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兄さんは俺が好きじゃない。
俺も兄さんに想いを告げたりしない。
あの宣言は、虚構と怯懦の現実逃避だ。
でも恥ずかしい位に兄に執着して依存していた俺は、そんなんで兄さんを嫌いになんてなれなかった、嫌いになるには積み重ねた兄弟の時間が長すぎた。
中学生になっても高校生になっても大学生になっても、兄さんはいつもと変わらなかった兄さんの周りには必ず人がいた。
優しくて可愛いくて明るくて放っておけなくて。
その中には異性同姓問わず、兄を恋愛視してる人もいたけれど兄は何を考えているのか特定の人は作っていないようだった。
通ってる大学も友達に自慢できるような所だったし相変わらず人気で俺と違ってリア充な学生生活を送っているように見えた。
バイトにサークルにいつも忙しそうだった。
それなのに、弟の誕生日には必ず家にいてくれた。
それは何でもない日に突然やって来た。
両親への告白から大分年月も経っていた、兄さんとはまた普通に会話できる位に心の整理もついていた。
あの日の夜、夕飯を食べ終えて、お父さんはコーヒーミルを回しながら食後のコーヒーの準備をしていた。
兄さんは俺の横に座りながらカウンターに手を伸ばして人数分のカップを取っていた。
お母さんはお父さんの隣の席でうち宛の郵便物の仕分けをしていた。
俺は何してたかな、兄さんの横顔見ながら可愛いなとか好きだなとか相変わらずそんな感じだったと思う。
お母さんが一通の封筒を俺に差し出して持たせてきた。
「いやーん! 今度の選挙の封筒にパンちゃんの名前入ってますよ! やるね! やるねミスターエイティー」
「それ80才だから」
「豹殿の砂糖は何本じゃったかの? ご飯は食べたかの? 歯は磨いたかの?」
「一本だよ、今食べたよ、歯は後で磨くよ。わかったかな鷹爺」
「ちょっと突っ込んでよ!! それじゃあ僕がただボケてる爺さんみたいだろ!」
いつもの他愛もない会話だ、あれ? 素かと思ったって言ったら酷いよって兄さんが叩いてきて触れられて嬉しい。
お父さんは挽いた豆を慎重にフィルターに移しながら言った。
「18って急に色んな事できるからびっくりするよな。免許も取れる、パチンコや雀荘も入れるしクレジットカードも持てるしさ。入れなかったビデオ屋の暖簾もくぐれるし深夜のバイトもオッケー……18になった途端アレコレできすきだよな」
「そう考えたら今の所何もしてないな、俺高校生だし」
「いいよいいよ、ゆっくりマイペースにいこうよ。だってまだ18だし」
後はお湯が沸くだけって電気ケトルを見ていたら、お母さんが続けて言った。
「危険物とか? 危ない資格も取れるし変な事したらビシバシ法で裁かれるから気を付けてね!」
「危ない資格はいらないし、変な事もしないから」
「ああ、後18と言ったら男の子が結婚できる年だよね」
「結婚……」
不意に視線の先にあった、選挙の封筒の名前が気になった。
斑鳩 獅堂
斑鳩 繭
斑鳩 鷹
斑鳩 豹
相変わらず画数泣かせな名字と名前だ。
結婚……なんて言われて何でか兄の名前で目が止まった。
兄さんもいずれは結婚するのかな、なんて無意識に鷹の名前を爪で擦った。
そうしたら、
「なあ豹」
落ち着いた声だった、ケトルの沸騰のお知らせランプが消えてお湯が出来た事を知らせていた。
「何、兄さん」
指で名前を擦っていたのもあってちょっと照れていたと思う。
お父さんとお母さんには見られてないはず、でも兄さんには見られていたかもしれない。
恥ずかしくて少しだけ顔をそっちに向けたら兄さんは両手で俺の顔を掴んで、真っ直ぐこっちを向けってしてきた。
兄さんに顔を持たれるなんて何年ぶりだよ。
何だ、何だ?
意味が分からなくて、心臓が緊張の鼓動になってただただ目の前の漆黒を見詰めた。
お父さんもお母さんも兄さんの行動を黙って見ていた。
眼鏡を奥に押し込まれて、癖のある銀髪を後ろに払って兄さんは笑った。
「好きだよ豹」
それは、あの日と全く変わらない言葉だった。
心臓が、本当に何かで撃ち抜かれたみたいにドクンと跳ねて聞いたことないような音で脈を打っていた。
「えっ……」
「ずっと待ってた、お前が結婚できる年になるの。豹はもう自分で自分の責任が取れる年になったんだよ」
ねえ何で俺は忘れていたんだろう。
「そんなの関係ないって言われちゃうと思ってたから黙っててごめんな、けど大事な事だと思ったから」
俺が言ったんじゃないか兄さんは綺麗な人だって、なあそうだろ? この人は何にも変わってないんだよ。
純粋で無垢で淀みのない真っ直ぐな人なんだ、俺はそんな兄さんが好きなんだ。
兄さんはずっと見てくれていたんだ、俺の事を一番に考えてくれていた。
それなのに俺は自分が臆病だからって…………。
「豹はもう子供じゃない自分の意思で自分の意見で自分の言葉で未来を決めていいんだよ」
そうだ、兄さんはこんな臆病な俺の事も知ってるからわざとこの場で告白してるんだ。
まるで自分から好きになったって両親に言うみたいに、両親に打ち明ける日を怯えなくても済むように、こんな時でも俺を庇ってる。
また俺は守られてる。
ダメだ……。
触れるには兄さんの心が大きすぎて綺麗すぎて、今になって自分が好きだった人の偉大さを知った。
「豹……?」
「……あっ」
それなのに俺は何だよ。
自分の感情も欲望も全部押し付けて、兄さんで自慰して暴かれたら嘘ついてやさぐれて自分が小胆なのを人のせいにして逃げて。
大好きな兄さんを疑った、自分なんか好きじゃないって言った、裏切った。
そんな自分が許せない、こんな俺好きになってもらえる資格なんてない。
答えのない俺に兄さんは首を傾げて、下から覗き込んできた。
何か考えて咳払いして、頷いて。
「そっか何か冗談みたいに聞こえるよな、うーんどうしよう」
そんな訳ない、兄さんの気持ちはもう十分以上伝わってる。
兄さんは一度しか言わないからなと深呼吸した。
次いで、真面目な顔して言ったんだ。
もう、止めて、
「あなたの事が好きです」
と綺麗な目をもっと輝かせながら。
何だっけ俺は自分の気持ち兄さんには伝えないって言っちゃったんだっけ、いや違うそれ以前の問題だ。
ごめんなさい、こんな俺兄さんなんかと釣り合わない。
答えられない。
俺の好きなんて言葉、軽薄すぎてちっぽけすぎて口に出してはいけない。
兄さんの好きと並べてはいけない、兄さんの好きに応えられる好きじゃないよ。
「豹………………?」
「ごめんなさい」
ごめんなさい兄さん、その手を握ったらまた俺は兄さんの懐に甘えて、ただ兄さんからの愛を貪って生きてくだけになってしまう。
でも兄さんは優しいから今ここで言い訳をしたら、大丈夫って肩を抱いてくれちゃうんだ。
俺を守るために兄さんからキスしてくれちゃうんだ。
でもそんな俺じゃダメだ。
感情が、思考が、どろどろに身体中犯して次の言葉なんて見付からなかった。
そしたら、ああ待ってどうしよう。
兄さんの大きな黒い瞳が光ってそれが粒になって頬を濡らしていた。
何にも言えなかった慰め方が分からなかった、だってまた俺が泣かせたんだ、全部俺のせいなんだ。
好きになったのも、好きにさせたのも、それを意識させたのも、一線を越えようとしたのも全部全部俺なんだ。
悪いのは俺以外にないのに。
兄さんは、そっか、そっか…………って涙を拭くけどそれは止まることはなかった。
それなのに、こんな状況でも兄さんは俺を守ろうとする。
悲しいに決まってるのに、俺に傷つけられたのに涙の下で笑って見せた。
初めから無理だって分かってたから気にしないでって気持ち悪い事言ってごめんなって。
それで直ぐに両親に向き直った。
「あっ……フラれちゃったけど…………そう、うん。えっと僕が一方的に好きだっただけだから、豹はそうゆうんじゃないから! でも僕はこれで家族が壊れるなんて思ってなっ…………ごめん彼女位いたよな、二人にもごめん驚かせてあの……あれ僕はゲイとかではないと思うんだけど…………ああ、何でもない変な事言ってまたまたごめん、頭冷やしてくる! コーヒー飲めなくてそっちもごめん、ごめんばっかで本当にごめんな、さ……」
泣きながら早口で言って兄さんは席を立った。
リビングのドアが閉まった。
言葉にならない沈黙だった。
机に頭を打ち付けた、血が出た痛みは感じなかった。
高校卒業と同時に俺は家を出て行った。
俺も兄さんに想いを告げたりしない。
あの宣言は、虚構と怯懦の現実逃避だ。
でも恥ずかしい位に兄に執着して依存していた俺は、そんなんで兄さんを嫌いになんてなれなかった、嫌いになるには積み重ねた兄弟の時間が長すぎた。
中学生になっても高校生になっても大学生になっても、兄さんはいつもと変わらなかった兄さんの周りには必ず人がいた。
優しくて可愛いくて明るくて放っておけなくて。
その中には異性同姓問わず、兄を恋愛視してる人もいたけれど兄は何を考えているのか特定の人は作っていないようだった。
通ってる大学も友達に自慢できるような所だったし相変わらず人気で俺と違ってリア充な学生生活を送っているように見えた。
バイトにサークルにいつも忙しそうだった。
それなのに、弟の誕生日には必ず家にいてくれた。
それは何でもない日に突然やって来た。
両親への告白から大分年月も経っていた、兄さんとはまた普通に会話できる位に心の整理もついていた。
あの日の夜、夕飯を食べ終えて、お父さんはコーヒーミルを回しながら食後のコーヒーの準備をしていた。
兄さんは俺の横に座りながらカウンターに手を伸ばして人数分のカップを取っていた。
お母さんはお父さんの隣の席でうち宛の郵便物の仕分けをしていた。
俺は何してたかな、兄さんの横顔見ながら可愛いなとか好きだなとか相変わらずそんな感じだったと思う。
お母さんが一通の封筒を俺に差し出して持たせてきた。
「いやーん! 今度の選挙の封筒にパンちゃんの名前入ってますよ! やるね! やるねミスターエイティー」
「それ80才だから」
「豹殿の砂糖は何本じゃったかの? ご飯は食べたかの? 歯は磨いたかの?」
「一本だよ、今食べたよ、歯は後で磨くよ。わかったかな鷹爺」
「ちょっと突っ込んでよ!! それじゃあ僕がただボケてる爺さんみたいだろ!」
いつもの他愛もない会話だ、あれ? 素かと思ったって言ったら酷いよって兄さんが叩いてきて触れられて嬉しい。
お父さんは挽いた豆を慎重にフィルターに移しながら言った。
「18って急に色んな事できるからびっくりするよな。免許も取れる、パチンコや雀荘も入れるしクレジットカードも持てるしさ。入れなかったビデオ屋の暖簾もくぐれるし深夜のバイトもオッケー……18になった途端アレコレできすきだよな」
「そう考えたら今の所何もしてないな、俺高校生だし」
「いいよいいよ、ゆっくりマイペースにいこうよ。だってまだ18だし」
後はお湯が沸くだけって電気ケトルを見ていたら、お母さんが続けて言った。
「危険物とか? 危ない資格も取れるし変な事したらビシバシ法で裁かれるから気を付けてね!」
「危ない資格はいらないし、変な事もしないから」
「ああ、後18と言ったら男の子が結婚できる年だよね」
「結婚……」
不意に視線の先にあった、選挙の封筒の名前が気になった。
斑鳩 獅堂
斑鳩 繭
斑鳩 鷹
斑鳩 豹
相変わらず画数泣かせな名字と名前だ。
結婚……なんて言われて何でか兄の名前で目が止まった。
兄さんもいずれは結婚するのかな、なんて無意識に鷹の名前を爪で擦った。
そうしたら、
「なあ豹」
落ち着いた声だった、ケトルの沸騰のお知らせランプが消えてお湯が出来た事を知らせていた。
「何、兄さん」
指で名前を擦っていたのもあってちょっと照れていたと思う。
お父さんとお母さんには見られてないはず、でも兄さんには見られていたかもしれない。
恥ずかしくて少しだけ顔をそっちに向けたら兄さんは両手で俺の顔を掴んで、真っ直ぐこっちを向けってしてきた。
兄さんに顔を持たれるなんて何年ぶりだよ。
何だ、何だ?
意味が分からなくて、心臓が緊張の鼓動になってただただ目の前の漆黒を見詰めた。
お父さんもお母さんも兄さんの行動を黙って見ていた。
眼鏡を奥に押し込まれて、癖のある銀髪を後ろに払って兄さんは笑った。
「好きだよ豹」
それは、あの日と全く変わらない言葉だった。
心臓が、本当に何かで撃ち抜かれたみたいにドクンと跳ねて聞いたことないような音で脈を打っていた。
「えっ……」
「ずっと待ってた、お前が結婚できる年になるの。豹はもう自分で自分の責任が取れる年になったんだよ」
ねえ何で俺は忘れていたんだろう。
「そんなの関係ないって言われちゃうと思ってたから黙っててごめんな、けど大事な事だと思ったから」
俺が言ったんじゃないか兄さんは綺麗な人だって、なあそうだろ? この人は何にも変わってないんだよ。
純粋で無垢で淀みのない真っ直ぐな人なんだ、俺はそんな兄さんが好きなんだ。
兄さんはずっと見てくれていたんだ、俺の事を一番に考えてくれていた。
それなのに俺は自分が臆病だからって…………。
「豹はもう子供じゃない自分の意思で自分の意見で自分の言葉で未来を決めていいんだよ」
そうだ、兄さんはこんな臆病な俺の事も知ってるからわざとこの場で告白してるんだ。
まるで自分から好きになったって両親に言うみたいに、両親に打ち明ける日を怯えなくても済むように、こんな時でも俺を庇ってる。
また俺は守られてる。
ダメだ……。
触れるには兄さんの心が大きすぎて綺麗すぎて、今になって自分が好きだった人の偉大さを知った。
「豹……?」
「……あっ」
それなのに俺は何だよ。
自分の感情も欲望も全部押し付けて、兄さんで自慰して暴かれたら嘘ついてやさぐれて自分が小胆なのを人のせいにして逃げて。
大好きな兄さんを疑った、自分なんか好きじゃないって言った、裏切った。
そんな自分が許せない、こんな俺好きになってもらえる資格なんてない。
答えのない俺に兄さんは首を傾げて、下から覗き込んできた。
何か考えて咳払いして、頷いて。
「そっか何か冗談みたいに聞こえるよな、うーんどうしよう」
そんな訳ない、兄さんの気持ちはもう十分以上伝わってる。
兄さんは一度しか言わないからなと深呼吸した。
次いで、真面目な顔して言ったんだ。
もう、止めて、
「あなたの事が好きです」
と綺麗な目をもっと輝かせながら。
何だっけ俺は自分の気持ち兄さんには伝えないって言っちゃったんだっけ、いや違うそれ以前の問題だ。
ごめんなさい、こんな俺兄さんなんかと釣り合わない。
答えられない。
俺の好きなんて言葉、軽薄すぎてちっぽけすぎて口に出してはいけない。
兄さんの好きと並べてはいけない、兄さんの好きに応えられる好きじゃないよ。
「豹………………?」
「ごめんなさい」
ごめんなさい兄さん、その手を握ったらまた俺は兄さんの懐に甘えて、ただ兄さんからの愛を貪って生きてくだけになってしまう。
でも兄さんは優しいから今ここで言い訳をしたら、大丈夫って肩を抱いてくれちゃうんだ。
俺を守るために兄さんからキスしてくれちゃうんだ。
でもそんな俺じゃダメだ。
感情が、思考が、どろどろに身体中犯して次の言葉なんて見付からなかった。
そしたら、ああ待ってどうしよう。
兄さんの大きな黒い瞳が光ってそれが粒になって頬を濡らしていた。
何にも言えなかった慰め方が分からなかった、だってまた俺が泣かせたんだ、全部俺のせいなんだ。
好きになったのも、好きにさせたのも、それを意識させたのも、一線を越えようとしたのも全部全部俺なんだ。
悪いのは俺以外にないのに。
兄さんは、そっか、そっか…………って涙を拭くけどそれは止まることはなかった。
それなのに、こんな状況でも兄さんは俺を守ろうとする。
悲しいに決まってるのに、俺に傷つけられたのに涙の下で笑って見せた。
初めから無理だって分かってたから気にしないでって気持ち悪い事言ってごめんなって。
それで直ぐに両親に向き直った。
「あっ……フラれちゃったけど…………そう、うん。えっと僕が一方的に好きだっただけだから、豹はそうゆうんじゃないから! でも僕はこれで家族が壊れるなんて思ってなっ…………ごめん彼女位いたよな、二人にもごめん驚かせてあの……あれ僕はゲイとかではないと思うんだけど…………ああ、何でもない変な事言ってまたまたごめん、頭冷やしてくる! コーヒー飲めなくてそっちもごめん、ごめんばっかで本当にごめんな、さ……」
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