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第?章 神界最強の刃 その四
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暴虐の覇王サムルトーザがトランポト荒野に降り立ったことを知った老いた輝久は、残虐に殺された過去の世界を現在の輝久に連続して見せた。
サムルトーザに対して恐れを抱く可能性もあったかも知れない。だが、誰よりも輝久が輝久自身のことを分かっていた。『仲間の死』『後悔と絶望』……それらはきっと、自分自身への怒りに変わる。サムルトーザを必ず倒すという気持ちが高まれば、より一層ラグナロク・ジ・エンドとシンクロして、勝率は高まるだろう。しかし――。
(勝てるだろうか。サムルトーザに)
ジエンドは、ガガとボルベゾを続けて倒した。神界最強の刃と呼ぶに相応しい強さと奇跡を実感した老いた輝久であったが、それでも尚、暴虐のサムルトーザは別格だと感じていた。
攻撃力、防御力、知力、俊敏さ、残虐性。全てが他の覇王より図抜けている。記憶があった前々回の世界で、ユアン達と一緒に覇王達を倒す攻略を練ったが、サムルトーザは除外していた。空想や夢物語を語り合う場に於いてすら、サムルトーザを倒せる気がしなかったからだ。
ソブラの闘技場。サムルトーザと対峙するラグナロク・ジ・エンドを、老いた輝久は固唾を呑んで見守っていた。
老いた輝久が浮遊する上空で、複数の剣と光線が交錯する。複製可能な魔剣ゼフュロイによるサムルトーザの全体攻撃『邪技の壱【飛追】』を、ジエンドの『グレイテストライト・オールレンジ』が迎撃していた。
円形闘技場にいる見物客を一人残らず皆殺しにする脅威の邪技。だが、ジエンドの後背部から発射された光線が、数百を超えるサムルトーザの剣を粉々に破壊し、犠牲者を誰一人出さずに邪技の壱を凌ぐ。
老いた輝久は「よし」と、拳を握り締めた。ここまでは想定内だった。
次に、サムルトーザはネィムを狙った。ネィムをかばうジエンドに対して、邪技の弐――回復不能の刺突『破戒』が炸裂する。
続けて、邪技の参『必絶殺』を放とうとしたサムルトーザに、ジエンドが右手をかざした。魔法陣らしき幾何学模様が空間に発生するが、ほぼ同時に破砕音。サムルトーザの剣が、発動した魔法陣ごとジエンドの胸を貫いていた。
(そんな! ジエンドが!)
治癒不能と、必殺剣の連続技を喰らったジエンドを見て、老いた輝久は言葉を失う。
強烈なダメージで、ジエンドの体がバチバチとショートしていた。煙が濛々と辺りに立ち籠める。
「な、何も見えねえっ!!」
クローゼのそんな叫び声を聞きながら、老いた輝久は困惑する。
(何だ……これは……!)
不思議だった。思念体である自身の目は、心眼に近い。なのに、老いた輝久の視界もまた靄に包まれたようになり、ジエンドの姿が認識できない。
ふと、老いた輝久は気付く。自らの足元に先程、砕け散った魔法陣があった。その欠片にジエンドの姿が小さく、だが、はっきりと映っている。
欠片の中に見えるジエンドは、邪技の弐『破戒』により、体中が罅割れ、続く『必絶殺』で胸を貫かれて倒れ伏していた。
やがて、煙が風に乗ってやって来て、魔法陣の欠片も飲み込まれた。次の瞬間、魔法陣の欠片は消え去っている。
老いた輝久は、目線を上げて吃驚する。煙が完全に晴れて、姿を現したジエンドは、何事も無かったかのように無傷で屹立していた。
(邪技の弐と邪技の参を喰らったという事実を、魔法陣の中の虚構に変えて、破壊!! 無かったことにしたというのか!?)
そう推察するが、詳しくは老いた輝久にも分からなかった。
サムルトーザが、苛ついた様子でジエンドを睨む。
「妖術使いが……!」
否、むしろ妖術以上だと老いた輝久は思った。物理法則や因果律を超えるという、偶の神力。その計り知れない全貌の一部を垣間見た気分だった。
とにもかくにも、邪技の参まで防ぎ、善戦するジエンドを見て、老いた輝久は安堵しかけていた。次に繰り出されるであろう技は、霊剣アポロバからの不可視の斬撃、邪技の肆『気先』。恐ろしい技だが、これもジエンドならばきっと凌げる――そんな期待を胸に眺めていた輝久は絶句する。
「邪技の肆『気先』が破られるとは思えねえ。だが、俺の勘が告げてやがる。念には念を入れておけ、と……」
サムルトーザは邪技が対策されていると悟って『気先』を封印。攻撃パターンを変えた。
(これから先は自分やティアの経験則にはない! つまり、ジエンドの分析外!)
老いた輝久は唸る。サムルトーザが、天剣ブラド・ナデアを飲み込み、黒曜石の如き全身凶器へと変化した。一方、ジエンドもレーザーブレードを飲み込み、煌めく結晶体へと姿を変える。
闘技場で光と闇が、ぶつかり合う。天地を揺るがす攻防が、老いた輝久の目前で繰り広げられた。
傍目にも押しているのは、サムルトーザだった。ジエンドは、攻撃を受けるので精一杯に思えた。
「ひはははは! 紛い物が! 触媒が違ぇんだよ! ブラド・ナデアは、俺の支配した世界クルプトに召喚された勇者を殺して奪った剣だ!」
サムルトーザは大剣のような脚で踵落としをジエンドに喰らわせる。だが、その途端、サムルトーザの脚が罅割れた。
驚愕するサムルトーザ。だが逆に、老いた輝久は冷静だった。
サムルトーザが生まれた世界に召喚された勇者を殺し、奪ったとされる天剣ブラド・ナデア。繰り返す世界の何処かで『伝説級の物質アダマンタイトから錬成されている』と、サムルトーザ自身が自慢げに語っていたことを覚えている。
(確かに、人の世では最強の部類に入る凄まじい剣に違いない。しかし、次元が違う)
老いた輝久は鋭い視線をサムルトーザに向ける。
(ジエンドが触媒としているのは、神界にいる神々が何十万年と追い求め、なお得られなかった『神界最強の刃ラグナロク』なのだから!)
追い込まれたサムルトーザは霊剣アポロバをも飲み込み、更なる能力向上を果たす。巨体と化しながらも、速度と攻撃力を増して、怒濤の攻撃をジエンドに与える。
しかし、突然。サムルトーザの左手の指全てが何の前触れもなく落下する。続いて、左腕が地に落ち、右足首が切り取られた。
「マキシマムライト・プライア・カウンター!」
ジエンドに変身している輝久がそう叫んだ。同時に、老いた輝久は震えながら涙を零す。
(あれは……あれは、クローゼが自分を守るために受けた攻撃――邪技の肆『気先』!)
全身武器と化したサムルトーザが放つ斬撃及び初動に、繰り返す世界でクローゼが受けた『気先』の太刀筋とを重ね合わせ、その近似値から反撃を放つ。そんなジエンドの神業を見て、クローゼもまた、大粒の涙を流していた。魂の奥に、サムルトーザに無惨に斬り殺された記憶が残っているのだろう。
老いた輝久も同じく涙を流していたが、やがて口元を僅かに緩ませた。
(この世界では一度も放たれなかった邪技の肆『気先』に対する、別領域からの反撃! サムルトーザだけではない! こんな攻撃を防げる者など存在するものか!)
暴虐の覇王サムルトーザの体が灰になって闘技場に散った後、老いた輝久は心の底から確信した。
繰り返す世界は、これが66666回目。倒されれば最後の『終わりの勇者』。それでも、ラグナロク・ジ・エンドならば、きっとアルヴァーナを救うことができる――と。
サムルトーザに対して恐れを抱く可能性もあったかも知れない。だが、誰よりも輝久が輝久自身のことを分かっていた。『仲間の死』『後悔と絶望』……それらはきっと、自分自身への怒りに変わる。サムルトーザを必ず倒すという気持ちが高まれば、より一層ラグナロク・ジ・エンドとシンクロして、勝率は高まるだろう。しかし――。
(勝てるだろうか。サムルトーザに)
ジエンドは、ガガとボルベゾを続けて倒した。神界最強の刃と呼ぶに相応しい強さと奇跡を実感した老いた輝久であったが、それでも尚、暴虐のサムルトーザは別格だと感じていた。
攻撃力、防御力、知力、俊敏さ、残虐性。全てが他の覇王より図抜けている。記憶があった前々回の世界で、ユアン達と一緒に覇王達を倒す攻略を練ったが、サムルトーザは除外していた。空想や夢物語を語り合う場に於いてすら、サムルトーザを倒せる気がしなかったからだ。
ソブラの闘技場。サムルトーザと対峙するラグナロク・ジ・エンドを、老いた輝久は固唾を呑んで見守っていた。
老いた輝久が浮遊する上空で、複数の剣と光線が交錯する。複製可能な魔剣ゼフュロイによるサムルトーザの全体攻撃『邪技の壱【飛追】』を、ジエンドの『グレイテストライト・オールレンジ』が迎撃していた。
円形闘技場にいる見物客を一人残らず皆殺しにする脅威の邪技。だが、ジエンドの後背部から発射された光線が、数百を超えるサムルトーザの剣を粉々に破壊し、犠牲者を誰一人出さずに邪技の壱を凌ぐ。
老いた輝久は「よし」と、拳を握り締めた。ここまでは想定内だった。
次に、サムルトーザはネィムを狙った。ネィムをかばうジエンドに対して、邪技の弐――回復不能の刺突『破戒』が炸裂する。
続けて、邪技の参『必絶殺』を放とうとしたサムルトーザに、ジエンドが右手をかざした。魔法陣らしき幾何学模様が空間に発生するが、ほぼ同時に破砕音。サムルトーザの剣が、発動した魔法陣ごとジエンドの胸を貫いていた。
(そんな! ジエンドが!)
治癒不能と、必殺剣の連続技を喰らったジエンドを見て、老いた輝久は言葉を失う。
強烈なダメージで、ジエンドの体がバチバチとショートしていた。煙が濛々と辺りに立ち籠める。
「な、何も見えねえっ!!」
クローゼのそんな叫び声を聞きながら、老いた輝久は困惑する。
(何だ……これは……!)
不思議だった。思念体である自身の目は、心眼に近い。なのに、老いた輝久の視界もまた靄に包まれたようになり、ジエンドの姿が認識できない。
ふと、老いた輝久は気付く。自らの足元に先程、砕け散った魔法陣があった。その欠片にジエンドの姿が小さく、だが、はっきりと映っている。
欠片の中に見えるジエンドは、邪技の弐『破戒』により、体中が罅割れ、続く『必絶殺』で胸を貫かれて倒れ伏していた。
やがて、煙が風に乗ってやって来て、魔法陣の欠片も飲み込まれた。次の瞬間、魔法陣の欠片は消え去っている。
老いた輝久は、目線を上げて吃驚する。煙が完全に晴れて、姿を現したジエンドは、何事も無かったかのように無傷で屹立していた。
(邪技の弐と邪技の参を喰らったという事実を、魔法陣の中の虚構に変えて、破壊!! 無かったことにしたというのか!?)
そう推察するが、詳しくは老いた輝久にも分からなかった。
サムルトーザが、苛ついた様子でジエンドを睨む。
「妖術使いが……!」
否、むしろ妖術以上だと老いた輝久は思った。物理法則や因果律を超えるという、偶の神力。その計り知れない全貌の一部を垣間見た気分だった。
とにもかくにも、邪技の参まで防ぎ、善戦するジエンドを見て、老いた輝久は安堵しかけていた。次に繰り出されるであろう技は、霊剣アポロバからの不可視の斬撃、邪技の肆『気先』。恐ろしい技だが、これもジエンドならばきっと凌げる――そんな期待を胸に眺めていた輝久は絶句する。
「邪技の肆『気先』が破られるとは思えねえ。だが、俺の勘が告げてやがる。念には念を入れておけ、と……」
サムルトーザは邪技が対策されていると悟って『気先』を封印。攻撃パターンを変えた。
(これから先は自分やティアの経験則にはない! つまり、ジエンドの分析外!)
老いた輝久は唸る。サムルトーザが、天剣ブラド・ナデアを飲み込み、黒曜石の如き全身凶器へと変化した。一方、ジエンドもレーザーブレードを飲み込み、煌めく結晶体へと姿を変える。
闘技場で光と闇が、ぶつかり合う。天地を揺るがす攻防が、老いた輝久の目前で繰り広げられた。
傍目にも押しているのは、サムルトーザだった。ジエンドは、攻撃を受けるので精一杯に思えた。
「ひはははは! 紛い物が! 触媒が違ぇんだよ! ブラド・ナデアは、俺の支配した世界クルプトに召喚された勇者を殺して奪った剣だ!」
サムルトーザは大剣のような脚で踵落としをジエンドに喰らわせる。だが、その途端、サムルトーザの脚が罅割れた。
驚愕するサムルトーザ。だが逆に、老いた輝久は冷静だった。
サムルトーザが生まれた世界に召喚された勇者を殺し、奪ったとされる天剣ブラド・ナデア。繰り返す世界の何処かで『伝説級の物質アダマンタイトから錬成されている』と、サムルトーザ自身が自慢げに語っていたことを覚えている。
(確かに、人の世では最強の部類に入る凄まじい剣に違いない。しかし、次元が違う)
老いた輝久は鋭い視線をサムルトーザに向ける。
(ジエンドが触媒としているのは、神界にいる神々が何十万年と追い求め、なお得られなかった『神界最強の刃ラグナロク』なのだから!)
追い込まれたサムルトーザは霊剣アポロバをも飲み込み、更なる能力向上を果たす。巨体と化しながらも、速度と攻撃力を増して、怒濤の攻撃をジエンドに与える。
しかし、突然。サムルトーザの左手の指全てが何の前触れもなく落下する。続いて、左腕が地に落ち、右足首が切り取られた。
「マキシマムライト・プライア・カウンター!」
ジエンドに変身している輝久がそう叫んだ。同時に、老いた輝久は震えながら涙を零す。
(あれは……あれは、クローゼが自分を守るために受けた攻撃――邪技の肆『気先』!)
全身武器と化したサムルトーザが放つ斬撃及び初動に、繰り返す世界でクローゼが受けた『気先』の太刀筋とを重ね合わせ、その近似値から反撃を放つ。そんなジエンドの神業を見て、クローゼもまた、大粒の涙を流していた。魂の奥に、サムルトーザに無惨に斬り殺された記憶が残っているのだろう。
老いた輝久も同じく涙を流していたが、やがて口元を僅かに緩ませた。
(この世界では一度も放たれなかった邪技の肆『気先』に対する、別領域からの反撃! サムルトーザだけではない! こんな攻撃を防げる者など存在するものか!)
暴虐の覇王サムルトーザの体が灰になって闘技場に散った後、老いた輝久は心の底から確信した。
繰り返す世界は、これが66666回目。倒されれば最後の『終わりの勇者』。それでも、ラグナロク・ジ・エンドならば、きっとアルヴァーナを救うことができる――と。
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