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第二十章 漏れ出す者
チュートリアル:オーガ
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「――各員急いで!!」
指令室。
怒号。唾をまき散らしす程の焦り。血相をかいて花房有栖が檄を飛ばす。
時を遡る事数分前。
《――なんだ……?》
「?」
ヤマトサークルを筆頭に大型サークルの長に取り付けた特別製の四機のカメラ。それを通してダンジョン『鬼の島』現場、奮闘する現状の様子を伺っていた花房有栖だった。
この未曾有のスタンピードを引き起こした最奥にいるボス――エグゼクティブオーガゴブリンを屠ったディメンションフォースの妻夫木。
その様子を大画面で映していた観測室は歓喜の叫びに沸いたのも束の間、その妻夫木の様子が、声から感じ取れる異変が有栖たちを緊張させた。
《――ッブツ》
「妻夫木くん……? 妻夫木くん応答して!!」
ノイズ交じりの通信オフ。明らかに何らかの外部的干渉による作用で通信が切れたと察知し、有栖は額にジワリと汗をかいた。
(滅多な事に動じない妻夫木くんの声が震えていた……。何か嫌な予感がするわ……)
四つに分断された右下のロストと書かれた画面。それを睨みながら大型タブレット上のデスクを指先で小さくノックする。
「ロストしたカメラに何が映ったか少しでもいいから拾いなさい。各員急いで!!」
観測室の総員が忙しく動く。
(幸い妻夫木くんの生体反応は消えていない)
カメラは壊れど受信し続ける生体反応は健在。
(でも心拍数が高い……。ザコモンスターは当然の事、ボスであるエグゼクティブオーガゴブリンと対峙しても平常だったのに……。間違いなく――)
――何かと戦っている。
デスクタブレットの通信ボタンを押す。
「獅童くん、舞さん、撫子ちゃん。あなた達は急いで妻夫木くんの下へ」
――了解!!!
四画面のうち生きている三つの画面が忙しなく動き、景色を後ろへと送る。
そして数分後。
「――ここか」
「あら、同じタイミングね」
指定の洞窟入口に着いたのは銀獅子の獅童にパンサーダンサーの椿。両名同時だった。
ヒカリゴケが覆う洞窟。妻夫木が入ってゴブリンを蹴散らしたからなのか、異様な静けさが二人を出迎えた。
――ッピ!
片耳に付けたイヤホンに通信。二人は意識をイヤホンに。
《――二人とも油断しないで》
「わかってます」
「もちろんです」
視線を合わせて頷き合う。
そして駆け足で洞窟の中に入る二人。
外から視認できた通り、洞窟の壁にはヒカリゴケが群生しており、光源が無くても人間の視界でも良好に視認できる程だった。
こういった洞窟の地面の大半は滑りやすいのが、おあつらえ向きに程よく踏みしめれる地面。所言う戦いやすい地面であった。
「……」
椿、獅童の両名は当然始めて見る光景で慎重を期して中を進む一方、カメラ越しとはいえ先の妻夫木の映像を見ていた有栖は静観。洞窟に微かな違いがあるかも知れないと注意深く映像を見ていた。
外部の騒音――ボスを倒した事でリポップは治まり、スタンピードの駆除の音がカメラから聞こえなくなった。
瞬間――
――ッドガ!!
――ッズバ!!
「「!?」」
洞窟の奥に激しい音が聞こえてきた。
駆け足だった二人は全速力で中へと進む。
くねくねと進んだ先。曲がり角の先にひときわ明るい場所があると視認した。
そして二人は曲がり角を曲がる。
――ッガイン!!
二人と観測室しつが見た物は。
――ッバコ!!
「――っぐは!?!?」
「――」シュー
体長二メートル強の体躯を誇る何か。
そしてその何かの攻撃によって打ち付けられ、壁を大きく陥没させる程のダメージを負った妻夫木の姿だった。
滲む視界に見たライバルの姿。
「――にげ……ろ――」
息も絶え絶え。辛うじて開いていた瞼がゆっくりと閉じた。
「――」シュー
オーガとは明らかに違う筋肉の質の後姿。白い吐息を纏う首筋は盛り上がり、背中に鬼でも宿っていると彷彿させる筋肉量。腕、足の甲、膝、腹部に鋼のアーマーを装備。左肩に大型のモンスターの牙を装備し、肩を上下し呼吸している。
スピードスターの異名を持つ妻夫木の敗北。そして妻夫木を打ち負かした赤肌の奇異な存在。
「――」
「――」
それだけが獅童、椿の両名を硬直させたのではない。
口から白い吐息を吐きながらゆっくり振り向くソレ。
装備しているカメラより先に顔を視認した二人の視界にメッセージ画面。ソレの名称が――
――ッピン!
ソレは親指で小石を弾き、二人に着弾。
《――ピガッ!!》
椿と獅童のカメラがロストした。
「ッ!? 獅童くん!! 椿さん!! 返事をして!!」
カメラと連動しているイヤホンにボイスを通すも二人からの判事が無い。
「ッチィ!」
カメラを通してイヤホンに繋ぐ機構故の障害。技術班に文句を言いつけてやると心に誓う有栖だったが、それとは別の理由で額に噴出した汗が止まらない。
「妻夫木のバイタルは低い状態! 獅童並びに椿の心拍数が上昇!! 交戦していると思われます!!」
「ええわかってる!!」
下唇を噛む有栖。
(カメラが壊される前に写ったアレ……)
瞼を閉じる。
(隆起している筋肉。圧倒的な存在感に、特徴的な赤い肌……)
思考するワード以外にも頭の中に次々と浮かぶ知っているワード。それらを総合的に組み込んでいくと、有栖が記憶している閲覧した記録に結び付く。
(ついに来てしまった……!! 我々人類が二度も撃ち負けたと言われている災悪の存在が……!!)
一滴の汗が頬を伝いタブレットに落ちる。
「――なでしこッ!!」
《侵入します!!》
生きている最後のカメラ。それは日本が誇る最強の女――ヤマトサークル長である大和撫子のカメラだった。
洞窟に到着したのも関わらず、入り口を無視し全速力のまま壁に激突。
――ッドゴン!!
壁を、岩を突き破り。
――ッドガがガガガガガガガガガ!!!!
道順とは何ぞや。一切の減速無く身一つで岩山を破壊。走りは止まらない。
第六感を感じるがままに一直線。
保護されたカメラには岩盤が砕かれる音と真っ暗な映像だけだった。
――ッド!!
数十秒後、開けた場所に出てきた撫子。
何食わぬ顔で辺りを見渡すと。
「ッ!!」シュー
「っきゃ!?」
「――っぐわ!?」
剛腕に投げられた椿。それをボロボロの獅童が受け止めるもあまりの威力に壁に激突した場面だった。
「……うぅ」
「何と言う……強さだ……!」
歴戦の勇士である獅童、椿、そして妻夫木。
その三名が満身創痍で壁にもたれている。
「……」
《……ッ》
その様子を静観し、それを睨めつける撫子。そして口を手で覆い驚愕を隠せない有栖。
「――ふむ。弱体化を余儀なくされているとは言え、今の俺にも押し勝てないとは些かガッカリだ……」
白い吐息を吐きながら言葉を放った。
「しかしだ」
赤い手の平を見る。
「この手が震えている……。幾多の世界を巡り、幾多の名のある戦士を倒した俺が武者震いをしている……」
ソレはそっと、撫子に顔を向けた。
『刹利家臣 オーガ』
撫子のメッセージ画面にそう記されていた。
「お前は楽しめそうだ……!!」
ドレッドヘアをなびかせ、鋼のバイザーの奥で怪しく目が光る。
指令室。
怒号。唾をまき散らしす程の焦り。血相をかいて花房有栖が檄を飛ばす。
時を遡る事数分前。
《――なんだ……?》
「?」
ヤマトサークルを筆頭に大型サークルの長に取り付けた特別製の四機のカメラ。それを通してダンジョン『鬼の島』現場、奮闘する現状の様子を伺っていた花房有栖だった。
この未曾有のスタンピードを引き起こした最奥にいるボス――エグゼクティブオーガゴブリンを屠ったディメンションフォースの妻夫木。
その様子を大画面で映していた観測室は歓喜の叫びに沸いたのも束の間、その妻夫木の様子が、声から感じ取れる異変が有栖たちを緊張させた。
《――ッブツ》
「妻夫木くん……? 妻夫木くん応答して!!」
ノイズ交じりの通信オフ。明らかに何らかの外部的干渉による作用で通信が切れたと察知し、有栖は額にジワリと汗をかいた。
(滅多な事に動じない妻夫木くんの声が震えていた……。何か嫌な予感がするわ……)
四つに分断された右下のロストと書かれた画面。それを睨みながら大型タブレット上のデスクを指先で小さくノックする。
「ロストしたカメラに何が映ったか少しでもいいから拾いなさい。各員急いで!!」
観測室の総員が忙しく動く。
(幸い妻夫木くんの生体反応は消えていない)
カメラは壊れど受信し続ける生体反応は健在。
(でも心拍数が高い……。ザコモンスターは当然の事、ボスであるエグゼクティブオーガゴブリンと対峙しても平常だったのに……。間違いなく――)
――何かと戦っている。
デスクタブレットの通信ボタンを押す。
「獅童くん、舞さん、撫子ちゃん。あなた達は急いで妻夫木くんの下へ」
――了解!!!
四画面のうち生きている三つの画面が忙しなく動き、景色を後ろへと送る。
そして数分後。
「――ここか」
「あら、同じタイミングね」
指定の洞窟入口に着いたのは銀獅子の獅童にパンサーダンサーの椿。両名同時だった。
ヒカリゴケが覆う洞窟。妻夫木が入ってゴブリンを蹴散らしたからなのか、異様な静けさが二人を出迎えた。
――ッピ!
片耳に付けたイヤホンに通信。二人は意識をイヤホンに。
《――二人とも油断しないで》
「わかってます」
「もちろんです」
視線を合わせて頷き合う。
そして駆け足で洞窟の中に入る二人。
外から視認できた通り、洞窟の壁にはヒカリゴケが群生しており、光源が無くても人間の視界でも良好に視認できる程だった。
こういった洞窟の地面の大半は滑りやすいのが、おあつらえ向きに程よく踏みしめれる地面。所言う戦いやすい地面であった。
「……」
椿、獅童の両名は当然始めて見る光景で慎重を期して中を進む一方、カメラ越しとはいえ先の妻夫木の映像を見ていた有栖は静観。洞窟に微かな違いがあるかも知れないと注意深く映像を見ていた。
外部の騒音――ボスを倒した事でリポップは治まり、スタンピードの駆除の音がカメラから聞こえなくなった。
瞬間――
――ッドガ!!
――ッズバ!!
「「!?」」
洞窟の奥に激しい音が聞こえてきた。
駆け足だった二人は全速力で中へと進む。
くねくねと進んだ先。曲がり角の先にひときわ明るい場所があると視認した。
そして二人は曲がり角を曲がる。
――ッガイン!!
二人と観測室しつが見た物は。
――ッバコ!!
「――っぐは!?!?」
「――」シュー
体長二メートル強の体躯を誇る何か。
そしてその何かの攻撃によって打ち付けられ、壁を大きく陥没させる程のダメージを負った妻夫木の姿だった。
滲む視界に見たライバルの姿。
「――にげ……ろ――」
息も絶え絶え。辛うじて開いていた瞼がゆっくりと閉じた。
「――」シュー
オーガとは明らかに違う筋肉の質の後姿。白い吐息を纏う首筋は盛り上がり、背中に鬼でも宿っていると彷彿させる筋肉量。腕、足の甲、膝、腹部に鋼のアーマーを装備。左肩に大型のモンスターの牙を装備し、肩を上下し呼吸している。
スピードスターの異名を持つ妻夫木の敗北。そして妻夫木を打ち負かした赤肌の奇異な存在。
「――」
「――」
それだけが獅童、椿の両名を硬直させたのではない。
口から白い吐息を吐きながらゆっくり振り向くソレ。
装備しているカメラより先に顔を視認した二人の視界にメッセージ画面。ソレの名称が――
――ッピン!
ソレは親指で小石を弾き、二人に着弾。
《――ピガッ!!》
椿と獅童のカメラがロストした。
「ッ!? 獅童くん!! 椿さん!! 返事をして!!」
カメラと連動しているイヤホンにボイスを通すも二人からの判事が無い。
「ッチィ!」
カメラを通してイヤホンに繋ぐ機構故の障害。技術班に文句を言いつけてやると心に誓う有栖だったが、それとは別の理由で額に噴出した汗が止まらない。
「妻夫木のバイタルは低い状態! 獅童並びに椿の心拍数が上昇!! 交戦していると思われます!!」
「ええわかってる!!」
下唇を噛む有栖。
(カメラが壊される前に写ったアレ……)
瞼を閉じる。
(隆起している筋肉。圧倒的な存在感に、特徴的な赤い肌……)
思考するワード以外にも頭の中に次々と浮かぶ知っているワード。それらを総合的に組み込んでいくと、有栖が記憶している閲覧した記録に結び付く。
(ついに来てしまった……!! 我々人類が二度も撃ち負けたと言われている災悪の存在が……!!)
一滴の汗が頬を伝いタブレットに落ちる。
「――なでしこッ!!」
《侵入します!!》
生きている最後のカメラ。それは日本が誇る最強の女――ヤマトサークル長である大和撫子のカメラだった。
洞窟に到着したのも関わらず、入り口を無視し全速力のまま壁に激突。
――ッドゴン!!
壁を、岩を突き破り。
――ッドガがガガガガガガガガガ!!!!
道順とは何ぞや。一切の減速無く身一つで岩山を破壊。走りは止まらない。
第六感を感じるがままに一直線。
保護されたカメラには岩盤が砕かれる音と真っ暗な映像だけだった。
――ッド!!
数十秒後、開けた場所に出てきた撫子。
何食わぬ顔で辺りを見渡すと。
「ッ!!」シュー
「っきゃ!?」
「――っぐわ!?」
剛腕に投げられた椿。それをボロボロの獅童が受け止めるもあまりの威力に壁に激突した場面だった。
「……うぅ」
「何と言う……強さだ……!」
歴戦の勇士である獅童、椿、そして妻夫木。
その三名が満身創痍で壁にもたれている。
「……」
《……ッ》
その様子を静観し、それを睨めつける撫子。そして口を手で覆い驚愕を隠せない有栖。
「――ふむ。弱体化を余儀なくされているとは言え、今の俺にも押し勝てないとは些かガッカリだ……」
白い吐息を吐きながら言葉を放った。
「しかしだ」
赤い手の平を見る。
「この手が震えている……。幾多の世界を巡り、幾多の名のある戦士を倒した俺が武者震いをしている……」
ソレはそっと、撫子に顔を向けた。
『刹利家臣 オーガ』
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