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3 ノア・リフキンド
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3 ノア・リフキンド
ノア・リフキンド侯爵令息。
大人気ゲーム「レイヴンズクロフト戦記」における主人公のライバル的存在である悪役だ。
レイヴンズクロフト戦記はいわゆるアクションRPGで、主人公であるアーサーが孤児から成り上がっていく英雄譚である。
ストーリー自体は良くあるもので、魔物の王が復活したから聖剣に選ばれた者が魔王討伐に出る。そして、仲間と共に様々な困難を越えて最後に魔王を倒してのハッピーエンド。
まさに王道中の王道のストーリーだが、そのストーリーのシンプルさ故に幅広い世代に愛されて何度もリメイクされている。俺も好きでハマって100%クリアまで粘ってやったものだった。
問題はノア・リフキンドだ。
彼は序盤から登場する悪役キャラだ。悪役とはいえ前半の役割は小悪党そのもので、聖剣に選ばれたアーサーに嫉妬して事あるごとにあれこれ嫌がらせをするのが主な役割だ。そして、紆余曲折の果て最終的にノアを待つのは破滅。
アーサーに対して抱く負の感情を、勇者を亡き者にしようとしていた魔王に目をつけられてノアは精神汚染を受けて操られる。そして、自らの父や兄を手に掛けて領地を乗っ取り、魔王軍の嚆矢として散々利用された上に最期は醜い化け物へと変えられてしまう。
ボスとしては作品内でも屈指の強敵になるのだが、それでも魔物はいずれ勇者に倒される運命にある。倒されたノアは消滅する最期の瞬間までアーサーに対する怨嗟を吐き散らかして死んでいく……。
俺はそんなノア・リフキンドになってしまったらしい。
そもそも俺はどうしてこうなっているのだろうか。元の世界の俺はどうなっているのか。
ノアとして目を覚ます直前の記憶は部活でサッカーをしていた事だ。
万年補欠の俺が、珍しく試合に出してもらえた。しかも、絶好調だった。何人も相手選手を擦り抜けて、パスを受けてゴール目掛けてボールを蹴ろうとした瞬間に襲ってきたのは轟音と青白い閃光。それから体を貫いた衝撃。そこで俺の意識は途絶えている。
現代日本にいた俺は死んだのだろうか。もしそうだとしたら、父さん、母さんは悲しんでいないだろうか。チームメイトや相手選手達に怪我はなかっただろうか。色々な事を考えているうちに気分がどんどん重くなっていく。
それに、元々この体にあった筈のノアの意識はどうなっているんだろうか。次々湧き上がってくる不安は尽きない。
ぐるぐると深く沈んでいく思考にはぁと深い溜息をつきながらノアのお気に入りである一角兎のぬいぐるみを抱き締めてベッドの上で寝返りを打つ。頬に触れるふかふかな毛並みだけが今の俺の癒しだ。
目が覚めてから3日。だんだん記憶の混線もパニックも落ち着いてきてやっと冷静に物事を考えられるようになってきた。
ここはやはりレイヴンズクロフト戦記の世界で間違いないらしい。それとなく聞こえてくる単語や地名。そして、何よりも魔法の存在がそれを証明している。
そう、この世界には魔法があるのだ!
誰だって一度は憧れるであろうあの魔法だ。しかも、ゲームで描写されていたよりもずっと生活に浸透しているようで、当たり前のように魔法を目にした。メイドや使用人が魔法を使用する度に目をキラキラさせる俺に、リフキンド家の人は皆微笑ましそうにしてくれている。
リフキンド家は国の西方に位置しており、魔の山と呼ばれる瘴気に覆われた山に程近い辺境に領地を持つ。その理由はリフキンドの一族が高い魔法の素養を持って生まれてくるからだ。
彼等は何代にも渡って国と魔の山との間に結界を張り、それをずっと維持してきた。時には結界を擦り抜けて侵入してくる強力な魔物達と戦い、国を守る誇り高き魔法使いの一族。
ノア・リフキンドもその一族の血をしっかりばっちり受け継いでおり、作中の彼は中盤からは強大な魔法使いとしてアーサー達の前に立ちはだかる事になる。その研鑽の方向性を間違えなければ、勇者は無理でも英雄くらいにはなれた筈だと言われた実力は確かだった。
だが、ノアはそれでは満足出来なかった。否、自らが秀でた血統に生まれたが故に、庶民、それも孤児であったアーサーが聖剣に選ばれた事を受け入れられなかったのだ。
初めは小さな嫉妬心だったかもしれない。しかし、成長に伴ってその負の思いは徐々に大きくなり、やがて魔王によって最悪の形で開花する。
ベッドから体を起こして窓の外を見る。外は快晴で、ビルなんかの高い建物がないから二階にある俺の部屋からは遠くまで良く見渡せた。
地平線まで広がる丘一面の麦畑の間には小さな人影が忙しそうに行き来している。麦畑の間にある道は荷車を引いた馬がのんびりと歩いていて、庭からは小鳥の声が聞こえてきた。
この世界には何処にでもある平穏な光景。それを14年後の俺は自らの手で壊すのだ。
そう考えてゾッと背筋が冷えた。父も母も兄も、メアリーも。目が覚めてから関わった人達は皆良い人達ばかりだ。ゲームのノアにも同じ家族が居た筈なのに、彼は自らの家族すら手に掛けた。
NPCの台詞でしか語られなかった存在も、ここには実在している。俺はいつか彼等を自分の手に掛けてしまうかもしれない。
確定した未来ではないが、シナリオによる強制力があるのならばきっと逃れられない。何故あの落雷で死ねなかったのか。胸の奥に蹲るのはそんな暗澹とした気持ちだ。
鬱々と悩みながら1日が終わり、メアリーに寝かし付けられても脳裏に浮かぶのはそんな暗い想像ばかりで眠れない。寝たふりでメアリーをやり過ごした後、真夜中にそっとベッドを抜け出して暗い屋敷の中をよちよち歩くが、暗闇に染まった廊下を歩くうちに余計に気分が沈んできた。
眠れそうにもなく、暗く澱んだ気持ちは螺旋を描くようにどんどん沈んでいく。真っ暗な屋敷の廊下は俺に待ち受ける未来のようだ。
「ノア」
鬱々とした気分のまま覚束ない足取りで屋敷を彷徨っていれば突然後ろから名前を呼ばれた。
「にいさま」
驚きながら振り返れば、兄であるティモシーがいた。その手にはノアのお気に入りである一角兎のぬいぐるみとブランケットが。
「眠れないの?」
そっと声を掛けてくれる兄の声は優しい。ノアとは3つしか違わない筈なのに、随分しっかりしていると思う。
兄の問いにこくりと頷いて見せれば、兄は俺にぬいぐるみを渡してきた。ついでにブランケットでぐるぐる巻きにされる。質の良いブランケットは柔らかくて暖かく、ささくれだった心が少しだけ慰められる。
「怖い夢でも見た?」
続けられる問いに、悩んでから小さく頷いて見せる。少しでも不安を吐き出さなければ、押し潰されそうだった。
ノアが迎える未来は俺にとって身近な人を不幸にしてしまう。優しいこの兄だって、俺は……。
「ノア、不安な事があるなら兄様に話してごらん」
兄は俺の嘘に気が付いていたらしい。抱き締めてくれる兄の腕の温もりに、優しい言葉に、俺の幼い精神はあっさりと瓦解した。
「僕はいつかにいさまやとうさまをころしてしまう」
縋るように零れた俺の言葉に、兄が父に良く似た蒼い瞳を見開いた。それはそうだろう。3つの弟がそんな事を言い出したら誰だって驚く。
だが、一度吐き出した不安は次々に溢れてきた。
「にいさまたちだけじゃない。メアリーもジョンも、みんな、みんな……たくさんのひとが僕のせいでしんでしまう」
ぼろぼろと零れ落ちる涙は拭っても拭ってもキリがなかった。
怖くて怖くて仕方がないのだ。ノアも俺も、突然突き付けられたこの現状が、この先に待ち受ける未来が。
「ノア。兄様は何があってもお前の味方だ。どうすればそうならないか、一緒に考えていこう」
柔らかく掛けられる声は、優しい兄の言葉は何よりも嬉しいものだった。
「ゔ……うぅー……」
「ほら、そんなに唇を噛んだら血が出てしまうよ。今夜は兄様と一緒に寝よう」
髪を撫でながら優しく抱きしめてくれる兄の腕の中で俺は声を押し殺して泣いた。
ノア・リフキンド侯爵令息。
大人気ゲーム「レイヴンズクロフト戦記」における主人公のライバル的存在である悪役だ。
レイヴンズクロフト戦記はいわゆるアクションRPGで、主人公であるアーサーが孤児から成り上がっていく英雄譚である。
ストーリー自体は良くあるもので、魔物の王が復活したから聖剣に選ばれた者が魔王討伐に出る。そして、仲間と共に様々な困難を越えて最後に魔王を倒してのハッピーエンド。
まさに王道中の王道のストーリーだが、そのストーリーのシンプルさ故に幅広い世代に愛されて何度もリメイクされている。俺も好きでハマって100%クリアまで粘ってやったものだった。
問題はノア・リフキンドだ。
彼は序盤から登場する悪役キャラだ。悪役とはいえ前半の役割は小悪党そのもので、聖剣に選ばれたアーサーに嫉妬して事あるごとにあれこれ嫌がらせをするのが主な役割だ。そして、紆余曲折の果て最終的にノアを待つのは破滅。
アーサーに対して抱く負の感情を、勇者を亡き者にしようとしていた魔王に目をつけられてノアは精神汚染を受けて操られる。そして、自らの父や兄を手に掛けて領地を乗っ取り、魔王軍の嚆矢として散々利用された上に最期は醜い化け物へと変えられてしまう。
ボスとしては作品内でも屈指の強敵になるのだが、それでも魔物はいずれ勇者に倒される運命にある。倒されたノアは消滅する最期の瞬間までアーサーに対する怨嗟を吐き散らかして死んでいく……。
俺はそんなノア・リフキンドになってしまったらしい。
そもそも俺はどうしてこうなっているのだろうか。元の世界の俺はどうなっているのか。
ノアとして目を覚ます直前の記憶は部活でサッカーをしていた事だ。
万年補欠の俺が、珍しく試合に出してもらえた。しかも、絶好調だった。何人も相手選手を擦り抜けて、パスを受けてゴール目掛けてボールを蹴ろうとした瞬間に襲ってきたのは轟音と青白い閃光。それから体を貫いた衝撃。そこで俺の意識は途絶えている。
現代日本にいた俺は死んだのだろうか。もしそうだとしたら、父さん、母さんは悲しんでいないだろうか。チームメイトや相手選手達に怪我はなかっただろうか。色々な事を考えているうちに気分がどんどん重くなっていく。
それに、元々この体にあった筈のノアの意識はどうなっているんだろうか。次々湧き上がってくる不安は尽きない。
ぐるぐると深く沈んでいく思考にはぁと深い溜息をつきながらノアのお気に入りである一角兎のぬいぐるみを抱き締めてベッドの上で寝返りを打つ。頬に触れるふかふかな毛並みだけが今の俺の癒しだ。
目が覚めてから3日。だんだん記憶の混線もパニックも落ち着いてきてやっと冷静に物事を考えられるようになってきた。
ここはやはりレイヴンズクロフト戦記の世界で間違いないらしい。それとなく聞こえてくる単語や地名。そして、何よりも魔法の存在がそれを証明している。
そう、この世界には魔法があるのだ!
誰だって一度は憧れるであろうあの魔法だ。しかも、ゲームで描写されていたよりもずっと生活に浸透しているようで、当たり前のように魔法を目にした。メイドや使用人が魔法を使用する度に目をキラキラさせる俺に、リフキンド家の人は皆微笑ましそうにしてくれている。
リフキンド家は国の西方に位置しており、魔の山と呼ばれる瘴気に覆われた山に程近い辺境に領地を持つ。その理由はリフキンドの一族が高い魔法の素養を持って生まれてくるからだ。
彼等は何代にも渡って国と魔の山との間に結界を張り、それをずっと維持してきた。時には結界を擦り抜けて侵入してくる強力な魔物達と戦い、国を守る誇り高き魔法使いの一族。
ノア・リフキンドもその一族の血をしっかりばっちり受け継いでおり、作中の彼は中盤からは強大な魔法使いとしてアーサー達の前に立ちはだかる事になる。その研鑽の方向性を間違えなければ、勇者は無理でも英雄くらいにはなれた筈だと言われた実力は確かだった。
だが、ノアはそれでは満足出来なかった。否、自らが秀でた血統に生まれたが故に、庶民、それも孤児であったアーサーが聖剣に選ばれた事を受け入れられなかったのだ。
初めは小さな嫉妬心だったかもしれない。しかし、成長に伴ってその負の思いは徐々に大きくなり、やがて魔王によって最悪の形で開花する。
ベッドから体を起こして窓の外を見る。外は快晴で、ビルなんかの高い建物がないから二階にある俺の部屋からは遠くまで良く見渡せた。
地平線まで広がる丘一面の麦畑の間には小さな人影が忙しそうに行き来している。麦畑の間にある道は荷車を引いた馬がのんびりと歩いていて、庭からは小鳥の声が聞こえてきた。
この世界には何処にでもある平穏な光景。それを14年後の俺は自らの手で壊すのだ。
そう考えてゾッと背筋が冷えた。父も母も兄も、メアリーも。目が覚めてから関わった人達は皆良い人達ばかりだ。ゲームのノアにも同じ家族が居た筈なのに、彼は自らの家族すら手に掛けた。
NPCの台詞でしか語られなかった存在も、ここには実在している。俺はいつか彼等を自分の手に掛けてしまうかもしれない。
確定した未来ではないが、シナリオによる強制力があるのならばきっと逃れられない。何故あの落雷で死ねなかったのか。胸の奥に蹲るのはそんな暗澹とした気持ちだ。
鬱々と悩みながら1日が終わり、メアリーに寝かし付けられても脳裏に浮かぶのはそんな暗い想像ばかりで眠れない。寝たふりでメアリーをやり過ごした後、真夜中にそっとベッドを抜け出して暗い屋敷の中をよちよち歩くが、暗闇に染まった廊下を歩くうちに余計に気分が沈んできた。
眠れそうにもなく、暗く澱んだ気持ちは螺旋を描くようにどんどん沈んでいく。真っ暗な屋敷の廊下は俺に待ち受ける未来のようだ。
「ノア」
鬱々とした気分のまま覚束ない足取りで屋敷を彷徨っていれば突然後ろから名前を呼ばれた。
「にいさま」
驚きながら振り返れば、兄であるティモシーがいた。その手にはノアのお気に入りである一角兎のぬいぐるみとブランケットが。
「眠れないの?」
そっと声を掛けてくれる兄の声は優しい。ノアとは3つしか違わない筈なのに、随分しっかりしていると思う。
兄の問いにこくりと頷いて見せれば、兄は俺にぬいぐるみを渡してきた。ついでにブランケットでぐるぐる巻きにされる。質の良いブランケットは柔らかくて暖かく、ささくれだった心が少しだけ慰められる。
「怖い夢でも見た?」
続けられる問いに、悩んでから小さく頷いて見せる。少しでも不安を吐き出さなければ、押し潰されそうだった。
ノアが迎える未来は俺にとって身近な人を不幸にしてしまう。優しいこの兄だって、俺は……。
「ノア、不安な事があるなら兄様に話してごらん」
兄は俺の嘘に気が付いていたらしい。抱き締めてくれる兄の腕の温もりに、優しい言葉に、俺の幼い精神はあっさりと瓦解した。
「僕はいつかにいさまやとうさまをころしてしまう」
縋るように零れた俺の言葉に、兄が父に良く似た蒼い瞳を見開いた。それはそうだろう。3つの弟がそんな事を言い出したら誰だって驚く。
だが、一度吐き出した不安は次々に溢れてきた。
「にいさまたちだけじゃない。メアリーもジョンも、みんな、みんな……たくさんのひとが僕のせいでしんでしまう」
ぼろぼろと零れ落ちる涙は拭っても拭ってもキリがなかった。
怖くて怖くて仕方がないのだ。ノアも俺も、突然突き付けられたこの現状が、この先に待ち受ける未来が。
「ノア。兄様は何があってもお前の味方だ。どうすればそうならないか、一緒に考えていこう」
柔らかく掛けられる声は、優しい兄の言葉は何よりも嬉しいものだった。
「ゔ……うぅー……」
「ほら、そんなに唇を噛んだら血が出てしまうよ。今夜は兄様と一緒に寝よう」
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