転生者はチートな悪役令嬢になりました〜私を死なせた貴方を許しません〜

みおな

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ゲームの舞台の学園へ

闇の聖女とはなんですか?

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「それで、アリス・ビスクランド伯爵令嬢様ですがー」

 教皇様は一旦そこで言葉を切ってから、歓喜に満ちた顔で私を見つめられます。
 なんですか?その嬉しそうな顔は。

「闇の聖女様と認定されましたっ!闇の魔力なんて超希少です!!今年は光と闇の聖女様が誕生されましたっ!!!」

 ええと。ものすごくテンション上がっているところ申し訳ありませんが、闇の聖女ってなんですか?

 チラッとプリシア様を見ると、プリシア様がキラキラした瞳で私を見ています。
 あら?教皇様のテンション上がっているのは可愛くないですけど、可愛いヒロインのテンション高いのは可愛いですわ。やっぱりヒロインって可愛いですわね。

「プリシア様はご存知なの?」

「アリス様っ!すごいですっ!!闇の聖女だなんて!」

「プリシア様?落ち着いて下さいませ」

 テンション高い姿も可愛いですけど、私は全然理解できてませんわ。

「おや?光の聖女様は闇の聖女のこともご存知ですか?それならば聖女様にご説明いただいた方が、闇の聖女様もわかりやすいかもしれないですな。それとも、わたくしがご説明しましょうか?」

「あ、ええ。プリシア様に教えていただきますわ。それで、今日は下がらせていただいても?」

「もちろんです。いつまでもお引き止めしていては、お迎えの方もご心配をされるでしょうし。後日、教会の方においでいただけますかな?」

「わかりましたわ。プリシア様とご一緒させていただきますわ」

 魔力鑑定の日は授業はありません。きっと、セシル様がお待ちになっていますわ。
 でも、プリシア様から闇の聖女の説明を受けないといけませんし、困りましたわ。

 教皇様に失礼して、部屋を出ます。
セシル様が待っているであろう教室に向かいながら、プリシア様に尋ねました。

「プリシア様。今日の帰り、私の家においでいただけますか?闇の聖女についてお聞きしたいのです」

「私は構わないですけど。えっと、セシル様もご一緒ですよね?」

「ええ。多分・・・ですが、セシル様は私が転生者であることはご存知ですから、ゲーム内のこともお話いただいて大丈夫ですわ」

「え?そうなんですか?」

 まぁ、驚きますわね、普通。でも、セシル様は転生者の私を受け入れて下さいました。
 プリシア様がヒロインであることもお話ししてあります。私の前世に縁があった転生者であることも。

 ですから、何を話しても大丈夫です。問題があるとしたら、プリシア様とセシル様が、私を挟んで睨み合ってることくらいでしょうか。

 攻略はされたくありませんけど、プリシア様。少しくらいならセシル様の好感度上げてもよろしくてよ?
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