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ライフプラン
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「うわー、清河さん、いい笑顔!」
「うん、お元気そうで良かった」
「お弟子さん達も、若くて優しそうだな」
企画広報課では、瑠璃の撮ってきた写真を見ながら、皆でワイワイと盛り上がっていた。
「皆さんのメッセージと写真も、とても喜んで下さいました」
瑠璃が笑顔でそう言うと、皆も嬉しそうに頷く。
「あ、瑠璃ちゃん、こんなに素敵に飾ってくれたのね」
奈々が写真を指差す。
「ほんとだ。清河さん、大事そうに抱えてるね」
「ええ。大事に飾らせてもらうって仰ってました。それから、これは課のみなさんへお土産です」
瑠璃は、大きな紙袋をいくつか机に置く。
「うおー、なんだなんだ?」
「あ、美味しそう!」
「瑠璃ちゃん、ありがとうー!」
早速お土産のお菓子を食べ始めた皆の中から、青木が瑠璃に近づいて来た。
「瑠璃ちゃん、お疲れ様。体調大丈夫だった?」
「はい、大丈夫です。お休みさせて頂いて、ありがとうございました」
「いやいや、半分仕事も兼ねてたよね。ありがとう。清河さんの工房から、たくさん作品送られてきたよ。あとで時間がある時にでも、奈々ちゃんと在庫確認してくれる?あ、重い荷物は持たないようにね」
瑠璃は、はいと頷いて、早速午後に奈々と二人でアーケードに向かった。
「うわー、本当にたくさんあるね」
清河の作品を扱う店の裏に、たくさんのダンボール箱が置かれていた。
「総支配人、これはまさにセレブ買いってやつですね」
ふふっと奈々が瑠璃に笑いかける。
「こんなに買っていたなんて、気付かなかったわ」
瑠璃はちょっと苦笑いになる。
「さて、じゃあやりますか!」
奈々は腕まくりをすると、ダンボールの荷解きを始めた。
まずは作品をざっくり分類していく。
大きな器や置物、花瓶、ワイングラスやビアグラス、タンブラーなどのグラス類、箸置きやお皿などの食器、アクセサリーなどなど。
店に置いてあるものと照らし合わせ、店頭に補充していくものと、在庫として置いておくものに分ける。
奈々が手に取り、分けていく横で、瑠璃は在庫表に書き込みをしていった。
1時間経ってもまだ終わらず、二人は少し休憩することにした。
パイプ椅子に座ってお茶を飲んでいると、ふと奈々が瑠璃に顔を寄せてきた。
「ね、瑠璃ちゃん。ちょっと相談があるんだけど…」
「ん?なあに?」
「うん、あの、アンケート来たでしょ?メールで」
「ああ、ライフプランのアンケート?」
今日出勤すると、瑠璃は青木から、社員全員にアンケートが届いているから、回答するようにと言われた。
メールを確認すると、総支配人からの一斉メールで、ライフプランについてのアンケートフォームが送られていた。
早速開くと、まず初めに、このアンケートは完全匿名だから、率直に答えて欲しいこと、答えにくい項目は飛ばしても良いこと、もし何か相談したいことがあれば、いつでも総支配人宛にメールで相談して欲しいことなどが書かれていた。
そして質問は、現在の住まいの状況や同居している人、将来的にどんな場所、どんな住まいに住みたいか、などの項目があった。
瑠璃も考えながら、現在は賃貸マンションに夫と娘と住んでいる、通勤時間は15分ほど、将来的には、子育てしやすい静かな場所に住みたい、などと入力した。
「あのアンケートがどうかしたの?」
「うん…。あれね、昨日届いたから、家で考えながら入力してたの。その時、優太さんも一緒にいて…」
奈々と課長の青木 優太は、もう4年付き合っている。
ひとり暮らしの奈々の家に遊びに行ったって、特に不思議ではない。
「それで?課長も一緒に考えてたの?」
「そう。お互い、今は賃貸マンションにひとり暮らしって入力して、将来的な住まいについて考えて…。そしたら優太さん、奈々はどんな所に住みたい?って聞いてきたの。マンションと戸建てはどっちがいい?とか、住みたい場所ある?とか。私、気軽に、戸建てがいいかなー、海が近い所に住みたいなーって言ったのね。そしたら優太さん、それをそのまま入力して…」
あら?それは…と思いつつ、瑠璃は黙って奈々の話を聞く。
「私、え、なんで?って止めたのね。優太さんは優太さんの希望を書かないとって。そしたら、どうせ同じ所に住むんだから、これでいいんだって」
「そ、そ、それは、つまり?」
「でしょ?それは、つまり?って思うでしょ?」
「うん。思う思う」
「でも、その後なんにも言ってくれないの。普通に、腹減ったなー、なんか食べようって言って、パスタ作って食べて…」
「それで?」
「だから、そのまま」
えー?と瑠璃は声を上げる。
「そんな思わせぶりな…」
「やっぱりそう思う?優太さん、どういうつもりでそんな事言ったのかしら」
「え、奈々ちゃん。改めて聞くけど、課長とは、その、将来の話とかしないの?」
「うん、全然。もともと優太さん、照れ屋だし。普段もそんなに、こう、好きとか言葉にしてくれなくて…。だからちょっと不安な時もあるんだ。本当に私と付き合いたいと思ってるのかなって」
「ええ?それはもう間違いなくそう思ってるわよ。私から見たら、お二人はいつもラブラブよ?」
「うそ!本当にそう見える?」
奈々は、瑠璃の膝に手を置いてますます詰め寄ってきた。
瑠璃は大きく頷く。
「うん。私、自信持ってそう思うわ」
「そっか、良かった。でも、じゃあやっぱりあの言葉の意味って…」
「それは、やっぱり…同じ所に住むってことは…」
「同棲しようってこと?」
「え?それは、その…もうちょっと違う意味じゃないかしら」
お互いあの漢字二文字が頭に浮かびながらも、言葉に出来ない。
(あー、もう!課長ったら!)
瑠璃は心の中で、青木にヤキモキした。
◇
そして、そのライフプランのアンケートに影響された二人がもう一組…
早瀬は自宅のソファに座りながら、ノートパソコンを前に、うーんと腕組みをした。
「はい、コーヒー」
マグカップをテーブルに置いてから、叶恵が隣に座る。
「お、ありがとう」
「なーに?響さん、まだそのアンケート答えてないの?響さんが作ったんでしょ?」
「ああ。一生さんに頼まれて作ったはいいけど、いざ回答しようとすると、悩むもんだな」
「何をそんなに悩む事があるの?」
「え、そりゃ色々…。叶恵はもう書いたの?」
「うん。届いてすぐにね」
「なんて書いたの?」
すると叶恵は、ノートパソコンを自分の手元に近付けてカタカタと打ち込み始めた。
「はい!出来た」
「え、なになに…。賃貸マンションに愛する妻と二人きりって、なんだよこれ?」
「なにって、そのままよ?代わりに答えてあげたの」
「ほんとにこのまま書いたの?」
「もちろん。あ、ご心配なく。私のは、ちゃんと妻じゃなくて夫って書いたわよ」
そういう事じゃなくてさ…と言いながら、その先を読み進める。
「将来的には子どもが増え、大きな家で家族仲良く暮らします…って、これ」
「めでたし、めでたし」
「いや、めでたしじゃなくて…。叶恵、子ども欲しかったの?」
「え?もちろん。響さんは?」
「もちろん欲しいよ!でも、叶恵は違うと思ってた」
は?と叶恵は怪訝そうな顔をする。
「なんで?私、そんな事言った?」
「だって、結婚してしばらくした時、仕事をまだまだ頑張らないとって。瑠璃さんと一生さんのサポートもしっかりやりたいって言ってたじゃない」
「うん、それが?」
「あまりにそう繰り返すから、てっきり俺、今は子どもの事は考えられないって意味かと思って。だから妊娠しないように気を付けて…」
ええー?!と叶恵は仰け反る。
「ちょ、ちょっと待ってよ。私、すみれちゃん見るたびに、あ~可愛いなー、早く私も赤ちゃん欲しいなって思ってたのに」
「ええー?早く言ってよ。俺だってそう思ってたんだから」
はあー?!と、叶恵はもはや気の抜けた返事しか出来なかった。
「な、なんてこと。それじゃあ結婚してからこの3年間、ずっと勘違いしてたってこと?」
二人して、大きなため息をつく。
「夫婦っていっても、お互いちゃんと言葉にしないといけないんだな」
「そうね。毎日顔を合わせてても、伝わってない事たくさんあるんだね」
やがて早瀬は、すくっと立ち上がる。
「よし!そうと分かったら、早速行くぞ」
「え、行くって、どこへ?」
「決まってるだろ!寝室だよ。子ども作るぞ!」
「ちょ、ちょっと、そんな露骨な」
二人は手を繋いで、バタバタとリビングを出る。
テーブルの上には、開いたノートパソコンと飲みかけのコーヒーが置かれたままだった。
「うん、お元気そうで良かった」
「お弟子さん達も、若くて優しそうだな」
企画広報課では、瑠璃の撮ってきた写真を見ながら、皆でワイワイと盛り上がっていた。
「皆さんのメッセージと写真も、とても喜んで下さいました」
瑠璃が笑顔でそう言うと、皆も嬉しそうに頷く。
「あ、瑠璃ちゃん、こんなに素敵に飾ってくれたのね」
奈々が写真を指差す。
「ほんとだ。清河さん、大事そうに抱えてるね」
「ええ。大事に飾らせてもらうって仰ってました。それから、これは課のみなさんへお土産です」
瑠璃は、大きな紙袋をいくつか机に置く。
「うおー、なんだなんだ?」
「あ、美味しそう!」
「瑠璃ちゃん、ありがとうー!」
早速お土産のお菓子を食べ始めた皆の中から、青木が瑠璃に近づいて来た。
「瑠璃ちゃん、お疲れ様。体調大丈夫だった?」
「はい、大丈夫です。お休みさせて頂いて、ありがとうございました」
「いやいや、半分仕事も兼ねてたよね。ありがとう。清河さんの工房から、たくさん作品送られてきたよ。あとで時間がある時にでも、奈々ちゃんと在庫確認してくれる?あ、重い荷物は持たないようにね」
瑠璃は、はいと頷いて、早速午後に奈々と二人でアーケードに向かった。
「うわー、本当にたくさんあるね」
清河の作品を扱う店の裏に、たくさんのダンボール箱が置かれていた。
「総支配人、これはまさにセレブ買いってやつですね」
ふふっと奈々が瑠璃に笑いかける。
「こんなに買っていたなんて、気付かなかったわ」
瑠璃はちょっと苦笑いになる。
「さて、じゃあやりますか!」
奈々は腕まくりをすると、ダンボールの荷解きを始めた。
まずは作品をざっくり分類していく。
大きな器や置物、花瓶、ワイングラスやビアグラス、タンブラーなどのグラス類、箸置きやお皿などの食器、アクセサリーなどなど。
店に置いてあるものと照らし合わせ、店頭に補充していくものと、在庫として置いておくものに分ける。
奈々が手に取り、分けていく横で、瑠璃は在庫表に書き込みをしていった。
1時間経ってもまだ終わらず、二人は少し休憩することにした。
パイプ椅子に座ってお茶を飲んでいると、ふと奈々が瑠璃に顔を寄せてきた。
「ね、瑠璃ちゃん。ちょっと相談があるんだけど…」
「ん?なあに?」
「うん、あの、アンケート来たでしょ?メールで」
「ああ、ライフプランのアンケート?」
今日出勤すると、瑠璃は青木から、社員全員にアンケートが届いているから、回答するようにと言われた。
メールを確認すると、総支配人からの一斉メールで、ライフプランについてのアンケートフォームが送られていた。
早速開くと、まず初めに、このアンケートは完全匿名だから、率直に答えて欲しいこと、答えにくい項目は飛ばしても良いこと、もし何か相談したいことがあれば、いつでも総支配人宛にメールで相談して欲しいことなどが書かれていた。
そして質問は、現在の住まいの状況や同居している人、将来的にどんな場所、どんな住まいに住みたいか、などの項目があった。
瑠璃も考えながら、現在は賃貸マンションに夫と娘と住んでいる、通勤時間は15分ほど、将来的には、子育てしやすい静かな場所に住みたい、などと入力した。
「あのアンケートがどうかしたの?」
「うん…。あれね、昨日届いたから、家で考えながら入力してたの。その時、優太さんも一緒にいて…」
奈々と課長の青木 優太は、もう4年付き合っている。
ひとり暮らしの奈々の家に遊びに行ったって、特に不思議ではない。
「それで?課長も一緒に考えてたの?」
「そう。お互い、今は賃貸マンションにひとり暮らしって入力して、将来的な住まいについて考えて…。そしたら優太さん、奈々はどんな所に住みたい?って聞いてきたの。マンションと戸建てはどっちがいい?とか、住みたい場所ある?とか。私、気軽に、戸建てがいいかなー、海が近い所に住みたいなーって言ったのね。そしたら優太さん、それをそのまま入力して…」
あら?それは…と思いつつ、瑠璃は黙って奈々の話を聞く。
「私、え、なんで?って止めたのね。優太さんは優太さんの希望を書かないとって。そしたら、どうせ同じ所に住むんだから、これでいいんだって」
「そ、そ、それは、つまり?」
「でしょ?それは、つまり?って思うでしょ?」
「うん。思う思う」
「でも、その後なんにも言ってくれないの。普通に、腹減ったなー、なんか食べようって言って、パスタ作って食べて…」
「それで?」
「だから、そのまま」
えー?と瑠璃は声を上げる。
「そんな思わせぶりな…」
「やっぱりそう思う?優太さん、どういうつもりでそんな事言ったのかしら」
「え、奈々ちゃん。改めて聞くけど、課長とは、その、将来の話とかしないの?」
「うん、全然。もともと優太さん、照れ屋だし。普段もそんなに、こう、好きとか言葉にしてくれなくて…。だからちょっと不安な時もあるんだ。本当に私と付き合いたいと思ってるのかなって」
「ええ?それはもう間違いなくそう思ってるわよ。私から見たら、お二人はいつもラブラブよ?」
「うそ!本当にそう見える?」
奈々は、瑠璃の膝に手を置いてますます詰め寄ってきた。
瑠璃は大きく頷く。
「うん。私、自信持ってそう思うわ」
「そっか、良かった。でも、じゃあやっぱりあの言葉の意味って…」
「それは、やっぱり…同じ所に住むってことは…」
「同棲しようってこと?」
「え?それは、その…もうちょっと違う意味じゃないかしら」
お互いあの漢字二文字が頭に浮かびながらも、言葉に出来ない。
(あー、もう!課長ったら!)
瑠璃は心の中で、青木にヤキモキした。
◇
そして、そのライフプランのアンケートに影響された二人がもう一組…
早瀬は自宅のソファに座りながら、ノートパソコンを前に、うーんと腕組みをした。
「はい、コーヒー」
マグカップをテーブルに置いてから、叶恵が隣に座る。
「お、ありがとう」
「なーに?響さん、まだそのアンケート答えてないの?響さんが作ったんでしょ?」
「ああ。一生さんに頼まれて作ったはいいけど、いざ回答しようとすると、悩むもんだな」
「何をそんなに悩む事があるの?」
「え、そりゃ色々…。叶恵はもう書いたの?」
「うん。届いてすぐにね」
「なんて書いたの?」
すると叶恵は、ノートパソコンを自分の手元に近付けてカタカタと打ち込み始めた。
「はい!出来た」
「え、なになに…。賃貸マンションに愛する妻と二人きりって、なんだよこれ?」
「なにって、そのままよ?代わりに答えてあげたの」
「ほんとにこのまま書いたの?」
「もちろん。あ、ご心配なく。私のは、ちゃんと妻じゃなくて夫って書いたわよ」
そういう事じゃなくてさ…と言いながら、その先を読み進める。
「将来的には子どもが増え、大きな家で家族仲良く暮らします…って、これ」
「めでたし、めでたし」
「いや、めでたしじゃなくて…。叶恵、子ども欲しかったの?」
「え?もちろん。響さんは?」
「もちろん欲しいよ!でも、叶恵は違うと思ってた」
は?と叶恵は怪訝そうな顔をする。
「なんで?私、そんな事言った?」
「だって、結婚してしばらくした時、仕事をまだまだ頑張らないとって。瑠璃さんと一生さんのサポートもしっかりやりたいって言ってたじゃない」
「うん、それが?」
「あまりにそう繰り返すから、てっきり俺、今は子どもの事は考えられないって意味かと思って。だから妊娠しないように気を付けて…」
ええー?!と叶恵は仰け反る。
「ちょ、ちょっと待ってよ。私、すみれちゃん見るたびに、あ~可愛いなー、早く私も赤ちゃん欲しいなって思ってたのに」
「ええー?早く言ってよ。俺だってそう思ってたんだから」
はあー?!と、叶恵はもはや気の抜けた返事しか出来なかった。
「な、なんてこと。それじゃあ結婚してからこの3年間、ずっと勘違いしてたってこと?」
二人して、大きなため息をつく。
「夫婦っていっても、お互いちゃんと言葉にしないといけないんだな」
「そうね。毎日顔を合わせてても、伝わってない事たくさんあるんだね」
やがて早瀬は、すくっと立ち上がる。
「よし!そうと分かったら、早速行くぞ」
「え、行くって、どこへ?」
「決まってるだろ!寝室だよ。子ども作るぞ!」
「ちょ、ちょっと、そんな露骨な」
二人は手を繋いで、バタバタとリビングを出る。
テーブルの上には、開いたノートパソコンと飲みかけのコーヒーが置かれたままだった。
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