23 / 41
23.ネフェリアの花
しおりを挟む
私は扉に目を向けた。
「レティ、入るよ」
私が返事をする前に扉が開いた。
声の主はルノーだ。
しかし、来客は彼だけではなかった。ルノーのうしろからイズールが入ってくる。
すぐに二人と目が合った。二人は目を見開く。
「レティッ!」
ルノーは弾んだ声を上げると、ベッドまで駆け寄った。
「目が覚めたんだね、よかった」
ルノーが私の頭を撫でる。
いつもの手だ。たったこれだけのことでホッとする。私は思わず目を細めた。
「十日も眠っていたんだよ」
(十日か。前回が五日。前々回が三十日だっけ?)
結構な無茶をしている自覚はある。しかし、十日で済んでよかった。
今回使った魔法は瞬間移動だけではなかったことを考えたら、十日は短い方だ。
(少しは力がついてきたのかも)
私はご満悦だったのだが、ルノーは悲しそうな顔をした。
「レティ、迎えに行くのが遅くなってごめん」
ルノーが何を言いたいのかすぐにわかった。
私がイズールのもとに瞬間移動したことで、ルノーは大変な目にあったはずだ。
私は慌てて頭を横に振る。
「おにーたま、わる、ない」
「そうだよ。ルノーのおかげですぐに迎えが来て助かったんだよ」
イズールが助け船を出す。
イズールの口ぶりからするに、あのあとすぐに迎えが来たようだ。
(お兄様と一緒にイズールを探していてよかった)
もし、一人で探していたら見つけてもらうのに時間がかかっただろう。
イズールは縛られていたし、私はマナの枯渇で眠っていた。最悪、数日そのままだった可能性がある。
私はルノーの袖を握る。
「おにーたま、ありあと」
ルノーは私の願いを聞いてくれた。
イズールを探すために魔法を使うことを理解してくれたのだ。
ルノーの顔がくしゃりと歪んだ。今にも泣きそうな、そんな顔だった。
しかし、彼の瞳から涙はあふれない。その代わり、泣き顔のような笑顔のようなよくわからない表情を見せる。
「うん。これからも何でも相談するんだよ」
「ん」
(相談……)
なんだか胸がそわそわする。
誰かに頼るのは苦手だ。人に頼るということは、弱みをさらけ出すことになる。
弱さは死に直結するのは、ガルバトール帝国では常識だ。
けれど、ルノーには相談をしてもいいような気がした。
きっとルノーは私の命を奪わない。それどころか、いつだって私のことを守ろうとしてくれているのだから。
「それにしても、レティシア姫が予定よりも早く目覚めてよかったよ」
イズールが花瓶の花を変えながら、落ち着いた声で言った。
いつもの声色。
いつもの笑顔。
誘拐されたとは思えないほど落ち着いている。
八歳というのは、これほど落ち着いていられるものだろうか。
「イズー、いた、ない?」
「うん、レティシア姫のおかげで大きな怪我はないよ」
「ん」
私はホッと安堵のため息をつく。
約束を守ると大見得を切った割に、最後に魔法を使って倒れてしまったのだ。
「レティシア姫があんなにすごい魔法使いだったなんて、驚いたよ」
「……ん」
イズールは笑顔のまま言った。
なんだか気まずくて、私は彼から目をそらす。
魔法を使えることは、ずっと秘密にしてきたことだ。
イズールは察しがいい。頭がいいのだろう。
今回のことで、イズールの屋敷でこっそり魔法を使っていたことにも気づいているに違いない。
「秘密、知っちゃってごめん」
「へーき」
ずっと隠しておけることでもない。
いつか、この国のためにも私の力を公表する日はくるだろう。
今のところ、私が家族のために役立てるのはこの魔法の力くらいだからだ。
ただ、まだアランたちは公表するつもりがないことも知っている。
その状態でイズールが秘密を知ることで、大きな負担にならなければいいと思う。
「レティが早く目覚めたのは、多分、イズールのおかげなんだ」
ルノーが弾んだ声で言った。
彼の言っている意味がわからず、私は目を瞬かせる。
(イズールのおかげってどういうこと?)
「ほら、見て。この花。ネフェリアっていう花なんだよ」
「ねひりゃ?」
私はネフェリアと呼ばれた花をジッと見つめた。
しずく形の花弁が五枚。首をもたげて咲いている。
乳白色の花弁の奥はわずかに青白く光っていた。
「これは魔力をマナを溜める花と言われているんだ」
私は目を見開いた。
そんな花の存在を私は知らない。前世でも出会ったことはなかった。
この花自体はどこにでも咲いてるような花だ。名前は興味がなくて知らなかったけれど、見たことはある。
これにマナを溜める性質があることは有名なのだろうか。
「ネフェリアはね、夜のうちにマナをため込むんだけど、日の光りを浴びる空気中にマナをばら撒く性質を持っているんだ」
私はイズールの話を相槌も打たずに聞いた。
瞬きすら忘れていたかもしれない。
前世魔法使いだった私よりもずっと詳しい。
「だけど、日が昇る前、早朝にその花を摘むと、マナを内包したままにしておける」
「ネフェリアのほうが、魔法石よりも人間がマナを吸収しやすいんだって」
ルノーが合いの手を入れた。
きっと、イズールはこの説明をルノーにもしていたのだろう。
「マナがなくなると、こんなふうに枯れちゃうんだ」
「毎日昼前には枯れてたから、きっとレティの中に移っていったんじゃないかな?」
ルノーの言葉にイズールが頷く。
「前に本で読んだことがあって、もしかしたらと思ったんだ。レティシア姫が元気になってよかった」
イズールは嬉しそうに目を細めて笑うと、私の頭を撫でた。
私は自身の両手を見る。
まだマナはぜんぜん足りない。しかし、いつも目が覚めたときよりも多く身体に残っている。
(でも、毎日って……)
私は顔を上げ、二人の顔を見た。
二人の目の下にはうっすらと隈ができているではないか。
イズールの説明が正しければ、マナが溜まった状態で手に入れるには、朝日が昇る前にネフェリアを摘まなければならない。
つまり、二人は毎日早朝に起き、私のためにネフェリアを摘んでいたということだろう。
「おにーたま、イズー……」
私は二人の袖を握る。
「ん? レティ、どうしたの?」
「ねむ、ない?」
二人は顔を合わせて笑った。
「眠くないよ」
「うん。朝は早かったけど、早めに寝てたしね」
「ああ、イズールの言うとおりだ」
満面の笑みを見せた二人を、私は睨みつけた。
それなら、目の下に隈なんてできていない。
「うそ、だめ」
私はぐいぐいと二人の腕を引く。
「ねんね」
「もしかして、一緒に寝てくれるの?」
「ん」
私のベッドは大きい。子ども三人くらい余裕だ。
ルノーはくしゃっとした顔で笑うと、ベッドの上に転がった。
「レティの誘いなら断れないな」
「ん」
それでいい。
そんな隈をつけて歩かれては心配だ。
イズールは困ったように笑うと、やんわりと私の手を解いた。
「私は部屋に戻って眠るよ」
「め」
私は再びイズールの袖を掴む。
イズールは絶対「寝る」と言って寝ないタイプだ。
「イズー、ほん、よむ」
「そうだな。イズールは絶対戻って読書するだろ?」
ルノーが私の言葉に同意した。
イズールは困ったように目を泳がせたあと、渋々ベッドの上に登った。
「いいのかな?」
「ん」
この二人は放っておくと無理をする傾向がある。
こういうときこそ、私が監視しないといけないのだろう。
私は二人の間に座ると、布団を二人の胸まで引っ張った。
「ねんねん」
ポンポンと胸を叩く。
シェリルがいつもやってくれるものだ。
不思議なことだが、これをされると抗えない眠気が襲ってくる。
シェリルは無意識に魔法を使っているのではないかと思う。強力な睡眠魔法だ。
ルノーもイズールも少し恥ずかしそうに笑ったが、諦めたように瞼を落とした。
「ねんねん」
何度か繰り返すうちに二人から寝息がもれはじめる。
やはり、「ねんねん」の魔法は強いようだ。
私はふわりと欠伸をする。
起きたばかりなのに眠くなってきた。
私は二人のあいだに潜り込むと、そのまま目を閉じた。
その日、私はとても優しい夢を見た。
いつもよりもあたたかくて、心地よかったせいだろうか。
**
忘れてはいけないことがある。
マナの枯渇から目覚めたら、私の身に何が起こるのか。
目が覚めて最初に受けるのはそう――優しい尋問だ。
アラン、シェリル。そして補佐官と知らない男が一人。
(誰?)
長いローブから察するに、魔法使いなのだろう。しかし、以前から私を診てくれていた魔法使いではない。
紫色の髪。同じ色の瞳。どこか怪しい雰囲気を持っている。
男はわずかに口角を上げた。
「レティ、入るよ」
私が返事をする前に扉が開いた。
声の主はルノーだ。
しかし、来客は彼だけではなかった。ルノーのうしろからイズールが入ってくる。
すぐに二人と目が合った。二人は目を見開く。
「レティッ!」
ルノーは弾んだ声を上げると、ベッドまで駆け寄った。
「目が覚めたんだね、よかった」
ルノーが私の頭を撫でる。
いつもの手だ。たったこれだけのことでホッとする。私は思わず目を細めた。
「十日も眠っていたんだよ」
(十日か。前回が五日。前々回が三十日だっけ?)
結構な無茶をしている自覚はある。しかし、十日で済んでよかった。
今回使った魔法は瞬間移動だけではなかったことを考えたら、十日は短い方だ。
(少しは力がついてきたのかも)
私はご満悦だったのだが、ルノーは悲しそうな顔をした。
「レティ、迎えに行くのが遅くなってごめん」
ルノーが何を言いたいのかすぐにわかった。
私がイズールのもとに瞬間移動したことで、ルノーは大変な目にあったはずだ。
私は慌てて頭を横に振る。
「おにーたま、わる、ない」
「そうだよ。ルノーのおかげですぐに迎えが来て助かったんだよ」
イズールが助け船を出す。
イズールの口ぶりからするに、あのあとすぐに迎えが来たようだ。
(お兄様と一緒にイズールを探していてよかった)
もし、一人で探していたら見つけてもらうのに時間がかかっただろう。
イズールは縛られていたし、私はマナの枯渇で眠っていた。最悪、数日そのままだった可能性がある。
私はルノーの袖を握る。
「おにーたま、ありあと」
ルノーは私の願いを聞いてくれた。
イズールを探すために魔法を使うことを理解してくれたのだ。
ルノーの顔がくしゃりと歪んだ。今にも泣きそうな、そんな顔だった。
しかし、彼の瞳から涙はあふれない。その代わり、泣き顔のような笑顔のようなよくわからない表情を見せる。
「うん。これからも何でも相談するんだよ」
「ん」
(相談……)
なんだか胸がそわそわする。
誰かに頼るのは苦手だ。人に頼るということは、弱みをさらけ出すことになる。
弱さは死に直結するのは、ガルバトール帝国では常識だ。
けれど、ルノーには相談をしてもいいような気がした。
きっとルノーは私の命を奪わない。それどころか、いつだって私のことを守ろうとしてくれているのだから。
「それにしても、レティシア姫が予定よりも早く目覚めてよかったよ」
イズールが花瓶の花を変えながら、落ち着いた声で言った。
いつもの声色。
いつもの笑顔。
誘拐されたとは思えないほど落ち着いている。
八歳というのは、これほど落ち着いていられるものだろうか。
「イズー、いた、ない?」
「うん、レティシア姫のおかげで大きな怪我はないよ」
「ん」
私はホッと安堵のため息をつく。
約束を守ると大見得を切った割に、最後に魔法を使って倒れてしまったのだ。
「レティシア姫があんなにすごい魔法使いだったなんて、驚いたよ」
「……ん」
イズールは笑顔のまま言った。
なんだか気まずくて、私は彼から目をそらす。
魔法を使えることは、ずっと秘密にしてきたことだ。
イズールは察しがいい。頭がいいのだろう。
今回のことで、イズールの屋敷でこっそり魔法を使っていたことにも気づいているに違いない。
「秘密、知っちゃってごめん」
「へーき」
ずっと隠しておけることでもない。
いつか、この国のためにも私の力を公表する日はくるだろう。
今のところ、私が家族のために役立てるのはこの魔法の力くらいだからだ。
ただ、まだアランたちは公表するつもりがないことも知っている。
その状態でイズールが秘密を知ることで、大きな負担にならなければいいと思う。
「レティが早く目覚めたのは、多分、イズールのおかげなんだ」
ルノーが弾んだ声で言った。
彼の言っている意味がわからず、私は目を瞬かせる。
(イズールのおかげってどういうこと?)
「ほら、見て。この花。ネフェリアっていう花なんだよ」
「ねひりゃ?」
私はネフェリアと呼ばれた花をジッと見つめた。
しずく形の花弁が五枚。首をもたげて咲いている。
乳白色の花弁の奥はわずかに青白く光っていた。
「これは魔力をマナを溜める花と言われているんだ」
私は目を見開いた。
そんな花の存在を私は知らない。前世でも出会ったことはなかった。
この花自体はどこにでも咲いてるような花だ。名前は興味がなくて知らなかったけれど、見たことはある。
これにマナを溜める性質があることは有名なのだろうか。
「ネフェリアはね、夜のうちにマナをため込むんだけど、日の光りを浴びる空気中にマナをばら撒く性質を持っているんだ」
私はイズールの話を相槌も打たずに聞いた。
瞬きすら忘れていたかもしれない。
前世魔法使いだった私よりもずっと詳しい。
「だけど、日が昇る前、早朝にその花を摘むと、マナを内包したままにしておける」
「ネフェリアのほうが、魔法石よりも人間がマナを吸収しやすいんだって」
ルノーが合いの手を入れた。
きっと、イズールはこの説明をルノーにもしていたのだろう。
「マナがなくなると、こんなふうに枯れちゃうんだ」
「毎日昼前には枯れてたから、きっとレティの中に移っていったんじゃないかな?」
ルノーの言葉にイズールが頷く。
「前に本で読んだことがあって、もしかしたらと思ったんだ。レティシア姫が元気になってよかった」
イズールは嬉しそうに目を細めて笑うと、私の頭を撫でた。
私は自身の両手を見る。
まだマナはぜんぜん足りない。しかし、いつも目が覚めたときよりも多く身体に残っている。
(でも、毎日って……)
私は顔を上げ、二人の顔を見た。
二人の目の下にはうっすらと隈ができているではないか。
イズールの説明が正しければ、マナが溜まった状態で手に入れるには、朝日が昇る前にネフェリアを摘まなければならない。
つまり、二人は毎日早朝に起き、私のためにネフェリアを摘んでいたということだろう。
「おにーたま、イズー……」
私は二人の袖を握る。
「ん? レティ、どうしたの?」
「ねむ、ない?」
二人は顔を合わせて笑った。
「眠くないよ」
「うん。朝は早かったけど、早めに寝てたしね」
「ああ、イズールの言うとおりだ」
満面の笑みを見せた二人を、私は睨みつけた。
それなら、目の下に隈なんてできていない。
「うそ、だめ」
私はぐいぐいと二人の腕を引く。
「ねんね」
「もしかして、一緒に寝てくれるの?」
「ん」
私のベッドは大きい。子ども三人くらい余裕だ。
ルノーはくしゃっとした顔で笑うと、ベッドの上に転がった。
「レティの誘いなら断れないな」
「ん」
それでいい。
そんな隈をつけて歩かれては心配だ。
イズールは困ったように笑うと、やんわりと私の手を解いた。
「私は部屋に戻って眠るよ」
「め」
私は再びイズールの袖を掴む。
イズールは絶対「寝る」と言って寝ないタイプだ。
「イズー、ほん、よむ」
「そうだな。イズールは絶対戻って読書するだろ?」
ルノーが私の言葉に同意した。
イズールは困ったように目を泳がせたあと、渋々ベッドの上に登った。
「いいのかな?」
「ん」
この二人は放っておくと無理をする傾向がある。
こういうときこそ、私が監視しないといけないのだろう。
私は二人の間に座ると、布団を二人の胸まで引っ張った。
「ねんねん」
ポンポンと胸を叩く。
シェリルがいつもやってくれるものだ。
不思議なことだが、これをされると抗えない眠気が襲ってくる。
シェリルは無意識に魔法を使っているのではないかと思う。強力な睡眠魔法だ。
ルノーもイズールも少し恥ずかしそうに笑ったが、諦めたように瞼を落とした。
「ねんねん」
何度か繰り返すうちに二人から寝息がもれはじめる。
やはり、「ねんねん」の魔法は強いようだ。
私はふわりと欠伸をする。
起きたばかりなのに眠くなってきた。
私は二人のあいだに潜り込むと、そのまま目を閉じた。
その日、私はとても優しい夢を見た。
いつもよりもあたたかくて、心地よかったせいだろうか。
**
忘れてはいけないことがある。
マナの枯渇から目覚めたら、私の身に何が起こるのか。
目が覚めて最初に受けるのはそう――優しい尋問だ。
アラン、シェリル。そして補佐官と知らない男が一人。
(誰?)
長いローブから察するに、魔法使いなのだろう。しかし、以前から私を診てくれていた魔法使いではない。
紫色の髪。同じ色の瞳。どこか怪しい雰囲気を持っている。
男はわずかに口角を上げた。
694
あなたにおすすめの小説
ぼっちな幼女は異世界で愛し愛され幸せになりたい
珂里
ファンタジー
ある日、仲の良かった友達が突然いなくなってしまった。
本当に、急に、目の前から消えてしまった友達には、二度と会えなかった。
…………私も消えることができるかな。
私が消えても、きっと、誰も何とも思わない。
私は、邪魔な子だから。
私は、いらない子だから。
だからきっと、誰も悲しまない。
どこかに、私を必要としてくれる人がいないかな。
そんな人がいたら、絶対に側を離れないのに……。
異世界に迷い込んだ少女と、孤独な獣人の少年が徐々に心を通わせ成長していく物語。
☆「神隠し令嬢は騎士様と幸せになりたいんです」と同じ世界です。
彩菜が神隠しに遭う時に、公園で一緒に遊んでいた「ゆうちゃん」こと優香の、もう一つの神隠し物語です。
弟に前世を告白され、モブの私は悪役になると決めました
珂里
ファンタジー
第二王子である弟に、ある日突然告白されました。
「自分には前世の記憶がある」と。
弟が言うには、この世界は自分が大好きだったゲームの話にそっくりだとか。
腹違いの王太子の兄。側室の子である第二王子の弟と王女の私。
側室である母が王太子を失脚させようと企み、あの手この手で計画を実行しようとするらしい。ーーって、そんなの駄目に決まってるでしょ!!
……決めました。大好きな兄弟達を守る為、私は悪役になります!
悪役令嬢に転生したと気付いたら、咄嗟に婚約者の記憶を失くしたフリをしてしまった。
ねーさん
恋愛
あ、私、悪役令嬢だ。
クリスティナは婚約者であるアレクシス王子に近付くフローラを階段から落とそうとして、誤って自分が落ちてしまう。
気を失ったクリスティナの頭に前世で読んだ小説のストーリーが甦る。自分がその小説の悪役令嬢に転生したと気付いたクリスティナは、目が覚めた時「貴方は誰?」と咄嗟に記憶を失くしたフリをしてしまって──…
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
神隠し令嬢は騎士様と幸せになりたいんです
珂里
ファンタジー
ある日、5歳の彩菜は突然神隠しに遭い異世界へ迷い込んでしまう。
そんな迷子の彩菜を助けてくれたのは王国の騎士団長だった。元の世界に帰れない彩菜を、子供のいない団長夫婦は自分の娘として育ててくれることに……。
日本のお父さんお母さん、会えなくて寂しいけれど、彩菜は優しい大人の人達に助けられて毎日元気に暮らしてます!
悪役令嬢発溺愛幼女着
みおな
ファンタジー
「違います!わたくしは、フローラさんをいじめてなどいません!」
わたくしの声がホールに響いたけれど、誰もわたくしに手を差し伸べて下さることはなかった。
響いたのは、婚約者である王太子殿下の冷たい声。
わたくしに差し伸べられたのは、騎士団長のご子息がわたくしを強く床に押し付ける腕。
冷ややかな周囲のご令嬢ご令息の冷笑。
どうして。
誰もわたくしを信じてくれないまま、わたくしは冷たい牢の中で命を落とした。
【本編完結】転生令嬢は自覚なしに無双する
ベル
ファンタジー
ふと目を開けると、私は7歳くらいの女の子の姿になっていた。
きらびやかな装飾が施された部屋に、ふかふかのベット。忠実な使用人に溺愛する両親と兄。
私は戸惑いながら鏡に映る顔に驚愕することになる。
この顔って、マルスティア伯爵令嬢の幼少期じゃない?
私さっきまで確か映画館にいたはずなんだけど、どうして見ていた映画の中の脇役になってしまっているの?!
映画化された漫画の物語の中に転生してしまった女の子が、実はとてつもない魔力を隠し持った裏ボスキャラであることを自覚しないまま、どんどん怪物を倒して無双していくお話。
設定はゆるいです
不倫されて離婚した社畜OLが幼女転生して聖女になりましたが、王国が揉めてて大事にしてもらえないので好きに生きます
天田れおぽん
ファンタジー
ブラック企業に勤める社畜OL沙羅(サラ)は、結婚したものの不倫されて離婚した。スッキリした気分で明るい未来に期待を馳せるも、公園から飛び出てきた子どもを助けたことで、弱っていた心臓が止まってしまい死亡。同情した女神が、黒髪黒目中肉中背バツイチの沙羅を、銀髪碧眼3歳児の聖女として異世界へと転生させてくれた。
ところが王国内で聖女の処遇で揉めていて、転生先は草原だった。
サラは女神がくれた山盛りてんこ盛りのスキルを使い、異世界で知り合ったモフモフたちと暮らし始める――――
※第16話 あつまれ聖獣の森 6 が抜けていましたので2025/07/30に追加しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる