24 / 49
第一章 ジーニアスベル
第24話 招かれざる客
しおりを挟む
「末恐ろしい子供ですね」
「ははは、確かに」
ローズさんの言葉にお父さんが笑いながら答える。
騎士団の寝泊まりしている大きめの住宅でお父さんたちと騎士団の人達が談笑中。
洞窟のダンジョンから帰ってきてゴーレム君が騒ぎになっちゃったから次の日に呼び出しされてしまった。
みんな僕を見て満面の笑顔になって行く。
「ジーニは超天才なのよ」
「神童ですね。私もよく言われたものですが、ジーニ様と比べたら天と地との差があります。まさか、魔物の群れの大半を屠ったファイアストームがその子の魔法とは」
「バブ!」
お母さんが自慢げに声をあげるとローズさんが同意して僕の頬をつついてきた。
「俺達もびっくりだ。ゴーレムを従魔にしちまうなんてな。Aランクの冒険者や王族でも従魔なんてそうそういないっていうのにな」
お父さんが僕の抱き上げて頭を撫でてくれる。そんなに珍しかったのか。僕のスキルの【試練】は色々と反則だな。これからもそういった従魔化させるようなアイテムが出てくるかもしれないな。積極的にやっていこう。
「お~い。ジーク」
「ん? どうしたグッツ?」
みんなで話しているとグッツさんがやってきた。嫌そうな顔をしてるけど何があったんだろう?
「行商人が来たんだけどな。少し身分の高い奴で、問題のあるやつでよ」
「身分が高くて問題?」
「ああ、ここの鉱石を独占するって言ってきてるんだよ」
トルトさんみたいないい人ばかりじゃないってことかな。
「わかった。ローズさんも一緒に来てもらっていいですか?」
「はい、そんな不届きもの。追い出しましょう」
騎士団のミルファさんやラミルダさんも立ち上がってお父さんと共に村の入口に向かう。
僕ももちろん、お母さんに抱っこされてついていく。ゴーレムも後ろにいるから威圧感半端ないな。
「いいから全てよこせと言っている!」
村の入口に着くと声を荒らげてグレースさんに突っかかる男がいた。ちょび髭を生やした優男、少し高価な服を着てるな。
「お待たせしました。この村の長を務めているジークです」
泣きそうになってるグレースさんを庇うように間に入るお父さん。グレースさんはすぐにグッツさんに抱き着く。
「ふんっ。やっと来たかウスノロが」
「……」
隠す気もなく愚痴をこぼす男。お父さんの眉間がピクピクしてるのを感じる。
「私はウォッカ男爵。金貨百枚でこの村を買ってやる。ありがたく思え」
「……」
金貨百枚か、ブランド様にもらったお金と同じだな。村の復興にはほとんどお金を使っていないからそのまま持ってるんだよな~。だからお金はいらない。
「あなたに村を買うことはできません」
「!? なぜだ! 百枚だぞ。そ、そうか! 金貨を知らないんだな、田舎者め。ほら、これだ!」
お父さんが断ると男は金貨を一枚見せびらかしてくる。その時に僕の後ろのゴーレムを見て後ずさっていく。
「な、なんでゴーレムが……。だ、だれか! 私を助けろ」
ゴーレムにびっくりしたウォッカ男爵。声を荒らげると彼の馬車を守っていた兵士達が集まってくる。
「あれはうちの従魔ですよ。安心してください」
「じゅ、従魔だと……」
お父さんがなだめるとみんな唖然としてゴーレムを見上げる。
少しするとウォッカ男爵は薄気味悪い笑みを浮かべた。
「なるほどなるほど、この村を納めればゴーレムも私のものに……」
「何を考えているんだ?」
「!? 騎士団!? 赤い鎧ということはローズ!?」
ウォッカの呟きにローズさんが剣を引き抜いて威嚇する。やっとローズさん達にも気が付いて声をあげた。
「あんたには売れないよ。変な気を起こす気ならこっちも本気でやるからな。さあ、出て行ってくれ」
「……いいでしょう。今のところは諦めましょうか。ですが後悔することになりますよ」
お父さんがウォッカに睨みを利かせるとやつはニヤッと口角をあげた。そのまま、馬車に乗ると帰っていく。そんなことを言ってくる人をそのまま帰すのは嫌だな~。
ということでウォッカ男爵の向かった方向にやってきた僕。奴を帰した日の夜にゴーレムと一緒にやってきました。
「バブバブ」
「ゴッゴ」
ゴーレムに僕を担がせて進んでいると焚火の火が見えてくる。ゴーレムじゃ目立つから彼はここまでだな。出番を待ってもらおう。
「ウォッカ様! 本当にやるんですか?」
「ん? なんだ、怖気づいたのか?」
「そ、そうじゃないですが、勝てる気がしませんよ」
「それを怖気づくと言うのだ。まったく、教養のない馬鹿が」
兵士達と焚火を囲んで話すウォッカ。何とも馬鹿らしい話をしている。
「あの村の連中を見ただろ。どれもこれも女は美しかった。グレースとかいう女と子供を抱いていた女を見ただろ。あれは鉱石よりも価値のある女だ。フヒヒ、想像だけでも……」
ウォッカがいやらしい笑みを浮かべて夜空を見上げた。確かに僕らの村は綺麗な人が多いな。ローズさんは綺麗だし、シリカちゃん、ララちゃんは可愛いしね。
「で、ですが。従魔持ちの魔法使いがいるということですよ。Aランク以上の実力を持っているはずです見たでしょうゴーレムですよ」
「そんなもの、奇襲で殺してしまえばいいのだ。どんなに優れた戦士も魔法使いも眠るのだから」
兵士の言葉にウォッカが薄気味悪く笑った。
残念だけど、眠らない人もいるんだよね~。僕みたいな。
「ダブダブダブ! 【バーバァー】」
「火が!」
「て、敵か!? 灯りをつけろ!」
焚火に水魔法の【ウォーター】をかける。一瞬で鎮火すると真っ暗になってウォッカ達が騒ぎ出す。僕って天才みたいだからすべての属性の魔法が使えちゃうんだよね。みんなの前だと火と聖属性の魔法で我慢してるのでした。
すかさず僕は、
「バブ!」
「ばぶ? ぐほっ!?」
ドタドタドタ。声をあげて突進を繰り出す。みんな体をくの字に体が曲がって寝込んでいく。コロコロしてあげてもいいんだけど、町の近くに人の死体があるのはあんまりいい事じゃないんだよね。魔物が集まる原因にもなるし、こいつら自身が魔物になっちゃうしね。
「ど、どうした! へ、返事をせんか!」
音に焦りを見せるウォッカ。辺りが静かになると馬車へと逃げこんでいく。
「こ、怖い! だ、誰かいないのか! な、何が望みだ! すべて叶えてやる。なんでも言ってみろ」
ウォッカの叫びに思わずニタ~っと笑みがこぼれる。人が怖がる姿は面白いな~。そうだ、幽霊のせいにするか。
ズシン、ズシン。馬車に近づく大きなもの、ゴーレムの頭に跨って長い布をマジックバッグから取り出して被る。そして、帆馬車の天井を破いて、顔をのぞかせてゴーレム君の目を赤く輝かせる。
「ゴ~~~~~!!!」
「ギャ~~~~~!」
ウォッカと目が合って、ゴーレムが叫ぶ。驚いたウォッカは白目を向いて倒れちゃった。
ゴーレムの姿も布のおかげてバレてないだろうし、大丈夫だろう。
「バブ?」
一応ウォッカの身体検査をしておこうと思ったらお漏らししちゃってるよ。よっぽど怖かったんだな。何がとはいわないけど、大きい方まで出ちゃってる。
まあ、これだけ怖い思いすれば二度と来ないだろう。
そして、僕は意気揚々と帰宅。いいことした後は心晴れやかだな~。楽しかった~。
「ははは、確かに」
ローズさんの言葉にお父さんが笑いながら答える。
騎士団の寝泊まりしている大きめの住宅でお父さんたちと騎士団の人達が談笑中。
洞窟のダンジョンから帰ってきてゴーレム君が騒ぎになっちゃったから次の日に呼び出しされてしまった。
みんな僕を見て満面の笑顔になって行く。
「ジーニは超天才なのよ」
「神童ですね。私もよく言われたものですが、ジーニ様と比べたら天と地との差があります。まさか、魔物の群れの大半を屠ったファイアストームがその子の魔法とは」
「バブ!」
お母さんが自慢げに声をあげるとローズさんが同意して僕の頬をつついてきた。
「俺達もびっくりだ。ゴーレムを従魔にしちまうなんてな。Aランクの冒険者や王族でも従魔なんてそうそういないっていうのにな」
お父さんが僕の抱き上げて頭を撫でてくれる。そんなに珍しかったのか。僕のスキルの【試練】は色々と反則だな。これからもそういった従魔化させるようなアイテムが出てくるかもしれないな。積極的にやっていこう。
「お~い。ジーク」
「ん? どうしたグッツ?」
みんなで話しているとグッツさんがやってきた。嫌そうな顔をしてるけど何があったんだろう?
「行商人が来たんだけどな。少し身分の高い奴で、問題のあるやつでよ」
「身分が高くて問題?」
「ああ、ここの鉱石を独占するって言ってきてるんだよ」
トルトさんみたいないい人ばかりじゃないってことかな。
「わかった。ローズさんも一緒に来てもらっていいですか?」
「はい、そんな不届きもの。追い出しましょう」
騎士団のミルファさんやラミルダさんも立ち上がってお父さんと共に村の入口に向かう。
僕ももちろん、お母さんに抱っこされてついていく。ゴーレムも後ろにいるから威圧感半端ないな。
「いいから全てよこせと言っている!」
村の入口に着くと声を荒らげてグレースさんに突っかかる男がいた。ちょび髭を生やした優男、少し高価な服を着てるな。
「お待たせしました。この村の長を務めているジークです」
泣きそうになってるグレースさんを庇うように間に入るお父さん。グレースさんはすぐにグッツさんに抱き着く。
「ふんっ。やっと来たかウスノロが」
「……」
隠す気もなく愚痴をこぼす男。お父さんの眉間がピクピクしてるのを感じる。
「私はウォッカ男爵。金貨百枚でこの村を買ってやる。ありがたく思え」
「……」
金貨百枚か、ブランド様にもらったお金と同じだな。村の復興にはほとんどお金を使っていないからそのまま持ってるんだよな~。だからお金はいらない。
「あなたに村を買うことはできません」
「!? なぜだ! 百枚だぞ。そ、そうか! 金貨を知らないんだな、田舎者め。ほら、これだ!」
お父さんが断ると男は金貨を一枚見せびらかしてくる。その時に僕の後ろのゴーレムを見て後ずさっていく。
「な、なんでゴーレムが……。だ、だれか! 私を助けろ」
ゴーレムにびっくりしたウォッカ男爵。声を荒らげると彼の馬車を守っていた兵士達が集まってくる。
「あれはうちの従魔ですよ。安心してください」
「じゅ、従魔だと……」
お父さんがなだめるとみんな唖然としてゴーレムを見上げる。
少しするとウォッカ男爵は薄気味悪い笑みを浮かべた。
「なるほどなるほど、この村を納めればゴーレムも私のものに……」
「何を考えているんだ?」
「!? 騎士団!? 赤い鎧ということはローズ!?」
ウォッカの呟きにローズさんが剣を引き抜いて威嚇する。やっとローズさん達にも気が付いて声をあげた。
「あんたには売れないよ。変な気を起こす気ならこっちも本気でやるからな。さあ、出て行ってくれ」
「……いいでしょう。今のところは諦めましょうか。ですが後悔することになりますよ」
お父さんがウォッカに睨みを利かせるとやつはニヤッと口角をあげた。そのまま、馬車に乗ると帰っていく。そんなことを言ってくる人をそのまま帰すのは嫌だな~。
ということでウォッカ男爵の向かった方向にやってきた僕。奴を帰した日の夜にゴーレムと一緒にやってきました。
「バブバブ」
「ゴッゴ」
ゴーレムに僕を担がせて進んでいると焚火の火が見えてくる。ゴーレムじゃ目立つから彼はここまでだな。出番を待ってもらおう。
「ウォッカ様! 本当にやるんですか?」
「ん? なんだ、怖気づいたのか?」
「そ、そうじゃないですが、勝てる気がしませんよ」
「それを怖気づくと言うのだ。まったく、教養のない馬鹿が」
兵士達と焚火を囲んで話すウォッカ。何とも馬鹿らしい話をしている。
「あの村の連中を見ただろ。どれもこれも女は美しかった。グレースとかいう女と子供を抱いていた女を見ただろ。あれは鉱石よりも価値のある女だ。フヒヒ、想像だけでも……」
ウォッカがいやらしい笑みを浮かべて夜空を見上げた。確かに僕らの村は綺麗な人が多いな。ローズさんは綺麗だし、シリカちゃん、ララちゃんは可愛いしね。
「で、ですが。従魔持ちの魔法使いがいるということですよ。Aランク以上の実力を持っているはずです見たでしょうゴーレムですよ」
「そんなもの、奇襲で殺してしまえばいいのだ。どんなに優れた戦士も魔法使いも眠るのだから」
兵士の言葉にウォッカが薄気味悪く笑った。
残念だけど、眠らない人もいるんだよね~。僕みたいな。
「ダブダブダブ! 【バーバァー】」
「火が!」
「て、敵か!? 灯りをつけろ!」
焚火に水魔法の【ウォーター】をかける。一瞬で鎮火すると真っ暗になってウォッカ達が騒ぎ出す。僕って天才みたいだからすべての属性の魔法が使えちゃうんだよね。みんなの前だと火と聖属性の魔法で我慢してるのでした。
すかさず僕は、
「バブ!」
「ばぶ? ぐほっ!?」
ドタドタドタ。声をあげて突進を繰り出す。みんな体をくの字に体が曲がって寝込んでいく。コロコロしてあげてもいいんだけど、町の近くに人の死体があるのはあんまりいい事じゃないんだよね。魔物が集まる原因にもなるし、こいつら自身が魔物になっちゃうしね。
「ど、どうした! へ、返事をせんか!」
音に焦りを見せるウォッカ。辺りが静かになると馬車へと逃げこんでいく。
「こ、怖い! だ、誰かいないのか! な、何が望みだ! すべて叶えてやる。なんでも言ってみろ」
ウォッカの叫びに思わずニタ~っと笑みがこぼれる。人が怖がる姿は面白いな~。そうだ、幽霊のせいにするか。
ズシン、ズシン。馬車に近づく大きなもの、ゴーレムの頭に跨って長い布をマジックバッグから取り出して被る。そして、帆馬車の天井を破いて、顔をのぞかせてゴーレム君の目を赤く輝かせる。
「ゴ~~~~~!!!」
「ギャ~~~~~!」
ウォッカと目が合って、ゴーレムが叫ぶ。驚いたウォッカは白目を向いて倒れちゃった。
ゴーレムの姿も布のおかげてバレてないだろうし、大丈夫だろう。
「バブ?」
一応ウォッカの身体検査をしておこうと思ったらお漏らししちゃってるよ。よっぽど怖かったんだな。何がとはいわないけど、大きい方まで出ちゃってる。
まあ、これだけ怖い思いすれば二度と来ないだろう。
そして、僕は意気揚々と帰宅。いいことした後は心晴れやかだな~。楽しかった~。
58
あなたにおすすめの小説
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
異世界に転生したので幸せに暮らします、多分
かのこkanoko
ファンタジー
物心ついたら、異世界に転生していた事を思い出した。
前世の分も幸せに暮らします!
平成30年3月26日完結しました。
番外編、書くかもです。
5月9日、番外編追加しました。
小説家になろう様でも公開してます。
エブリスタ様でも公開してます。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
没落貴族と拾われ娘の成り上がり生活
アイアイ式パイルドライバー
ファンタジー
名家の生まれなうえに将来を有望視され、若くして領主となったカイエン・ガリエンド。彼は飢饉の際に王侯貴族よりも民衆を優先したために田舎の開拓村へ左遷されてしまう。
妻は彼の元を去り、一族からは勘当も同然の扱いを受け、王からは見捨てられ、生きる希望を失ったカイエンはある日、浅黒い肌の赤ん坊を拾った。
貴族の彼は赤子など育てた事などなく、しかも左遷された彼に乳母を雇う余裕もない。
しかし、心優しい村人たちの協力で何とか子育てと領主仕事をこなす事にカイエンは成功し、おまけにカイエンは開拓村にて子育てを手伝ってくれた村娘のリーリルと結婚までしてしまう。
小さな開拓村で幸せな生活を手に入れたカイエンであるが、この幸せはカイエンに迫る困難と成り上がりの始まりに過ぎなかった。
追放されたので田舎でスローライフするはずが、いつの間にか最強領主になっていた件
言諮 アイ
ファンタジー
「お前のような無能はいらない!」
──そう言われ、レオンは王都から盛大に追放された。
だが彼は思った。
「やった!最高のスローライフの始まりだ!!」
そして辺境の村に移住し、畑を耕し、温泉を掘り当て、牧場を開き、ついでに商売を始めたら……
気づけば村が巨大都市になっていた。
農業改革を進めたら周囲の貴族が土下座し、交易を始めたら王国経済をぶっ壊し、温泉を作ったら各国の王族が観光に押し寄せる。
「俺はただ、のんびり暮らしたいだけなんだが……?」
一方、レオンを追放した王国は、バカ王のせいで経済崩壊&敵国に占領寸前!
慌てて「レオン様、助けてください!!」と泣きついてくるが……
「ん? ちょっと待て。俺に無能って言ったの、どこのどいつだっけ?」
もはや世界最強の領主となったレオンは、
「好き勝手やった報い? しらんな」と華麗にスルーし、
今日ものんびり温泉につかるのだった。
ついでに「真の愛」まで手に入れて、レオンの楽園ライフは続く──!
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる