6 / 59
第1章 異世界
第6話 精霊って便利
しおりを挟む
【製作 LV10】
【新】
皮兜
皮鎧
皮靴
大八車
小さな家
釣り竿
マネキン
馬のマネキン
石の壁
製作レベルが上がって防具関係の製作が可能になった。10レベルになったのにしょぼいようなきがするな。嬉しい物と言ったら大八車くらいか。
「ん? まてよ...」
マネキンって精霊生成薬をかければ動くのか? 剣や盾に精霊生成薬が効いたのだから人形やマネキンにも効くって事だよな。木材が30程必要だ。少し石君達の成果を待つか。
「オークが襲ってきたので撃退した」
「えっ」
石君達が帰ってきて報告してきた。オークと接触してしまったか、まあ、いつかはそうなると思っていたよ。オーク達に俺達の存在がバレてしまったな。
「オークは一匹?」
「はい、一匹で他にはいなかった。お肉が出た」
スライム以外の魔物の素材は見たことなかったがオークはお肉が出るのか? スライムは液体だから死んだらなくなってしまうのは分かる。オークはドロップ品みたいなものを残してなくなるのかな?
「死骸は?」
「倒したところにある」
スライムみたいにいなくならずにそこに存在するみたいだな。オークは肉以外は使えないのか?
「核も取ってきた。それ以外はゴミ」
なるほど、石君達は自分で思考して、必要になる物だけを取ってきたようだ。しかし、死骸が残るって事はオークに確実にバレそうだな。オークの核を精霊生成薬に変えておくか。
「おっ! オークの核は精霊生成薬が5個出来るな」
いい誤算だ。魔物の核によっては精霊生成薬の出来る量は変わるようだ。相変わらず小精霊生成薬なのでまだまだだけどな。オークの核で出来た精霊生成薬で石剣君を量産。これで7本になった。一本の石の剣でオークを狩れたのだから単純にオーク七匹以上の戦力になっているはずだ。
「これだけあれば洞窟の入り口くらいなら占領できるかもな。だけど、油断はしてられないぞ」
ああいった集落を作っているって事は頭がいるはずなんだ。小説などの知識によるものだけど、普通に考えてもリーダーがいるはずなんだよな。
命は一つだ。ゲームみたいに死に戻り何て見込めない。命を大事に、これだけは忘れないで行こう。
というわけで戦力増強に勤しむ為にスライム井戸にやってきた。石剣君に倒させて核が溜まっている。さっきのオークと接触した石君達には石剣君を3本つけた。オークが警戒してチームを組んでくると踏んで3本にしてみた。オークが三匹で来るなら石剣君達の勝ちだ。石君達にはやばそうならすぐに撤退と言ってある。彼らは戦闘力がないからしょうがない。俺も石君達の事は言えないけどな。剣道なんてやったことないからへっぴり剣術である。スライムならともかく、人型のそれも自分よりも大きい奴に勝てる気はしない。
「スライムの核は十個か」
スライム井戸には十個程の核が集まっていた。この短時間で十個はかなり嬉しいな。明日、スライム井戸の戦果を見てみて、行けそうならオークの洞窟に攻め入ってみるかな。
俺はホクホク顔で物置小屋に帰還。スライムの核を使って精霊生成薬を作成。その間に集まっていた木材を使ってマネキンを作って、精霊生成薬をかけてみたが効果はなかった。
俺と同じくらいの大きさがあるマネキンなので小精霊生成薬ではダメなようだ。中精霊生成薬を作れるようにならないとダメそうだ。
項垂れながらも残りの九個中、八個を石剣君にして、残りの一個で石斧君を作った。木材の採取に限界が来たみたいで木材の集まりが悪くなってきたんだよな。石斧君がいれば木を切れるので簡単に木材が手に入る。森を切り開く必要はないんだけど、とにかく、木材が欲しいんだよな。製作レベルをガンガン上げるにはこれしかないしな~。
という事で石斧君に頑張ってもらいます。だけど、明日の朝からやってね....俺ねるからさ~、木を切るのはうるさいんだわ~。
石斧君に木を切ってって言ったら早速切り始めてしまったんだよね。頑張ってくれるのは嬉しんだけど、時間を考えてね斧君。
石斧君に朝まで待ってもらうと物置小屋で眠りに入る。折角なのでロフトで寝てみようと思った。実家は布団なので床に寝るのはいつもの事、折角作ったんだからロフトで寝たいのだ。
【新】
皮兜
皮鎧
皮靴
大八車
小さな家
釣り竿
マネキン
馬のマネキン
石の壁
製作レベルが上がって防具関係の製作が可能になった。10レベルになったのにしょぼいようなきがするな。嬉しい物と言ったら大八車くらいか。
「ん? まてよ...」
マネキンって精霊生成薬をかければ動くのか? 剣や盾に精霊生成薬が効いたのだから人形やマネキンにも効くって事だよな。木材が30程必要だ。少し石君達の成果を待つか。
「オークが襲ってきたので撃退した」
「えっ」
石君達が帰ってきて報告してきた。オークと接触してしまったか、まあ、いつかはそうなると思っていたよ。オーク達に俺達の存在がバレてしまったな。
「オークは一匹?」
「はい、一匹で他にはいなかった。お肉が出た」
スライム以外の魔物の素材は見たことなかったがオークはお肉が出るのか? スライムは液体だから死んだらなくなってしまうのは分かる。オークはドロップ品みたいなものを残してなくなるのかな?
「死骸は?」
「倒したところにある」
スライムみたいにいなくならずにそこに存在するみたいだな。オークは肉以外は使えないのか?
「核も取ってきた。それ以外はゴミ」
なるほど、石君達は自分で思考して、必要になる物だけを取ってきたようだ。しかし、死骸が残るって事はオークに確実にバレそうだな。オークの核を精霊生成薬に変えておくか。
「おっ! オークの核は精霊生成薬が5個出来るな」
いい誤算だ。魔物の核によっては精霊生成薬の出来る量は変わるようだ。相変わらず小精霊生成薬なのでまだまだだけどな。オークの核で出来た精霊生成薬で石剣君を量産。これで7本になった。一本の石の剣でオークを狩れたのだから単純にオーク七匹以上の戦力になっているはずだ。
「これだけあれば洞窟の入り口くらいなら占領できるかもな。だけど、油断はしてられないぞ」
ああいった集落を作っているって事は頭がいるはずなんだ。小説などの知識によるものだけど、普通に考えてもリーダーがいるはずなんだよな。
命は一つだ。ゲームみたいに死に戻り何て見込めない。命を大事に、これだけは忘れないで行こう。
というわけで戦力増強に勤しむ為にスライム井戸にやってきた。石剣君に倒させて核が溜まっている。さっきのオークと接触した石君達には石剣君を3本つけた。オークが警戒してチームを組んでくると踏んで3本にしてみた。オークが三匹で来るなら石剣君達の勝ちだ。石君達にはやばそうならすぐに撤退と言ってある。彼らは戦闘力がないからしょうがない。俺も石君達の事は言えないけどな。剣道なんてやったことないからへっぴり剣術である。スライムならともかく、人型のそれも自分よりも大きい奴に勝てる気はしない。
「スライムの核は十個か」
スライム井戸には十個程の核が集まっていた。この短時間で十個はかなり嬉しいな。明日、スライム井戸の戦果を見てみて、行けそうならオークの洞窟に攻め入ってみるかな。
俺はホクホク顔で物置小屋に帰還。スライムの核を使って精霊生成薬を作成。その間に集まっていた木材を使ってマネキンを作って、精霊生成薬をかけてみたが効果はなかった。
俺と同じくらいの大きさがあるマネキンなので小精霊生成薬ではダメなようだ。中精霊生成薬を作れるようにならないとダメそうだ。
項垂れながらも残りの九個中、八個を石剣君にして、残りの一個で石斧君を作った。木材の採取に限界が来たみたいで木材の集まりが悪くなってきたんだよな。石斧君がいれば木を切れるので簡単に木材が手に入る。森を切り開く必要はないんだけど、とにかく、木材が欲しいんだよな。製作レベルをガンガン上げるにはこれしかないしな~。
という事で石斧君に頑張ってもらいます。だけど、明日の朝からやってね....俺ねるからさ~、木を切るのはうるさいんだわ~。
石斧君に木を切ってって言ったら早速切り始めてしまったんだよね。頑張ってくれるのは嬉しんだけど、時間を考えてね斧君。
石斧君に朝まで待ってもらうと物置小屋で眠りに入る。折角なのでロフトで寝てみようと思った。実家は布団なので床に寝るのはいつもの事、折角作ったんだからロフトで寝たいのだ。
0
あなたにおすすめの小説
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
最強の異世界やりすぎ旅行記
萩場ぬし
ファンタジー
主人公こと小鳥遊 綾人(たかなし あやと)はある理由から毎日のように体を鍛えていた。
そんなある日、突然知らない真っ白な場所で目を覚ます。そこで綾人が目撃したものは幼い少年の容姿をした何か。そこで彼は告げられる。
「なんと! 君に異世界へ行く権利を与えようと思います!」
バトルあり!笑いあり!ハーレムもあり!?
最強が無双する異世界ファンタジー開幕!
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
異世界に落ちたら若返りました。
アマネ
ファンタジー
榊原 チヨ、87歳。
夫との2人暮らし。
何の変化もないけど、ゆっくりとした心安らぐ時間。
そんな普通の幸せが側にあるような生活を送ってきたのにーーー
気がついたら知らない場所!?
しかもなんかやたらと若返ってない!?
なんで!?
そんなおばあちゃんのお話です。
更新は出来れば毎日したいのですが、物語の時間は割とゆっくり進むかもしれません。
『ミッドナイトマート 〜異世界コンビニ、ただいま営業中〜』
KAORUwithAI
ファンタジー
深夜0時——街角の小さなコンビニ「ミッドナイトマート」は、異世界と繋がる扉を開く。
日中は普通の客でにぎわう店も、深夜を回ると鎧を着た騎士、魔族の姫、ドラゴンの化身、空飛ぶ商人など、“この世界の住人ではない者たち”が静かにレジへと並び始める。
アルバイト店員・斉藤レンは、バイト先が異世界と繋がっていることに戸惑いながらも、今日もレジに立つ。
「袋いりますか?」「ポイントカードお持ちですか?」——そう、それは異世界相手でも変わらない日常業務。
貯まるのは「ミッドナイトポイントカード(通称ナイポ)」。
集まるのは、どこか訳ありで、ちょっと不器用な異世界の住人たち。
そして、商品一つひとつに込められる、ささやかで温かな物語。
これは、世界の境界を越えて心を繋ぐ、コンビニ接客ファンタジー。
今夜は、どんなお客様が来店されるのでしょう?
※異世界食堂や異世界居酒屋「のぶ」とは
似て非なる物として見て下さい
うちの孫知りませんか?! 召喚された孫を追いかけ異世界転移。ばぁばとじぃじと探偵さんのスローライフ。
かの
ファンタジー
孫の雷人(14歳)からテレパシーを受け取った光江(ばぁば64歳)。誘拐されたと思っていた雷人は異世界に召喚されていた。康夫(じぃじ66歳)と柏木(探偵534歳)⁈ をお供に従え、異世界へ転移。料理自慢のばぁばのスキルは胃袋を掴む事だけ。そしてじぃじのスキルは有り余る財力だけ。そんなばぁばとじぃじが、異世界で繰り広げるほのぼのスローライフ。
ばぁばとじぃじは無事異世界で孫の雷人に会えるのか⁈
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる