ気の無い初期設定のままの電子音は私のじゃなくて信吾さんのだ。まだ眠くて信吾さんの腕の中に潜り込む。だけどしつこくなり続ける着信音。頭の上で信吾さんが溜め息をつくのが分かった。

「……はい」

 信吾さんが起きたので私はそのままお布団に潜り込んだ。そんな私の頭を撫でていた手が止まる。何だろう、信吾さんのまとっている空気が変わった気がする。

「はい、直ぐに話します。……いえ。後のことは? 分かりました、そちらにお任せします」

 電話を切った後もしばらく黙ったまま。

「奈緒?」
「んー……」
「……片倉議員が亡くなったそうだ」
「え? なに?」

 一瞬、信吾さんが何を言っているのか分からなかった。なにがなくなったって?

「拘留中の片倉議員が亡くなった」
「なんで? 病気か何か?」
「いや、自殺だ」
「……ちょっと待って、拘置所にいたのよね? なんで自殺なんかできるの? そんなのおかしいじゃない?」
「奈緒、落ち着け。俺もどういう状況だったのかまでは聞いていない。ただ片倉が自殺した連絡を受けただけだ」

 体を起こすと信吾さんが肩にいつもの袢纏はんてんをかけてくれる。

「離婚を切り出していた議員の妻が葬儀や一切合財を取り仕切るのを拒否すれば、こちらにそのお鉢が回ってくるだろう。そうなれば奈緒が片倉の娘であることが周囲に知られることになる。それを心配した重光さんが連絡してきたんだ。どうする?」
「どうするって、どういうこと?」
「重光さんは万が一、奈緒にお鉢が回ってきた場合は自分が取り仕切ると言っている」
「でも同じ政党の人でも無いんだよ?」
「あの人の人脈は与野党の垣根を越えているからな。不自然な形にすることなく全てを取り仕切ってくれる筈だ。任せるか? いや、重光さんは諸々なことも全てこちらに任せてくれと言っているんだ。あの人も奈緒のことを守りたいんだよ」

 そこで肩をすくめた。

「まあ葬儀に関しては妻が十中八九出しゃばってくるとは思うんだがな」
「……遺産問題ってこと?」
「ああ」
「私はもう片倉の人間じゃないんだって言っても、こればかり無関係ではいられないのかな……そんなもの要らないのにね」

 要らないなら要らないなりに書くものがあるし、人間っておちおち死んでもいられないんだなって思う。溜息をついて信吾さんの胸に凭れかかった。

「お言葉に甘えて丸っと先生にお任せしても良い? 今は何も考えられないし」
「多分それが一番だろう。重光さんも奈緒に頼られて張り切るんじゃないか?」
「……きっと杉下さんが地獄を見ると思うよ?」

 秘書の杉下さん、きっと大変な忙しさに見舞われるんじゃないかなあ……なんて、ちょっと申し訳ない気分になってしまった。
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