制作スキル持ちのリビングマスター ~異世界覇者への道~

カムイイムカ(神威異夢華)

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第1章 異世界

第7話 オーク戦争開戦

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「ロフト結構よかったな~」

 石斧君がうるさかった次の日、ロフトから降りて一つ大きな伸びをして感想を述べた。一人なので誰も聞いてくれないが口に出すのが大事なのだ。正直寂しいんだよな。

「さて、斧君。もう切っていいぞ~」

 物置小屋の前に仕事を割り振られていない精霊たちが集まっていた。早速斧君に指示を出すと心なしか嬉しそうに木に向かっていった。すぐにコンコンと子気味いい音を立てて木を切り倒している。うむ、うるさいな~。特に木が倒れる時の音ったら、なに? ベルリンの壁でも崩壊したのって感じだ。本物を見たことないから知らないけどね。

「オークが来た」

「ええ、これから行こうと思ったのに先に来られた?」

 石君がオークと接触したと報告してきた。数は3匹で石剣達で余裕だったようだ。オークの核三個とお肉をゲット...お肉食ってみたいような無いような。冷蔵庫もないので野ざらしなんだよな~。食う気がおきない。

「折角だから食べてみるかな~」

 石君が今持ってきた肉を薄く切って、たきびにくべた石を石君に持ってもらって肉を石に置く。ジューといういい音と共にいい匂いが漂う。塩やニンニクが無いから微妙なのかと思ったけど、匂いは完璧だ。涎がとめどなく出てきます。やはり、スタミナポーションでは涎はでない、肉だ! 肉を食べるぞ。
 圧倒的な肉の圧力に負けて、肉をたらふく食していく。オークの肉は10キロ位あったのだが半分食ってしまった。五キロも食べてしまうとお腹が重くて動けません。

「オークの洞窟を占領したかったけど...動けないから夜まで待とう」

 戦力も増強できたから行きたかったんだけど、少し待とう。オーク達にも最後の晩餐をさせてあげてもいいだろう。動けないとはいえ何もしないのもやなので大八車を作った。精霊生成薬を大八車に使ってみたがこれも効果なし。やはり、大きさで小か中かが決まるようだな。石剣達も十四本増量しておく。オークがまた来るかもしれないから石君達の護衛を増加。一挙に十本にしておいた。オークのリーダーには悪いが圧倒的に凌駕してやる。

「オークが来ました。スライムの核がいっぱいです」

 石君が報告してきました。オークは5匹来たが一瞬で絶命したらしい。スライム井戸もたんまり溜まってしまったので回収して欲しいと石剣君に言われたようだ。早速、石君に回収を指示しておく。
 オークの核を精霊生成薬にして石君を増量。石斧君も二本増量で石ツルハシ君を新たに追加、斧君と一緒で3本にしておく鉄鉱石がどこにあるのかまだ分からないので、石スコップ君も追加して地下鉱山を建築してもらおう。深く掘っていけば何かしらの鉱脈に当たるだろう。それぞれ、取れた物を全部石君に運ばせる。小屋も物置小屋もまだまだ空きがあるのでいくらでも入るからな。

「小さいって言っても二階がないくらいで広いな...」

 小さな家を作ってみようと思ったので早速、建ててみた。石と木がそれぞれ百個必要だったのだが、夜中もせっせと運んでいた石君達のおかげでなんとか足りました。土台は石で組んでいて結構、丈夫そうだ。中に入ると十二畳程のリビングが広がってる。家って言うよりも別荘って感じだな。リビングだけの家ってなんか寂しいな~。早く家具が作れるようになりたいものだな。

 とりあえず、家も完成したし、オーク退治に行きますか。

 スライム井戸で手に入った核もあるので石剣君を更に増加。二十五本から四十本、地下鉱山部隊とは別にツルハシ君を五本、盾君も追加で四。完全にオーバーキルっぽいけど、油断は禁物だ。魔法もまだ見たことが無いからこのくらい戦力を整えた方がいいのだ。

「全員集合~」

 精霊達を集める。地下鉱山を作っている精霊達以外を招集した。これより全戦力でオークの洞窟を占領するのだ。

「撤退すなわち死だ。油断せずに行くぞ~」

 簡単な演説と共に剣君達が洞窟の方へと進んでいく。石君も俺の周りを囲うように進んでくれる。盾君も宙を囲ってくれているから最強防御だ。盾君の周りは剣君が浮いているので何ともカッコいいぞ。服が制服なのは何だかファンタジーを壊してしまっているようで申し訳ないが致し方なし。早く皮素材を手に入れないとな~。

 オークとの戦争の火蓋が切られる。
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