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第1章 成長
第7話 依頼
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「この森でみたんだ!」
「そんなに走ると転ぶよ」
「大丈夫だって、おわっ!? いてて……。ははは、大丈夫大丈夫」
ラッドが後ろ向きで走るから小石に躓いて転んでる。なんだか子犬と野原にやってきたみたいな感覚になる。
自由を得たって感じかしら? 人の為に働くっていうのを初めて感じれたのかな?
「あった! これを10個」
赤い球のついた草を摘み取ってラッドが嬉しそうに声を上げる。
こんなに簡単に手に入るなら盗みはしなくてよかったんじゃ?
「薬草は身分証を持ってる人しか売っちゃいけないんだ。冒険者カードを持ってれば普通に売れるんだけどな」
「ああ、なるほど」
薬品と言えなくもない薬草だから、身分が証明される人じゃないと売買できないわけね。ラッドは首を傾げてた私に説明してくれた。
薬品は人にいい影響を与えるものばかりじゃない。人に悪影響を与えるものもある。信頼のおけるひとから買い取る。
信頼のおけるシステムだと思うけど。孤児には厳しいシステムだな~。
「じゃあ、あとはゴブリンだな! どこにいるかな~」
ラッドは続いて私の依頼の手伝いをしてくれるみたい。だけど、危険の伴う討伐の依頼。彼の事を考えると先に依頼の報告に行ってもらいたいかな。
「ラッド、先に薬草納品を終わらせたら?」
「え!? でも、一人じゃ危ないぜ?」
ラッドは私を心配してくれて手伝おうとしてくれたみたい。
自分の心配だけじゃなくて、人の心配まで出来る。この子はいい子になれる。
「心配しなくて大丈夫だよ。ほら、私は魔法が使えるから」
「そうか? ……俺も余裕がないから助かるけど。じゃあ、ゴブリンがいてもすぐに手を出すなよ? 俺が来てからにした方が安全だろ?」
ラッドは私の提案に答えて町に帰っていく。
それでも心配みたいで一人で対応しないように言ってくる。過保護な子だな。
「しばらく一人っと」
静かになった森の中を歩く。しばらく歩いていると薬草が増えてくる。自然が豊かだと増えてくるのかな?
「ギャギャギャ!」
「ん? この声?」
薬草をいくつも見つけると声が聞こえてくる。その声は人の物じゃないのがわかる。声に意味がないように感じるから。ただただ合図のための声って感じ。
「いた、緑の肌の小人」
ファンタジー物の物語の定番キャラクターゴブリン。お話通りの緑の肌の小人。
ものによっては妖精とかそういったものとしても見られてるんだよね。
最近はもっぱら悪役。最初の雑魚敵ね。
私はゴブリンを見据えて、ダモクレスをインベントリから取り出す。急に襲われたら危ないから、武器は取り出しておく方がいい。
「ギャ!?」
「え!? 気づかれた?」
ダモクレスを取り出して少し動くと葉っぱをダモクレスが揺らしてしまった。その音でゴブリンが気が付いて私を睨みつけてくる。
こん棒を構えるゴブリン。木のこん棒ならダモクレスで切り捨てられる。簡単に終わる。
「ギャ!」
「はっ!」
大きく跳躍して襲い掛かってくるゴブリン。私はそれを横なぎに切り捨てる。上半身と下半身に分かれるゴブリン。すぐに絶命していく。
「えっと、討伐証明は魔石だったよね。魔石は体の中だっけ」
呟きながら上半身の心臓辺りをまさぐる。グロイのは狼の胃の中にいたから得意になってしまった。
お嫁にいけないな~。って不老不死になってるから絶対にいけないんだった。なんだか悲しい。
「お~い、帰ってきたぞ~。大丈夫か~。って倒してる!?」
汗をかきながら帰ってきたラッド。
ゴブリンの死骸を見て驚いてる。ダモクレスはインベントリにしまったので魔法で倒したことにしておこうかな。
「すげぇな~魔法って。俺も魔法使えねえかな~」
「どうだろ? 誰でも使えるのかな?」
「多分ダメだろうな~。マナを扱えないといけないらしいから」
帰り道、ラッドは頭の後ろで両手を組みながら話す。子供らしい仕草で思わず笑っちゃう。
でも、魔法はやっぱり特別な力みたい。5歳の私が使えるのはおかしいことなんだな~。
ジュディーさんも驚いていたし、あまり目立つのは良くないけど。
既にメリナ様達を助けてしまったから今更かな。
「報告します~!」
「あらあら、早いわねラッド君。それにファムちゃん」
二度目の報告なのだろう。ラッド君は嬉しそうに受付に薬草を乗せる。
森に少し入ると薬草が沢山なっていた。あれだけあれば少しは生活の足しになるだろう。
彼は身分証明を得て、普通の暮らしに戻れた。身分ってホント大事ね。
「ゴブリンの魔石です」
「はい、確かに。じゃあ、10キットで銅貨10枚ね。薬草は5キットで銅貨5枚」
ジュディーさんは私とラッドにそれぞれ銅貨を渡してくれる。
ゴブリン1匹の魔石が薬草20個の値段か。命を狩る方が高いのは分かるけど、凄い格差だな~。
「これで兄弟を少しは食わせられるな。続けていこうぜファム!」
「兄弟? あなた兄弟がいるの?」
「ん? ああ、言ってなかったっけ。血のつながりはないけど、孤児の仲間がいるんだ。そいつらを全員食わせてたんだぞ! すげぇだろ」
「全員を……」
この子は自分が何を言ってるのかわかっているの? 今まで彼は働いていなかった。それで全員を食わせていたってことは盗みをしたってことじゃない。
それをこんなに誇らしげに話してる。まったく、この子は。
「続けましょう。またお願いします」
私は大きなため息をついてゴブリンの依頼を受ける。
ラッドは何に私がため息をついたのかわからずに首を傾げてる。
この子には善悪がまだないのかな? 自分たちが幸せになれることが善なのかもしれない。とにかく、彼らを養う術を得なくちゃ……。って私何やってんだろ。人の心配できるような立場じゃないのに。
でも、この力は運良く手に入ったもの。出来ればこの子達の成長に使いたい。とにかくお金を作ろう。
「そんなに走ると転ぶよ」
「大丈夫だって、おわっ!? いてて……。ははは、大丈夫大丈夫」
ラッドが後ろ向きで走るから小石に躓いて転んでる。なんだか子犬と野原にやってきたみたいな感覚になる。
自由を得たって感じかしら? 人の為に働くっていうのを初めて感じれたのかな?
「あった! これを10個」
赤い球のついた草を摘み取ってラッドが嬉しそうに声を上げる。
こんなに簡単に手に入るなら盗みはしなくてよかったんじゃ?
「薬草は身分証を持ってる人しか売っちゃいけないんだ。冒険者カードを持ってれば普通に売れるんだけどな」
「ああ、なるほど」
薬品と言えなくもない薬草だから、身分が証明される人じゃないと売買できないわけね。ラッドは首を傾げてた私に説明してくれた。
薬品は人にいい影響を与えるものばかりじゃない。人に悪影響を与えるものもある。信頼のおけるひとから買い取る。
信頼のおけるシステムだと思うけど。孤児には厳しいシステムだな~。
「じゃあ、あとはゴブリンだな! どこにいるかな~」
ラッドは続いて私の依頼の手伝いをしてくれるみたい。だけど、危険の伴う討伐の依頼。彼の事を考えると先に依頼の報告に行ってもらいたいかな。
「ラッド、先に薬草納品を終わらせたら?」
「え!? でも、一人じゃ危ないぜ?」
ラッドは私を心配してくれて手伝おうとしてくれたみたい。
自分の心配だけじゃなくて、人の心配まで出来る。この子はいい子になれる。
「心配しなくて大丈夫だよ。ほら、私は魔法が使えるから」
「そうか? ……俺も余裕がないから助かるけど。じゃあ、ゴブリンがいてもすぐに手を出すなよ? 俺が来てからにした方が安全だろ?」
ラッドは私の提案に答えて町に帰っていく。
それでも心配みたいで一人で対応しないように言ってくる。過保護な子だな。
「しばらく一人っと」
静かになった森の中を歩く。しばらく歩いていると薬草が増えてくる。自然が豊かだと増えてくるのかな?
「ギャギャギャ!」
「ん? この声?」
薬草をいくつも見つけると声が聞こえてくる。その声は人の物じゃないのがわかる。声に意味がないように感じるから。ただただ合図のための声って感じ。
「いた、緑の肌の小人」
ファンタジー物の物語の定番キャラクターゴブリン。お話通りの緑の肌の小人。
ものによっては妖精とかそういったものとしても見られてるんだよね。
最近はもっぱら悪役。最初の雑魚敵ね。
私はゴブリンを見据えて、ダモクレスをインベントリから取り出す。急に襲われたら危ないから、武器は取り出しておく方がいい。
「ギャ!?」
「え!? 気づかれた?」
ダモクレスを取り出して少し動くと葉っぱをダモクレスが揺らしてしまった。その音でゴブリンが気が付いて私を睨みつけてくる。
こん棒を構えるゴブリン。木のこん棒ならダモクレスで切り捨てられる。簡単に終わる。
「ギャ!」
「はっ!」
大きく跳躍して襲い掛かってくるゴブリン。私はそれを横なぎに切り捨てる。上半身と下半身に分かれるゴブリン。すぐに絶命していく。
「えっと、討伐証明は魔石だったよね。魔石は体の中だっけ」
呟きながら上半身の心臓辺りをまさぐる。グロイのは狼の胃の中にいたから得意になってしまった。
お嫁にいけないな~。って不老不死になってるから絶対にいけないんだった。なんだか悲しい。
「お~い、帰ってきたぞ~。大丈夫か~。って倒してる!?」
汗をかきながら帰ってきたラッド。
ゴブリンの死骸を見て驚いてる。ダモクレスはインベントリにしまったので魔法で倒したことにしておこうかな。
「すげぇな~魔法って。俺も魔法使えねえかな~」
「どうだろ? 誰でも使えるのかな?」
「多分ダメだろうな~。マナを扱えないといけないらしいから」
帰り道、ラッドは頭の後ろで両手を組みながら話す。子供らしい仕草で思わず笑っちゃう。
でも、魔法はやっぱり特別な力みたい。5歳の私が使えるのはおかしいことなんだな~。
ジュディーさんも驚いていたし、あまり目立つのは良くないけど。
既にメリナ様達を助けてしまったから今更かな。
「報告します~!」
「あらあら、早いわねラッド君。それにファムちゃん」
二度目の報告なのだろう。ラッド君は嬉しそうに受付に薬草を乗せる。
森に少し入ると薬草が沢山なっていた。あれだけあれば少しは生活の足しになるだろう。
彼は身分証明を得て、普通の暮らしに戻れた。身分ってホント大事ね。
「ゴブリンの魔石です」
「はい、確かに。じゃあ、10キットで銅貨10枚ね。薬草は5キットで銅貨5枚」
ジュディーさんは私とラッドにそれぞれ銅貨を渡してくれる。
ゴブリン1匹の魔石が薬草20個の値段か。命を狩る方が高いのは分かるけど、凄い格差だな~。
「これで兄弟を少しは食わせられるな。続けていこうぜファム!」
「兄弟? あなた兄弟がいるの?」
「ん? ああ、言ってなかったっけ。血のつながりはないけど、孤児の仲間がいるんだ。そいつらを全員食わせてたんだぞ! すげぇだろ」
「全員を……」
この子は自分が何を言ってるのかわかっているの? 今まで彼は働いていなかった。それで全員を食わせていたってことは盗みをしたってことじゃない。
それをこんなに誇らしげに話してる。まったく、この子は。
「続けましょう。またお願いします」
私は大きなため息をついてゴブリンの依頼を受ける。
ラッドは何に私がため息をついたのかわからずに首を傾げてる。
この子には善悪がまだないのかな? 自分たちが幸せになれることが善なのかもしれない。とにかく、彼らを養う術を得なくちゃ……。って私何やってんだろ。人の心配できるような立場じゃないのに。
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