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閑話〜愚か者たちの最後③〜自称ヒロイン?視点〜
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「ああ、無意識のやつか・・・かわいそうだが、殿下を怒らせたんだ。運が悪かったと諦めてもらうしかないな」
言われている意味が分からない。
殿下って、シリル殿下?
怒っているわけないわ!だって、パーティーのエスコートをしてくれるって言ったくらいだもの!
「ん?ああ。第三王子殿下じゃないぞ?ルーファス殿下さ。第三王子殿下の兄君で、皇女殿下の義兄って方さ。我々はな、マキシミリオン王国の王家ではなく、ルーファス殿下に仕えているのさ。あの阿呆の国王陛下や王太子殿下は気付いていなかったみたいだけどな。殿下は、弟君と妹君をとてもとても大切に思われているんだ。その二人の婚約を壊した時点で、アンタに未来はないんだよ」
婚約を壊した?
そんなことしてないわ!
「アンタは、魅了魔法持ちなんだよ。自分では気付いてなかったみたいだけどな。無意識だったみたいだから、普通ならまぁ、うち預かり程度で済んだんだが、陛下たちが阿呆にも皇女殿下を蔑ろにしやがった。おかげで第三王子殿下と皇女殿下の婚約は解消されることになった。その発端となったのがアンタさ。ああ、勘違いすんなよ?殿下がアンタの相手をして、パーティーのエスコートをすると言ったのは、アンタの魅了魔法を公にして、捕縛するためさ」
嘘!
じゃあ、今まで男の子たちが私に優しかったのって・・・
「アンタさ、ものの見事に男ばっかりに魅了魔法使ってるよな。無意識だってのに。第三王子殿下には効いてないけど、かけようとしたってだけで、処罰されんだよ」
でもっ!でもでもっ!
わざとじゃないんだもの!
無意識に魅了魔法を使ってるというなら、どうしてこの人たちは私の言うことを聞いてくれないの?
「あー、我々に魅了魔法は効かないから。この部屋は魔法は発動するけど効果は出ない特殊加工された部屋なんだ。だから、安心して思う存分魔法を発動するといい」
それから、その人は私から離れたみたいだった。
目隠しされてるから分からないけど、離れたところで別の誰かと話してる声が聞こえた。
ベッド?みたいなところに座らされて、目隠しされて手には何かを付けられて。
不浄に行きたいって逃げ出そうとしたのに、漏らしたかったら漏らせと言われた。
女の子に何てこと言うのよ!
も、漏らすだなんて・・・
でも、そんな心配?は必要なかった。
「特殊なものじゃないな。単に力が基本より強いだけだ。問題ない。吸え」
そんな声の後、体から何かが失われていく感覚がして、私はベッドに倒れ込んだ。
「常識ある言動をしてたなら、違う結末もあったのにな」
意識を失う直前に、そんな声が聞こえた気がした。
言われている意味が分からない。
殿下って、シリル殿下?
怒っているわけないわ!だって、パーティーのエスコートをしてくれるって言ったくらいだもの!
「ん?ああ。第三王子殿下じゃないぞ?ルーファス殿下さ。第三王子殿下の兄君で、皇女殿下の義兄って方さ。我々はな、マキシミリオン王国の王家ではなく、ルーファス殿下に仕えているのさ。あの阿呆の国王陛下や王太子殿下は気付いていなかったみたいだけどな。殿下は、弟君と妹君をとてもとても大切に思われているんだ。その二人の婚約を壊した時点で、アンタに未来はないんだよ」
婚約を壊した?
そんなことしてないわ!
「アンタは、魅了魔法持ちなんだよ。自分では気付いてなかったみたいだけどな。無意識だったみたいだから、普通ならまぁ、うち預かり程度で済んだんだが、陛下たちが阿呆にも皇女殿下を蔑ろにしやがった。おかげで第三王子殿下と皇女殿下の婚約は解消されることになった。その発端となったのがアンタさ。ああ、勘違いすんなよ?殿下がアンタの相手をして、パーティーのエスコートをすると言ったのは、アンタの魅了魔法を公にして、捕縛するためさ」
嘘!
じゃあ、今まで男の子たちが私に優しかったのって・・・
「アンタさ、ものの見事に男ばっかりに魅了魔法使ってるよな。無意識だってのに。第三王子殿下には効いてないけど、かけようとしたってだけで、処罰されんだよ」
でもっ!でもでもっ!
わざとじゃないんだもの!
無意識に魅了魔法を使ってるというなら、どうしてこの人たちは私の言うことを聞いてくれないの?
「あー、我々に魅了魔法は効かないから。この部屋は魔法は発動するけど効果は出ない特殊加工された部屋なんだ。だから、安心して思う存分魔法を発動するといい」
それから、その人は私から離れたみたいだった。
目隠しされてるから分からないけど、離れたところで別の誰かと話してる声が聞こえた。
ベッド?みたいなところに座らされて、目隠しされて手には何かを付けられて。
不浄に行きたいって逃げ出そうとしたのに、漏らしたかったら漏らせと言われた。
女の子に何てこと言うのよ!
も、漏らすだなんて・・・
でも、そんな心配?は必要なかった。
「特殊なものじゃないな。単に力が基本より強いだけだ。問題ない。吸え」
そんな声の後、体から何かが失われていく感覚がして、私はベッドに倒れ込んだ。
「常識ある言動をしてたなら、違う結末もあったのにな」
意識を失う直前に、そんな声が聞こえた気がした。
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