【R18】私が後輩のセフレに沼ってから別れるまでのお話。

志貴野ハル

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第5章

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 ユウマくんに掴まれていた手首がいつの間にか解放されて、今度はホックを外したブラジャーごと、パジャマの裾を捲り上げた。胸をはだけさせて、ショーツも片足に引っかかった中途半端な状態になった私を見て、「無理やり犯されてるみたい」とユウマくんが笑う。

「————っ」

 かぁっと顔に熱が上がって、視線から顔を背ける。
 根元まで突き入れた指で、ぐちゅぐちゅと媚肉を満遍なくほぐされながらユウマくんの体が近づいている気配がした。サラサラの前髪が私の鎖骨に触れて、右胸の先端に生温かい空気が触れた直後、鋭い痛みに似た刺激が走る。

「——んっ……ユウマくん……っ、……あっ」

 胸の先端を吸われて、伸ばした舌をべっとりと張り付けながらねろねろと乳輪をなぞる。何度も繰り返されていくうちに、重く熱っぽい息が漏れて、お腹の奥が疼いてくる。
(あと少し、もう少し指を激しく動かしてくれたら……)
 もどかしくなりながら何度も膣内を震わせる。だけどユウマくんの舌が離れてしまった。

「あっ……」
「……んっ、せんぱい、口でしてくれる……?」

 膣内の奥で指を浅く動かしながら、ユウマくんがねだる。イキたかったけど、こういうときのユウマくんが可愛く見えて、さっきまでの疼きもどうでもよくなってしまう。

「ん……」

 私が頷いたのと同時に、指が引き抜かれた。ずっと入っていたから、指の形にぽっかり穴が空いた感じがする。体を起こすと、お腹の奥からとろりとした愛液が溢れてきて、ふるっ…と身震いした。

「全部脱いで」

 向かい合いながら座って、ユウマくんがパジャマの裾を持つと上へ引っ張った。ブラジャーごと引き抜かれて上半身が裸になる。恥ずかしいという感情はすっかり薄れて、今はもう視線の先にあるズボンの膨らみに触りたくてしょうがなかった。

「……ユウマくんも」
「ん」

 着ていたスウェットを素直に脱いでお互い裸になる。
 弾かれるようにパンツから出てきた屹立に、背中からゾクゾクと電流が走って、口の中に溢れてきた唾液を無意識に飲み込む。
 透明な先走りを鈴口に溜めて、お腹にくっつくくらいそそり勃ったペニスに吸い寄せられるように手を伸ばすと、ユウマくんの腰が引けた。

「あぁ、まって、先輩も、お尻こっち向けて」
「?」
「まだイッてなかったでしょ、途中だったから。シックスナインしよ」
「え……えっ」
「ほら早く」

 腕を引っ張られて、寝転んだユウマくんの顔の上にまたがるよう誘導される。
 ドロドロの秘部を見られている羞恥心で頭が沸騰しそうになりながらまたがると、ユウマくんの手が太ももに触れてふるふると小刻みに震えた。目の前にユウマくんのペニスがあって、透明なカウパーを鈴口に溜めながら雄臭い匂いを放っている。それが鼻腔をくすぐるだけで、酩酊したように頭がクラクラした。

「腰落として」
「ん……っ、ひゃ……」

 言われた通りにおずおずと腰を落とすと、ぬちゅっ、とユウマくんの唇が蜜を溜め込んだ陰唇に触れた。舌先に伸びてクリトリスを包皮ごと、弾くようにぺろぺろ舐める。腰がヒクついて浮いてしまうのを、お尻の肉たぶを掴まれて舐めやすい位置に戻される。

「っ、……んっ、……んあ……」
「……せんぱいも、舐めて」
「んっ」

 与えられる刺激が気持ちよすぎて、思うように力の入らない体を震わせながら、ペニスの先っぽに舌を当てる。ぶるんっと生き物みたいにペニスが動いた。口を開けて亀頭を頬張る。カウパーのしょっぱい味とぬめりが舌に絡みつくの飲み下して、亀頭に舌を巻き付けて舐め回す。

「はぁ……っ、あー、舌やば……きもち……っ」

 ユウマくんの声が震えてる……。
 熱のこもった息が秘部にかかると、私の身体もピクッと反応した。
 夢中になって亀頭を舐め回していると、同じようにぺろぺろとクリトリスや蜜口を舐めていた舌が膣内に入ってきた。
 芯のある軟体動物みたいな温かい感触が膣内を満たしていくにつれて、背中がぞわぞわと震えて口からペニスが離れた。

「はっ、はぁっ、あ……っ……ぁあっ……んぐ、ぅっ……」
 叱るようにペチンとお尻をかるく叩かれて、もう一度、今度は外れないように深く咥え直す。

「ふ、……ふーっ、……ふーっ、……んぅうっ、んぶ……っ、んぅっ、う……っ」

 喉の奥まで咥えて、亀頭の張り出したところが舌の付け根に擦れる。
 まともに息ができなくて苦しいはずのに、それが脳内で気持ちいいに変換されて、ペニスの先端が喉奥をコリコリと往復するたび、口の中が粘液で溢れていっぱいになる。

「ん……っ……ンんっ……」

 またがった下腹部がキュッ、キュッと上下する。ペニスを咥えている喉奥も連動しているみたいに締まる。
 私のお尻や太ももを撫でていた手が、クリトリスへ移動した。いじられまくって真っ赤に大きく膨れた肉粒を指先でピンっピンっと弾かれて、喉奥がさらに締まる。

「——ん、……っぐ、……んぅっ、んんっ……は、ぁぷっ……んっ、ん……っ」

 私がペニスの裏筋に舌を這わせながら頭を上下に動かすたびに、ユウマくんの舌が同じようにぬちゅっ、ぬちゅっとゆっくり抜き差しを繰り返した。溢れた愛液を指先で纏わせてクリトリスをさらに弄ばれる。
 ……そろそろ限界だった。ユウマくんの顔に擦り付けるように腰を押し付ける。好きな人に対して、自分がこんな、はしたないことをするなんて思わなかった。でも……、でも……っ。
 膣内に埋めこまれている舌をきゅううっと強く締めつける。それに抵抗するようにぐねぐね動く感触に、体の震えが止まらない。
(……あ、……きちゃう……おおきいの……っ)
 ゾクゾクとした感覚が、脳天からつま先まで駆け抜ける。腰が抜けるくらいに深イキして、膝から崩れるように落ちて、ペニスを口から離してしまった。飲み込めなかった透明な唾液が口からだらだらとこぼれて、目の前が真っ白になる。

「っ、——はっ、あぁあっ……あぁああ……」

 ぬるぬると動く舌のせいで震えが止まらない……。バカになってしまった腰を無理やり持ち上げて舌を抜こうとすると、クリトリスをいじっていた手が太ももに移動して指先に力を込めてきた。
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