[完結]ヤンデレ・メリバは好きですか?

紅月

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「ハピエン至上主義です」とあの子は笑った

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「だってさ」
「1番ヤンデレに近かったくせに」

幸せそうなアリア達の様子を見ていた自分を背後から抱きしめ、キスの雨を降らすユリシリアにユキは呆れた様な目を向けた。

ユキの中には姉としてハナを失った悲しい記憶はもう無い。

「それだけ旦那さんの愛が深いって事だよ」

ハナであり、アリアである魂を欲しがり過ぎて暴走しかけたくせして、あっさり自分を溺愛するユリシリアの頭の中が見てみたい。

「今はユキのことしか詰まってないよ」

心を読んだような口振りに、ユキが目を見張ると、雲のような地面に押し倒してきた。

「だって、アリアは欲しい、と思ってたけど、ユキは守りたいって思ったんだ。これって愛だよね」

言い返す事も馬鹿馬鹿しく感じる。

「アリアに対して独占欲丸出しのお子ちゃまだったユリシリアがちょっと成長した、と思っておきます」
「ちょっと成長ね。なら、大人になった私をもっと知ってもらわなければ、ね」

激る様な欲望にギラつくユリシリアの目をまともに見たユキは

「い、いらない。ユリシリアは十分大人。もう、お爺ちゃんなんだから、無理は……」

と、叫んだが、火に油を注いでどうする、と第三者が居たら呆れたに違いない。

「お爺ちゃんねぇ……。まだまだ若い事を証明しないとね」
「ひゃー、ごめんってば。ユリシリアは際限ないから……」
「神の愛には限界なんて無いよ」

ユリシリアは本気で焦るユキに楽しげに笑いかけ、優しいキスをした。

「私の渇いていた心を満たしてくれたユキを、誰よりも愛している」
「私も、あの子を守れなかった心の穴を埋めてくれたユリシリアを愛しているわ」

キスが深くなり、ユキはそっとユリシリアを抱き締めた。



「私はハピエン至上主義です」
と、言ったあの子が望んだ通り、あの子が大切に思う者達は皆、幸せそうに笑っている。


fin


此処まで読んでくださってありがとうございました。
ヤンデレメリバは読むのは好きですが、書くのは如何か?と始めてみましたがお気に入りに登録してくださる方々には心から感謝します。
うん、ハピエン至上主義の私らしく最後はハピエンで終わったつもりですが、旦那様達はヤンデレの匂いが残ってる感じです。
また、少しお休みをした後、新しいものを書きたいです。
苦手ジャンルにお付き合い頂き、ありがとうございました♪
皆さんが楽しんでいただけていたら嬉しいです。
それではまた何処かでお会いできる日を楽しみに、今回はこの辺で失礼します。
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感想 3

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みんなの感想(3件)

三日月ママ
2025.04.14 三日月ママ

うーん、読み始めたばかりなのですが、公爵なのか侯爵なのか統一して欲しいです。
混乱します💦

2025.04.17 紅月

三日月ママ様

確認して訂正します
ご指摘ありがとうございます

解除
sanzo
2024.10.26 sanzo

完結お疲れ様です✨

面白かったです😊
やっぱハピエンが1番です!


アリーの周りはアリーのお陰で幸せに穏やかに、トラウマもだいぶ減ったり、みな幸せを掴んだのですね。

そういう見方をすると、ユリシリアがアリーの魂に執着したのも納得です。

双子の片割れは最悪でしたね〜
ちゃんとヒドインに描かれてて、まだザマァされんのかーい!
とか思いながら読みましたよ。

ナルホド、シナリオの段階が有るのね〜
とか思いつつ、最後に魔傷。
あ!忘れてた〜!!!ってエヘヘ


ヤンデレは、お互いが納得してるなら、ただの溺愛かもしれんかも???

でもメリバは無理かな〜

親友だと思ってた幼馴染の男性に嘘の手紙とかで呼び出され攫われて、
監禁されてクスリか魔法で精神とか壊されて意思も無くなって、
そんな状態で抱かれてたのでしょう。
孕まされて、安楽椅子でボンヤリ外を見つめてる女性のお腹は、膨らんでいました…

みたいな話を数年前に読んだことがあって、それで初めて
メリバ
という言葉を知りました。

最初は普通?(サスペンス風味だったような??)に物語は進むのですが、最後の最後(最終話だったかなー?忘れた。)で上記にある状態。

読後感が最悪でした。
その作者の他の作品は割と好きだったので、普通に読んでしまい、
そこでも初めてタグの大切さも知りました。
以降タグにメリバと有ると、そっ閉じしてます😥

次回作も読ませて頂いています。
寒くなってきたのでお身体ご自愛下さい😊

解除
ぴ~助
2024.09.30 ぴ~助

いや、お互いが納得?してるなら、ヤンデレメリバでも、大丈夫…か…なぁ…?(¯―¯٥)

2024.09.30 紅月

ぴ〜助様

うーん?大丈夫だと思いたいです。σ(^_^;)

解除

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