《本編 完結 続編 完結》29歳、異世界人になっていました。日本に帰りたいのに、年下の英雄公爵に溺愛されています。

かざみはら まなか

文字の大きさ
530 / 673
第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。

530.国際会議で、三国同盟とドリアン王国の話し合いが始まります。ドリアン王国の国王陛下は、発言したポーリーン・タチバナに向かって?

しおりを挟む
国際会議に参加者が増えた。

カズラくんのご機嫌をとろうとしているドリアン王国の国王陛下。

ドリアン王国の国王陛下ににらみをきかせているカズラくん。

カズラくんは、ドリアン王国の国王陛下の後ろの席に椅子を運ばせてきて、座っている。

カズラくんの手には、何回も使用されたと一目で分かるハリセンが握られている。

ドリアン王国の国王陛下が、失礼な発言をすると、カズラくんのハリセンが炸裂するんだと思う。

会議に参加したくない、という表情を取り繕わないドリアン王国の侯爵子息。

ドリアン王国の侯爵子息の後ろには司祭と医者が座った。

愛こんにゃく家は、出入り口横に椅子を置いている

カズラくん。
司祭。
医者。
愛こんにゃく家。

よし、揃ったな。

ドリアン王国の国王陛下と侯爵子息を逃さないで、話し合いをするぞ。

「ドリアン王国と三国同盟による話し合いを始める。

三国同盟は、ドリアン王国には、二度と三国へ侵略しないこと、侵略のために進めてきたことを全て中止し、ドリアン王国内へ撤退することをドリアン王国に求める。」

オレが会議の口火を切る。

「ドリアン王国は、侵略などというものに心当たりがない。」
とドリアン王国の国王陛下。

「ドリアン王国の国王陛下。

ドリアン王国がやったことは侵略だと三国同盟は、認定した。

ドリアン王国は、速やかに、侵略行為を中止して、侵略のために各国にしてきたことを止めて、ドリアン王国内へ撤退することと、今後、ドリアン王国は、三国同盟へ侵略しないという取り決めを交わし、宣言してもらうぞ。」

「侵略の提議から話し合う必要がある。

思い込みで責め立てるなら、こちらにも考えがある。」
とドリアン王国の国王陛下。

「オレが今言ったくらいでは、ドリアン王国の国王陛下からは、思い込みだという感想しか聞けないんだなー。

とても残念だから、オレ以外の参加者にも語ってもらおう。」

オレの後に続いたのは、マウンテン王国の宰相補佐で侯爵令嬢ポーリーン・タチバナ。

「マウンテン王国は、ドリアン王国民がマウンテン王国民に結婚を持ちかけて、ドリアン王国に連れ出した後、ドリアン王国で生まれ育ったマウンテン王国民の子どもが、ドリアン王国の支援を受けて、マウンテン王国にスパイ活動に来ていたことを突き止めました。

ドリアン王国がマウンテン王国内に送り込んだ全スパイを、ドリアン王国が回収し、ドリアン王国内に戻すこと。

二度と、マウンテン王国民を利用して、侵略行為を働かないことと。

今までのスパイ活動に利用されたマウンテン王国民の安否情報を提示すること。

マウンテン王国は、ドリアン王国へ最低でもこの三点を要求します。」
と宰相補佐で侯爵令嬢ポーリーン・タチバナ。

宰相補佐で侯爵令嬢ポーリーン・タチバナは、はっきりと、臆することなく発言した。

マウンテン王国の代表として、マウンテン王国を背負って発言しているという自負が、全身から溢れている。

国際会議なんていう大舞台で、いきなり発言をすることになったのに、堂々としている。

オレは、頑張れ、と心の中で、宰相補佐で侯爵令嬢のポーリーン・タチバナにエールを送る。

オレは、オレが、会議を回しているから、堂々としていられると自覚している。

クロードの全面的なバックアップもあるから、後ろは気にしないでいい、という余裕も、オレにはある。

マウンテン王国の四人は、オレみたいに、バックアップしてくれる誰かに頼ることなく、自分達の足だけで立ち、四人で助け合っている。

王姉殿下スナメリ様が、女王に即位したときには、マウンテン王国の中心は、この四人でやっていくんだなーと自然に思えてくる。

でも。

ドリアン王国の国王陛下は、オレとは別の解釈をしたようだった。

ドリアン王国の国王陛下は、目をすがめて、マウンテン王国の宰相補佐で侯爵令嬢のポーリーン・タチバナを値踏みするように見ると、ハハッと馬鹿にするように笑った。

「おやおや。マウンテン王国は、国王の姉がいながら、喋りは侯爵令嬢に一任か。

マウンテン王国は、一介の侯爵令嬢が、国王陛下に話しかけることを許されているのか。

実に寛大な待遇なのは、マウンテン王国の国王陛下の妃として迎えられるという驕りか?」
とドリアン王国の国王陛下。
しおりを挟む
感想 84

あなたにおすすめの小説

異世界転移してΩになった俺(アラフォーリーマン)、庇護欲高めα騎士に身も心も溶かされる

ヨドミ
BL
もし生まれ変わったら、俺は思う存分甘やかされたい――。 アラフォーリーマン(社畜)である福沢裕介は、通勤途中、事故により異世界へ転移してしまう。 異世界ローリア王国皇太子の花嫁として召喚されたが、転移して早々、【災厄のΩ】と告げられ殺されそうになる。 【災厄のΩ】、それは複数のαを番にすることができるΩのことだった――。 αがハーレムを築くのが常識とされる異世界では、【災厄のΩ】は忌むべき存在。 負の烙印を押された裕介は、間一髪、銀髪のα騎士ジェイドに助けられ、彼の庇護のもと、騎士団施設で居候することに。 「αがΩを守るのは当然だ」とジェイドは裕介の世話を焼くようになって――。 庇護欲高め騎士(α)と甘やかされたいけどプライドが邪魔をして素直になれない中年リーマン(Ω)のすれ違いラブファンタジー。 ※Rシーンには♡マークをつけます。

氷の騎士団長様の悪妻とかイヤなので離婚しようと思います

黄金 
BL
目が覚めたら、ここは読んでたBL漫画の世界。冷静冷淡な氷の騎士団長様の妻になっていた。しかもその役は名前も出ない悪妻! だったら離婚したい! ユンネの野望は離婚、漫画の主人公を見たい、という二つの事。 お供に老侍従ソマルデを伴って、主人公がいる王宮に向かうのだった。 本編61話まで 番外編 なんか長くなってます。お付き合い下されば幸いです。 ※細目キャラが好きなので書いてます。    多くの方に読んでいただき嬉しいです。  コメント、お気に入り、しおり、イイねを沢山有難うございます。    

黒とオメガの騎士の子育て〜この子確かに俺とお前にそっくりだけど、産んだ覚えないんですけど!?〜

せるせ
BL
王都の騎士団に所属するオメガのセルジュは、ある日なぜか北の若き辺境伯クロードの城で目が覚めた。 しかも隣で泣いているのは、クロードと同じ目を持つ自分にそっくりな赤ん坊で……? 「お前が産んだ、俺の子供だ」 いや、そんなこと言われても、産んだ記憶もあんなことやこんなことをした記憶も無いんですけど!? クロードとは元々険悪な仲だったはずなのに、一体どうしてこんなことに? 一途な黒髪アルファの年下辺境伯×金髪オメガの年上騎士 ※一応オメガバース設定をお借りしています

身代わり召喚された俺は四人の支配者に溺愛される〜囲い込まれて逃げられません〜

たら昆布
BL
間違って異世界召喚された青年が4人の男に愛される話

天使のような子の怪我の手当てをしたら氷の王子に懐かれました

藤吉めぐみ
BL
12/23後日談追加しました。 ================= 高校の養護教諭の世凪は、放課後の見回り中にプールに落ちてしまう。カナヅチの世凪は、そのまま溺れたと思ったが、気づくと全く知らない場所にある小さな池に座り込んでいた。 ここがどこなのか、何がどうなったのか分からない世凪に、「かあさま」と呼んで近づく小さな男の子。彼の怪我の手当てをしたら、世凪は不審者として捕まってしまう。 そんな世凪を助けてくれたのは、「氷の王子」と呼ばれるこの国の第二王子アドウェル。 冷淡で表情も変わらない人だと周りに言われたが、世凪に対するアドウェルは、穏やかで優しくて、理想の王子様でドキドキしてしまう世凪。でも王子は世凪に母親を重ねているようで…… 優しい年下王子様×異世界転移してきた前向き養護教諭の互いを知って認めていくあたたかな恋の話です。

【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】

古森きり
BL
【書籍化決定しました!】 詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります! たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました! アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。 政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。 男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。 自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。 行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。 冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。 カクヨムに書き溜め。 小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。

【完】心配性は異世界で番認定された狼獣人に甘やかされる

おはぎ
BL
起きるとそこは見覚えのない場所。死んだ瞬間を思い出して呆然としている優人に、騎士らしき人たちが声を掛けてくる。何で頭に獣耳…?とポカンとしていると、その中の狼獣人のカイラが何故か優しくて、ぴったり身体をくっつけてくる。何でそんなに気遣ってくれるの?と分からない優人は大きな身体に怯えながら何とかこの別世界で生きていこうとする話。 知らない世界に来てあれこれ考えては心配してしまう優人と、優人が可愛くて仕方ないカイラが溺愛しながら支えて甘やかしていきます。

【完結】水と夢の中の太陽

エウラ
BL
何の前触れもなく異世界の神という存在に異世界転移された、遠藤虹妃。 神が言うには、本来ならこちらの世界で生きるはずが、まれに起こる時空の歪みに巻き込まれて、生まれて間もなく地球に飛ばされたそう。 この世界に戻ったからといって特に使命はなく、神曰く運命を正しただけと。 生まれ持った能力とお詫びの加護を貰って。剣と魔法の世界で目指せスローライフ。 ヤマなしオチなし意味なしで、ほのぼの系を予定。(しかし予定は未定) 長くなりそうなので長編に切り替えます。 今後ややR18な場面が出るかも。どこら辺の描写からアウトなのかちょっと微妙なので、念の為。 読んで下さってありがとうございます。 お気に入り登録嬉しいです。 行き当たりばったり、不定期更新。 一応完結。後日談的なのを何話か投稿予定なのでまだ「連載中」です。 後日譚終わり、完結にしました。 読んで下さってありがとうございます。

処理中です...