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どうして皆んな責めるんだ〜王太子ランスロット視点〜
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僕は王太子として、努力しているつもりだった。
婚約者であるルチルと手を取り合って、頑張っていくつもりだった。
だけど、チェリーと出会って気付いたんだ。
僕はずっとチェリーのように、僕を肯定して欲しかった。
ルチルは「ランスロット様は頑張っていると思います」や「一緒に頑張りましょうね」とは言ってくれても、チェリーのように「ランスロット様、すごいですぅ」とは言ってくれない。
どれだけ努力しても、どれだけの功績を残しても、王太子として当たり前なことだと、誰も褒めてはくれない。
だけど、チェリーはそんな僕の卑屈な思いを晴らしてくれた。
チェリーがすごいと言ってくれるたびに、僕はこれでいいのだと自信を持てるようになったんだ。
なのに、母上は大きなため息を吐く。
「貴方がここまで愚かだなんて。育て方を間違ったのね」
どうして。
どうして認めてくれないんだ?
僕は父上と母上の、たった一人の息子なのに。
チェリーだって言っていた。
「ランスロット様は、立派な王子様ですぅ!立派な未来の王様です」
そう。
僕は今までだってちゃんと王太子として、頑張って来た。
なのに何故、母上はそんな目で僕を見るんだ?
「母上、どうして・・・」
「ランスロット、貴方は自分の婚約の意味も理解していないの?確かに男爵令嬢でも、王太子妃になれないことはないわ。でもそれは、婚約者のうちにほとんどの高位貴族との交流を行い、社交界で多くの情報を掴めるようになっていることが必須なの。あの、礼儀も知らないセットウ男爵令嬢を誰が相手にしてくれると思うの?しかも、貴方とクォーツ公爵令嬢が婚約を五年もしていたことは誰もが知っているのよ?」
「それは・・・だからルチルがチェリーを支えてくれたら」
「どうして貴方と何の関係もないクォーツ公爵令嬢が、貴方の好きな子を支えなければならないの?それに、クォーツ公爵令嬢を名で呼ぶのはやめなさい!」
どうして母上まで、そんなことを!
ルチルは元だけど婚約者で、僕たちは五年も一緒にいたのに。
「クォーツ公爵令嬢は、貴方の元婚約者でも何でもないわ。婚約は白紙撤回されたのだから。もし、元婚約者と言い張りたいのなら、貴方の私財で婚約破棄の慰謝料を払いなさい」
「え、あ、でも、ルチルは婚約破棄を受け入れるって。公爵を説得さえしてくれたらって」
「その公爵が、陛下との話し合いで、白紙撤回としたの。貴方の私財全てを使っても慰謝料に足りないから。貴方、本当に許されると思ったの?」
婚約者であるルチルと手を取り合って、頑張っていくつもりだった。
だけど、チェリーと出会って気付いたんだ。
僕はずっとチェリーのように、僕を肯定して欲しかった。
ルチルは「ランスロット様は頑張っていると思います」や「一緒に頑張りましょうね」とは言ってくれても、チェリーのように「ランスロット様、すごいですぅ」とは言ってくれない。
どれだけ努力しても、どれだけの功績を残しても、王太子として当たり前なことだと、誰も褒めてはくれない。
だけど、チェリーはそんな僕の卑屈な思いを晴らしてくれた。
チェリーがすごいと言ってくれるたびに、僕はこれでいいのだと自信を持てるようになったんだ。
なのに、母上は大きなため息を吐く。
「貴方がここまで愚かだなんて。育て方を間違ったのね」
どうして。
どうして認めてくれないんだ?
僕は父上と母上の、たった一人の息子なのに。
チェリーだって言っていた。
「ランスロット様は、立派な王子様ですぅ!立派な未来の王様です」
そう。
僕は今までだってちゃんと王太子として、頑張って来た。
なのに何故、母上はそんな目で僕を見るんだ?
「母上、どうして・・・」
「ランスロット、貴方は自分の婚約の意味も理解していないの?確かに男爵令嬢でも、王太子妃になれないことはないわ。でもそれは、婚約者のうちにほとんどの高位貴族との交流を行い、社交界で多くの情報を掴めるようになっていることが必須なの。あの、礼儀も知らないセットウ男爵令嬢を誰が相手にしてくれると思うの?しかも、貴方とクォーツ公爵令嬢が婚約を五年もしていたことは誰もが知っているのよ?」
「それは・・・だからルチルがチェリーを支えてくれたら」
「どうして貴方と何の関係もないクォーツ公爵令嬢が、貴方の好きな子を支えなければならないの?それに、クォーツ公爵令嬢を名で呼ぶのはやめなさい!」
どうして母上まで、そんなことを!
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「クォーツ公爵令嬢は、貴方の元婚約者でも何でもないわ。婚約は白紙撤回されたのだから。もし、元婚約者と言い張りたいのなら、貴方の私財で婚約破棄の慰謝料を払いなさい」
「え、あ、でも、ルチルは婚約破棄を受け入れるって。公爵を説得さえしてくれたらって」
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