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おうちにかえりたい編
人外禄
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魔女・魔法使い
魔女・魔法使いとは記憶を受け継いだ血脈のことである。彼女ら、あるいは彼らは個別の記憶の図書館(データベース)を持ち、そこから記憶を思い出(ダウンロード)している。
同記憶の図書館(データベース)を使えるものは一世代に一人しかおらず、引き継ぎが出来なかった場合、記憶の図書館は破棄される。そのため、継承者は常に探されている。
記憶を引き継いでも人格に影響は少ない。ただし、思い出(ダウンロード)のせいで性格が変質してしまう危険性は常に孕んでいる。
異界に記憶の図書館(データベース)がある故に人とは本質的には異なる。この世の理の外にあり、物理的、精神的な面も含み神への対応手段としている。
異界の神の加護を持つことは知られていない。
銀の良き魔女
魔王の眠りの番人。かつて、魔王を眠らせた者とされる。
ティファイド国の王家の血統からしか後継者は生まれない。その血を濃く継ぐ者は美しい銀髪をしている。尚、そのことは王家でも一部の者しか知らされない。
国守りの魔女としても契約していた。
夜の魔女
時々、酒盛りに現れては大騒ぎして去って行く魔女。
それから数日はちょっとした良い事が続くため、大体、歓迎される。フードの奥に顔を隠しているが、白銀の髪をしていると噂されている。
酔っぱらってくるとフードも外しちゃうので、顔もばれているが皆気がつかないふりをしている。
紅蓮の魔法使い
赤毛の魔法使い。双子の後見人をしていたら、いつの間にか外堀を埋められて結婚していた。業界に激震が走った。
継承条件は緩いので、ほぼ弟子にそのまま継承されていく。条件は赤毛、性別年齢問わずだが、記憶の図書館(データベース)は膨大で使いこなすことが出来る者は皆無と言われている。
魔王
四方と中央に一人ずつ配置されている。時々、野良の魔王が生まれるがそれは弱い。
世界の不合理を調節するために置かれている。歪みを直す結果、魔物が生まれる。どういう原理なのかは本人も知らず、そういうシステムなので、とやっている。
常に稼働していると疲労がたまりやすいので時々眠っている。長期に眠っていると歪みがたまり、魔物が強化されて放出されるので適度な運用が求められる。
北方の魔王
現在、三百年ほどうとうとしている。目覚める度に魔女が間引いているので、完全に覚醒しても思われるほど最悪な状況にはならない。
一部分裂して活動しており、現在の状況は理解している。
めんどくさいから寝たいらしい。
中央の魔王
うっかり寝過ごして、近場を更地にした上、しばらく住めない土地にしてしまった。
今は暇だと言って起きている。
神
最初に闇があり、光が生まれた。
神話としてはそう語られている。ほぼ、同時に誕生したので、どちらが最初だということはこだわりはないらしい。
兄弟のような家族のような、半身のような微妙な距離感で、闇と光の神は存在している。仲が悪いわけでもないけど、それなりに距離を取っている。
それを誤解され、他の神々は仲が悪いモノだと思っている。
下記以外にも大きいのから小さいのまでいっぱいいる。
闇の神
不定形。黒いもやもやに目がいっぱいで、手足も色々ついている形状から、人の形の黒い物体の間でうろうろしている。
狭量で嫉妬深い。心変わりは死と同意義である。
ちょっと気に入らないとすぐ呪う。寄らない方が良い祟り神。崇めている間は、寛大な姿を見ることもあるが、基本的に遠くから見ているものである。
神々の間でも触ることができない(アンタッチャブル)扱いで、逆鱗に触れた土地などの加護はしないし、神殿や教会を建てることを拒否するほど。
光の神
不定形。白いもくもく。あまり人に近い形は取らず、サイズが違うくらいの差しかない。全てを見ている。暴くもの。
あまり人の世に興味が無いというより観賞していると思っているので、自分で介入はあまりしたくない。
ごくまれに面倒ごとに首をつっこむことはあっても、加護も祝福もマレ。
寛大と言うより無関心に見える。
ごくまれに闇の神を窘めたりもするが、相互で干渉はしない方針。
夏の神
季節神とまとめられている神々の一柱。
夏と恋の神。
基本的に女性っぽい形をしていることが多いが、あきらかに人外の形質はどこかに残っている。
恋の女神としての側面が強い。神話の時代から恋多き存在とされているが、本人に限って言えば悲恋、悲劇の常連であり実らない恋の象徴とさえ言える。
あくまで、移り気な恋の女神であるが故に恋が実ればその権限を失う。
そのためか他人の恋を楽しむ傾向があり、時には積極的に介入する。
強い願いを運命に変える祝福、あるいは呪いを使う。自分の願望の実現が可能な者を恋に堕とし、結果的に望みを叶える。
冬の神
季節神とまとめられている神々の一柱。
冬と死の神。
闇の神の眷属扱いされることが多いが、独立した神である。終焉を決めるものであり、冥界への案内番。死の前に望む者の姿となって現れるというが、デマである。
他の神のように特別寵愛するような種族もなく全て同等の命であると淡々と処理する。
ただし、戦争や疫病などで多数の死亡者が出る場合のみ、原因の神に殴り込みをかけるときがある。
手下が山ほどいる。山ほどいないとむしろ処理出来ない仕事量である。その手下をどう勘違いされたか、死後神の元で戦う定めと曲解されて、軍人や傭兵など戦いを生業とする者たちの信仰者とても多い。
春の神
季節神とまとめられている神々の一柱。
春と緑の神。
植物の神とほぼ同質とされている。芽吹きと成長を守護する。子供の守り神とされることが多いが、あまり関与はしていない。幼くして亡くなると春の神に返されたといわれるが、こちらも関与していない。
秋の神
季節神とまとめられている神々の一柱。
秋と実りの神。
現れれば豊穣を約束されたとされる。豊満な女性として描かれる事が多いが、実情は不定形。
多産でもあるとされているが、夫がいないんですがねという本人のツッコミは常々無視されている。これが、拗れて闇の神に求婚事件が起きたりもしたのだが、別の話である。
異界の邪神
自称、他称、邪神。
名も語れないあの方などと言われておきながら、本には名前が書かれている。ただし、結構マニアックじゃないと知らない名。
特定の異界と接触があり、魂の融通などを利かせていたりする。その結果、某兄が送られることになる。
同様のことをしている他の神もいるので特別悪いことをしているわけでもない。
最近の流行と幼女で現れて却下されてすこぉし、落ち込んでいる。涙目じゃないもんと主張している。
気に入った者には甘いが、同等の問題も押しつけていくのでプラマイ0どころかマイナス。
魔女・魔法使いとは記憶を受け継いだ血脈のことである。彼女ら、あるいは彼らは個別の記憶の図書館(データベース)を持ち、そこから記憶を思い出(ダウンロード)している。
同記憶の図書館(データベース)を使えるものは一世代に一人しかおらず、引き継ぎが出来なかった場合、記憶の図書館は破棄される。そのため、継承者は常に探されている。
記憶を引き継いでも人格に影響は少ない。ただし、思い出(ダウンロード)のせいで性格が変質してしまう危険性は常に孕んでいる。
異界に記憶の図書館(データベース)がある故に人とは本質的には異なる。この世の理の外にあり、物理的、精神的な面も含み神への対応手段としている。
異界の神の加護を持つことは知られていない。
銀の良き魔女
魔王の眠りの番人。かつて、魔王を眠らせた者とされる。
ティファイド国の王家の血統からしか後継者は生まれない。その血を濃く継ぐ者は美しい銀髪をしている。尚、そのことは王家でも一部の者しか知らされない。
国守りの魔女としても契約していた。
夜の魔女
時々、酒盛りに現れては大騒ぎして去って行く魔女。
それから数日はちょっとした良い事が続くため、大体、歓迎される。フードの奥に顔を隠しているが、白銀の髪をしていると噂されている。
酔っぱらってくるとフードも外しちゃうので、顔もばれているが皆気がつかないふりをしている。
紅蓮の魔法使い
赤毛の魔法使い。双子の後見人をしていたら、いつの間にか外堀を埋められて結婚していた。業界に激震が走った。
継承条件は緩いので、ほぼ弟子にそのまま継承されていく。条件は赤毛、性別年齢問わずだが、記憶の図書館(データベース)は膨大で使いこなすことが出来る者は皆無と言われている。
魔王
四方と中央に一人ずつ配置されている。時々、野良の魔王が生まれるがそれは弱い。
世界の不合理を調節するために置かれている。歪みを直す結果、魔物が生まれる。どういう原理なのかは本人も知らず、そういうシステムなので、とやっている。
常に稼働していると疲労がたまりやすいので時々眠っている。長期に眠っていると歪みがたまり、魔物が強化されて放出されるので適度な運用が求められる。
北方の魔王
現在、三百年ほどうとうとしている。目覚める度に魔女が間引いているので、完全に覚醒しても思われるほど最悪な状況にはならない。
一部分裂して活動しており、現在の状況は理解している。
めんどくさいから寝たいらしい。
中央の魔王
うっかり寝過ごして、近場を更地にした上、しばらく住めない土地にしてしまった。
今は暇だと言って起きている。
神
最初に闇があり、光が生まれた。
神話としてはそう語られている。ほぼ、同時に誕生したので、どちらが最初だということはこだわりはないらしい。
兄弟のような家族のような、半身のような微妙な距離感で、闇と光の神は存在している。仲が悪いわけでもないけど、それなりに距離を取っている。
それを誤解され、他の神々は仲が悪いモノだと思っている。
下記以外にも大きいのから小さいのまでいっぱいいる。
闇の神
不定形。黒いもやもやに目がいっぱいで、手足も色々ついている形状から、人の形の黒い物体の間でうろうろしている。
狭量で嫉妬深い。心変わりは死と同意義である。
ちょっと気に入らないとすぐ呪う。寄らない方が良い祟り神。崇めている間は、寛大な姿を見ることもあるが、基本的に遠くから見ているものである。
神々の間でも触ることができない(アンタッチャブル)扱いで、逆鱗に触れた土地などの加護はしないし、神殿や教会を建てることを拒否するほど。
光の神
不定形。白いもくもく。あまり人に近い形は取らず、サイズが違うくらいの差しかない。全てを見ている。暴くもの。
あまり人の世に興味が無いというより観賞していると思っているので、自分で介入はあまりしたくない。
ごくまれに面倒ごとに首をつっこむことはあっても、加護も祝福もマレ。
寛大と言うより無関心に見える。
ごくまれに闇の神を窘めたりもするが、相互で干渉はしない方針。
夏の神
季節神とまとめられている神々の一柱。
夏と恋の神。
基本的に女性っぽい形をしていることが多いが、あきらかに人外の形質はどこかに残っている。
恋の女神としての側面が強い。神話の時代から恋多き存在とされているが、本人に限って言えば悲恋、悲劇の常連であり実らない恋の象徴とさえ言える。
あくまで、移り気な恋の女神であるが故に恋が実ればその権限を失う。
そのためか他人の恋を楽しむ傾向があり、時には積極的に介入する。
強い願いを運命に変える祝福、あるいは呪いを使う。自分の願望の実現が可能な者を恋に堕とし、結果的に望みを叶える。
冬の神
季節神とまとめられている神々の一柱。
冬と死の神。
闇の神の眷属扱いされることが多いが、独立した神である。終焉を決めるものであり、冥界への案内番。死の前に望む者の姿となって現れるというが、デマである。
他の神のように特別寵愛するような種族もなく全て同等の命であると淡々と処理する。
ただし、戦争や疫病などで多数の死亡者が出る場合のみ、原因の神に殴り込みをかけるときがある。
手下が山ほどいる。山ほどいないとむしろ処理出来ない仕事量である。その手下をどう勘違いされたか、死後神の元で戦う定めと曲解されて、軍人や傭兵など戦いを生業とする者たちの信仰者とても多い。
春の神
季節神とまとめられている神々の一柱。
春と緑の神。
植物の神とほぼ同質とされている。芽吹きと成長を守護する。子供の守り神とされることが多いが、あまり関与はしていない。幼くして亡くなると春の神に返されたといわれるが、こちらも関与していない。
秋の神
季節神とまとめられている神々の一柱。
秋と実りの神。
現れれば豊穣を約束されたとされる。豊満な女性として描かれる事が多いが、実情は不定形。
多産でもあるとされているが、夫がいないんですがねという本人のツッコミは常々無視されている。これが、拗れて闇の神に求婚事件が起きたりもしたのだが、別の話である。
異界の邪神
自称、他称、邪神。
名も語れないあの方などと言われておきながら、本には名前が書かれている。ただし、結構マニアックじゃないと知らない名。
特定の異界と接触があり、魂の融通などを利かせていたりする。その結果、某兄が送られることになる。
同様のことをしている他の神もいるので特別悪いことをしているわけでもない。
最近の流行と幼女で現れて却下されてすこぉし、落ち込んでいる。涙目じゃないもんと主張している。
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