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13:家案内二
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とりあえず一階に降りてから面白そうだから家電の説明をする。
「今からこの家にある魔道具を説明します」
「ま、まだあるのですか!?」
「はい。ほとんどが生活に使っているものなので遠慮なく使ってください」
何度も遠慮なくって言わないとエイルさんは家電を使わなさそう。
「まずはキッチンです」
家電が多そうなキッチンに移動する。
「これが冷蔵庫。開けてみればどんな魔道具なのか分かります」
「は、はい」
俺の言う通り冷蔵庫の扉を開けるエイルさん。
「ひゃっ! さ、寒いです!」
「この魔道具は食材を冷やして品質を長持ちさせたり安全に食材を保存するものです」
「氷魔法を使っているのかと思いました!」
文句を言ってもいいのにエイルさんは感激している。
「ちなみに上が冷蔵庫で下が冷凍庫です。冷凍庫はアイスや食材をより長持ちさせるために使います」
「アイス……氷ですか?」
分からないのなら仕方がない。味わってもらうしかないな。
俺は冷凍庫からカップのバニラアイスを取り出した。そしてスプーンも持ってくる。
「はい、これがアイスです。食べてみてください」
「こ、これは……?」
俺もカップバニラアイスを取り出して椅子に座る。
エイルさんも訳も分からないまま俺に続いて俺の正面の椅子に座る。
カップの蓋を開け、ビニールの蓋もはがす。
エイルさんは俺の真似をしてバニラアイスとご対面する。
「これが……」
「これはバニラアイスです。まあ食べてみればどんなものか分かりますよ」
俺はバニラアイスをスプーンですくって食べる。
あー、やっぱりエアコンの中で食べるアイスは最高だなー。
エイルさんも意を決してスプーンを使ってバニラアイスをすくおうとする。
「か、硬い……?」
「アイスは凍らせて食べる冷たい食べ物です。ですから基本硬いです」
まあ歯を折りに来るアイスバーがあるからそれはさすがにレベルが高い。
俺の説明を受けてしっかりとバニラアイスをスプーンにすくったエイルさんはパクっと食べる。
「つ、冷たい……でも……甘いです……!」
「行ける感じですか?」
「は、はい!」
どうやらアイスは行ける口みたいだな。
異世界人が、というよりもエイルさんがどういう好みなのか分からないから試してもらうしかない。
でもまあ鉄板は行けるような気がするんだよなー。あと食べ過ぎてお腹を下さないように注意しないと。
「そのアイスは食べ過ぎるとお腹が痛くなるので気を付けてくださいね」
「えっ……!?」
「さすがにそれ一個は大丈夫だとは思いますよ。体が冷えるのはあまりよくないですからね」
「な、なるほど……禁忌の食べ物ということですか……」
「まあそういう感じですね。リスクがあるからこそ食べれるものがあるということです」
現代の食べ物はそういうものが多いからな。お菓子とか。
でもそれは食に肥えた人類にとっては通るべき道だと思っている。仕方がないことだ。
「今からこの家にある魔道具を説明します」
「ま、まだあるのですか!?」
「はい。ほとんどが生活に使っているものなので遠慮なく使ってください」
何度も遠慮なくって言わないとエイルさんは家電を使わなさそう。
「まずはキッチンです」
家電が多そうなキッチンに移動する。
「これが冷蔵庫。開けてみればどんな魔道具なのか分かります」
「は、はい」
俺の言う通り冷蔵庫の扉を開けるエイルさん。
「ひゃっ! さ、寒いです!」
「この魔道具は食材を冷やして品質を長持ちさせたり安全に食材を保存するものです」
「氷魔法を使っているのかと思いました!」
文句を言ってもいいのにエイルさんは感激している。
「ちなみに上が冷蔵庫で下が冷凍庫です。冷凍庫はアイスや食材をより長持ちさせるために使います」
「アイス……氷ですか?」
分からないのなら仕方がない。味わってもらうしかないな。
俺は冷凍庫からカップのバニラアイスを取り出した。そしてスプーンも持ってくる。
「はい、これがアイスです。食べてみてください」
「こ、これは……?」
俺もカップバニラアイスを取り出して椅子に座る。
エイルさんも訳も分からないまま俺に続いて俺の正面の椅子に座る。
カップの蓋を開け、ビニールの蓋もはがす。
エイルさんは俺の真似をしてバニラアイスとご対面する。
「これが……」
「これはバニラアイスです。まあ食べてみればどんなものか分かりますよ」
俺はバニラアイスをスプーンですくって食べる。
あー、やっぱりエアコンの中で食べるアイスは最高だなー。
エイルさんも意を決してスプーンを使ってバニラアイスをすくおうとする。
「か、硬い……?」
「アイスは凍らせて食べる冷たい食べ物です。ですから基本硬いです」
まあ歯を折りに来るアイスバーがあるからそれはさすがにレベルが高い。
俺の説明を受けてしっかりとバニラアイスをスプーンにすくったエイルさんはパクっと食べる。
「つ、冷たい……でも……甘いです……!」
「行ける感じですか?」
「は、はい!」
どうやらアイスは行ける口みたいだな。
異世界人が、というよりもエイルさんがどういう好みなのか分からないから試してもらうしかない。
でもまあ鉄板は行けるような気がするんだよなー。あと食べ過ぎてお腹を下さないように注意しないと。
「そのアイスは食べ過ぎるとお腹が痛くなるので気を付けてくださいね」
「えっ……!?」
「さすがにそれ一個は大丈夫だとは思いますよ。体が冷えるのはあまりよくないですからね」
「な、なるほど……禁忌の食べ物ということですか……」
「まあそういう感じですね。リスクがあるからこそ食べれるものがあるということです」
現代の食べ物はそういうものが多いからな。お菓子とか。
でもそれは食に肥えた人類にとっては通るべき道だと思っている。仕方がないことだ。
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https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
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