17 / 81
第1章 成長
第17話 トトさんとネネさん
しおりを挟む
「ファム! 無事か?」
「あれ? 来ちゃったの?」
ラッセルの家から出るとラッドが息を切らせてる。大丈夫って言っても心配だったんだろうな。優しい彼らしい。
「無事だよ。話はつけておいたから安心して」
「……凄いなお前って」
微笑んで答えると彼はニカッと笑う。
「ん? お前は?」
ラッセルの家の前で話してると声がかけられる。フルプレートの鎧と兜を着た人が私を見つめてくる。
「誰?」
「ああ、私だ。レナリスだ」
「メリナ様の」
兜を脱いで微笑んでくるレナリスさん。あまりの綺麗さにラッドが緊張してる。改めて見るとやっぱり綺麗だな。
「どうしたんですか?」
「それはこちらのセリフだ。ラッセルの家だろ?」
レナリスさんは首を傾げる私を睨みつけてくる。
「もしや! お前も仲間か? だからあの時タイミングよく」
「違います。あのおじさんとは今日会いました。この子の兄弟の話でね」
「兄弟?」
レナリスさんが変な誤解をしてきた。私がしっかりと答えると彼女はラッドを見つめた。
「お、俺の弟が魔法で洗濯する商売を始めたんだ。それで」
「魔法で。それは凄いな。攻撃魔法も使えるようになったら私にいいなさい。騎士になることも出来るでしょう」
「騎士……」
ラッドが話すと彼女は感心して声を上げる。彼女の話を聞くと複雑な様子で呟く。彼は腰に差している剣を力強く握ってる。
「お、俺も騎士になれるかな?」
「ん? 魔法が使えないなら難しい」
「そ、そうですか……」
ラッドが騎士に憧れているみたい。瞳を輝かせてレナリスさんに聞いてる。彼女の答えに落胆する。
そんな彼にレナリスさんは目線を合わせるために膝をついて彼の肩に手を置く。
「毎日訓練してお腹いっぱい食べなさい。そうすればなれないものはない。魔法が使えなくても私のように騎士になることも可能だ」
「え? 使えないんですか?」
「ああ、私は魔法が使えない」
慰めるように話すレナリスさん。彼女は魔法が使えなくても騎士になった人なんだ。それなのに暗殺者に無傷で勝ってた。凄い人なんだな~。
「おっと、すまない。ラッセルと話をつけに来たんだった。今後、やつには近づかないようにね」
「「はい」」
レナリスさんはそう言ってラッセルの家の扉をたたく。ビルが扉を開けるとすぐに入っていった。
「……綺麗な人だったな」
「ふふ、ラッドはああいう人が好きなんだ」
「ち、ちげえよ! そういうんじゃなくて……。女性なのに騎士で凄いと思ったら魔法が使えないのに騎士になってて。なんだか自分の弱さが際立ったというか」
ラッドは顔を赤くして否定してくる。自分を攻めているけど、私はラッドが弱いとは思わない。
彼はとても強くて優しい子。だから私は彼を守ってあげたいと思ったんだ。こんな残酷で厳しい世界で兄弟を大事にできる人は早々いないと思う。イブリムおじさんみたいな人の方が多いと思っていたしね。
「ラッドお兄ちゃん達おそ~い!」
「お腹すいたよ~」
トトおじさんの屋台の横にやってくると双子が気が付いて声を上げる。ドロップ君達もおなかを抑えて訴えかけてくる。
「ごめんねみんな。トトおじさんもすみません」
「ははは、いいんだよ。お前達はもう俺の常連客だからな。それよりも聞いたぞ。洗濯屋だってな。最近のお前達の躍進ぶりは凄いな~」
トトおじさんの屋台の横で騒ぐものだから声をかける。おじさんは嬉しそうに私達の活躍を褒めてくれる。既に焼き串をいくつか焼いておいてくれてるみたいで、すぐに手渡してくれる。
「そんな大人数で来るなら俺の店に来るか?」
「え? ここがお店じゃないんですか?」
「店は店だけどな。家内がやってる店もあるんだ。そっちは宿屋だが、家内の飯はうめえぞ」
トトおじさんは宿屋もやっているみたい。それを聞いてポンと手を叩く。
「それじゃ! これから私達の宿ってことになりますね」
「ははは、わかったか? 金を稼げるなら入ってもらいたいってわけだ。最近は金払いの悪い奴らばかりでな。ツケばかりで困ってたんだ」
食事をさせて宿の客としても集客する。トトおじさんは商売上手ね。
口車に乗ってトトおじさんに案内してもらう。
「ここが俺と家内の宿屋だ。名付けて【トネリコノ宿】だ」
「トネリコ? 木の名前?」
「お? 知ってるのか? なんでも東方の方の木の名前らしい。石造りの外観だが、部屋は木で作ってるから結構いい匂いなんだ。それで木の名前を取り入れたってわけだ」
自慢げに話すトトおじさん。鼻をこすって誇らしげに扉を開ける。
「ネネ~。お客様だ」
「トト? お客さんってあんた達洗濯屋さんの?」
「なんだ? 知ってるのか?」
「知ってるも何も、明日からお世話になろうと思ってる洗濯屋さんだよ」
トトさんの声で奥の部屋から顔を覗かせるネネさん。彼女はユマ君と双子を見て声をあげる。
この人は最初に声を上げてくれたおばさん? まさか、トトおじさんの奥さんだったなんて、これはもう運命だな~。
「あれ? 来ちゃったの?」
ラッセルの家から出るとラッドが息を切らせてる。大丈夫って言っても心配だったんだろうな。優しい彼らしい。
「無事だよ。話はつけておいたから安心して」
「……凄いなお前って」
微笑んで答えると彼はニカッと笑う。
「ん? お前は?」
ラッセルの家の前で話してると声がかけられる。フルプレートの鎧と兜を着た人が私を見つめてくる。
「誰?」
「ああ、私だ。レナリスだ」
「メリナ様の」
兜を脱いで微笑んでくるレナリスさん。あまりの綺麗さにラッドが緊張してる。改めて見るとやっぱり綺麗だな。
「どうしたんですか?」
「それはこちらのセリフだ。ラッセルの家だろ?」
レナリスさんは首を傾げる私を睨みつけてくる。
「もしや! お前も仲間か? だからあの時タイミングよく」
「違います。あのおじさんとは今日会いました。この子の兄弟の話でね」
「兄弟?」
レナリスさんが変な誤解をしてきた。私がしっかりと答えると彼女はラッドを見つめた。
「お、俺の弟が魔法で洗濯する商売を始めたんだ。それで」
「魔法で。それは凄いな。攻撃魔法も使えるようになったら私にいいなさい。騎士になることも出来るでしょう」
「騎士……」
ラッドが話すと彼女は感心して声を上げる。彼女の話を聞くと複雑な様子で呟く。彼は腰に差している剣を力強く握ってる。
「お、俺も騎士になれるかな?」
「ん? 魔法が使えないなら難しい」
「そ、そうですか……」
ラッドが騎士に憧れているみたい。瞳を輝かせてレナリスさんに聞いてる。彼女の答えに落胆する。
そんな彼にレナリスさんは目線を合わせるために膝をついて彼の肩に手を置く。
「毎日訓練してお腹いっぱい食べなさい。そうすればなれないものはない。魔法が使えなくても私のように騎士になることも可能だ」
「え? 使えないんですか?」
「ああ、私は魔法が使えない」
慰めるように話すレナリスさん。彼女は魔法が使えなくても騎士になった人なんだ。それなのに暗殺者に無傷で勝ってた。凄い人なんだな~。
「おっと、すまない。ラッセルと話をつけに来たんだった。今後、やつには近づかないようにね」
「「はい」」
レナリスさんはそう言ってラッセルの家の扉をたたく。ビルが扉を開けるとすぐに入っていった。
「……綺麗な人だったな」
「ふふ、ラッドはああいう人が好きなんだ」
「ち、ちげえよ! そういうんじゃなくて……。女性なのに騎士で凄いと思ったら魔法が使えないのに騎士になってて。なんだか自分の弱さが際立ったというか」
ラッドは顔を赤くして否定してくる。自分を攻めているけど、私はラッドが弱いとは思わない。
彼はとても強くて優しい子。だから私は彼を守ってあげたいと思ったんだ。こんな残酷で厳しい世界で兄弟を大事にできる人は早々いないと思う。イブリムおじさんみたいな人の方が多いと思っていたしね。
「ラッドお兄ちゃん達おそ~い!」
「お腹すいたよ~」
トトおじさんの屋台の横にやってくると双子が気が付いて声を上げる。ドロップ君達もおなかを抑えて訴えかけてくる。
「ごめんねみんな。トトおじさんもすみません」
「ははは、いいんだよ。お前達はもう俺の常連客だからな。それよりも聞いたぞ。洗濯屋だってな。最近のお前達の躍進ぶりは凄いな~」
トトおじさんの屋台の横で騒ぐものだから声をかける。おじさんは嬉しそうに私達の活躍を褒めてくれる。既に焼き串をいくつか焼いておいてくれてるみたいで、すぐに手渡してくれる。
「そんな大人数で来るなら俺の店に来るか?」
「え? ここがお店じゃないんですか?」
「店は店だけどな。家内がやってる店もあるんだ。そっちは宿屋だが、家内の飯はうめえぞ」
トトおじさんは宿屋もやっているみたい。それを聞いてポンと手を叩く。
「それじゃ! これから私達の宿ってことになりますね」
「ははは、わかったか? 金を稼げるなら入ってもらいたいってわけだ。最近は金払いの悪い奴らばかりでな。ツケばかりで困ってたんだ」
食事をさせて宿の客としても集客する。トトおじさんは商売上手ね。
口車に乗ってトトおじさんに案内してもらう。
「ここが俺と家内の宿屋だ。名付けて【トネリコノ宿】だ」
「トネリコ? 木の名前?」
「お? 知ってるのか? なんでも東方の方の木の名前らしい。石造りの外観だが、部屋は木で作ってるから結構いい匂いなんだ。それで木の名前を取り入れたってわけだ」
自慢げに話すトトおじさん。鼻をこすって誇らしげに扉を開ける。
「ネネ~。お客様だ」
「トト? お客さんってあんた達洗濯屋さんの?」
「なんだ? 知ってるのか?」
「知ってるも何も、明日からお世話になろうと思ってる洗濯屋さんだよ」
トトさんの声で奥の部屋から顔を覗かせるネネさん。彼女はユマ君と双子を見て声をあげる。
この人は最初に声を上げてくれたおばさん? まさか、トトおじさんの奥さんだったなんて、これはもう運命だな~。
523
あなたにおすすめの小説
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
公爵家の末っ子娘は嘲笑う
たくみ
ファンタジー
圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。
アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。
ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?
それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。
自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。
このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。
それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。
※小説家になろうさんで投稿始めました
【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
《完結》当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!
犬丸大福
ファンタジー
ユーディリア・エアトルは母親からの折檻を受け、そのまま意識を失った。
そして夢をみた。
日本で暮らし、平々凡々な日々の中、友人が命を捧げるんじゃないかと思うほどハマっている漫画の推しの顔。
その顔を見て目が覚めた。
なんと自分はこのまま行けば破滅まっしぐらな友人の最推し、当て馬悪役令息であるエミリオ・エアトルの双子の妹ユーディリア・エアトルである事に気がついたのだった。
数ある作品の中から、読んでいただきありがとうございます。
幼少期、最初はツラい状況が続きます。
作者都合のゆるふわご都合設定です。
日曜日以外、1日1話更新目指してます。
エール、お気に入り登録、いいね、コメント、しおり、とても励みになります。
お楽しみ頂けたら幸いです。
***************
2024年6月25日 お気に入り登録100人達成 ありがとうございます!
100人になるまで見捨てずに居て下さった99人の皆様にも感謝を!!
2024年9月9日 お気に入り登録200人達成 感謝感謝でございます!
200人になるまで見捨てずに居て下さった皆様にもこれからも見守っていただける物語を!!
2025年1月6日 お気に入り登録300人達成 感涙に咽び泣いております!
ここまで見捨てずに読んで下さった皆様、頑張って書ききる所存でございます!これからもどうぞよろしくお願いいたします!
2025年3月17日 お気に入り登録400人達成 驚愕し若干焦っております!
こんなにも多くの方に呼んでいただけるとか、本当に感謝感謝でございます。こんなにも長くなった物語でも、ここまで見捨てずに居てくださる皆様、ありがとうございます!!
2025年6月10日 お気に入り登録500人達成 ひょえぇぇ?!
なんですと?!完結してからも登録してくださる方が?!ありがとうございます、ありがとうございます!!
こんなに多くの方にお読み頂けて幸せでございます。
どうしよう、欲が出て来た?
…ショートショートとか書いてみようかな?
2025年7月8日 お気に入り登録600人達成?! うそぉん?!
欲が…欲が…ック!……うん。減った…皆様ごめんなさい、欲は出しちゃいけないらしい…
2025年9月21日 お気に入り登録700人達成?!
どうしよう、どうしよう、何をどう感謝してお返ししたら良いのだろう…
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
異世界人生を楽しみたい そのためにも赤ん坊から努力する
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前は朝霧 雷斗(アサギリ ライト)
前世の記憶を持ったまま僕は別の世界に転生した
生まれてからすぐに両親の持っていた本を読み魔法があることを学ぶ
魔力は筋力と同じ、訓練をすれば上達する
ということで努力していくことにしました
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる