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第2話:捨て犬(おっさん)を拾う
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腹が減っては戦(金儲け)ができぬ。 これは、私が異世界での長い人生で学んだ、数少ない真理の一つだ。
「……ひもじい」
学校の昼休み。私は教室の自分の席で、突っ伏していた。 周りでは、同級生たちが色とりどりの弁当を広げたり、購買で買った焼きそばパンを頬張ったりしている。その匂いが、私の空っぽの胃袋を容赦なく刺激する。
今日の私の昼食は、孤児院から持たされた、梅干しが一つだけ入った巨大なおにぎり。それだけだ。 育ち盛りの十四歳児には、あまりにもカロリーが足りていない。
(ああ、思い出すねぇ。王宮で食べた、あの肉厚なドラゴンのステーキを……。脂が乗ってて、口の中でとろけたっけ……)
意識が遠のきそうになるのを必死で堪える。 駄目だ、ヒナ。過去の栄光にすがってる場合じゃない。現実を見なさい、現実を。
私は最強の魔法を取り戻した。けれど、それだけじゃ腹は膨れない。 問題は山積みだ。
第一に、私はこの魔法を自分自身にはかけられない。 異世界の神様ってのは意地悪でね。「他者に尽くしてこそ聖女」とかいう縛りを設けやがったんだ。 だから、自分で自分に【身体強化】をかけてオリンピックで金メダル、なんてことはできない。肩こり一つ治せないんだよ。不便極まりない。
第二に、私はまだ中学生だ。 日本の法律じゃ、まともに働くこともできないし、起業なんてもってのほか。銀行口座を作るのだって一苦労だ。
「……つまり、必要なのは『手足』ってことさね」
私の代わりに動き、私の代わりに社会的な信用(このナリじゃ皆無だからね)を担保してくれる、大人の手駒が必要だ。 それも、私の魔法の価値を理解し、絶対に裏切らず、こき使っても文句を言わないような、都合の良い人材が。
(そんな奴、そうそう落ちてるもんかねえ……)
私はため息をつきながら、梅干しおにぎりをかじった。酸っぱい。人生と同じくらい酸っぱいよ。
***
放課後。私は孤児院への帰路をわざと遠回りして、近くの公園に足を運んだ。 時刻は午後四時過ぎ。まともな大人が公園で油を売っている時間じゃない。
つまり、ここにいる大人は「まともじゃない」可能性が高いってことだ。
私はジャングルジムの影に隠れて、獲物を物色した。 ベンチに座ってワンカップ大関を煽っている浮浪者風の爺さん。……駄目だ、あれは目が死にすぎている。 スマホを見ながらニヤニヤしている若い男。……胡散臭い。すぐに裏切りそうだ。
視線を巡らせていた私の目が、公園の隅にあるベンチで止まった。
そこにいたのは、サラリーマン風の男だった。 年齢は四十代半ばといったところか。着ているスーツはヨレヨレで、肩にはフケが落ちている。 男は両手で頭を抱え、地面に穴が開くほど深くうなだれていた。その背中からは、どす黒い絶望のオーラが立ち上っているように見える。
(……あれは、良いね)
私の「人を見る目」が反応した。異世界で数多の人間を見てきた私の直感だ。 あの男は、根っからの悪人じゃない。ただ、運に見放され、何かに失敗し、どん底にいるだけの、小心者で真面目な男だ。
こういう手合いは、一度恩を売ってやれば、忠実な犬になる。
私はポケットの中の全財産を確かめた。五百円玉が一枚。 なけなしの金だが、これは投資だ。
私は近くのコンビニに走り、一番安いパンと缶コーヒーを買うと、男の元へと近づいていった。
「あの、おじさん」
私は声をかけた。できるだけ、か弱く、無垢な少女を装って。 男はビクリと肩を震わせ、ゆっくりと顔を上げた。 酷い顔だ。目の下にはクマができ、無精髭が伸び放題。目は赤く充血している。
「……なんだい、お嬢ちゃん。俺なんかに用か?」
声はガラガラで、今にも消え入りそうだ。
「ううん。なんか、すごく辛そうだったから。これ、あげる」
私は買ってきたクリームパンと缶コーヒーを差し出した。 男は驚いたように目を見開いた。
「え……いや、悪いよ。子供から施しを受けるなんて……」
「いいの。私もね、お腹が空いた時、誰かに優しくしてもらうと嬉しいから」
これは嘘じゃない。異世界に転生した直後、親切な老夫婦にパンを恵んでもらった時の感謝は、今でも忘れていない。
男の腹が、グゥと情けない音を立てた。 男は顔を真っ赤にして、しばらく迷っていたが、やがて震える手でパンを受け取った。
「……ありがとう。すまないね」
男は貪るようにパンにかぶりついた。よほど腹が減っていたのだろう。 私はその隣にちょこんと座り、男が食べ終わるのを待った。
パンを胃袋に収め、缶コーヒーで流し込むと、男は少し落ち着いたようだった。 彼は深くため息をつき、ポツリポツリと語り始めた。
「……リストラされたんだ」
名前は板東善次郎(ばんどうぜんじろう)。四十五歳。 二十年勤めた会社が倒産寸前になり、早期退職を募られた。家族のためにと真っ先に手を挙げたが、再就職先は決まらず、退職金は家のローンと子供の学費であっという間に消えた。 妻には愛想を尽かされて出て行かれ、残ったのは借金と、疲労困憊の体だけ。
「もう、疲れたよ。全部……終わりにしようかと、思ってたんだ」
善次郎は、虚ろな目で公園の木の枝を見上げていた。恐らく、首を吊る場所でも探していたんだろう。
(絵に描いたような転落人生だねえ。同情はしないが、利用はさせてもらうよ)
私は立ち上がり、善次郎の隣に移動した。
「おじさん、背中、凝ってるでしょ? さすってあげる」
「え? いや、そんな、悪いよ……」
「いいから、じっとしてて」
私は善次郎の背中に手を当てた。 ゴリゴリに固まっている。ストレスと疲労の塊だ。これじゃあ、まともな思考なんてできやしない。
私は目を閉じ、体内の魔力に意識を集中した。 使うのは、初歩的な補助魔法だ。けれど、私の魔力で発動すれば、その効果は劇薬並みになる。
(――【精神安定(マインド・カルム)】、からの、【肉体活性(ボディ・リフレッシュ)】)
手のひらから、温かい光が善次郎の体へと流れ込んでいく。
ビクン、と善次郎の体が跳ねた。
「……え?」
善次郎が驚きの声を上げる。 当然だ。今、彼の脳内では、セロトニンとドーパミンがドバドバと分泌され、不安や絶望が嘘のように消え去っているはずだ。 同時に、全身の細胞が活性化し、鉛のように重かった体が、羽が生えたように軽くなっている。
「なんだ……これ? 体が、熱い。それに、なんだか急に、やる気が……」
善次郎が立ち上がった。さっきまでの死にそうな顔が嘘のように、血色が良くなり、目には力が宿っている。 慢性的な腰痛も消え、視界もクリアになっているはずだ。
「す、すごい……! まるで二十代の頃に戻ったみたいだ! お嬢ちゃん、君は一体……?」
善次郎が、信じられないものを見る目で私を見る。 ここが正念場だ。私は「無垢な少女」の仮面を、少しだけずらした。
私はニヤリと笑った。八十八年分の人生経験が詰まった、悪党の笑みを浮かべてやった。
「ねえ、善さん。あんた、このまま終わりたくないだろ?」
「え……?」
「会社を見返してやりたいだろ? 出て行った奥さんを後悔させてやりたいだろ? 何より――金が、欲しいだろ?」
私の口調が変わったことに、善次郎は戸惑っている。 だが、今の彼には、私の言葉が甘美な誘惑として響いているはずだ。魔法による全能感が、彼を後押ししている。
「そ、それは……もちろんだが……」
「だったら、私と組みなよ」
私は善次郎の胸倉を掴み、グイッと引き寄せた。
「私が、あんたを金持ちにしてやる。その代わり、あんたは私の手足となって働きな。どうだい? 首を吊るよりは、マシな提案だと思うけどねえ」
善次郎は、私の目を見つめ返した。 そこにはもう、絶望はない。あるのは、魔法によって呼び覚まされた、生への渇望と、一発逆転への微かな希望。
ゴクリ、と善次郎が喉を鳴らした。
「……やる。やらせてください、お嬢さん! 俺の命、預けます!」
「お嬢さんじゃないよ。『社長』とお呼び」
「は、はい! 社長!」
よし。契約成立だ。 私は心の中でガッツポーズをした。
こうして私は、現代日本での最初の「しもべ」を手に入れた。 会社名はまだない。資本金はゼロ。社員は中学生とリストラおじさん。 傍から見ればお笑い草だが、見てなさいよ。ここからが、伝説の始まりなんだから。
「……ひもじい」
学校の昼休み。私は教室の自分の席で、突っ伏していた。 周りでは、同級生たちが色とりどりの弁当を広げたり、購買で買った焼きそばパンを頬張ったりしている。その匂いが、私の空っぽの胃袋を容赦なく刺激する。
今日の私の昼食は、孤児院から持たされた、梅干しが一つだけ入った巨大なおにぎり。それだけだ。 育ち盛りの十四歳児には、あまりにもカロリーが足りていない。
(ああ、思い出すねぇ。王宮で食べた、あの肉厚なドラゴンのステーキを……。脂が乗ってて、口の中でとろけたっけ……)
意識が遠のきそうになるのを必死で堪える。 駄目だ、ヒナ。過去の栄光にすがってる場合じゃない。現実を見なさい、現実を。
私は最強の魔法を取り戻した。けれど、それだけじゃ腹は膨れない。 問題は山積みだ。
第一に、私はこの魔法を自分自身にはかけられない。 異世界の神様ってのは意地悪でね。「他者に尽くしてこそ聖女」とかいう縛りを設けやがったんだ。 だから、自分で自分に【身体強化】をかけてオリンピックで金メダル、なんてことはできない。肩こり一つ治せないんだよ。不便極まりない。
第二に、私はまだ中学生だ。 日本の法律じゃ、まともに働くこともできないし、起業なんてもってのほか。銀行口座を作るのだって一苦労だ。
「……つまり、必要なのは『手足』ってことさね」
私の代わりに動き、私の代わりに社会的な信用(このナリじゃ皆無だからね)を担保してくれる、大人の手駒が必要だ。 それも、私の魔法の価値を理解し、絶対に裏切らず、こき使っても文句を言わないような、都合の良い人材が。
(そんな奴、そうそう落ちてるもんかねえ……)
私はため息をつきながら、梅干しおにぎりをかじった。酸っぱい。人生と同じくらい酸っぱいよ。
***
放課後。私は孤児院への帰路をわざと遠回りして、近くの公園に足を運んだ。 時刻は午後四時過ぎ。まともな大人が公園で油を売っている時間じゃない。
つまり、ここにいる大人は「まともじゃない」可能性が高いってことだ。
私はジャングルジムの影に隠れて、獲物を物色した。 ベンチに座ってワンカップ大関を煽っている浮浪者風の爺さん。……駄目だ、あれは目が死にすぎている。 スマホを見ながらニヤニヤしている若い男。……胡散臭い。すぐに裏切りそうだ。
視線を巡らせていた私の目が、公園の隅にあるベンチで止まった。
そこにいたのは、サラリーマン風の男だった。 年齢は四十代半ばといったところか。着ているスーツはヨレヨレで、肩にはフケが落ちている。 男は両手で頭を抱え、地面に穴が開くほど深くうなだれていた。その背中からは、どす黒い絶望のオーラが立ち上っているように見える。
(……あれは、良いね)
私の「人を見る目」が反応した。異世界で数多の人間を見てきた私の直感だ。 あの男は、根っからの悪人じゃない。ただ、運に見放され、何かに失敗し、どん底にいるだけの、小心者で真面目な男だ。
こういう手合いは、一度恩を売ってやれば、忠実な犬になる。
私はポケットの中の全財産を確かめた。五百円玉が一枚。 なけなしの金だが、これは投資だ。
私は近くのコンビニに走り、一番安いパンと缶コーヒーを買うと、男の元へと近づいていった。
「あの、おじさん」
私は声をかけた。できるだけ、か弱く、無垢な少女を装って。 男はビクリと肩を震わせ、ゆっくりと顔を上げた。 酷い顔だ。目の下にはクマができ、無精髭が伸び放題。目は赤く充血している。
「……なんだい、お嬢ちゃん。俺なんかに用か?」
声はガラガラで、今にも消え入りそうだ。
「ううん。なんか、すごく辛そうだったから。これ、あげる」
私は買ってきたクリームパンと缶コーヒーを差し出した。 男は驚いたように目を見開いた。
「え……いや、悪いよ。子供から施しを受けるなんて……」
「いいの。私もね、お腹が空いた時、誰かに優しくしてもらうと嬉しいから」
これは嘘じゃない。異世界に転生した直後、親切な老夫婦にパンを恵んでもらった時の感謝は、今でも忘れていない。
男の腹が、グゥと情けない音を立てた。 男は顔を真っ赤にして、しばらく迷っていたが、やがて震える手でパンを受け取った。
「……ありがとう。すまないね」
男は貪るようにパンにかぶりついた。よほど腹が減っていたのだろう。 私はその隣にちょこんと座り、男が食べ終わるのを待った。
パンを胃袋に収め、缶コーヒーで流し込むと、男は少し落ち着いたようだった。 彼は深くため息をつき、ポツリポツリと語り始めた。
「……リストラされたんだ」
名前は板東善次郎(ばんどうぜんじろう)。四十五歳。 二十年勤めた会社が倒産寸前になり、早期退職を募られた。家族のためにと真っ先に手を挙げたが、再就職先は決まらず、退職金は家のローンと子供の学費であっという間に消えた。 妻には愛想を尽かされて出て行かれ、残ったのは借金と、疲労困憊の体だけ。
「もう、疲れたよ。全部……終わりにしようかと、思ってたんだ」
善次郎は、虚ろな目で公園の木の枝を見上げていた。恐らく、首を吊る場所でも探していたんだろう。
(絵に描いたような転落人生だねえ。同情はしないが、利用はさせてもらうよ)
私は立ち上がり、善次郎の隣に移動した。
「おじさん、背中、凝ってるでしょ? さすってあげる」
「え? いや、そんな、悪いよ……」
「いいから、じっとしてて」
私は善次郎の背中に手を当てた。 ゴリゴリに固まっている。ストレスと疲労の塊だ。これじゃあ、まともな思考なんてできやしない。
私は目を閉じ、体内の魔力に意識を集中した。 使うのは、初歩的な補助魔法だ。けれど、私の魔力で発動すれば、その効果は劇薬並みになる。
(――【精神安定(マインド・カルム)】、からの、【肉体活性(ボディ・リフレッシュ)】)
手のひらから、温かい光が善次郎の体へと流れ込んでいく。
ビクン、と善次郎の体が跳ねた。
「……え?」
善次郎が驚きの声を上げる。 当然だ。今、彼の脳内では、セロトニンとドーパミンがドバドバと分泌され、不安や絶望が嘘のように消え去っているはずだ。 同時に、全身の細胞が活性化し、鉛のように重かった体が、羽が生えたように軽くなっている。
「なんだ……これ? 体が、熱い。それに、なんだか急に、やる気が……」
善次郎が立ち上がった。さっきまでの死にそうな顔が嘘のように、血色が良くなり、目には力が宿っている。 慢性的な腰痛も消え、視界もクリアになっているはずだ。
「す、すごい……! まるで二十代の頃に戻ったみたいだ! お嬢ちゃん、君は一体……?」
善次郎が、信じられないものを見る目で私を見る。 ここが正念場だ。私は「無垢な少女」の仮面を、少しだけずらした。
私はニヤリと笑った。八十八年分の人生経験が詰まった、悪党の笑みを浮かべてやった。
「ねえ、善さん。あんた、このまま終わりたくないだろ?」
「え……?」
「会社を見返してやりたいだろ? 出て行った奥さんを後悔させてやりたいだろ? 何より――金が、欲しいだろ?」
私の口調が変わったことに、善次郎は戸惑っている。 だが、今の彼には、私の言葉が甘美な誘惑として響いているはずだ。魔法による全能感が、彼を後押ししている。
「そ、それは……もちろんだが……」
「だったら、私と組みなよ」
私は善次郎の胸倉を掴み、グイッと引き寄せた。
「私が、あんたを金持ちにしてやる。その代わり、あんたは私の手足となって働きな。どうだい? 首を吊るよりは、マシな提案だと思うけどねえ」
善次郎は、私の目を見つめ返した。 そこにはもう、絶望はない。あるのは、魔法によって呼び覚まされた、生への渇望と、一発逆転への微かな希望。
ゴクリ、と善次郎が喉を鳴らした。
「……やる。やらせてください、お嬢さん! 俺の命、預けます!」
「お嬢さんじゃないよ。『社長』とお呼び」
「は、はい! 社長!」
よし。契約成立だ。 私は心の中でガッツポーズをした。
こうして私は、現代日本での最初の「しもべ」を手に入れた。 会社名はまだない。資本金はゼロ。社員は中学生とリストラおじさん。 傍から見ればお笑い草だが、見てなさいよ。ここからが、伝説の始まりなんだから。
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