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59.最後の「いってきます」
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「忘れ物、ない?」
「はいっ!」
振り返って、返事をする。
といっても、大きな荷物はもう寮に送ってしまっている。残っているのは、私が手に持ったトランクケースに入れた分だけだ。
「そう。じゃあ……」
ノアが私を見て、そして少しの間、視線をさまよわせた。
手を振ろうとしたのか、中途半端な高さまで上げた手をふよふよさせて、やがて諦めて、下ろす。
そして私に向かって、赤色の瞳を細めて、優しく微笑んだ。
「行ってらっしゃい。アイシャ」
「……はい!」
ノアの言葉に、めいっぱい元気よく返事をする。
これがきっと、最後の「いってきます」になるからだ。
「行ってきます、旦那さま!」
いつもに増して大きな声を出した私に、ノアは一瞬目を丸くして、そして呆れたように笑った。
ノアからはたくさんのことを教わった。
教えてくれたことの中には、私が知識として知っていることももちろん多かったけれど……この魔力の少ない身体でも最大限に魔法を使えるようにする術を考えるという意味では、二人ともほとんど同じ地点からのスタートだった。
何せ前世の私も、ノアも、魔力には恵まれていたからだ。
二人で共同研究するかのように、魔法陣の記法から、時に詠唱まで組み合わせてみたり、いろいろな方法を試した。
無事魔法学園に入学できたのは彼のおかげと言ってもいい。
ノアの謹慎が解けてからも、私は何だかんだとこの森の家に居座った。
ノアもノアで、大魔導師としての仕事に復帰してからも、この森の家を拠点としていた。
転移ですぐだし、と本人は言っていたけれど――それでも、王都に住んだ方が都合がいいのは間違いない。
はっきり言葉にはしていなかったけれど、私たちは2人とも、この森の家での暮らしを気に入っていたのだと思う。
なかなか教えてもらえなかった転移の魔法をやっと教えてもらって、私も実家と頻繁に行き来するようにはなっていたけれど――やっぱり、帰る場所はこの家だと、そう感じていた。
足掛け、6年。この家で、彼と2人で過ごした。
12歳になった私は、魔法学園の寮に入ることになっていた。
今日はそのための、引っ越しの日だ。
私の学園入学を期に、彼とは離縁することになっていた。
これは私たちが決めたというより、私とノアのそれぞれの家で相談して、一番いいタイミングだろうと判断したことだった。
私たちも、それに頷いた。
私の当初の目的は、半分は達成されていた。
ノアは会ったばかりのように自暴自棄になることはなかったし、謹慎も解けた。
今は日々、大魔導師としての仕事に邁進している。
最近では私の方が家で彼の帰りを待って「おかえりなさい」を言うことが多かった。
ノアの更生という意味では、達成したと言ってもいいのではないだろうか。
ずっと2人で過ごした。
一緒にご飯を食べて、彼にお菓子を作ってもらって、魔法の練習をして、髪を乾かしてもらって。
寝るときのお腹トントンは、何故かいつからかしてくれなくなったけれど……たくさんの時間を2人で共有した。
前世で彼と過ごした時間なんて目じゃないくらいの長い時間、彼と一緒に日常を送った。
それでも。
それでも――勝てなかったなあ、と思う。
ノアの中にはずっと、グレイスがいた。
魔法の話をするとき、いつも彼は楽しそうに、グレイスの話をした。
どうしてだろう。グレイスだって私には違いないのだけど――それが何となく、悔しかった。
ノアの中の私に、私は敵わなかった。
彼に誰かいい人が出来れば、と思っていたけれど――でも、ノアはずっと、グレイスだけを見ていた。
他の誰でも――私でもなく、グレイスを。
だから、もう一つの目的は、達成できなかった。
ノアにグレイス以外を好きになってもらうことは、出来なかった。それ自体は、やっぱり少し残念だ。
けれど、と思う。
彼には、彼を案じてくれる家族がいる。友人がいる。それを彼は、理解していた。
目を逸らしていたそれに、向き合えるようになった。
きっとノアはもう、大丈夫。
私を生き返らせようとしたりしない。
部屋の隅で朽ち果てようとしたりしない。
実際のところは分からないけれど……彼と暮らしていくうちに、少なくとも私は、そう感じるようになった。
それだけで十分なんじゃないかな、と思う。
「旦那さま」
両手でよいしょとトランクケースを持ち直して、ノアに呼びかける。
ノアは何故だか少し眩しそうに目を細めて、私を見た。
「魔法に一番大事なことって、何だと思いますか?」
「え?」
いきなりの問いかけに、彼は目を瞬いた。
少しの沈黙ののち、ふっと笑いながら、呟く。
「……『根性』って、先生は言ってたけど」
彼の返答に、頷いた。
ノアならきっと、そう言うと思っていた。
前世の私の言葉を覚えているだろうと思った。
少し照れくさそうに笑いながらグレイスのことを語る彼は――いつも、大切な宝物を、そっと自慢してくれるような表情をしていた。
「そうですね、根性です」
胸を張って、彼に言う。
いつしか彼にした話を、思い出しながら。
「だって、諦めなかったら――負けじゃないですから」
地面に描いた魔法陣を踏む。
行き先は王都、魔法学園の女子寮。ここから6年間、私は寮で魔法の勉強に明け暮れる。
どんな日々になるのだろうか。楽しみだ。
楽しみ、だけど。
やっぱりちょっと、寂しいかな。
寂しさで鼻の奥がツンとしてきた。頭を振って、しんみりする考えを振り払う。
誰かと離れることが、寂しいなんて。
一体いつぶりの気持ちだろう、と思った。
「旦那さまが諦めなかったから、私はここにいるんです」
「何言って、」
「旦那さまが――グレイスを、諦めなかったから」
森の木々を、風が揺らす。
青空に、森の木々に、お日様。それに囲まれたこの家ともお別れだと思うと、どうしても感傷から逃れられない。
まだ私の身体が子どもだからだろうか。それとも……この感傷は、大人特有の気持ちなのだろうか。
何とか涙をこらえて、彼を振り向いた。
「旦那さま」
ノアが、驚いたような焦ったような、困惑したような……何と表したらいいか分からない、複雑な顔で私を見つめていた。
こちらに向かって手を伸ばす彼に、精いっぱい元気よく、にっこり笑って告げる。
「ありがとうございました!」
身体が浮遊感に包まれる。
こうして少しの感傷と一緒に、私とノアの結婚生活は、幕を閉じたのだった。
「はいっ!」
振り返って、返事をする。
といっても、大きな荷物はもう寮に送ってしまっている。残っているのは、私が手に持ったトランクケースに入れた分だけだ。
「そう。じゃあ……」
ノアが私を見て、そして少しの間、視線をさまよわせた。
手を振ろうとしたのか、中途半端な高さまで上げた手をふよふよさせて、やがて諦めて、下ろす。
そして私に向かって、赤色の瞳を細めて、優しく微笑んだ。
「行ってらっしゃい。アイシャ」
「……はい!」
ノアの言葉に、めいっぱい元気よく返事をする。
これがきっと、最後の「いってきます」になるからだ。
「行ってきます、旦那さま!」
いつもに増して大きな声を出した私に、ノアは一瞬目を丸くして、そして呆れたように笑った。
ノアからはたくさんのことを教わった。
教えてくれたことの中には、私が知識として知っていることももちろん多かったけれど……この魔力の少ない身体でも最大限に魔法を使えるようにする術を考えるという意味では、二人ともほとんど同じ地点からのスタートだった。
何せ前世の私も、ノアも、魔力には恵まれていたからだ。
二人で共同研究するかのように、魔法陣の記法から、時に詠唱まで組み合わせてみたり、いろいろな方法を試した。
無事魔法学園に入学できたのは彼のおかげと言ってもいい。
ノアの謹慎が解けてからも、私は何だかんだとこの森の家に居座った。
ノアもノアで、大魔導師としての仕事に復帰してからも、この森の家を拠点としていた。
転移ですぐだし、と本人は言っていたけれど――それでも、王都に住んだ方が都合がいいのは間違いない。
はっきり言葉にはしていなかったけれど、私たちは2人とも、この森の家での暮らしを気に入っていたのだと思う。
なかなか教えてもらえなかった転移の魔法をやっと教えてもらって、私も実家と頻繁に行き来するようにはなっていたけれど――やっぱり、帰る場所はこの家だと、そう感じていた。
足掛け、6年。この家で、彼と2人で過ごした。
12歳になった私は、魔法学園の寮に入ることになっていた。
今日はそのための、引っ越しの日だ。
私の学園入学を期に、彼とは離縁することになっていた。
これは私たちが決めたというより、私とノアのそれぞれの家で相談して、一番いいタイミングだろうと判断したことだった。
私たちも、それに頷いた。
私の当初の目的は、半分は達成されていた。
ノアは会ったばかりのように自暴自棄になることはなかったし、謹慎も解けた。
今は日々、大魔導師としての仕事に邁進している。
最近では私の方が家で彼の帰りを待って「おかえりなさい」を言うことが多かった。
ノアの更生という意味では、達成したと言ってもいいのではないだろうか。
ずっと2人で過ごした。
一緒にご飯を食べて、彼にお菓子を作ってもらって、魔法の練習をして、髪を乾かしてもらって。
寝るときのお腹トントンは、何故かいつからかしてくれなくなったけれど……たくさんの時間を2人で共有した。
前世で彼と過ごした時間なんて目じゃないくらいの長い時間、彼と一緒に日常を送った。
それでも。
それでも――勝てなかったなあ、と思う。
ノアの中にはずっと、グレイスがいた。
魔法の話をするとき、いつも彼は楽しそうに、グレイスの話をした。
どうしてだろう。グレイスだって私には違いないのだけど――それが何となく、悔しかった。
ノアの中の私に、私は敵わなかった。
彼に誰かいい人が出来れば、と思っていたけれど――でも、ノアはずっと、グレイスだけを見ていた。
他の誰でも――私でもなく、グレイスを。
だから、もう一つの目的は、達成できなかった。
ノアにグレイス以外を好きになってもらうことは、出来なかった。それ自体は、やっぱり少し残念だ。
けれど、と思う。
彼には、彼を案じてくれる家族がいる。友人がいる。それを彼は、理解していた。
目を逸らしていたそれに、向き合えるようになった。
きっとノアはもう、大丈夫。
私を生き返らせようとしたりしない。
部屋の隅で朽ち果てようとしたりしない。
実際のところは分からないけれど……彼と暮らしていくうちに、少なくとも私は、そう感じるようになった。
それだけで十分なんじゃないかな、と思う。
「旦那さま」
両手でよいしょとトランクケースを持ち直して、ノアに呼びかける。
ノアは何故だか少し眩しそうに目を細めて、私を見た。
「魔法に一番大事なことって、何だと思いますか?」
「え?」
いきなりの問いかけに、彼は目を瞬いた。
少しの沈黙ののち、ふっと笑いながら、呟く。
「……『根性』って、先生は言ってたけど」
彼の返答に、頷いた。
ノアならきっと、そう言うと思っていた。
前世の私の言葉を覚えているだろうと思った。
少し照れくさそうに笑いながらグレイスのことを語る彼は――いつも、大切な宝物を、そっと自慢してくれるような表情をしていた。
「そうですね、根性です」
胸を張って、彼に言う。
いつしか彼にした話を、思い出しながら。
「だって、諦めなかったら――負けじゃないですから」
地面に描いた魔法陣を踏む。
行き先は王都、魔法学園の女子寮。ここから6年間、私は寮で魔法の勉強に明け暮れる。
どんな日々になるのだろうか。楽しみだ。
楽しみ、だけど。
やっぱりちょっと、寂しいかな。
寂しさで鼻の奥がツンとしてきた。頭を振って、しんみりする考えを振り払う。
誰かと離れることが、寂しいなんて。
一体いつぶりの気持ちだろう、と思った。
「旦那さまが諦めなかったから、私はここにいるんです」
「何言って、」
「旦那さまが――グレイスを、諦めなかったから」
森の木々を、風が揺らす。
青空に、森の木々に、お日様。それに囲まれたこの家ともお別れだと思うと、どうしても感傷から逃れられない。
まだ私の身体が子どもだからだろうか。それとも……この感傷は、大人特有の気持ちなのだろうか。
何とか涙をこらえて、彼を振り向いた。
「旦那さま」
ノアが、驚いたような焦ったような、困惑したような……何と表したらいいか分からない、複雑な顔で私を見つめていた。
こちらに向かって手を伸ばす彼に、精いっぱい元気よく、にっこり笑って告げる。
「ありがとうございました!」
身体が浮遊感に包まれる。
こうして少しの感傷と一緒に、私とノアの結婚生活は、幕を閉じたのだった。
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