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第二章 学校
第53話 訓練なの
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「ふぅ。これで全部ですか?」
ラルクお兄ちゃんは汗を拭って話しているの。コボルトを全部倒して、少しの汗しか流していないの。やっぱり、ラルクお兄ちゃんは凄いの~。
「これは聞いていた以上ですね。合格ですよラルクさん」
「それはどうも」
「それにしても魔法もお使いになるのですね。冒険者には少ないのではなくて?」
「ははは、最近になって使えるようになりまして」
ラルクお兄ちゃんは緑のオットセイさんと仲良くなったみたいなの。風魔法でコボルトを倒していたの、ラルクお兄ちゃんと風魔法は相性がいいみたいなの。
「では再度コボルトを出します」
「本当に便利ですねこの部屋は」
再現の間は本当に便利なの。
「剣は持ちましたね」
地面に突き刺さってる剣をアイも抜くの。身長にあったサイズを選ばないと危ないからルナちゃんに選んでもらったの。
「レイピアの方がいいのだけど」
「そこは訓練だからしょうがないんじゃ?」
「レイピアの方がいい方はこちらにもありますよ。盾も用意できるので言ってくださいね」
イリエラちゃんが愚痴るとルーツ君が苦笑いしたの。すぐにリエッタ先生が細い剣を用意しているの。盾はルーツ君達三人が持ってるの。ピアちゃんは重そうにしているの、大丈夫なの?
「では行きますよみなさん。訓練でも本気で取り組んでくださいね。魔法は剣に纏わせるタイプのを使ってください。魔法で倒してはいけませんからね」
リエッタ先生の合図でコボルトが動き出したの。魔法は使っちゃダメみたいなの。アイは暴力が嫌いだから無理なの~。
「火の精霊よ! 力を示せ! [ドレス ファイア]」
わ~、ジーク君が剣に炎を纏わせているの。アイもあれをやるの!
「精霊さんお願いするの~」
精霊さんが頷いて、全員剣に入っていくの。ジーク君は剣の周りに炎がついているのにアイの精霊さんは剣になっちゃったの?
「はっ!」
「やあっ」
みんな、それぞれの属性の色を剣に纏っているの。アイだけ色んな色に点滅しているの。なんでなの?
「そこは受けちゃだめだ。君たちはまだまだ小さいからとびかかってきたのを受けるとどうしても手を取られちゃうからね」
「はい!」
ツィエナちゃんがラルクお兄ちゃんに教えてもらっているの。アイも教えて欲しいの。
「よ~し、ちゃんとやるの~」
周りを見ずにコボルトを見つめるの。コボルトは何だか怯えているの? なんでなの? そう言えば、よそ見していたのに攻撃して来なかったの。
「いくの~!」
「ワオン!?」
「...いなくなったの?」
剣を振り下ろしたらコボルトさんがいなくなっちゃったの。周りを見るけどいないの...。
「フォッフォッフォ、アイちゃんのは剣というより魔法じゃの~」
「何が起こったのか見えたの?」
「儂はこれでも校長だからの~。しかし、次元を切ってしまうとわの。次からは精霊は一体ずつ纏わせるように、分かったかの?」
「わかったの~」
校長先生がウインクして話したの。
アイは次元って言うのを切ってしまったみたいなの。それは凄い事みたいで精霊さんは一緒にいれちゃダメだったみたいなの。
精霊さん達はみんな力を使いたいみたいだから仕方ないの。
「じゃあ、お猿さんお願いするの~」
ルナちゃんと同じ属性にしたの。
選ばれなかった精霊さんは剣から出てきて項垂れているの。次にお願いするから元気出してほしいの。
ラルクお兄ちゃんは汗を拭って話しているの。コボルトを全部倒して、少しの汗しか流していないの。やっぱり、ラルクお兄ちゃんは凄いの~。
「これは聞いていた以上ですね。合格ですよラルクさん」
「それはどうも」
「それにしても魔法もお使いになるのですね。冒険者には少ないのではなくて?」
「ははは、最近になって使えるようになりまして」
ラルクお兄ちゃんは緑のオットセイさんと仲良くなったみたいなの。風魔法でコボルトを倒していたの、ラルクお兄ちゃんと風魔法は相性がいいみたいなの。
「では再度コボルトを出します」
「本当に便利ですねこの部屋は」
再現の間は本当に便利なの。
「剣は持ちましたね」
地面に突き刺さってる剣をアイも抜くの。身長にあったサイズを選ばないと危ないからルナちゃんに選んでもらったの。
「レイピアの方がいいのだけど」
「そこは訓練だからしょうがないんじゃ?」
「レイピアの方がいい方はこちらにもありますよ。盾も用意できるので言ってくださいね」
イリエラちゃんが愚痴るとルーツ君が苦笑いしたの。すぐにリエッタ先生が細い剣を用意しているの。盾はルーツ君達三人が持ってるの。ピアちゃんは重そうにしているの、大丈夫なの?
「では行きますよみなさん。訓練でも本気で取り組んでくださいね。魔法は剣に纏わせるタイプのを使ってください。魔法で倒してはいけませんからね」
リエッタ先生の合図でコボルトが動き出したの。魔法は使っちゃダメみたいなの。アイは暴力が嫌いだから無理なの~。
「火の精霊よ! 力を示せ! [ドレス ファイア]」
わ~、ジーク君が剣に炎を纏わせているの。アイもあれをやるの!
「精霊さんお願いするの~」
精霊さんが頷いて、全員剣に入っていくの。ジーク君は剣の周りに炎がついているのにアイの精霊さんは剣になっちゃったの?
「はっ!」
「やあっ」
みんな、それぞれの属性の色を剣に纏っているの。アイだけ色んな色に点滅しているの。なんでなの?
「そこは受けちゃだめだ。君たちはまだまだ小さいからとびかかってきたのを受けるとどうしても手を取られちゃうからね」
「はい!」
ツィエナちゃんがラルクお兄ちゃんに教えてもらっているの。アイも教えて欲しいの。
「よ~し、ちゃんとやるの~」
周りを見ずにコボルトを見つめるの。コボルトは何だか怯えているの? なんでなの? そう言えば、よそ見していたのに攻撃して来なかったの。
「いくの~!」
「ワオン!?」
「...いなくなったの?」
剣を振り下ろしたらコボルトさんがいなくなっちゃったの。周りを見るけどいないの...。
「フォッフォッフォ、アイちゃんのは剣というより魔法じゃの~」
「何が起こったのか見えたの?」
「儂はこれでも校長だからの~。しかし、次元を切ってしまうとわの。次からは精霊は一体ずつ纏わせるように、分かったかの?」
「わかったの~」
校長先生がウインクして話したの。
アイは次元って言うのを切ってしまったみたいなの。それは凄い事みたいで精霊さんは一緒にいれちゃダメだったみたいなの。
精霊さん達はみんな力を使いたいみたいだから仕方ないの。
「じゃあ、お猿さんお願いするの~」
ルナちゃんと同じ属性にしたの。
選ばれなかった精霊さんは剣から出てきて項垂れているの。次にお願いするから元気出してほしいの。
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