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知らなかった事実発お兄様の婚約者?行き
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「従姉妹は近親婚になりません。親等で言うなら四親等になりますもの」
私がそう言いますと、アグニス様たちが驚いたお顔をされました。
「ローズ様はまだ幼いのに、すごく物知りですね。びっくりしました」
「あ、ええと、じ、侍女が教えてくれました」
お兄様は私がヴァイオレットだと知っているので、ついヴァイオレットの口調で話してしまいました。
確かに、六歳の子供が言うことではなかったですわ。
エセル、ごめんなさい。
エセルのせいにしておきますわ。
「さすが、サフィラスの侍女ね。でもそれをちゃんと覚えてるローズ様は素晴らしいわ」
「あ、ありがとうございます。それよりもお兄様、つまりどういうことですか?」
ここは、話をすり替えましょう。
魔族に近親婚が多いということは、理解しました。
で、そこで何故お兄様が私にプロポーズしたという話に?
ええと、近親婚が多いのですよね。
ローズのお母様は人間だったそうなので、違いますけど。
で、お兄様が私に告白・・・
え?
それって、お兄様が私、というかローズのことを恋愛対象として見ているということですか?
え?
えとえと、ごめんなさい。
ちょっと引きます。
ローズは正真正銘の六歳ですよ?
お兄様は見た目は二十歳くらいですが、ものすごく年上ですよね?
ええと、もしかしてそういう意味の告白ではないのでしょうか?
確かに私もお兄様のことを好きですけど、それは家族愛ですし・・・
「お兄様?」
「ローズのことは、妹として大切に思っているし愛している。だが、それは家族としてだ」
「はい。理解ります」
「だが、ローズのことは、一人の女性として気になっている」
そういえばお兄様は、随分前からローズが純粋なローズでないことをご存知なのでしたね。
つまりその、お兄様はローズのことは妹として見ているけど、ヴァイオレットのことを恋愛対象として見ているということですか?
「ジル、なんだその、なぞなぞみたいなの」
「・・・色々あるんだ。そのうち話す」
アグニス様たちは、ローズの中にヴァイオレットが混じっていることを知りませんから、意味が分からずきょとんとされています。
いえ。アグニス様たちにならお話してもいいのですが、すみません、私も現在ちょっと混乱しています。
「お兄様、私は・・・」
「分かっている。すぐにどうこういう話じゃない。ローズはまだ六歳だし、恋愛どうこうという年齢じゃないこともわかっている。ただ、頭の片隅に置いておいて欲しい」
「はい・・・」
不思議と、拒絶する気持ちにはなりませんでした。
いつか、お兄様のことを兄ではなくジルベール様と思う日が来るのでしょうか。
私がそう言いますと、アグニス様たちが驚いたお顔をされました。
「ローズ様はまだ幼いのに、すごく物知りですね。びっくりしました」
「あ、ええと、じ、侍女が教えてくれました」
お兄様は私がヴァイオレットだと知っているので、ついヴァイオレットの口調で話してしまいました。
確かに、六歳の子供が言うことではなかったですわ。
エセル、ごめんなさい。
エセルのせいにしておきますわ。
「さすが、サフィラスの侍女ね。でもそれをちゃんと覚えてるローズ様は素晴らしいわ」
「あ、ありがとうございます。それよりもお兄様、つまりどういうことですか?」
ここは、話をすり替えましょう。
魔族に近親婚が多いということは、理解しました。
で、そこで何故お兄様が私にプロポーズしたという話に?
ええと、近親婚が多いのですよね。
ローズのお母様は人間だったそうなので、違いますけど。
で、お兄様が私に告白・・・
え?
それって、お兄様が私、というかローズのことを恋愛対象として見ているということですか?
え?
えとえと、ごめんなさい。
ちょっと引きます。
ローズは正真正銘の六歳ですよ?
お兄様は見た目は二十歳くらいですが、ものすごく年上ですよね?
ええと、もしかしてそういう意味の告白ではないのでしょうか?
確かに私もお兄様のことを好きですけど、それは家族愛ですし・・・
「お兄様?」
「ローズのことは、妹として大切に思っているし愛している。だが、それは家族としてだ」
「はい。理解ります」
「だが、ローズのことは、一人の女性として気になっている」
そういえばお兄様は、随分前からローズが純粋なローズでないことをご存知なのでしたね。
つまりその、お兄様はローズのことは妹として見ているけど、ヴァイオレットのことを恋愛対象として見ているということですか?
「ジル、なんだその、なぞなぞみたいなの」
「・・・色々あるんだ。そのうち話す」
アグニス様たちは、ローズの中にヴァイオレットが混じっていることを知りませんから、意味が分からずきょとんとされています。
いえ。アグニス様たちにならお話してもいいのですが、すみません、私も現在ちょっと混乱しています。
「お兄様、私は・・・」
「分かっている。すぐにどうこういう話じゃない。ローズはまだ六歳だし、恋愛どうこうという年齢じゃないこともわかっている。ただ、頭の片隅に置いておいて欲しい」
「はい・・・」
不思議と、拒絶する気持ちにはなりませんでした。
いつか、お兄様のことを兄ではなくジルベール様と思う日が来るのでしょうか。
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