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第5章 いつになったら、日本に帰れますか?
81.『公爵。オレと公爵領に帰ろう?さあ、公爵お得意のお姫様抱っこの出番だぞ。』国王陛下が、帰らせてくれません。
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神子様は、うんともすんとも言わなくなった。
うーん。
神子様と会話するには、秘技がいる。
オレは、まだその域に達していない。
オレは、思案中の公爵に声をかけた。
「公爵、まだ考えるなら、帰ってから考えよう。
クズとクズ仲間は、首だけ出して埋めたら?
利用するときに、引っこ抜けばいい。
誰かが、勝手に触らないように、公爵が仕掛けをしておけば、安心だろう?」
オレに外出させない仕掛けを作って、公爵家の屋敷に設置したように。
畑の野菜の盗難防止と同じ仕組みでいいと思う。
「帰る。」
公爵は、嬉しそう。
「帰るぞ、公爵領へ。」
オレは、もう一声かけてやる。
公爵は、オレの顔を見つめて、破顔した。
「よし、公爵。クズとクズ仲間を埋めて、帰ろう。」
オレは、公爵に両手をあげて、合図した。
公爵は、キョトンとしている。
「公爵お得意のお姫様抱っこの出番だぞ?
今のオレは、服も靴もない。
公爵が、優しくオレを包まなかったら、オレはどうなる?
移動中、オレは、生まれたままの姿を見られることになる。
オレは、露出したいとは思わない。
さあ、オレをお姫様抱っこしろ。
お姫様抱っこしたオレを連れて帰れ。」
公爵は、満面の笑みを浮かべた。
ひょいっとオレをお姫様抱っこする。
前も思ったけれど、軽々とオレを抱き上げるよな。
しかも、安定感抜群。
眠りながらの移動も安心。
公爵は、オレをお姫様抱っこしながら、クズとクズ仲間向けて、呪文を唱えた。
部屋の床に、七つの穴が出現する。
クズと、クズ仲間は、ズボ、ズボ、と一人ずつ、一つの穴に吸い込まれた。
首だけ出して。
魔法って、凄いなー。
後で、公爵に魔法の話をふってみよう。
公爵が、部屋を出ていこうとすると。
国王陛下が止めた。
「公爵は、英雄。
英雄は、神子と結ばれ、神子と生きろ。
逆らうことは認めぬ。」
と国王陛下。
「お断りします。」
公爵は、迷わず断った。
「陛下は、私の伴侶を殺せと命じました。
私は、私の伴侶を選びます。」
「国王に逆らうか。」
と国王陛下。
「先に禁を犯したのは、陛下です。
私の伴侶は、公爵家の人間で、私の家族です。
陛下の公爵家の屋敷への今後の出入りは、お断りします。
用件があるときは、使者を出してください。
公爵家の敷地内には入れません。
門扉で対応します。
私の伴侶を王城の門から締め出したことを忘れないでください。」
と公爵。
「伴侶を可愛いがりたいなら、逆らわぬことだ。悪いようにはせぬ。」
と国王陛下。
「今日は、私が陛下に従ったばかりに、私の伴侶が危ない目にあいました。」
と公爵。
「逆らうか?」
と国王陛下。
「私と伴侶は、公爵領で生きていきます。」
と公爵。
「ならば。」
と国王陛下。
「ダメだって!」
と神子様が大声をあげた。
「だから!殺すのも、傷つけるのも、ナシ!言ったよね?」
と神子様。
国王の手勢は、国のツートップの仲間割れのために、動きを止めている。
公爵は、スタスタと部屋を出た。
オレをお姫様抱っこしたまま。
オレは、建物の外にいる兵士を見つけて、怖くなった。
思わず、ぎゅっと両手を公爵に回す。
オレは、もう、公爵から引き離されたくない。
公爵は、堂々と、オレをお姫様抱っこしたまま兵士の前を通る。
大丈夫なのかな?
オレは公爵にしがみついた。
ドキドキしているオレとは裏腹に。
兵士は、何の反応も示さなかった。
オレは、ほっと、力を抜く。
オレは、疲れていた。
怖い思いも、嫌な思いも、我慢もたくさんした。
オレの体は、休息を求めていた。
オレは、公爵のお姫様抱っこに安心して、うつらうつらしながら、意識を手離した。
うーん。
神子様と会話するには、秘技がいる。
オレは、まだその域に達していない。
オレは、思案中の公爵に声をかけた。
「公爵、まだ考えるなら、帰ってから考えよう。
クズとクズ仲間は、首だけ出して埋めたら?
利用するときに、引っこ抜けばいい。
誰かが、勝手に触らないように、公爵が仕掛けをしておけば、安心だろう?」
オレに外出させない仕掛けを作って、公爵家の屋敷に設置したように。
畑の野菜の盗難防止と同じ仕組みでいいと思う。
「帰る。」
公爵は、嬉しそう。
「帰るぞ、公爵領へ。」
オレは、もう一声かけてやる。
公爵は、オレの顔を見つめて、破顔した。
「よし、公爵。クズとクズ仲間を埋めて、帰ろう。」
オレは、公爵に両手をあげて、合図した。
公爵は、キョトンとしている。
「公爵お得意のお姫様抱っこの出番だぞ?
今のオレは、服も靴もない。
公爵が、優しくオレを包まなかったら、オレはどうなる?
移動中、オレは、生まれたままの姿を見られることになる。
オレは、露出したいとは思わない。
さあ、オレをお姫様抱っこしろ。
お姫様抱っこしたオレを連れて帰れ。」
公爵は、満面の笑みを浮かべた。
ひょいっとオレをお姫様抱っこする。
前も思ったけれど、軽々とオレを抱き上げるよな。
しかも、安定感抜群。
眠りながらの移動も安心。
公爵は、オレをお姫様抱っこしながら、クズとクズ仲間向けて、呪文を唱えた。
部屋の床に、七つの穴が出現する。
クズと、クズ仲間は、ズボ、ズボ、と一人ずつ、一つの穴に吸い込まれた。
首だけ出して。
魔法って、凄いなー。
後で、公爵に魔法の話をふってみよう。
公爵が、部屋を出ていこうとすると。
国王陛下が止めた。
「公爵は、英雄。
英雄は、神子と結ばれ、神子と生きろ。
逆らうことは認めぬ。」
と国王陛下。
「お断りします。」
公爵は、迷わず断った。
「陛下は、私の伴侶を殺せと命じました。
私は、私の伴侶を選びます。」
「国王に逆らうか。」
と国王陛下。
「先に禁を犯したのは、陛下です。
私の伴侶は、公爵家の人間で、私の家族です。
陛下の公爵家の屋敷への今後の出入りは、お断りします。
用件があるときは、使者を出してください。
公爵家の敷地内には入れません。
門扉で対応します。
私の伴侶を王城の門から締め出したことを忘れないでください。」
と公爵。
「伴侶を可愛いがりたいなら、逆らわぬことだ。悪いようにはせぬ。」
と国王陛下。
「今日は、私が陛下に従ったばかりに、私の伴侶が危ない目にあいました。」
と公爵。
「逆らうか?」
と国王陛下。
「私と伴侶は、公爵領で生きていきます。」
と公爵。
「ならば。」
と国王陛下。
「ダメだって!」
と神子様が大声をあげた。
「だから!殺すのも、傷つけるのも、ナシ!言ったよね?」
と神子様。
国王の手勢は、国のツートップの仲間割れのために、動きを止めている。
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オレは、建物の外にいる兵士を見つけて、怖くなった。
思わず、ぎゅっと両手を公爵に回す。
オレは、もう、公爵から引き離されたくない。
公爵は、堂々と、オレをお姫様抱っこしたまま兵士の前を通る。
大丈夫なのかな?
オレは公爵にしがみついた。
ドキドキしているオレとは裏腹に。
兵士は、何の反応も示さなかった。
オレは、ほっと、力を抜く。
オレは、疲れていた。
怖い思いも、嫌な思いも、我慢もたくさんした。
オレの体は、休息を求めていた。
オレは、公爵のお姫様抱っこに安心して、うつらうつらしながら、意識を手離した。
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