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23。番外編 オスカー
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今では信じられないが、オスカーは生まれたときは弱々しい子供だった。
え、絶対嘘だって?いや、マジで。
三兄弟の可愛い末っ子。上のふたりとは違い特に特化した才能も見られない。次期国王は幼少期から多方面で才能を発揮した長男アレクシスで決定であるし、次男も優秀であることが証明され未来の国王の補佐役として決定されていた。つまりなんの才能も見られない末っ子は政略結婚の駒にしか使えないとすぐさま判断されていた。
ただ、次男は髪や瞳が王家特有の色ではないからと一部の家臣から蔑まれていた為に王家の色を持った長男と三男……特に愛嬌のある三男が周りからは可愛がられていた。ちなみに国王は単純に「末っ子ラブ」な親馬鹿だった。国王本人は差別無く接していたつもりのようだったが、上のふたりがしっかりしすぎていた為に駄目な子であるオスカーをつい溺愛してしまっていたのだ。そう、駄目な子ほど可愛いものなのである。
そんなひたすら甘やかされていただけのオスカーだったが、セレーネと出会ったことにより運命が一変した。本人は気にしていなかったが、端から見たらそれは凄まじかったのだ。
それこそが、セレーネによるオスカー強化ブートキャンプなのである。
セレーネはそんなつもりは全くなかったし、オスカー自身も全くわかっていなかった。……そう、とあるあの日からなんとなく始まったあの特訓は実は凄まじいものだったのだ
例えば“小枝を投げてそれを追いかける走り込みの特訓”も、最初はセレーネが投げた小枝をオスカーが拾いに行くという和やかなものだった。
だが、途中からは小枝を咥えたルドルフが超高速でそれをぶん投げて果てしなく遠くへ投げられた小枝を追いかけるオスカーの後ろからルドルフがオスカーを追い越し……オスカーにしかわからないようにドヤ顔で先に小枝をゲットしていた。そして対抗心を燃やしたオスカーがルドルフを追い越そうと奮闘する……の繰り返しでいつの間にかオスカーは強靭的な走り込み能力を開花させていた。
その他、木登りや発声練習などのなんやかんやも途中から全てルドルフに負けないように対抗していた結果今のようになってしまったのだが、都合のよい事しか覚えないオスカーの脳みそはその記憶をセレーネとの楽しい戯れに書き換えていた。ある意味幸せなのかもしれない。
ちなみにセレーネはこの時、オスカーが犬好きでルドルフと好んで戯れていたと思っている。ついでに言えばルドルフの身体能力をそれが普通の犬のものだと思っているのでオスカーが同じ動きをしていても特別だと思うことはなかったのだ。
つまり、オスカーがセレーネにちょうきょ……仕込まれていたあれこれは実は常人ならば真っ青になるようなメニューであった。ルドルフがどんなに可愛らしい子犬に見えたにしても、その正体は宇宙からやって来た“星の子”。特別な生き物である。そんなルドルフと同じ遊びをするとなると、それこそ過酷なはずなのだが……オスカーは何回も繰り返す内にそれが当たり前となり、それもこれも全てはセレーネの気を引くためだったのだが……あの繰り返された最低発言のせいでその努力が実らなかったのはいうまでもない。
ちなみにルドルフが後ろ足を蹴り上げると大岩を粉々に粉砕するのだが……それをまともに受けたオスカーは吹っ飛ばされても気絶はするがほぼ無傷である。ルドルフの影響なのかはわからないが、すっかり頑丈になっていた。回復力が早いのも、倒れてもすぐに立ち上がるとセレーネが「治るのが早いのですね」と褒めて(?)くれたからだ。もっと褒めて欲しいと、それからは回復するのがどんどん早くなり、もはやそうゆうものとして受け入れられてしまっている。
そんなわけでセレーネに褒められたい一心でまさかの超回復を実現していたのだが、常人離れにも程がある。オスカーは色んな意味で思い込みの激しい一直線な男だった。
そして例の婚約破棄騒動を乗り越え、ユーキと出会ったのだが……。
オスカーはその昔、母親が言っていた事を思い出した。
それは「女性の体にむやみに触ってはいけない」ということだ。ましてや婚約者でもない女性の体に触るということは、相手の女性の身も心も傷付けてしまうこと。男ならば責任を取る覚悟を必要とせねばならないこと。などなど、他にも大切なことを教わったはずだがオスカーは自分に都合のよい事しか覚えないので仕方がない。
とどのつまり、オスカーが男爵令嬢や隣国の王女に指一本触れなかったのは(興味が無かったこともあるが)この教えを守っていたのだ。だが……オスカーは触ってしまった。
そう、ユーキのおっぱいに。
最初は悩んだ。ユーキに興味を持ってしまったのは確かだが、セレーネの時と同じかと言われたらよくわからない。しかしユーキはべったりくっついてくるどころか逃げていくし、香水臭くもない。爽やかな石鹸のいい匂いがした。
それになにより…………。
「あいつは俺の初めてのおっぱい……やっぱり責任を取らねば!」
オスカーは真剣だった。ユーキに「おっぱい星人」と呼ばれるくらい「おっぱい」を連呼して周りをドン引きさせても真剣だった。
だから自分を閉じ込めるための牢屋の鍵がいつもより簡単に壊れたり、ロープや鎖もいつもより早く千切れたり、生き埋めにされた土がいつもより柔らかかったりしても全く気にしなかった。オスカーにとって重要なのはここを脱出してユーキにプロポーズしに行くことだからだ。
セレーネには愛を確かめたいがために心にも無い婚約破棄宣言を繰り返していた。だが、それではダメなのだとオスカーは学習したのだ。
自分の気持ちは、まっすぐ伝えないといけないと!
その結果、ユーキに逃げられたのだが……オスカーはめげなかった。
「俺は必ず責任を取るぞ!待ってろ俺のおっぱい!」
こうしてオスカーはその身体能力をフル活用してユーキを追いかけて行ったのだった。
次の生きる目標を見つけたオスカーは生命力に溢れ、とても楽しそうだったそうな。
え、絶対嘘だって?いや、マジで。
三兄弟の可愛い末っ子。上のふたりとは違い特に特化した才能も見られない。次期国王は幼少期から多方面で才能を発揮した長男アレクシスで決定であるし、次男も優秀であることが証明され未来の国王の補佐役として決定されていた。つまりなんの才能も見られない末っ子は政略結婚の駒にしか使えないとすぐさま判断されていた。
ただ、次男は髪や瞳が王家特有の色ではないからと一部の家臣から蔑まれていた為に王家の色を持った長男と三男……特に愛嬌のある三男が周りからは可愛がられていた。ちなみに国王は単純に「末っ子ラブ」な親馬鹿だった。国王本人は差別無く接していたつもりのようだったが、上のふたりがしっかりしすぎていた為に駄目な子であるオスカーをつい溺愛してしまっていたのだ。そう、駄目な子ほど可愛いものなのである。
そんなひたすら甘やかされていただけのオスカーだったが、セレーネと出会ったことにより運命が一変した。本人は気にしていなかったが、端から見たらそれは凄まじかったのだ。
それこそが、セレーネによるオスカー強化ブートキャンプなのである。
セレーネはそんなつもりは全くなかったし、オスカー自身も全くわかっていなかった。……そう、とあるあの日からなんとなく始まったあの特訓は実は凄まじいものだったのだ
例えば“小枝を投げてそれを追いかける走り込みの特訓”も、最初はセレーネが投げた小枝をオスカーが拾いに行くという和やかなものだった。
だが、途中からは小枝を咥えたルドルフが超高速でそれをぶん投げて果てしなく遠くへ投げられた小枝を追いかけるオスカーの後ろからルドルフがオスカーを追い越し……オスカーにしかわからないようにドヤ顔で先に小枝をゲットしていた。そして対抗心を燃やしたオスカーがルドルフを追い越そうと奮闘する……の繰り返しでいつの間にかオスカーは強靭的な走り込み能力を開花させていた。
その他、木登りや発声練習などのなんやかんやも途中から全てルドルフに負けないように対抗していた結果今のようになってしまったのだが、都合のよい事しか覚えないオスカーの脳みそはその記憶をセレーネとの楽しい戯れに書き換えていた。ある意味幸せなのかもしれない。
ちなみにセレーネはこの時、オスカーが犬好きでルドルフと好んで戯れていたと思っている。ついでに言えばルドルフの身体能力をそれが普通の犬のものだと思っているのでオスカーが同じ動きをしていても特別だと思うことはなかったのだ。
つまり、オスカーがセレーネにちょうきょ……仕込まれていたあれこれは実は常人ならば真っ青になるようなメニューであった。ルドルフがどんなに可愛らしい子犬に見えたにしても、その正体は宇宙からやって来た“星の子”。特別な生き物である。そんなルドルフと同じ遊びをするとなると、それこそ過酷なはずなのだが……オスカーは何回も繰り返す内にそれが当たり前となり、それもこれも全てはセレーネの気を引くためだったのだが……あの繰り返された最低発言のせいでその努力が実らなかったのはいうまでもない。
ちなみにルドルフが後ろ足を蹴り上げると大岩を粉々に粉砕するのだが……それをまともに受けたオスカーは吹っ飛ばされても気絶はするがほぼ無傷である。ルドルフの影響なのかはわからないが、すっかり頑丈になっていた。回復力が早いのも、倒れてもすぐに立ち上がるとセレーネが「治るのが早いのですね」と褒めて(?)くれたからだ。もっと褒めて欲しいと、それからは回復するのがどんどん早くなり、もはやそうゆうものとして受け入れられてしまっている。
そんなわけでセレーネに褒められたい一心でまさかの超回復を実現していたのだが、常人離れにも程がある。オスカーは色んな意味で思い込みの激しい一直線な男だった。
そして例の婚約破棄騒動を乗り越え、ユーキと出会ったのだが……。
オスカーはその昔、母親が言っていた事を思い出した。
それは「女性の体にむやみに触ってはいけない」ということだ。ましてや婚約者でもない女性の体に触るということは、相手の女性の身も心も傷付けてしまうこと。男ならば責任を取る覚悟を必要とせねばならないこと。などなど、他にも大切なことを教わったはずだがオスカーは自分に都合のよい事しか覚えないので仕方がない。
とどのつまり、オスカーが男爵令嬢や隣国の王女に指一本触れなかったのは(興味が無かったこともあるが)この教えを守っていたのだ。だが……オスカーは触ってしまった。
そう、ユーキのおっぱいに。
最初は悩んだ。ユーキに興味を持ってしまったのは確かだが、セレーネの時と同じかと言われたらよくわからない。しかしユーキはべったりくっついてくるどころか逃げていくし、香水臭くもない。爽やかな石鹸のいい匂いがした。
それになにより…………。
「あいつは俺の初めてのおっぱい……やっぱり責任を取らねば!」
オスカーは真剣だった。ユーキに「おっぱい星人」と呼ばれるくらい「おっぱい」を連呼して周りをドン引きさせても真剣だった。
だから自分を閉じ込めるための牢屋の鍵がいつもより簡単に壊れたり、ロープや鎖もいつもより早く千切れたり、生き埋めにされた土がいつもより柔らかかったりしても全く気にしなかった。オスカーにとって重要なのはここを脱出してユーキにプロポーズしに行くことだからだ。
セレーネには愛を確かめたいがために心にも無い婚約破棄宣言を繰り返していた。だが、それではダメなのだとオスカーは学習したのだ。
自分の気持ちは、まっすぐ伝えないといけないと!
その結果、ユーキに逃げられたのだが……オスカーはめげなかった。
「俺は必ず責任を取るぞ!待ってろ俺のおっぱい!」
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