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最終章
困惑《グレイス視点》
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この妹は何を言っているのでしょうか?
私とディアナの聖女の力を使って、私とセレスティーナ様を融合する?
昔から突拍子もないことを言い出す子でした。
しかも行動力もあり、有言実行なのです。
私やお父様お母様は、いつもハラハラしていました。
人の考えることです。全てが成功するとは限りませんから。
ですが、ディアナのその突拍子もない発案は、何故か成功するのです。
それはもちろん、ディアナの努力や実力によるものでしょう。
だけど、ディアナはそうではないと言うのです。
努力も実力も、私の足元にも及ばないと。私はそんなことはないと思うのですが、ディアナは自分のことは誰よりも理解していると言って笑うのです。
ディアナが何事にも失敗しないのは、絶対に諦めないから。
私たち人間は神様ではありません。
どれだけ努力しようと、どれだけ実力があろうと、成功しないことは必ずあります。
ですが。ディアナはどれだけ成功しないことが続いても、絶対に諦めないのです。
そして、それをやり遂げるからこそ、失敗にならないのです。
ジルベール様が、ディアナのことを聖女に相応しい、真の聖女だと言ったことが理解できます。
確かに、私の方が力は優るでしょう。
魔力もたくさんあります。
ですが、ディアナは絶対に諦めないのです。そして、私には思いつかないことを思いついて、実行する決断力があります。
そのディアナが、私とセレスティーナ様を融合しようと言うのです。
絶対、本気だと思います。
しかし、そんなことが出来るなど聞いたことがありません。
今回は失敗は許されないのです。
そして、私たちの聖女の力を全て使うというのなら、2度目はないということです。
失敗すれば、私もセレスティーナ様も死んでしまうということをディアナは分かっているのでしょうか。
いえ。ディアナのことです。理解した上で、この手段しか私とセレスティーナ様が納得する方法がないと思っているのでしょう。
「ディアナ。失敗しても次はないのよ?そんな不確かなことにセレスティーナ様のお命を賭けるわけにはいかないわ」
「お姉様。前例のないことです。確かに失敗したら、セレスティーナ様もお姉様も死んでしまわれますけど」
「ディアナ。間違ってはいけないわ。私は30年も前に死んでいるの。今の私があるのは、セレスティーナ様が10年もの犠牲を払ってまで助けて下さったおかげなの。死んだ人間を助けることなど必要ないわ」
「それは違うわ、グレイス」
私がディアナを説得していると、ずっと黙っていらしたセレスティーナ様が口を開きます。
違う?何が違うのでしょうか?
私とディアナの聖女の力を使って、私とセレスティーナ様を融合する?
昔から突拍子もないことを言い出す子でした。
しかも行動力もあり、有言実行なのです。
私やお父様お母様は、いつもハラハラしていました。
人の考えることです。全てが成功するとは限りませんから。
ですが、ディアナのその突拍子もない発案は、何故か成功するのです。
それはもちろん、ディアナの努力や実力によるものでしょう。
だけど、ディアナはそうではないと言うのです。
努力も実力も、私の足元にも及ばないと。私はそんなことはないと思うのですが、ディアナは自分のことは誰よりも理解していると言って笑うのです。
ディアナが何事にも失敗しないのは、絶対に諦めないから。
私たち人間は神様ではありません。
どれだけ努力しようと、どれだけ実力があろうと、成功しないことは必ずあります。
ですが。ディアナはどれだけ成功しないことが続いても、絶対に諦めないのです。
そして、それをやり遂げるからこそ、失敗にならないのです。
ジルベール様が、ディアナのことを聖女に相応しい、真の聖女だと言ったことが理解できます。
確かに、私の方が力は優るでしょう。
魔力もたくさんあります。
ですが、ディアナは絶対に諦めないのです。そして、私には思いつかないことを思いついて、実行する決断力があります。
そのディアナが、私とセレスティーナ様を融合しようと言うのです。
絶対、本気だと思います。
しかし、そんなことが出来るなど聞いたことがありません。
今回は失敗は許されないのです。
そして、私たちの聖女の力を全て使うというのなら、2度目はないということです。
失敗すれば、私もセレスティーナ様も死んでしまうということをディアナは分かっているのでしょうか。
いえ。ディアナのことです。理解した上で、この手段しか私とセレスティーナ様が納得する方法がないと思っているのでしょう。
「ディアナ。失敗しても次はないのよ?そんな不確かなことにセレスティーナ様のお命を賭けるわけにはいかないわ」
「お姉様。前例のないことです。確かに失敗したら、セレスティーナ様もお姉様も死んでしまわれますけど」
「ディアナ。間違ってはいけないわ。私は30年も前に死んでいるの。今の私があるのは、セレスティーナ様が10年もの犠牲を払ってまで助けて下さったおかげなの。死んだ人間を助けることなど必要ないわ」
「それは違うわ、グレイス」
私がディアナを説得していると、ずっと黙っていらしたセレスティーナ様が口を開きます。
違う?何が違うのでしょうか?
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