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第4章
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浴室の中は湯気とボディソープの香りが立ち込めていて、少しだけ視界に靄がかかったようになっていた。これなら、大丈夫かも……。
シャワーを頭からかぶっていたユウマくんが髪を上げてオールバックになる。落ちてくる水滴がうっとおしいのか、眉間に皺が寄せてこちらを見るから一瞬怯んでしまった。
「……いつもと人相ちがくない? なんかやばい自由業のひとみたい」
「えー? 俺、裸眼だとほとんど見えないからね」
シャワーホルダーに手をかけて、かがんだユウマくんの顔が目の前にくる。
「こんくらい近くないと」
「っ」
突然目の前に来たから、びっくりして固まってしまった。ふ、と目元を緩ませたユウマくんの唇が近付いてきて慌てて手で覆い隠す。
「だからっ、なんでそうキスしたがるのっ」
最近、セックスするときは毎回こうだ。一度許したら、なあなあになってしまった。それまでキスはしないと決めていて、私からは絶対にしなかったのに。
「いいじゃん、ダメなの?」
「そういうのは彼女にして」
「いないって。俺の指もちんこも咥えてるくせに、なんで舌はダメなの?」
「…………」
露骨な言葉をぶつけられて、さらに言葉に詰まる。顔がぶわりと熱を持って熱い。
キスは、恋人同士がするものだと勝手に思っていたから、私達がするのは違う。でもそれを素直に言って、「じゃあしない」って言われるのも悲しくなる。やっぱり彼女になれないんだなって、嫌でも認めなきゃいけなくなるのはつらい。
「ねぇ、キスしたい。ダメ?」
顎を持ち上げられて、視線が泳ぐ。
「……きょ、今日だけね」
「とか言いつつ、どうせ何回もしてくれるでしょ、先輩は」
「……うるさいな」
図星だ。私がユウマくんに甘いってこと、見透かされてる。あぁもう、嫌だ、恥ずかしい……。
ユウマくんの指が顎から頬に移動した。顔を上向きにしたまま目を閉じる。キスは確かに最近何度もしていたけど、あらたまって向かい合うと恥ずかしいし緊張もする。
「……口開けて、舌出して」
「……ん……っ」
控えめに伸ばした舌が、ぺろ、と舐められてふるふると身体が震える。ちゅっ、ちゅっ、と小さい水音を出して舌が優しく吸われる。くすぐったい……。恥ずかしい……。頭の中がぐらぐらと沸騰しそうになって、どうやって息継ぎをしていたか忘れそう……。
「……っ、……んっ、ふ……」
舌や唇を舐められながら、耳のふちが指ですりすりとなぞられる。出しっぱなしのシャワーの熱気が身体にまとわりついて熱い。ユウマくんの腕が腰に回って、ぴくんと背すじがしなる。
「は……っ、ぁ……っ、んぅ……ぅ……っ」
舌と一緒に口の中をくちゅくちゅと舐め回されて、指先から頭のてっぺんまで痺れてくる。キスしてるだけなのに身体中を触られているみたい……。あ……、ダメだ……これ以上は、立てなくなりそう……。
ユウマくんの唇が離れた瞬間に顔を下げる。
「も……ダメ……おしまい……」
これ以上したら、足元がふわふわして立っていられなくなる。ふぅ……ふぅ……と息をついて、うつむく。それなのにユウマくんは私の腰に回していた腕を引いて身体を抱き寄せてきた。汗ばんだような濡れた熱い裸が触れて、息を呑む。
「っ」
「……足りない、もっと」
「っ……や、……っ」
身長の高いユウマくんが体を折り曲げて私の唇を探る。ちゅ、ちゅ、と頬や唇にかるいキスを落とされて、顔を持ち上げられてまた舌を差し込まれる。
「ん……ふ、……ぅ、んぁ……っん」
酸素が足りなくなって、頭がクラクラしてくる……。ずっと目をつぶっているから、自分がどこにどうやって立っているのかわからなくなってくる。なにか、つかまるものが欲しい……。
そろそろと手を伸ばして、指先がユウマくんの胸に触れる。
腰に添えられていたユウマくんの手がするりとお尻を撫でて、さらに体が引き寄せられた。下半身同士がくっついて、いつの間に大きくなっていたユウマくんのペニスがお腹に擦れる。ぬるぬるとした先走りがお腹を濡らして、ユウマくんも興奮してるのがわかる。
「っ、……はっ、ん……、っ、……はぁっ、あっ」
唇が離れて、抱きすくめられる。ユウマくんの体、すごく熱い……。
「……先輩、ここでしたい」
「だ、ダメだよ……っ」
無言で抱きしめてくる腕の力が強くなった。密着する身体の面積が広くなって、ユウマくんの熱が移ってくるみたいに私の身体も熱くなる……。
「……先輩って、こんな小さかったっけ」
「ユウマくんが大きいんだよ……っ、あ、あがろう……したいならベッドで、——んっ」
私の言葉を無視して、背中からお尻にかけてくすぐるように指先でゆっくりと撫でられる。
「もうちょっとだけ、触らせて」
「……あ……っ」
身動きが取れないように、私の頭を胸に押し付けるように抱きかかえて、ユウマくんの手が下腹部のさらに下へ移動した。足の間を指ですくうように撫でられて、喉がひく、とひくつく。——触るって、そこ……。
シャワーの音とは違うとろみのある音がぷちゅぷちゅと聞こえて、ユウマくんが鼻で笑った。
「キスしただけでこれ?」
「んっ、ぁ……ふ、っ……ぅ」
ユウマくんの指先がぬかるみを往復して、わざとらしくクチュクチュとした音を浴室に響かせる。指はときどきクリトリスにも触れてそのたびに、びくんと腰が引けた。
「あっ……ん、はぁっ、ユウマくん……、——っ」
ゆっくり指が膣内に沈んでいって、一瞬、息が止まる。
「ふあっ、あっ……やっ……んんっ」
「せっま……、これ、まだ指一本しか挿れてないよ」
「あっ、うごかしちゃっ……」
「無理でしょ、こんなに欲しがってるのに」
指の腹で浅くお腹側を擦られる。ほんの少し指が入っただけなのに、声が震えるくらい気持ちいい……。
「は、……はぁっ、……ッ、あ…………」
「先輩、だんだん弱くなってるね。前はこんなすぐイキそうになってないと思ったけど」
「……っ、……っふぅう……」
そんなこと言われても、数えられないくらいしてるから前のことなんかわからない……。
ユウマくんの背中に腕を回して、しがみつくような格好になりながら首を横に振る。
「ぅ、やぁ……っ」
ぬる……っ、と指がさらに奥へ入ってきた。少し窪んだざらざらしたところに指を押し付けられて、かくん、と膝の力が抜ける。
「……ここは、ずっと弱いままだね」
「やっ、……やぁっ……あっ……」
粘液が飛び散るくらいかき混ぜられて、立っていられなくなる。
指の動きを止めるように、膣内がぎゅうぎゅうと締まる。それに抵抗して振りほどくように、指の強さは増していくばかりだった。
「んっ……、ふ、ぅ……っ、…………は、……ッ、…………はぁっ……」
足の間から溢れる音が、ぐちゅぐちゅと粘度の高いものに変わっていく。快感に飲み込まれると、熱っぽい息を吐くだけで、声が途切れて最後には掠れたようになる。
「——あっ、あ……ぅ……いっちゃっ、……あっ……っ」
内ももがぶるっ…とわなないて、膣内が指を食い締めるように断続的に震える。
「あっ——はぁッ……あぁっ……」
指が、敏感なところに居座ったまま、ひくんひくんと膣内が痙攣を繰り返す。とうとう自力では立っていられなくなってユウマくんの胸に体重を預けると、私の体を支えるように抱えていた腕の力が強くなる。
「……大丈夫?」
耳元で囁かれて、ふるふると首を横に振った。
「——んぅっ」
ちゅぷ、と吸い付くような音を立てて指が抜かれていく。名残惜しそうにお腹の中がぴくぴくと震えてる……。
ほう、と息をつくと、ユウマくんが屈んで私の腕を取った。
「先輩、腕、俺の首のとこ回して」
「……ど、うして」
「いいから」
言われた通りに腕を回すと、ユウマくんが屈んでいた体を起こした。身長差のせいでつま先立ちのような姿勢になって、ユウマくんに身体を支えられた状態で片足を持ち上げられる。
シャワーを頭からかぶっていたユウマくんが髪を上げてオールバックになる。落ちてくる水滴がうっとおしいのか、眉間に皺が寄せてこちらを見るから一瞬怯んでしまった。
「……いつもと人相ちがくない? なんかやばい自由業のひとみたい」
「えー? 俺、裸眼だとほとんど見えないからね」
シャワーホルダーに手をかけて、かがんだユウマくんの顔が目の前にくる。
「こんくらい近くないと」
「っ」
突然目の前に来たから、びっくりして固まってしまった。ふ、と目元を緩ませたユウマくんの唇が近付いてきて慌てて手で覆い隠す。
「だからっ、なんでそうキスしたがるのっ」
最近、セックスするときは毎回こうだ。一度許したら、なあなあになってしまった。それまでキスはしないと決めていて、私からは絶対にしなかったのに。
「いいじゃん、ダメなの?」
「そういうのは彼女にして」
「いないって。俺の指もちんこも咥えてるくせに、なんで舌はダメなの?」
「…………」
露骨な言葉をぶつけられて、さらに言葉に詰まる。顔がぶわりと熱を持って熱い。
キスは、恋人同士がするものだと勝手に思っていたから、私達がするのは違う。でもそれを素直に言って、「じゃあしない」って言われるのも悲しくなる。やっぱり彼女になれないんだなって、嫌でも認めなきゃいけなくなるのはつらい。
「ねぇ、キスしたい。ダメ?」
顎を持ち上げられて、視線が泳ぐ。
「……きょ、今日だけね」
「とか言いつつ、どうせ何回もしてくれるでしょ、先輩は」
「……うるさいな」
図星だ。私がユウマくんに甘いってこと、見透かされてる。あぁもう、嫌だ、恥ずかしい……。
ユウマくんの指が顎から頬に移動した。顔を上向きにしたまま目を閉じる。キスは確かに最近何度もしていたけど、あらたまって向かい合うと恥ずかしいし緊張もする。
「……口開けて、舌出して」
「……ん……っ」
控えめに伸ばした舌が、ぺろ、と舐められてふるふると身体が震える。ちゅっ、ちゅっ、と小さい水音を出して舌が優しく吸われる。くすぐったい……。恥ずかしい……。頭の中がぐらぐらと沸騰しそうになって、どうやって息継ぎをしていたか忘れそう……。
「……っ、……んっ、ふ……」
舌や唇を舐められながら、耳のふちが指ですりすりとなぞられる。出しっぱなしのシャワーの熱気が身体にまとわりついて熱い。ユウマくんの腕が腰に回って、ぴくんと背すじがしなる。
「は……っ、ぁ……っ、んぅ……ぅ……っ」
舌と一緒に口の中をくちゅくちゅと舐め回されて、指先から頭のてっぺんまで痺れてくる。キスしてるだけなのに身体中を触られているみたい……。あ……、ダメだ……これ以上は、立てなくなりそう……。
ユウマくんの唇が離れた瞬間に顔を下げる。
「も……ダメ……おしまい……」
これ以上したら、足元がふわふわして立っていられなくなる。ふぅ……ふぅ……と息をついて、うつむく。それなのにユウマくんは私の腰に回していた腕を引いて身体を抱き寄せてきた。汗ばんだような濡れた熱い裸が触れて、息を呑む。
「っ」
「……足りない、もっと」
「っ……や、……っ」
身長の高いユウマくんが体を折り曲げて私の唇を探る。ちゅ、ちゅ、と頬や唇にかるいキスを落とされて、顔を持ち上げられてまた舌を差し込まれる。
「ん……ふ、……ぅ、んぁ……っん」
酸素が足りなくなって、頭がクラクラしてくる……。ずっと目をつぶっているから、自分がどこにどうやって立っているのかわからなくなってくる。なにか、つかまるものが欲しい……。
そろそろと手を伸ばして、指先がユウマくんの胸に触れる。
腰に添えられていたユウマくんの手がするりとお尻を撫でて、さらに体が引き寄せられた。下半身同士がくっついて、いつの間に大きくなっていたユウマくんのペニスがお腹に擦れる。ぬるぬるとした先走りがお腹を濡らして、ユウマくんも興奮してるのがわかる。
「っ、……はっ、ん……、っ、……はぁっ、あっ」
唇が離れて、抱きすくめられる。ユウマくんの体、すごく熱い……。
「……先輩、ここでしたい」
「だ、ダメだよ……っ」
無言で抱きしめてくる腕の力が強くなった。密着する身体の面積が広くなって、ユウマくんの熱が移ってくるみたいに私の身体も熱くなる……。
「……先輩って、こんな小さかったっけ」
「ユウマくんが大きいんだよ……っ、あ、あがろう……したいならベッドで、——んっ」
私の言葉を無視して、背中からお尻にかけてくすぐるように指先でゆっくりと撫でられる。
「もうちょっとだけ、触らせて」
「……あ……っ」
身動きが取れないように、私の頭を胸に押し付けるように抱きかかえて、ユウマくんの手が下腹部のさらに下へ移動した。足の間を指ですくうように撫でられて、喉がひく、とひくつく。——触るって、そこ……。
シャワーの音とは違うとろみのある音がぷちゅぷちゅと聞こえて、ユウマくんが鼻で笑った。
「キスしただけでこれ?」
「んっ、ぁ……ふ、っ……ぅ」
ユウマくんの指先がぬかるみを往復して、わざとらしくクチュクチュとした音を浴室に響かせる。指はときどきクリトリスにも触れてそのたびに、びくんと腰が引けた。
「あっ……ん、はぁっ、ユウマくん……、——っ」
ゆっくり指が膣内に沈んでいって、一瞬、息が止まる。
「ふあっ、あっ……やっ……んんっ」
「せっま……、これ、まだ指一本しか挿れてないよ」
「あっ、うごかしちゃっ……」
「無理でしょ、こんなに欲しがってるのに」
指の腹で浅くお腹側を擦られる。ほんの少し指が入っただけなのに、声が震えるくらい気持ちいい……。
「は、……はぁっ、……ッ、あ…………」
「先輩、だんだん弱くなってるね。前はこんなすぐイキそうになってないと思ったけど」
「……っ、……っふぅう……」
そんなこと言われても、数えられないくらいしてるから前のことなんかわからない……。
ユウマくんの背中に腕を回して、しがみつくような格好になりながら首を横に振る。
「ぅ、やぁ……っ」
ぬる……っ、と指がさらに奥へ入ってきた。少し窪んだざらざらしたところに指を押し付けられて、かくん、と膝の力が抜ける。
「……ここは、ずっと弱いままだね」
「やっ、……やぁっ……あっ……」
粘液が飛び散るくらいかき混ぜられて、立っていられなくなる。
指の動きを止めるように、膣内がぎゅうぎゅうと締まる。それに抵抗して振りほどくように、指の強さは増していくばかりだった。
「んっ……、ふ、ぅ……っ、…………は、……ッ、…………はぁっ……」
足の間から溢れる音が、ぐちゅぐちゅと粘度の高いものに変わっていく。快感に飲み込まれると、熱っぽい息を吐くだけで、声が途切れて最後には掠れたようになる。
「——あっ、あ……ぅ……いっちゃっ、……あっ……っ」
内ももがぶるっ…とわなないて、膣内が指を食い締めるように断続的に震える。
「あっ——はぁッ……あぁっ……」
指が、敏感なところに居座ったまま、ひくんひくんと膣内が痙攣を繰り返す。とうとう自力では立っていられなくなってユウマくんの胸に体重を預けると、私の体を支えるように抱えていた腕の力が強くなる。
「……大丈夫?」
耳元で囁かれて、ふるふると首を横に振った。
「——んぅっ」
ちゅぷ、と吸い付くような音を立てて指が抜かれていく。名残惜しそうにお腹の中がぴくぴくと震えてる……。
ほう、と息をつくと、ユウマくんが屈んで私の腕を取った。
「先輩、腕、俺の首のとこ回して」
「……ど、うして」
「いいから」
言われた通りに腕を回すと、ユウマくんが屈んでいた体を起こした。身長差のせいでつま先立ちのような姿勢になって、ユウマくんに身体を支えられた状態で片足を持ち上げられる。
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