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14.教えてもらう話は先に聞いて安心したい。俺と幼馴染が結婚したのは、いつ?幼馴染のお兄さんの辺境伯家長男が王都へ?男爵家の両親と兄二人は?
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「お前の上にしゃがんだままだと話しにくいから、座ってもいいだろ?」
話をするなら、風呂場マットに腰を下ろしたい。
幼馴染の体をまたぐ体勢は、足にくる。
和式トイレのしゃがむ体勢なんて、異世界に来て初めてやったよ。
幼馴染は、おりようとする俺の腰を掴んで止めてきた。
「足が疲れるんだよ。」
自分の胸板を示す幼馴染。
「俺の上に座ってよ。固すぎず柔らかすぎず、ほどよい弾力だよ。」
と幼馴染。
「俺、裸なんだけど。」
全裸の幼馴染の胸板の上に、全裸の俺が座ったら、どうなるか分かるか?
元気じゃない俺の分身とか尻とか、お前の体にぴったりとくっつくんだよ。
「お前の全身を支えられるくらいには鍛えているよ。」
と幼馴染。
「俺の重さにお前の筋力が耐えられるかを心配したんじゃなくて。」
「夫婦は、乗ったり乗られたりするものだよ。」
と幼馴染。
風呂場用マットに寝転んでいる幼馴染の体をまたいでいる俺は今、風呂場用マットを踏みしめているんだけど。
幼馴染の胸板に腰を下ろす方が、風呂場用マットの上に座るよりも高さがある分、足が楽そうに思えて仕方がない。
「お前がいいと言うから座るけれど、何かあればすぐどくから言えよ。」
俺は、幼馴染の胸板にそっと腰を下ろす。
「俺の上からどかせるくらいなら、抱えるよ?」
と幼馴染。
そこまで言ってくれるなら、堂々と座ろう。
幼馴染の体をまたいだまま、幼馴染の胸板の上に座った俺は、両足を斜め前に伸ばす。
「座り心地を聞きたい。」
と幼馴染。
意外なことに。
「しっくりきているよ。ずれたりしない。」
幼馴染の胸筋に俺の臀部がフィットして、並の椅子より座りやすい。
「気に入ったなら、これからは俺の上に座ればいいよ。」
と幼馴染。
「お前がいいなら座るけれど。」
大の大人が大の大人を座布団代わりにする機会なんて、そうはないよ?
体の横で両手をぶらぶらさせていると。
幼馴染の指が絡んできた。
「夫婦らしく繋いでいよ?」
と幼馴染。
「俺は、お前に聞きたいことがたくさんあるんだよ。」
「答えるよ。」
と幼馴染。
この体勢で聞かなくても、と一瞬迷ったけれど、答えるよと言われている今以上のタイミングが、この先にあるかも分からない。
「夫婦とか、新婚とか、俺とお前はいつ結婚したんだよ。」
聞くことにした。
「今日だよ。」
と幼馴染。
一ヶ月前、知らないうちに男爵家の籍から抜けているとかじゃなくて安心したよ。
「今日のいつ?」
「ピクニック中にだよ。」
と幼馴染。
まさか、俺がお前の手づくりパンを美味しくいただいているとき?
「ピクニックしている間に、結婚の手続きは済んでいた?」
「そうだよ。」
と幼馴染。
え、じゃあ。
ピクニックに幼馴染が新作のスパークリングワインを用意したのは、幼馴染の勇み足じゃなかった?
「俺の知らないうちに全部決まっているんだけど。色々と早すぎない?」
「兄上がドラゴンに乗って、王城へ行き、お前のご両親と兄二人を連れて、手続きをした。」
と幼馴染。
「お前のお兄さんは、次の辺境伯だよ。そんな偉い人をお使いに出してもいいの?」
ドラゴンに乗って王都へ行って弟の婚姻を成立させるというお使いに、お兄さんを送り出したりした?
辺境伯家の長男の仕事は、長男にしかできないものもきっとあるのに。
「次の辺境伯が乗っていったドラゴンは、ティラノサウルスとお前が呼んで怖がっている個体だよ。ティラノサウルスは、今、兄上と一緒に王都に行っている。」
と幼馴染。
体高十三メートルある、見た目がティラノサウルス型のドラゴンを初めて見たとき。
頭から食われると思った俺は、全速力で逃げた。
泣きそうになりながら、プレシオサウルス型ドラゴンにのぼろうとしている俺を見た幼馴染のお兄さんは、逃げ出すほど怖くて強そうな見た目のティラノサウルス型ドラゴンから腰を抜かさずに逃げた俺を褒め称えてくれ、抱き上げてからプレシオサウルス型ドラゴンの背中に乗せてくれたことがある。
運動神経抜群で、体力がある優しいお兄さんだった。
辺境伯家の長男は、全てお任せしたくなるほど安心感がある大人。
そのとき、近くにいた幼馴染は、俺を抱き上げて運んでくれたお兄さんに向かって悪態をついていた。
ひとのものを勝手に持って行くな、とお兄さんに怒っていた覚えがある。
ひょっとして、幼馴染は、その頃から俺のことを?
「ドラゴンと兄を見た人のうち、手続きする部署に勤める人が速やかに手続きを終わらせたんだよ。」
と幼馴染。
ティラノサウルス型ドラゴンは、ティラノサウルス同様は、口を開けた場所に餌になる頭があれば、頭からガブリといくのも辞さないタイプのドラゴン。
ティラノサウルス型ドラゴンを知っている人は、ティラノサウルス型ドラゴンに乗ってきて、ティラノサウルス型ドラゴンを連れ歩いているような人と争いたくないだろう。
「仕事が早い人がいたんだ?」
「全員、仕事が早ければいいのにね。」
と幼馴染。
「うん。」
「じゃあ、見るよ。」
と幼馴染。
まだ、聞きたいことを聞き終わっていないんだけど。
「待て待て。お前のお兄さんと一緒にいた俺の両親と兄二人は?」
「お嫁さん探しをしているよ。」
と幼馴染。
「王家の妨害をどうやってかわしているんだ?」
「王家の妨害で、辺境伯家の隣の男爵家の嫁取りに難儀する現状を見れば、隣の男爵領を辺境伯家が接収して面倒を見る方が実態に合っている。」
と幼馴染。
「男爵領となっている土地は、元々不毛の地だったから。」
話をするなら、風呂場マットに腰を下ろしたい。
幼馴染の体をまたぐ体勢は、足にくる。
和式トイレのしゃがむ体勢なんて、異世界に来て初めてやったよ。
幼馴染は、おりようとする俺の腰を掴んで止めてきた。
「足が疲れるんだよ。」
自分の胸板を示す幼馴染。
「俺の上に座ってよ。固すぎず柔らかすぎず、ほどよい弾力だよ。」
と幼馴染。
「俺、裸なんだけど。」
全裸の幼馴染の胸板の上に、全裸の俺が座ったら、どうなるか分かるか?
元気じゃない俺の分身とか尻とか、お前の体にぴったりとくっつくんだよ。
「お前の全身を支えられるくらいには鍛えているよ。」
と幼馴染。
「俺の重さにお前の筋力が耐えられるかを心配したんじゃなくて。」
「夫婦は、乗ったり乗られたりするものだよ。」
と幼馴染。
風呂場用マットに寝転んでいる幼馴染の体をまたいでいる俺は今、風呂場用マットを踏みしめているんだけど。
幼馴染の胸板に腰を下ろす方が、風呂場用マットの上に座るよりも高さがある分、足が楽そうに思えて仕方がない。
「お前がいいと言うから座るけれど、何かあればすぐどくから言えよ。」
俺は、幼馴染の胸板にそっと腰を下ろす。
「俺の上からどかせるくらいなら、抱えるよ?」
と幼馴染。
そこまで言ってくれるなら、堂々と座ろう。
幼馴染の体をまたいだまま、幼馴染の胸板の上に座った俺は、両足を斜め前に伸ばす。
「座り心地を聞きたい。」
と幼馴染。
意外なことに。
「しっくりきているよ。ずれたりしない。」
幼馴染の胸筋に俺の臀部がフィットして、並の椅子より座りやすい。
「気に入ったなら、これからは俺の上に座ればいいよ。」
と幼馴染。
「お前がいいなら座るけれど。」
大の大人が大の大人を座布団代わりにする機会なんて、そうはないよ?
体の横で両手をぶらぶらさせていると。
幼馴染の指が絡んできた。
「夫婦らしく繋いでいよ?」
と幼馴染。
「俺は、お前に聞きたいことがたくさんあるんだよ。」
「答えるよ。」
と幼馴染。
この体勢で聞かなくても、と一瞬迷ったけれど、答えるよと言われている今以上のタイミングが、この先にあるかも分からない。
「夫婦とか、新婚とか、俺とお前はいつ結婚したんだよ。」
聞くことにした。
「今日だよ。」
と幼馴染。
一ヶ月前、知らないうちに男爵家の籍から抜けているとかじゃなくて安心したよ。
「今日のいつ?」
「ピクニック中にだよ。」
と幼馴染。
まさか、俺がお前の手づくりパンを美味しくいただいているとき?
「ピクニックしている間に、結婚の手続きは済んでいた?」
「そうだよ。」
と幼馴染。
え、じゃあ。
ピクニックに幼馴染が新作のスパークリングワインを用意したのは、幼馴染の勇み足じゃなかった?
「俺の知らないうちに全部決まっているんだけど。色々と早すぎない?」
「兄上がドラゴンに乗って、王城へ行き、お前のご両親と兄二人を連れて、手続きをした。」
と幼馴染。
「お前のお兄さんは、次の辺境伯だよ。そんな偉い人をお使いに出してもいいの?」
ドラゴンに乗って王都へ行って弟の婚姻を成立させるというお使いに、お兄さんを送り出したりした?
辺境伯家の長男の仕事は、長男にしかできないものもきっとあるのに。
「次の辺境伯が乗っていったドラゴンは、ティラノサウルスとお前が呼んで怖がっている個体だよ。ティラノサウルスは、今、兄上と一緒に王都に行っている。」
と幼馴染。
体高十三メートルある、見た目がティラノサウルス型のドラゴンを初めて見たとき。
頭から食われると思った俺は、全速力で逃げた。
泣きそうになりながら、プレシオサウルス型ドラゴンにのぼろうとしている俺を見た幼馴染のお兄さんは、逃げ出すほど怖くて強そうな見た目のティラノサウルス型ドラゴンから腰を抜かさずに逃げた俺を褒め称えてくれ、抱き上げてからプレシオサウルス型ドラゴンの背中に乗せてくれたことがある。
運動神経抜群で、体力がある優しいお兄さんだった。
辺境伯家の長男は、全てお任せしたくなるほど安心感がある大人。
そのとき、近くにいた幼馴染は、俺を抱き上げて運んでくれたお兄さんに向かって悪態をついていた。
ひとのものを勝手に持って行くな、とお兄さんに怒っていた覚えがある。
ひょっとして、幼馴染は、その頃から俺のことを?
「ドラゴンと兄を見た人のうち、手続きする部署に勤める人が速やかに手続きを終わらせたんだよ。」
と幼馴染。
ティラノサウルス型ドラゴンは、ティラノサウルス同様は、口を開けた場所に餌になる頭があれば、頭からガブリといくのも辞さないタイプのドラゴン。
ティラノサウルス型ドラゴンを知っている人は、ティラノサウルス型ドラゴンに乗ってきて、ティラノサウルス型ドラゴンを連れ歩いているような人と争いたくないだろう。
「仕事が早い人がいたんだ?」
「全員、仕事が早ければいいのにね。」
と幼馴染。
「うん。」
「じゃあ、見るよ。」
と幼馴染。
まだ、聞きたいことを聞き終わっていないんだけど。
「待て待て。お前のお兄さんと一緒にいた俺の両親と兄二人は?」
「お嫁さん探しをしているよ。」
と幼馴染。
「王家の妨害をどうやってかわしているんだ?」
「王家の妨害で、辺境伯家の隣の男爵家の嫁取りに難儀する現状を見れば、隣の男爵領を辺境伯家が接収して面倒を見る方が実態に合っている。」
と幼馴染。
「男爵領となっている土地は、元々不毛の地だったから。」
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