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第十七章 傀儡の影
第195話 チュートリアル:熱愛報道
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「ただいまー」
家に入って靴を脱いだ。
デンデデン♪
『チュートリアル:帰宅しよう』
『チュートリアルクリア』
『クリア報酬:速+』
肩に巻いたタオルで汗まみれの顔を拭きながらリビングへ。
「おかえり大哥☆」
「おかえりなさい!」
「ただいま」
キッチンからひょっこり顔をだすエプロン姿の我らが仙人リャンリャン。そしてテーブルに食器を並べる瀬那が俺を迎えた。二回目のただいまは気にしない。夏日ともあってクーラーが効いたリビングだけど、汗まみれの俺は寒さすら感じる。
「アイヤー☆ 早く汗流して来テ☆ もうすぐ朝ご飯だヨ☆」
「あいよー」
リビングから自室へ。替えのパンツとシャツ、学園指定のジャージを手に取り、いざ風呂へ行かんと振り返ると――
「やっほー」
笑顔の瀬那が俺の部屋に入ってきた。
そして。
「ちゅ♡」
軽くキスしてきた。
唇を離すと顔を少しだけ赤らめた瀬那を見る。
「おかえりのキスぅ。にししー」
「いや嬉しいけど、トレーニング終わりで汗臭いのに……」
「そんなの気にしないしー。だいたいさ、夜は汗まみれになるから慣れちゃった」
「……そすか」
夜は汗まみれになるって意味はつまりはそういう事を言っている。瀬那はこの夏休みの間ほとんどお泊りしている。夏休みの強化月間。
ダンジョンへ潜り、現役攻略者たちの引率を終えた俺たちは必然的に夜は度胸合体。俺じゃなきゃ瀬那の体力について行けないだろう。
「ごめんすぐ汗流すわ。待ってて」
「うん! ししょーと待ってる!」
――ジャー
そそくさとシャワーを浴びる俺。
濡れた髪を両手で持ち上げオールバックに。
(今の俺って海外ドラマじゃね。俺のいちもつ絶対シャンプーのボトルに遮られてる感じする)
そんなバカなことを思いながらも速攻で汗とさよならバイバイ。下着とシャツ、ジャージを着てリビングへ。
「「「いただきます」」」
手を合わせて食材に感謝。
昨日の朝食は米と味噌汁に焼き魚と言った日本メシだったけど、我が家のシェフが作った今日の朝食は中国料理だ。
油条と豆浆に豆腐脳だ。
豆浆は豆乳。サクサクの揚げパンである油条を浸して食うと絶品で、豆乳を吸った揚げパンがマジでおいしい。
「ん~」
そして俺の大好きな豆腐脳。おぼろ豆腐に具を入れ、醬油やニンニクをみじん切りにした物、ラー油やごま油を入れた吸い物だ。とろみがあってマジでうまい。
「最高の朝食だと思わんかね」
某天空の城の適役であるロム〇カ・パロ・ウル・ラピュタの真似をして、隣の瀬那に顔を向けた。しかも声真似付き。
「40秒で支度しな!」
ノリのいい瀬那はド〇ラの真似。一瞬長い鼻が見えたのは瀬那の演技力が高い証拠だ。
「好好☆ 今日も仲良しだネ☆」
ケラケラと笑うリャンリャン。もう平らげた様で食器を片付けようとしている。
「当然仲良しだもんねー」
「もち。でも朝食は40秒では完食できないな」
「時間が許す限りゆっくり食べるといイ☆」
リャンリャンの言う通りゆっくりと食べ豆乳を飲んでいると、環境BGM目的で点けていたテレビに気になる内容が。
《――先日、ヤマトサークル所属西田メンバーの熱愛報道ですが、サークル長である大和撫子さんに取材にいきました》
ニュースキャスターの隣に大きなテロップ。西田メンバーの公式画像と相手の女性の画像が添付されている。そして画面が切り替わり、目玉が飛び出しそうな程クソ高そうなレストランから出てくる二人の写真に切り替わる。
そしてもう一度切り替わると、歩きながらインタビューを受ける日本最強の女、撫子さんが映った。
《――信彦の熱愛? 成るべくして成ったのだ。素直に祝福するに値するだろう》
それだけ言ってインタビューが終わった。
《クゥ~~~!! 撫子さんのインタビューだけでもレアなのに良く答えてくれましたね~! 部下の熱愛報道に喜んでる証拠!》
《カビラさんは撫子さんに会ったことがありますもんね~》
《まさに鉄の女! 一切の隙を見せない女性でした!》
攻略者トーナメントで司会をしていたJ・カビラが本業のキャスター姿で息まいている。確かに撫子さんとリアルで合うとテンション上がるからなぁ。
「まさか彼に熱愛報道は流石にビックリしたネ☆」
「しかも相手はアメリカの最強サークル、エクストラスのエルフェルトさん! 最強サークル同士の熱愛……! なんか漫画みたいだよねぇ~!」
二人もと言うか、もうだいたいの人はこの報道を知っている。俺なんて驚きすぎて西田メンバーの熱愛報道とか何かの間違いだと思った。
「しかも相手はブロンド髪の超美人。画像検索でどんな人か見たけどスタイル良すぎだ――」
「……」ゴゴゴゴ
「いや何でもないうん」
目のハイライトを無くした瀬那が無表情で俺を見たから速攻で口をつぐんだ。
「さ、冷めないうちに食べよーっと」
「……そだね」
なんとか機嫌を直した瀬那は目に光を戻して揚げパンを食べた。
「――ズズ」
それはそうとあの西田メンバーに恋人かぁ。気になりすぎて普段買わない週刊春のキャノン砲買ってどんな記事なのか見たほどだ。
アメリカではお相手のエルフェルトさんに熱愛報道って感じらしく、テレビでは放送されない詳しい内容がつらつらとキャノン砲に書かれていた。
レストランで楽しく食事する二人。車内の二人。そして玄関で互いのキスしてる二人の画像も掲載。こういったプライベートがパパラッチされるのは有名税なのかもしれない。
っていうかさ。知り合いの盗撮もといパパラッチのキス画像を見ると変にドキドキするわ……。何かイケナイものを見てしまった感じ。
やるやるとは聞いていたけどまさか本当にやるとはなぁ。
知らんけど。
ちなみに報道後の突撃パパラッチの激写を受けた西田メンバーの顔が伝説のスーパーサイヤ人を感じた野菜王子みたいになってて正直吹いた。
まぁ人生何があるかわからんけど、キスしてる二人の画像は幸せそうで何よりだな。
「「ごちそうさまでした」」
二人して手を合わせて感謝の言葉を送る。
食べ終わった食器を流し台の前で待機してるリャンリャンに手渡し。細い目をさらに細くし笑顔を作ったのは、ペロリと平らげた食器を見て料理人冥利についたと言ったところだろう。
そんなこんなで予定の時間。そろそろ引率してくれるサークルに向かう時間だ。
火曜日だけど今は夏休みのエブリデイ日曜日。といってもそれは学生だけであって社会人や攻略者やサークルは普通に仕事だったり。だから俺も出向くわけだが。
「そろそろ行くわ~」
玄関先。リュックは背負わない。次元ポケットに荷物はしまってある。
「気を付けてね萌。らくしょーだと思うけど、油断禁物だよ!」
「ありがと。瀬那はリャンリャンと修行だっけ」
「うん。今日はししょーとバトルするんだぁ。実力を計るんだって」
「勢い余って如意棒で機材壊すなよ?」
「そこまでバカじゃありませんー! ほら時間でしょ!」
靴ひもを結んで立ち上がる俺に近づく瀬那。
――ちゅ♡
軽く唇にキスされた。
「――いってらっしゃい」
「――行ってきます」
玄関のドアを開け、俺は目的地に向かうのだった。
家に入って靴を脱いだ。
デンデデン♪
『チュートリアル:帰宅しよう』
『チュートリアルクリア』
『クリア報酬:速+』
肩に巻いたタオルで汗まみれの顔を拭きながらリビングへ。
「おかえり大哥☆」
「おかえりなさい!」
「ただいま」
キッチンからひょっこり顔をだすエプロン姿の我らが仙人リャンリャン。そしてテーブルに食器を並べる瀬那が俺を迎えた。二回目のただいまは気にしない。夏日ともあってクーラーが効いたリビングだけど、汗まみれの俺は寒さすら感じる。
「アイヤー☆ 早く汗流して来テ☆ もうすぐ朝ご飯だヨ☆」
「あいよー」
リビングから自室へ。替えのパンツとシャツ、学園指定のジャージを手に取り、いざ風呂へ行かんと振り返ると――
「やっほー」
笑顔の瀬那が俺の部屋に入ってきた。
そして。
「ちゅ♡」
軽くキスしてきた。
唇を離すと顔を少しだけ赤らめた瀬那を見る。
「おかえりのキスぅ。にししー」
「いや嬉しいけど、トレーニング終わりで汗臭いのに……」
「そんなの気にしないしー。だいたいさ、夜は汗まみれになるから慣れちゃった」
「……そすか」
夜は汗まみれになるって意味はつまりはそういう事を言っている。瀬那はこの夏休みの間ほとんどお泊りしている。夏休みの強化月間。
ダンジョンへ潜り、現役攻略者たちの引率を終えた俺たちは必然的に夜は度胸合体。俺じゃなきゃ瀬那の体力について行けないだろう。
「ごめんすぐ汗流すわ。待ってて」
「うん! ししょーと待ってる!」
――ジャー
そそくさとシャワーを浴びる俺。
濡れた髪を両手で持ち上げオールバックに。
(今の俺って海外ドラマじゃね。俺のいちもつ絶対シャンプーのボトルに遮られてる感じする)
そんなバカなことを思いながらも速攻で汗とさよならバイバイ。下着とシャツ、ジャージを着てリビングへ。
「「「いただきます」」」
手を合わせて食材に感謝。
昨日の朝食は米と味噌汁に焼き魚と言った日本メシだったけど、我が家のシェフが作った今日の朝食は中国料理だ。
油条と豆浆に豆腐脳だ。
豆浆は豆乳。サクサクの揚げパンである油条を浸して食うと絶品で、豆乳を吸った揚げパンがマジでおいしい。
「ん~」
そして俺の大好きな豆腐脳。おぼろ豆腐に具を入れ、醬油やニンニクをみじん切りにした物、ラー油やごま油を入れた吸い物だ。とろみがあってマジでうまい。
「最高の朝食だと思わんかね」
某天空の城の適役であるロム〇カ・パロ・ウル・ラピュタの真似をして、隣の瀬那に顔を向けた。しかも声真似付き。
「40秒で支度しな!」
ノリのいい瀬那はド〇ラの真似。一瞬長い鼻が見えたのは瀬那の演技力が高い証拠だ。
「好好☆ 今日も仲良しだネ☆」
ケラケラと笑うリャンリャン。もう平らげた様で食器を片付けようとしている。
「当然仲良しだもんねー」
「もち。でも朝食は40秒では完食できないな」
「時間が許す限りゆっくり食べるといイ☆」
リャンリャンの言う通りゆっくりと食べ豆乳を飲んでいると、環境BGM目的で点けていたテレビに気になる内容が。
《――先日、ヤマトサークル所属西田メンバーの熱愛報道ですが、サークル長である大和撫子さんに取材にいきました》
ニュースキャスターの隣に大きなテロップ。西田メンバーの公式画像と相手の女性の画像が添付されている。そして画面が切り替わり、目玉が飛び出しそうな程クソ高そうなレストランから出てくる二人の写真に切り替わる。
そしてもう一度切り替わると、歩きながらインタビューを受ける日本最強の女、撫子さんが映った。
《――信彦の熱愛? 成るべくして成ったのだ。素直に祝福するに値するだろう》
それだけ言ってインタビューが終わった。
《クゥ~~~!! 撫子さんのインタビューだけでもレアなのに良く答えてくれましたね~! 部下の熱愛報道に喜んでる証拠!》
《カビラさんは撫子さんに会ったことがありますもんね~》
《まさに鉄の女! 一切の隙を見せない女性でした!》
攻略者トーナメントで司会をしていたJ・カビラが本業のキャスター姿で息まいている。確かに撫子さんとリアルで合うとテンション上がるからなぁ。
「まさか彼に熱愛報道は流石にビックリしたネ☆」
「しかも相手はアメリカの最強サークル、エクストラスのエルフェルトさん! 最強サークル同士の熱愛……! なんか漫画みたいだよねぇ~!」
二人もと言うか、もうだいたいの人はこの報道を知っている。俺なんて驚きすぎて西田メンバーの熱愛報道とか何かの間違いだと思った。
「しかも相手はブロンド髪の超美人。画像検索でどんな人か見たけどスタイル良すぎだ――」
「……」ゴゴゴゴ
「いや何でもないうん」
目のハイライトを無くした瀬那が無表情で俺を見たから速攻で口をつぐんだ。
「さ、冷めないうちに食べよーっと」
「……そだね」
なんとか機嫌を直した瀬那は目に光を戻して揚げパンを食べた。
「――ズズ」
それはそうとあの西田メンバーに恋人かぁ。気になりすぎて普段買わない週刊春のキャノン砲買ってどんな記事なのか見たほどだ。
アメリカではお相手のエルフェルトさんに熱愛報道って感じらしく、テレビでは放送されない詳しい内容がつらつらとキャノン砲に書かれていた。
レストランで楽しく食事する二人。車内の二人。そして玄関で互いのキスしてる二人の画像も掲載。こういったプライベートがパパラッチされるのは有名税なのかもしれない。
っていうかさ。知り合いの盗撮もといパパラッチのキス画像を見ると変にドキドキするわ……。何かイケナイものを見てしまった感じ。
やるやるとは聞いていたけどまさか本当にやるとはなぁ。
知らんけど。
ちなみに報道後の突撃パパラッチの激写を受けた西田メンバーの顔が伝説のスーパーサイヤ人を感じた野菜王子みたいになってて正直吹いた。
まぁ人生何があるかわからんけど、キスしてる二人の画像は幸せそうで何よりだな。
「「ごちそうさまでした」」
二人して手を合わせて感謝の言葉を送る。
食べ終わった食器を流し台の前で待機してるリャンリャンに手渡し。細い目をさらに細くし笑顔を作ったのは、ペロリと平らげた食器を見て料理人冥利についたと言ったところだろう。
そんなこんなで予定の時間。そろそろ引率してくれるサークルに向かう時間だ。
火曜日だけど今は夏休みのエブリデイ日曜日。といってもそれは学生だけであって社会人や攻略者やサークルは普通に仕事だったり。だから俺も出向くわけだが。
「そろそろ行くわ~」
玄関先。リュックは背負わない。次元ポケットに荷物はしまってある。
「気を付けてね萌。らくしょーだと思うけど、油断禁物だよ!」
「ありがと。瀬那はリャンリャンと修行だっけ」
「うん。今日はししょーとバトルするんだぁ。実力を計るんだって」
「勢い余って如意棒で機材壊すなよ?」
「そこまでバカじゃありませんー! ほら時間でしょ!」
靴ひもを結んで立ち上がる俺に近づく瀬那。
――ちゅ♡
軽く唇にキスされた。
「――いってらっしゃい」
「――行ってきます」
玄関のドアを開け、俺は目的地に向かうのだった。
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