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第八章
再会は突然に⑦
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「花田社長、場所を移しませんか?」
春樹が提案する。
「そうですね。皆さん、仕事に戻ってください」
会議室の外で見ていた社員達に向け声を掛けた。
仁は、真琴の腰に手を回しさり気なくエスコートして歩き出す。
「あ、あのっ!」
「ん?真琴どうした?」
誰もが見惚れる甘い笑顔。真琴は、あまりにも美しい仁に頬を赤くする。
「えっと、城之内社長」
呼んだ時点で、唇に仁の人差し指が当てられ、真琴は言葉を飲む。
「仁だ」
「えっ、でも……。仕事中ですし」
その言葉に、仁はニヤッと悪い笑みを浮かべる。
「わかった。仕事中は許そう。仕事以外は、仁以外認めない」
「……」
「社長。仕事中です。月野さんが困ってますよ。場所を考えて下さい」
「まあまあ、田沼くんいいじゃないか。長い長い片想いが成就したんだから」
花田社長は、クスクス笑う。
「詳しく聞きたいですね」
今まで傍観していた木下専務が話に入ってきた。
改めて、社長室に落ち着いた五人。
花田社長と木下専務が並んで座り、向かいには仁。春樹は、仁の後ろに立つ。真琴も花田社長の後ろに行こうと思っていた。
「真琴は、俺の隣に座って」
「えっ、いえ」
「月野さん、城之内社長の隣に座ってあげて」
花田社長にも言われたらしょうがない。
「城之内社長、先程のレイチェルが言っていた話は?」
「「うんうん」」
花田社長が質問し、木下専務と春樹が興味津々。真琴は、ボッと頬を真っ赤にする。
「ああ。ホテルか?野暮な事は聞かないでもらいたいな。大人の男女の情事を説明するのか?」
「城之内社長!」
真琴が必死で止める。
その態度で、何があったか3人は理解する。
「城之内の社長が、グループの社員に手を出したなんてとんでもないスキャンダルですよ?」
ニヤニヤしながら花田社長が話を続ける。
「ああ。問題ない。俺は真琴と結婚するから」サラッと告げる。
「け、結婚!?」
真琴は驚く。
「驚くって事は、俺は真琴に弄ばれたのか?」
「も、弄ぶ!?!?」
「だってそうだろう?俺は真剣なんだ」
急に真剣な表情になる仁は、真琴に向き直る。
「ゴクッ」と息を飲む。
「真琴、君の事をずっと想ってきた。俺は本気で真琴を愛している。真琴も覚悟を決めて俺に愛されろ。全力で君を幸せにする」
真琴は仁から目が離せない。目の奥から燃えるように熱い気持ちが伝わる。
「私で釣り合うのでしょうか?」
「釣り合う釣り合わないじゃない。俺が愛してるのは真琴だ」
「…」
「「「おお~」」」
そう、この場はふたりじゃないのだ。真琴は、更に顔が赤くなる。
「いや~いいものを見せてもらったよ。城之内社長がこんなに熱い想いをお持ちとは。世間の噂とは違うねぇ~」
「そうなんです。もう、何年片想いしてきたか」春樹がシミジミ語る。
「えっ?」
「月野さんが知らない所でずっと君を守ってくれてたんだよ」
花田社長まで知っていた。
「レイチェルは解決したし、あとはお二人で勤務が終わってからでも……」
「ああ。真琴、終わったら最上階まで来てくれ」
一旦、話はここで終わった。
春樹が提案する。
「そうですね。皆さん、仕事に戻ってください」
会議室の外で見ていた社員達に向け声を掛けた。
仁は、真琴の腰に手を回しさり気なくエスコートして歩き出す。
「あ、あのっ!」
「ん?真琴どうした?」
誰もが見惚れる甘い笑顔。真琴は、あまりにも美しい仁に頬を赤くする。
「えっと、城之内社長」
呼んだ時点で、唇に仁の人差し指が当てられ、真琴は言葉を飲む。
「仁だ」
「えっ、でも……。仕事中ですし」
その言葉に、仁はニヤッと悪い笑みを浮かべる。
「わかった。仕事中は許そう。仕事以外は、仁以外認めない」
「……」
「社長。仕事中です。月野さんが困ってますよ。場所を考えて下さい」
「まあまあ、田沼くんいいじゃないか。長い長い片想いが成就したんだから」
花田社長は、クスクス笑う。
「詳しく聞きたいですね」
今まで傍観していた木下専務が話に入ってきた。
改めて、社長室に落ち着いた五人。
花田社長と木下専務が並んで座り、向かいには仁。春樹は、仁の後ろに立つ。真琴も花田社長の後ろに行こうと思っていた。
「真琴は、俺の隣に座って」
「えっ、いえ」
「月野さん、城之内社長の隣に座ってあげて」
花田社長にも言われたらしょうがない。
「城之内社長、先程のレイチェルが言っていた話は?」
「「うんうん」」
花田社長が質問し、木下専務と春樹が興味津々。真琴は、ボッと頬を真っ赤にする。
「ああ。ホテルか?野暮な事は聞かないでもらいたいな。大人の男女の情事を説明するのか?」
「城之内社長!」
真琴が必死で止める。
その態度で、何があったか3人は理解する。
「城之内の社長が、グループの社員に手を出したなんてとんでもないスキャンダルですよ?」
ニヤニヤしながら花田社長が話を続ける。
「ああ。問題ない。俺は真琴と結婚するから」サラッと告げる。
「け、結婚!?」
真琴は驚く。
「驚くって事は、俺は真琴に弄ばれたのか?」
「も、弄ぶ!?!?」
「だってそうだろう?俺は真剣なんだ」
急に真剣な表情になる仁は、真琴に向き直る。
「ゴクッ」と息を飲む。
「真琴、君の事をずっと想ってきた。俺は本気で真琴を愛している。真琴も覚悟を決めて俺に愛されろ。全力で君を幸せにする」
真琴は仁から目が離せない。目の奥から燃えるように熱い気持ちが伝わる。
「私で釣り合うのでしょうか?」
「釣り合う釣り合わないじゃない。俺が愛してるのは真琴だ」
「…」
「「「おお~」」」
そう、この場はふたりじゃないのだ。真琴は、更に顔が赤くなる。
「いや~いいものを見せてもらったよ。城之内社長がこんなに熱い想いをお持ちとは。世間の噂とは違うねぇ~」
「そうなんです。もう、何年片想いしてきたか」春樹がシミジミ語る。
「えっ?」
「月野さんが知らない所でずっと君を守ってくれてたんだよ」
花田社長まで知っていた。
「レイチェルは解決したし、あとはお二人で勤務が終わってからでも……」
「ああ。真琴、終わったら最上階まで来てくれ」
一旦、話はここで終わった。
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