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心の中を・・・
しおりを挟むそして、セノヴァはアイン城の前までやってきた。
(さすがにでかいな。)
(たしかにに大きいですね。まぁ、それ以上にその上に居る天使たちに目が行きますが…)
そう、今、アインの城の上には多くの熾天使が居たのであった。
(あ、1つ聞いて良いですか?)
(何だ?)
(肝心なことを聞いていなかったのですが、今から戦おうとしているアイン王ってどんな方なんでしょうか?)
(ああ、少年だ。)
(少年…ですか?)
(ああ、15歳くらいの少年だな。)
(それなのに、何でセノヴァ様がそんなに身構えるのでしょうか?)
(俺だけじゃないぞ?俺と一緒の時期に王になった者たちも身構えている。)
(何故でしょうか?)
(一番の理由としては、えたいが知れないことだな。)
(えたいが知れないとは?)
(そもそも、最近までは俺とアインの間にはまったく関係が無かった。しかし、ある日突然あいつは、俺たちの国の王になったんだ。)
(王ってそんなに簡単に変われるものなの?)
(いや、基本的には王の子孫が次に王になるから、まったく関係の無い、アインがなる理由が分からないのだ。)
(それじゃあ、そのなぞのために戦うのですか?)
(そんな訳ないだろ。俺はそんなに愛国心が大きい訳じゃない。)
(では、何故?)
(さっきまで居た、グリムと大神官の話は聞いていたか?あいつらの両方とも、アインに国を滅ぼされているのだ。)
(たしかに、滅ぼされていましたね。でも、その話に何の関係があるのですか?)
(俺は、世界を支配するために、まず最初に、国を作ろうと思っている。しかし、おそらく俺が作ろうとしている国は、アインにとっては見逃せない国になるだろう。そして、俺はこの力を手に入れた。もう分かるよな?)
(なるほど…今後邪魔になるであろうアイン王を先に消すのですね?)
(ああ、その通りだ。だから協力してくれよ?)
(まぁ、元々気になっただけで、どんな理由であろうと協力するけどね。)
そして、セノヴァは、城に突撃をした。城には、障壁が張られていたが、そんな物はセノヴァにとっては有って無いようなものだった。
「ああ、久しぶりだな。セノヴァ。」
「チッ!攻め込まれているってのに、何でそんなに平然としていられるんだよ!?」
「なぜかって?それは、そうしていろってエリに言われたからだな。」
「なるほど。心の中では驚いているのか?」
「いや、事前にくることはわかっていたからな。」
アインがそういった瞬間、セノヴァは自分の体に何か付いていないかを探した。
「安心しろ。何も付いていない。しかし、お前らの位置は簡単に分かった。」
「俺たちに力が強すぎて分かったのか?…お前らだと?」
「何だ?」
「貴様、何で今お前らなんて言ったんだ?」
「なんでも何も、中に居る3体の悪魔くらい分かっている。」
(どういうこと!私たちは本来。絶対にばれないはずなのに!)
「君は…ハデスだったかな?まぁ、君が一番強いから、感知しやすかったけど…
(どうなっていやがる!ばれないんじゃなかったのか?)
(そうよ。本来はまったくばれないはずなのよ!)
「まぁ、私の能力だとでも思ってくれ。」
(何なのよ!そんな能力聞いたこと無いわ……待って…セノヴァ今しゃべっていた?)
(お、俺は何も言っていないぞ。)
(それじゃあ、何で…)
「私が考えていたことが分かるの?か?まぁ、心が読めるくらいにしか言えんが…そんなことよりも、お前のために天使を用意したんだ。」
(そんなことって…天使って城の上に居た?)
「まぁ、見てきていたか。それでどう思った?」
(残念ながら、私たちには、上位天使の攻撃しか効かないの。しかも、熾天使位のレベルじゃないと、位はするけど、ほとんどかすり傷のようなものだわ。)
「ん?気づいていなかったのか?上に居るのは全部熾天使だぞ?まぁ、お前らのために用意したんだ。さっさと行って来い。」
そして、アインは自分とエリと熾天使たちとセノヴァを、自分の作ったいくら破壊しても良い世界に連れて行った。
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