次世代最強とうたわれている辺境伯家次男の目覚めは、何もないお隣の領地を治める男爵家の三男。幼馴染な関係の平凡男子な俺でした。[完結]

かざみはら まなか

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29.仕切り直しは、長尺で?初夜に時間制限ってある?焦る代わりに?俺の中に入るものは、上の口からでも下の口からでも手作りしたい幼馴染。

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「人工スライムを出したいんだけど。」

「お前が蓋を引っ張ったら蓋と一緒に出てくるよ。」
と幼馴染。

「やっぱり俺が自分で出すのかよ。」

「うん。」
と幼馴染。

幼馴染は、ニコニコしている。

「俺が自分で人工スライムを引っ張り出すところを見たいんだ?」

「うん。」
と幼馴染。

幼馴染のニコニコが増した。

「せっかくだから俺の肛門がよく見えるように、俺がお前の上に乗ろうか?」

シックスナイン体勢になれば、よく見えるよ。

「俺の上に、顔が近くで見えるよう重なってよ。」
と幼馴染。

シックスナインになろうとすると止められた。

「人工スライムを引っ張り出すときのお前の顔を見ていたい。」
と幼馴染。

「顔が見たいんだ?」

肛門じゃなくて。

「早く見たいよ。」
と幼馴染。

仰向けになった幼馴染は、幼馴染の上にうつ伏せ状態に乗った俺の髪の毛を手で梳いている。

覚悟を決めて、蓋に指をかけて蓋を引っ張る。

ズルズル、ぷるんと人工スライムが出てきた。

「すんなり出てきた。」

「肛門の緊張感がとれたんだね。十分広がっていたからでもあるけれど。」
と幼馴染。

「こぶし大くらいの大きさしかないくせによくも、俺の中で暴れてくれたな?」

人工スライムは、膜が破れたりすることもなく、俺の中から出てもプルプルしている。

「返すよ。」

蓋についたスライムごと幼馴染に渡すと、幼馴染は、手を伸ばしてベッドサイドのテーブルに置かれていた箱を開けてた。

内側が剣山のように針だらけの箱の中に入った人工スライムは、プシューと中身が吹き出しペラペラの膜に。

吹き出した中身は、箱に吸収されていく。

「中身がこぼれたりしないんだ?」

「元が俺の精液だから、箱に吸収させておくのが一番いいんだよ。」
と幼馴染。

「吸収するんだ?」

「うん。精液の管理は必要だから。」
と幼馴染。

「精液は管理されるものだったんだ?」

「俺の出す分は欲しがられるんだよ。」
と幼馴染。

最強の遺伝子だから?

辺境伯家の次男だから?

幼馴染が顔と体格に恵まれているから?

「そんな風にお前が欲しがられるのは嫌だよ。」

「ありがとう。人工スライムは、また作るよ。」
と幼馴染。

人工スライムがなくなって寂しいとは思っていないよ?

「俺の中に入れる用途の人工スライムをお願いする予定は今のところないよ。」

勘違いが発生する前に断っておいた。

「うん。今日はね。潤滑油を入れて指でほぐすね。」
と幼馴染。

今日は、ね?

「人工スライムはもう使わなくてもよくない?」

「明日を楽しみにしていてよ。」
と幼馴染。

「人工スライムを勝手に入れたりするなよ?」

「うん。じゃあ、潤滑油を一本入れるね。」
と幼馴染。

「一本?」

サイドテーブルの引き出しに手を伸ばした幼馴染は、メスシリンダー型のボトルを引き出しから取り出した。

「うん。たっぷり入れるよ。」
と幼馴染。

「こぼれたらシーツが。」

「汚れたシーツは、寝る前に変えるよ。」
と幼馴染。

「俺に入れようとしている潤滑油の量、人工スライムの体積よりも多くない?」

「お前は、肛門が痛い方が好き?」
と幼馴染。

「痛いのは嫌だよ。」

「俺も痛いのは嫌だよ。俺とお前が痛くないようにね。」
と幼馴染。

「いっぺんに入れたらあふれない?」

「こぼれても追加するから。」
と幼馴染。

潤滑油が足りなくなる心配はしていないよ。

「あと十本は引き出しにあるよ?」
と幼馴染。

「準備万端だった。」

「任せてよ。人肌に温めたら入れるよ。」
と幼馴染。

幼馴染がメスシリンダー型ボトルを両手で握ると、メスシリンダー型ボトルの色は、すぐに青からピンクになった。

「温まったよ。」
と幼馴染。

「潤滑油の入れ物もお前の考案?」

「うん。お前の肛門に押し込むのにぴったりな大きさに作ってあるよ。」
と幼馴染。

肛門性交のための潤滑油のボトルまでオーダーメイド。

「俺、お前に大事にされていることがよく分かったよ。」

「うん。末永く俺のを入れてね。」
と幼馴染。

ぐぬう、と押し込まれたメスシリンダー型ボトルから、俺の中に潤滑油が流れ込む。

「人工スライムを出しているときよりも、潤滑油を注ぎ込んでいるときの方が嬉しそうにしていない?」

白湯を飲んだら、一瞬で口から喉に流れ込むけれど、肛門から入ってきた潤滑油はとろとろとたまっていく感じがする。

「出すよりも入れる方が楽しいよ。俺の上にお前が乗っていると、お前の顔がよく見えていい。」
と幼馴染。

「俺もお前のを入れる準備だと思うと楽しみだよ。」

「潤滑油もお前の体内に合うものを調合したよ。」
と幼馴染。

そういえば、ピクニックのパンも幼馴染の手作りだった。

「俺の体の中に入ってきたものは、全部お前のお手製だったりした?」

「全部とは言わないよ。俺が作れないものもあるから。」
と幼馴染。

幼馴染の愛の重さを誇りたい気持ちになってきた。

「俺が元気でお前といられるように考えてくれた?」

これほどの深い愛情をかけて、俺を大事にしてくれる人は、生まれ変わる前も、生まれ変わってからも一人だけ。

「俺の横で元気に俺といるお前が好きだよ。」
と幼馴染。

潤滑油のボトルが引き抜かれて、幼馴染の指が一本、入ってくる。

「さっきも慣らしたから、二本からでもいいよ。」

「俺も早く繋がりたいけれど、お前を傷つけたくないんだ。」
と幼馴染。

「痛いのは俺も嫌だよ。でも、さっきより入りやすくなっているだろう?」

「初めてを焦らないことにしたんだよ。初めてはじっくり刻むね。」
と幼馴染。

「じっくりって、じっくり時を刻むという意味?」

「初めてを楽しみながら、全部覚えておきたい。」
と幼馴染。

「今晩中に終わる?指、増やしていいよ。」

入ってくる指が二本になった。

俺、さっきよりも余裕だ。

幼馴染の中指と人差し指が、ゆっくりズブズブしながら、広げていく。

この余裕は、人工スライムがいなくなって空間ができたからじゃないよ。

気持ちの余裕が体に信号を送っているんだ。

幼馴染のものを入れられるようになりたい思いが俺にあるから。

「終わりたくない。でも、指は増やすよ。」
と幼馴染。

仕切り直しが始まったばかりなのに、終わりたくないなんて何を言っているんだよ。

「日付が変わっても終わらないとか、何時間もできるものかな?」

行ったことがないけれど、前世で聞いたサービスプランに、何時間もするようなコースはなかったよ。

初夜は、サービスとは違って際限なくヤるものだったりするのかな?

俺は耳年増なだけで、語れるような経験がないんだよ。

「まずは、やってみるよ。」
と幼馴染。

大好きな俺とするのに、幼馴染が何も抱えこんでいないのなら、それが一番いい。

「もう一本増やして三本にしてよ。」

「催促が早くない?」
と幼馴染。

「まだ、前立腺でお前の指を感じて気持ちよくはなれていないけれど、お前の上で、お前の顔を見ながらお前の指で丁寧に準備されているんだよ?俺が欲しがりになっても仕方なくない?」
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