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第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。
398.マウンテン王国の国王陛下と王妃陛下の関係を良くするための糸口を発見しましたが?
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「ふふふ、ふふふ。」
と女神様は、笑っている。
楽しそうだなー。
国王陛下が、惚れていることくらい、女神様は分かっていたよなー。
国王陛下は、女神様のしもべだからなー。
「国王陛下の不調が、女神様への恋わずらいからくるものなら、きっぱり失恋させるか、自分で恋心にけじめをつけるか、になるよなー。」
「女神様に失恋させるには、国王陛下が女神様に告白しないといけないんだよ?」
と司祭の従兄弟ムール・ドロー。
「国王陛下の性格を考慮しますと、告白は難しいでしょう。」
と侯爵令嬢ポーリーン・タチバナ嬢。
「国王陛下ご自身で、恋心と決別していただくしかない。」
と王姉殿下スナメリ様。
「俺は、今まで、国王陛下が女神様に恋心を抱いている可能性に気づかなかった。」
と騎士団長の甥イスペル・シャム。
気づかなかったよなー。
可能性なんて、考えもしなかったら。
国王陛下を診察した医者は、国王陛下の恋心に気づいた、ということだよな?
診断結果から見て。
うん?
でも、国王陛下の周囲は、気づかなかったぞ。
「国王陛下は、女神様に恋している自覚を持っているかな?
国王陛下に、自覚がなければ、情緒不安定になる理由が、本人には分からないよなー。
初めての恋だったら、恋している自覚がないかもしれない。」
「国王陛下が恋をしているというなら、女神様が初恋になる。
国王陛下が王妃陛下に恋をしている様子は見たことがない。」
と王姉殿下スナメリ様。
「王妃陛下と国王陛下の関係がこじれている原因が、なんとなく見えてきたなー。」
「ぼくも。」
と司祭の従兄弟ムール・ドロー。
「何が見えてきたんだ?」
と騎士団長の甥イスペル・シャム。
「国王陛下と王妃陛下は、恋心はなくても、政略結婚を維持するために、関係性を良好にしようとしてきたんじゃないかな?
王妃陛下は、特に。」
「昔、王妃陛下は、よく気を回していた。
国王陛下にノータッチになったのは、最近。」
と王姉殿下スナメリ様。
「国王陛下と王妃陛下の夫婦の安寧は、互いに協力し合って、成り立っていたのかもしれないし、王妃陛下の努力の賜物によるものだったのかもしれない。」
「国王陛下夫妻の夫婦関係における、王妃陛下の働きかけは大きかった、と噂では聞いていますわ。
ヒサツグとクロード様の例がありますから、噂を鵜呑みにはしませんけども、王妃陛下からは察するものがあります。」
と侯爵令嬢ポーリーン・タチバナ。
「オレの噂は、ろくなものじゃなかったんだろうなー。」
「ヒサツグの噂は、ヒサツグを好ましく思わない者が作り上げた虚構。」
王姉殿下スナメリ様が、慰めてくれている。
「わたくしが、宰相になる頃には、ヒサツグの今の噂は廃れます。」
と侯爵令嬢ポーリーン・タチバナ嬢。
ポンポンと励ましが飛んでくる関係があるのって、いいよなー。
孤独は、辛い。
「既婚者の国王陛下が、初恋にとらわれただけでも、王妃陛下にとっては、裏切りで面白くないと想うんだよな。
国王陛下の初恋は、王妃陛下がどうにかできない相手である女神様。
王妃陛下は、夫婦として、裏切られただけでも腹立たしいのに、夫である国王陛下の裏切りを咎めることもできない。
王妃陛下が、国王陛下から離れた理由は、暖簾に腕押しで、疲れたからかもしれない。
国王陛下に、愛想が尽きたのかも知れない。
国王陛下が、女神様に失恋して、王妃陛下にごめんなさいをしてから、国王陛下と王妃陛下の関係の全てが動き出す気がする。
王妃陛下が、既に愛想をつかしていないといいなー。」
と女神様は、笑っている。
楽しそうだなー。
国王陛下が、惚れていることくらい、女神様は分かっていたよなー。
国王陛下は、女神様のしもべだからなー。
「国王陛下の不調が、女神様への恋わずらいからくるものなら、きっぱり失恋させるか、自分で恋心にけじめをつけるか、になるよなー。」
「女神様に失恋させるには、国王陛下が女神様に告白しないといけないんだよ?」
と司祭の従兄弟ムール・ドロー。
「国王陛下の性格を考慮しますと、告白は難しいでしょう。」
と侯爵令嬢ポーリーン・タチバナ嬢。
「国王陛下ご自身で、恋心と決別していただくしかない。」
と王姉殿下スナメリ様。
「俺は、今まで、国王陛下が女神様に恋心を抱いている可能性に気づかなかった。」
と騎士団長の甥イスペル・シャム。
気づかなかったよなー。
可能性なんて、考えもしなかったら。
国王陛下を診察した医者は、国王陛下の恋心に気づいた、ということだよな?
診断結果から見て。
うん?
でも、国王陛下の周囲は、気づかなかったぞ。
「国王陛下は、女神様に恋している自覚を持っているかな?
国王陛下に、自覚がなければ、情緒不安定になる理由が、本人には分からないよなー。
初めての恋だったら、恋している自覚がないかもしれない。」
「国王陛下が恋をしているというなら、女神様が初恋になる。
国王陛下が王妃陛下に恋をしている様子は見たことがない。」
と王姉殿下スナメリ様。
「王妃陛下と国王陛下の関係がこじれている原因が、なんとなく見えてきたなー。」
「ぼくも。」
と司祭の従兄弟ムール・ドロー。
「何が見えてきたんだ?」
と騎士団長の甥イスペル・シャム。
「国王陛下と王妃陛下は、恋心はなくても、政略結婚を維持するために、関係性を良好にしようとしてきたんじゃないかな?
王妃陛下は、特に。」
「昔、王妃陛下は、よく気を回していた。
国王陛下にノータッチになったのは、最近。」
と王姉殿下スナメリ様。
「国王陛下と王妃陛下の夫婦の安寧は、互いに協力し合って、成り立っていたのかもしれないし、王妃陛下の努力の賜物によるものだったのかもしれない。」
「国王陛下夫妻の夫婦関係における、王妃陛下の働きかけは大きかった、と噂では聞いていますわ。
ヒサツグとクロード様の例がありますから、噂を鵜呑みにはしませんけども、王妃陛下からは察するものがあります。」
と侯爵令嬢ポーリーン・タチバナ。
「オレの噂は、ろくなものじゃなかったんだろうなー。」
「ヒサツグの噂は、ヒサツグを好ましく思わない者が作り上げた虚構。」
王姉殿下スナメリ様が、慰めてくれている。
「わたくしが、宰相になる頃には、ヒサツグの今の噂は廃れます。」
と侯爵令嬢ポーリーン・タチバナ嬢。
ポンポンと励ましが飛んでくる関係があるのって、いいよなー。
孤独は、辛い。
「既婚者の国王陛下が、初恋にとらわれただけでも、王妃陛下にとっては、裏切りで面白くないと想うんだよな。
国王陛下の初恋は、王妃陛下がどうにかできない相手である女神様。
王妃陛下は、夫婦として、裏切られただけでも腹立たしいのに、夫である国王陛下の裏切りを咎めることもできない。
王妃陛下が、国王陛下から離れた理由は、暖簾に腕押しで、疲れたからかもしれない。
国王陛下に、愛想が尽きたのかも知れない。
国王陛下が、女神様に失恋して、王妃陛下にごめんなさいをしてから、国王陛下と王妃陛下の関係の全てが動き出す気がする。
王妃陛下が、既に愛想をつかしていないといいなー。」
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