13 / 64
第13話 ミスリル銀を使った錬成
しおりを挟む
初のダンジョン行商は大成功だった。
誠が持っていた現金30万円とミスリル銀30kgを手に入れた。
お金の方はユミに渡すと、すぐにスマホの通信代を支払ってくれたので使えるようになった。残りは家賃の滞納分に使う予定なんだけど、原則として一括返済をしなければならないため、まだ手元に残っている。
8月上旬なので時間はあるけど、ゆっくりとはしていられない。
明日もまたダンジョンに潜る……ことはしなかった。
高純度のミスリル銀鉱石を使った錬成をしたくて、体がうずいている。金稼ぎに時間を使ってはいられない!
部屋を埋めている錬成物を隅に寄せてスペースを確保すると、水の入った樽を置いた。
「マスターは何をするつもりなんですか?」
「錬金術さ!」
「ダンジョン行商は……」
「しばらくお休みだね」
半目で見ているユミを放置して、ウキウキしながらスキルを使う。
「錬金術スキル起動」
キーワードを唱えると両手が光って、目の前に本が浮かぶ。意志だけで操作してページをめくり「純水」で止めると、床に手をつけた。
樽を中心として魔法陣が浮かび上がって、魔力が吸われていく。
しばらくしてスキルが止まったので中身を確認する。余分な成分を抜かれた【純水】が出来ていた。さらに手を近づけて魔力を注いでいくと、【エーテル水】へと変わっていく。
第一段階目は完成だ。
測定器を入れればメモリは最大値を示している。うん。いつも通り完璧だ。
続いて【エーテル水】の中にミスリル銀鉱石を入れていく。
これで二段階目の準備が終わったので、またスキルを発動させると樽には魔法陣、俺の目の前に本が出現した。
だが今回は作ったことがないためレシピは存在しない。
空白のページまでめくる。
ここに素材の分量を書き込み、錬成が成功するとレシピは登録されるのだ。
過去に何度も錬成実験を失敗し、素材を喪失した経験から、作りたい物の適切な分量はわかっている。今度こそ大丈夫なはずだ。
「ミスリル銀鉱石20kg、エーテル水10L、注ぐ魔力量は80%」
レシピの一部を口に出すと本に詳細が記入される。ミスリル銀鉱石の純度は99%、エーテル水は純度100%だった。
この素材なら成功する。
確信を得た。
「新規レシピ作成」
キーワードを唱えると、魔法陣に多大な魔力が吸われていく。
一気に減ってしまい目眩がするが、気を失ってしまえば失敗だ。ぐっと下半身に力を入れ、唇を噛んで意識を保っていると、ユミが俺の体を支えてくれた。
それだけで気合いが入る。
魔法陣が満足するまで魔力を与え続けていると、樽の中が光って変化が始まった。
「何を作っているのですか?」
「ミスリル水銀だ」
高純度のミスリル銀鉱石がなければ、作れないレアな物だ。
液体金属の一種で、魔力を注ぐと硬度が変わる特性を持っている。今回はそれを作りたかったのだ。
注いだ魔力が暴走しそうだったので、スキルを経由してコントロールする。集中力が必要な作業で、額から汗が流れて頭が痛くなってきた。
それでも我慢してスキルを使い続けていると、樽の中の光が消えて錬成は終わった。
「疲れたよーー!」
仰向けに倒れた。
しばらくは動きたくない。
「部屋の中から、ゴーレム核を探してくれない?」
「お任せください」
店で錬成した物の山を漁りだした。
なかなか見つからないようで、調査済みのエリアが増えていく。しばらく様子を見守っていたが、体内の魔力が枯渇した影響で眠くなってしまった。
自然と瞼が落ちていき、ちょっとだけと思いながら眠ってしまった。
* * *
目が覚めたらベッドの上にいた。いつの間にか寝巻き姿になっている。ユミが着替えさせてくれたのだろう。
壁に掛けてある時計を見ると、ダンジョン探索をした翌日になっていた。
枕元に置いていたスマホがブルブルと震えたので、何事かとディスプレイを確認すると、数十の通知が届いていた。滞納分を支払ったから、通信が出来るようになったみたいだ。
いろいろ連絡がきているけど、確認が面倒なのでスマホをぽいっと捨てる。
「ゴーレム核は見つかった?」
「はい、マスター。樽の横に置いておきました」
一瞬だけ空腹を覚えたけど、準備が終わっている光景を見たらすぐに忘れてしまった。
顔も洗わず、ゴーレムコアをミスリル水銀の中に入れる。
「錬金術スキル起動」
キーワードを唱えると両手が光って、目の前に本が浮かぶ。
今回も空白のページを表示させた。
「ミスリル水銀45L、ゴーレム核1個、注ぐ魔力量は50%、半分は俺、残りはユミ」
レシピの詳細がページに記載されたので、近くで見守っているユミの手を握って、錬成を始める。
「新規レシピ作成」
魔法陣の中にあるミスリル水銀が光る。
最後の錬成は、あまり魔力を使わないので目眩はしなかった。コントロールも容易だ。
ユミは心配そうに俺を見ていたが、トラブルはなく無事に錬成を終える。
本にレシピが残っているので成功だ。ついに完成した。
樽の中から液体金属のミスリル水銀が出てきた。スライムのように動いて俺の足元にまで来る。
「マスター、これはゴーレムですか?」
「うん。ミスリル水銀のスライム型ゴーレム、ミスラムだ」
「素敵な名前ですね」
「そうだろ! 1年ぐらい考えて作った名前だから、自信ありだ!」
高純度のミスリル銀鉱石を手に入れたら、いつか作ろうと思っていたのだ。
借金返済を後回しにしてでも作って良かったよ。
「二人の魔力を注いで錬成したから、俺だけじゃなくユミの命令も聞くぞ」
「マスターと同時に命令した場合はどうなります?」
「後にした方が上書きされる。ミスラムの使用はユミに任せるから、使い方を覚えておくんだ」
「わかりました。彼女とも仲良くなりますね」
俺を的確にサポートしてくれるユミだが、物理攻撃ができず攻撃力は低いという欠点を持っている。
また接近されると非常に弱い。その点をミスラムが補ってくれるはずだ。
誠が持っていた現金30万円とミスリル銀30kgを手に入れた。
お金の方はユミに渡すと、すぐにスマホの通信代を支払ってくれたので使えるようになった。残りは家賃の滞納分に使う予定なんだけど、原則として一括返済をしなければならないため、まだ手元に残っている。
8月上旬なので時間はあるけど、ゆっくりとはしていられない。
明日もまたダンジョンに潜る……ことはしなかった。
高純度のミスリル銀鉱石を使った錬成をしたくて、体がうずいている。金稼ぎに時間を使ってはいられない!
部屋を埋めている錬成物を隅に寄せてスペースを確保すると、水の入った樽を置いた。
「マスターは何をするつもりなんですか?」
「錬金術さ!」
「ダンジョン行商は……」
「しばらくお休みだね」
半目で見ているユミを放置して、ウキウキしながらスキルを使う。
「錬金術スキル起動」
キーワードを唱えると両手が光って、目の前に本が浮かぶ。意志だけで操作してページをめくり「純水」で止めると、床に手をつけた。
樽を中心として魔法陣が浮かび上がって、魔力が吸われていく。
しばらくしてスキルが止まったので中身を確認する。余分な成分を抜かれた【純水】が出来ていた。さらに手を近づけて魔力を注いでいくと、【エーテル水】へと変わっていく。
第一段階目は完成だ。
測定器を入れればメモリは最大値を示している。うん。いつも通り完璧だ。
続いて【エーテル水】の中にミスリル銀鉱石を入れていく。
これで二段階目の準備が終わったので、またスキルを発動させると樽には魔法陣、俺の目の前に本が出現した。
だが今回は作ったことがないためレシピは存在しない。
空白のページまでめくる。
ここに素材の分量を書き込み、錬成が成功するとレシピは登録されるのだ。
過去に何度も錬成実験を失敗し、素材を喪失した経験から、作りたい物の適切な分量はわかっている。今度こそ大丈夫なはずだ。
「ミスリル銀鉱石20kg、エーテル水10L、注ぐ魔力量は80%」
レシピの一部を口に出すと本に詳細が記入される。ミスリル銀鉱石の純度は99%、エーテル水は純度100%だった。
この素材なら成功する。
確信を得た。
「新規レシピ作成」
キーワードを唱えると、魔法陣に多大な魔力が吸われていく。
一気に減ってしまい目眩がするが、気を失ってしまえば失敗だ。ぐっと下半身に力を入れ、唇を噛んで意識を保っていると、ユミが俺の体を支えてくれた。
それだけで気合いが入る。
魔法陣が満足するまで魔力を与え続けていると、樽の中が光って変化が始まった。
「何を作っているのですか?」
「ミスリル水銀だ」
高純度のミスリル銀鉱石がなければ、作れないレアな物だ。
液体金属の一種で、魔力を注ぐと硬度が変わる特性を持っている。今回はそれを作りたかったのだ。
注いだ魔力が暴走しそうだったので、スキルを経由してコントロールする。集中力が必要な作業で、額から汗が流れて頭が痛くなってきた。
それでも我慢してスキルを使い続けていると、樽の中の光が消えて錬成は終わった。
「疲れたよーー!」
仰向けに倒れた。
しばらくは動きたくない。
「部屋の中から、ゴーレム核を探してくれない?」
「お任せください」
店で錬成した物の山を漁りだした。
なかなか見つからないようで、調査済みのエリアが増えていく。しばらく様子を見守っていたが、体内の魔力が枯渇した影響で眠くなってしまった。
自然と瞼が落ちていき、ちょっとだけと思いながら眠ってしまった。
* * *
目が覚めたらベッドの上にいた。いつの間にか寝巻き姿になっている。ユミが着替えさせてくれたのだろう。
壁に掛けてある時計を見ると、ダンジョン探索をした翌日になっていた。
枕元に置いていたスマホがブルブルと震えたので、何事かとディスプレイを確認すると、数十の通知が届いていた。滞納分を支払ったから、通信が出来るようになったみたいだ。
いろいろ連絡がきているけど、確認が面倒なのでスマホをぽいっと捨てる。
「ゴーレム核は見つかった?」
「はい、マスター。樽の横に置いておきました」
一瞬だけ空腹を覚えたけど、準備が終わっている光景を見たらすぐに忘れてしまった。
顔も洗わず、ゴーレムコアをミスリル水銀の中に入れる。
「錬金術スキル起動」
キーワードを唱えると両手が光って、目の前に本が浮かぶ。
今回も空白のページを表示させた。
「ミスリル水銀45L、ゴーレム核1個、注ぐ魔力量は50%、半分は俺、残りはユミ」
レシピの詳細がページに記載されたので、近くで見守っているユミの手を握って、錬成を始める。
「新規レシピ作成」
魔法陣の中にあるミスリル水銀が光る。
最後の錬成は、あまり魔力を使わないので目眩はしなかった。コントロールも容易だ。
ユミは心配そうに俺を見ていたが、トラブルはなく無事に錬成を終える。
本にレシピが残っているので成功だ。ついに完成した。
樽の中から液体金属のミスリル水銀が出てきた。スライムのように動いて俺の足元にまで来る。
「マスター、これはゴーレムですか?」
「うん。ミスリル水銀のスライム型ゴーレム、ミスラムだ」
「素敵な名前ですね」
「そうだろ! 1年ぐらい考えて作った名前だから、自信ありだ!」
高純度のミスリル銀鉱石を手に入れたら、いつか作ろうと思っていたのだ。
借金返済を後回しにしてでも作って良かったよ。
「二人の魔力を注いで錬成したから、俺だけじゃなくユミの命令も聞くぞ」
「マスターと同時に命令した場合はどうなります?」
「後にした方が上書きされる。ミスラムの使用はユミに任せるから、使い方を覚えておくんだ」
「わかりました。彼女とも仲良くなりますね」
俺を的確にサポートしてくれるユミだが、物理攻撃ができず攻撃力は低いという欠点を持っている。
また接近されると非常に弱い。その点をミスラムが補ってくれるはずだ。
115
あなたにおすすめの小説
男女比1対5000世界で俺はどうすれバインダー…
アルファカッター
ファンタジー
ひょんな事から男女比1対5000の世界に移動した学生の忠野タケル。
そこで生活していく内に色々なトラブルや問題に巻き込まれながら生活していくものがたりである!
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
現代錬金術のすゝめ 〜ソロキャンプに行ったら賢者の石を拾った〜
涼月 風
ファンタジー
御門賢一郎は過去にトラウマを抱える高校一年生。
ゴールデンウィークにソロキャンプに行き、そこで綺麗な石を拾った。
しかし、その直後雷に打たれて意識を失う。
奇跡的に助かった彼は以前の彼とは違っていた。
そんな彼が成長する為に異世界に行ったり又、現代で錬金術をしながら生活する物語。
俺だけLVアップするスキルガチャで、まったりダンジョン探索者生活も余裕です ~ガチャ引き楽しくてやめられねぇ~
シンギョウ ガク
ファンタジー
仕事中、寝落ちした明日見碧(あすみ あおい)は、目覚めたら暗い洞窟にいた。
目の前には蛍光ピンクのガチャマシーン(足つき)。
『初心者優遇10連ガチャ開催中』とか『SSRレアスキル確定』の誘惑に負け、金色のコインを投入してしまう。
カプセルを開けると『鑑定』、『ファイア』、『剣術向上』といったスキルが得られ、次々にステータスが向上していく。
ガチャスキルの力に魅了された俺は魔物を倒して『金色コイン』を手に入れて、ガチャ引きまくってたらいつのまにか強くなっていた。
ボスを討伐し、初めてのダンジョンの外に出た俺は、相棒のガチャと途中で助けた異世界人アスターシアとともに、異世界人ヴェルデ・アヴニールとして、生き延びるための自由気ままな異世界の旅がここからはじまった。
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
スキル【幸運】無双~そのシーフ、ユニークスキルを信じて微妙ステータス幸運に一点張りする~
榊与一
ファンタジー
幼い頃の鑑定によって、覚醒とユニークスキルが約束された少年——王道光(おうどうひかる)。
彼はその日から探索者――シーカーを目指した。
そして遂に訪れた覚醒の日。
「ユニークスキル【幸運】?聞いた事のないスキルだな?どんな効果だ?」
スキル効果を確認すると、それは幸運ステータスの効果を強化する物だと判明する。
「幸運の強化って……」
幸運ステータスは、シーカーにとって最も微妙と呼ばれているステータスである。
そのため、進んで幸運にステータスポイントを割く者はいなかった。
そんな効果を強化したからと、王道光はあからさまにがっかりする。
だが彼は知らない。
ユニークスキル【幸運】の効果が想像以上である事を。
しかもスキルレベルを上げる事で、更に効果が追加されることを。
これはハズレと思われたユニークスキル【幸運】で、王道光がシーカー界の頂点へと駆け上がる物語。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる