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第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。
618.安心して生活できる未来のために、オレは、変えていくことにしたのです。
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「ケレメイン大公国の国内だけでなく、私の身辺や家内が不安定なうちは、力のある者の縁者以外、私の伴侶になる夢を抱かなかった。」
とクロード。
「ああ、そういうこと。」
とカズラくんは、顔をしかめる。
「争いで命を落とす危険が減った分、クロードを積極的に狙いに来る女が増えるとクロードは予想しているんだね?
平和になったら、安心してクロードの寝所に潜り込めると考える女がいるんだね?」
とカズラくん。
クロードは、苦り切った表情で息を吐き出す。
「私自身で何の手も打たなければ。
夜這いを成功させて、私の子どもを産むという行動を起こすだろう。
私は、私の子どもだと私に確信がある出来事を私の身に起こさせない。」
とクロード。
「国同士の衝突じゃなく、事故でも無理やりにでも、クロードの子どもができたら勝ちという思考の人がいて、行動に移しそうなんだね。」
とカズラくん。
「私の年齢が上がるにつれ、女性が迫ってくる頻度は高くなるだろう。」
とクロード。
「ヒサツグとクロードが真実の愛で結ばれた夫婦といえど、国民にとっては、自分達の住んでいる国の安泰が大事だからね。
クロードを襲ってクロードとの間に子どもができたら、喜び勇んで、子どもの存在をたてに、ヒサツグをどうにかしようとするだろうね。
子どもを盾にするような行動に出るタイプは、命を脅かされる心配がなくなった分、遠慮しないよ。」
とカズラくん。
カズラくんは、子どもを利用する親について、はっきりと見解を述べた。
カズラくんには、自身の親に対して抱えてきた思いがあるんだろうな。
「襲われないように、私を襲わせない態勢を作っても、完璧に防ぐのは、困難だ。
全員の国民の意識を、完全に私達寄りに変えることは、現実的ではない。」
とクロード。
女神様の世界の住人の本能に、異世界人排除が備わっている限り。
オレの人となりを知ったから、オレは生きていてもいい、と考える人はいても、クロードの伴侶だから、オレは生きていてもいいと無条件に考える人はいない。
このことを念頭において、クロードとオレは国を治めなくてはならない。
「クロードを襲って、クロードの子どもを作っても。
クロードに子どもがいることは、ケレメイン大公国の永続性と結びつかない。
クロードは、そう、国民に周知させたいんだね?」
とカズラくん。
「私を襲うことは、ただの私利私欲にまみれた行為で、行為を正当化する理由はないという認識を国民に植え付けたい。」
とクロード。
「クロードを襲うことは、国の未来にとってマイナスになると知らしめ、クロードを襲う気を起こらなくさせるには。
ぼくという次代がいるから、ケレメイン大公国は、末永く安泰だと示したいと考えた?」
とカズラくん。
「懸念事項についての現状は、カズラの推測通りだ。」
とクロード。
「もし、クロードの子どもが生まれてしまったら、その子どもを跡継ぎにしたいという動きを止めるのは、難しいとぼくも思う。
子どもを作る行為に、クロードに同意がなかったとしてもね。」
とカズラくん。
「私の血を引く子どもが誕生した場合、現体制はひっくり返るだろう。」
とクロード。
「ぼくの望まない未来になりそうだね。」
とカズラくん。
「ケレメイン家の血を引く跡継ぎは、正統性を示そうとして、ヒサツグとクロードのやってきたことの全否定から入るだろうね。」
とカズラくん。
大公クロードは、ケレメイン大公国の世襲制を否定した。
かりに、クロードの子どもが生まれたら。
世襲制の否定を否定しないと、クロードの血を引く子どもは、跡継ぎになれない。
カズラくんは、顔をしかめた。
「ケレメイン大公国は、大混乱になるよ。
マウンテン王国、サーバル王国との友好関係は、ヒサツグとクロードの二人で繋いだ縁だから、ヒサツグがいなくなった途端、その二国との関係は、崩れかねない。
ドリアン王国も、まだ様子見しないといけないところに、マウンテン王国とサーバル王国との関係性が壊れたら、ケレメイン大公国の未来は暗いよ。」
とカズラくん。
カズラくんの、オレとクロードへの評価が高くて嬉しい。
「ケレメイン大公国の次の大公を引き受けるよ。」
とカズラくん。
とクロード。
「ああ、そういうこと。」
とカズラくんは、顔をしかめる。
「争いで命を落とす危険が減った分、クロードを積極的に狙いに来る女が増えるとクロードは予想しているんだね?
平和になったら、安心してクロードの寝所に潜り込めると考える女がいるんだね?」
とカズラくん。
クロードは、苦り切った表情で息を吐き出す。
「私自身で何の手も打たなければ。
夜這いを成功させて、私の子どもを産むという行動を起こすだろう。
私は、私の子どもだと私に確信がある出来事を私の身に起こさせない。」
とクロード。
「国同士の衝突じゃなく、事故でも無理やりにでも、クロードの子どもができたら勝ちという思考の人がいて、行動に移しそうなんだね。」
とカズラくん。
「私の年齢が上がるにつれ、女性が迫ってくる頻度は高くなるだろう。」
とクロード。
「ヒサツグとクロードが真実の愛で結ばれた夫婦といえど、国民にとっては、自分達の住んでいる国の安泰が大事だからね。
クロードを襲ってクロードとの間に子どもができたら、喜び勇んで、子どもの存在をたてに、ヒサツグをどうにかしようとするだろうね。
子どもを盾にするような行動に出るタイプは、命を脅かされる心配がなくなった分、遠慮しないよ。」
とカズラくん。
カズラくんは、子どもを利用する親について、はっきりと見解を述べた。
カズラくんには、自身の親に対して抱えてきた思いがあるんだろうな。
「襲われないように、私を襲わせない態勢を作っても、完璧に防ぐのは、困難だ。
全員の国民の意識を、完全に私達寄りに変えることは、現実的ではない。」
とクロード。
女神様の世界の住人の本能に、異世界人排除が備わっている限り。
オレの人となりを知ったから、オレは生きていてもいい、と考える人はいても、クロードの伴侶だから、オレは生きていてもいいと無条件に考える人はいない。
このことを念頭において、クロードとオレは国を治めなくてはならない。
「クロードを襲って、クロードの子どもを作っても。
クロードに子どもがいることは、ケレメイン大公国の永続性と結びつかない。
クロードは、そう、国民に周知させたいんだね?」
とカズラくん。
「私を襲うことは、ただの私利私欲にまみれた行為で、行為を正当化する理由はないという認識を国民に植え付けたい。」
とクロード。
「クロードを襲うことは、国の未来にとってマイナスになると知らしめ、クロードを襲う気を起こらなくさせるには。
ぼくという次代がいるから、ケレメイン大公国は、末永く安泰だと示したいと考えた?」
とカズラくん。
「懸念事項についての現状は、カズラの推測通りだ。」
とクロード。
「もし、クロードの子どもが生まれてしまったら、その子どもを跡継ぎにしたいという動きを止めるのは、難しいとぼくも思う。
子どもを作る行為に、クロードに同意がなかったとしてもね。」
とカズラくん。
「私の血を引く子どもが誕生した場合、現体制はひっくり返るだろう。」
とクロード。
「ぼくの望まない未来になりそうだね。」
とカズラくん。
「ケレメイン家の血を引く跡継ぎは、正統性を示そうとして、ヒサツグとクロードのやってきたことの全否定から入るだろうね。」
とカズラくん。
大公クロードは、ケレメイン大公国の世襲制を否定した。
かりに、クロードの子どもが生まれたら。
世襲制の否定を否定しないと、クロードの血を引く子どもは、跡継ぎになれない。
カズラくんは、顔をしかめた。
「ケレメイン大公国は、大混乱になるよ。
マウンテン王国、サーバル王国との友好関係は、ヒサツグとクロードの二人で繋いだ縁だから、ヒサツグがいなくなった途端、その二国との関係は、崩れかねない。
ドリアン王国も、まだ様子見しないといけないところに、マウンテン王国とサーバル王国との関係性が壊れたら、ケレメイン大公国の未来は暗いよ。」
とカズラくん。
カズラくんの、オレとクロードへの評価が高くて嬉しい。
「ケレメイン大公国の次の大公を引き受けるよ。」
とカズラくん。
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