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第四部第四章 模擬戦
四話
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そして、どんどん勝ち上がって俺は、準決勝まで来た。
ここまでは無傷で勝ってきたけど、今後はそうはいかなそうだ。なぜならば、シルバー、ルミナ、クリスタルがいるからだ。
ルドラはシルバーに負けてしまった。少し戦いたい思いはあったけど、その望みは叶いそうにないようだ。
まあ、こんんかいの敵は、シルバーだ。あいつの戦い方なんて熟知してるなんてものじゃない。次の動きまで予想できて、三十手先まで読むことも可能だ。
それほどに熟知している理由は、俺が師匠だからだ。師匠が弟子の癖や戦い方を知らないでどうづるってものだよ。
だから、今から戦うシルバーは俺の弟子。まるで昔のようだ。
「プランス。ワイと戦ってええんか? 昔とは結構違うで?」
俺はそんな言葉にも動揺しない。理由は言うまでもなくそんなはずないからだ。だがもしも昔と違うのなら俺は、本気で行くまで。
弟子なのだから、手加減は不要。不問だ。
それだけ俺は、シルバーに期待を寄せている。まあそんな期待、死んだらもう終わりなんだけど。
そして、始まりの合図がしたと同時にシルバーは、空間魔法を使った。この空間では一切の魔力を禁じられてしまう。
それでも、シルバーは魔力を使える。
この魔法は俺の魔力のパクリだ。だから俺の魔力と同様シルバーの魔力が切れるまで待てばいい。
その間に俺が死ぬわけがない。もちろんルカの場合だったら大ダメージで死ぬ可能性まであるがシルバーにそんな力はない。
「どうだ、ワイの力は!」
シルバーは完全に勝ちを確信しているようだが、この空間に入れてから何も攻撃してこない。何か裏があるような感じがしてきた。
胸のざわめきじゃない。
俺を完全に仕留めれるとシルバーが確信している何かだ。だから変に動くのはやめた方がいいな。
大人しくここで動かないようにして、シルバーがおかしな動きをした時だけ動く戦法だ。
この空間は何かの煙で作り出されているのか、でも魔力が集中しているところも、ちょくちょくあるな。
何かが裏にあるのなら早く発動した方がいい。もう時期魔力切れが起こるぞ。そうするとお前の負けは確定してしまうぞ?
それなのに、動きを見せない。ならもういいよね。
『魔力全開放!』
この空間では魔力は使えないが、俺の膨大な魔力は使える。そしてこの魔力がこの空間を破壊して今までの魔力消費はなかったものにする。
それがもっといいだろう。
だんだんこの空間がはけていく。これは魔力に魔力がぶつかったからだ。
シルバーの空間が崩壊し始めると同時に、彼の表情が一瞬だけ硬くなった。勝利を確信していた彼が、思いもよらない事態に直面したのだろう。俺は冷静に彼の様子を見守りながら、ゆっくりと歩み寄る。
「シルバー、お前が昔と違うのは分かってる。でもな、俺だって進化しているんだ。まだまだ師匠を超えるには早いぞ。」
シルバーは歯を食いしばり、必死に何かを考えているようだった。この空間魔法は確かに強力だが、俺の魔力には耐えきれなかった。それに彼も気づいているだろう。彼の作戦はすでに失敗した。だが、それでもシルバーは諦めていない。
「さすがプランス師匠や……でも、ワイはここで終わるつもりはない!」
シルバーは残った魔力をすべて解放し、再び攻撃の構えを取った。その眼差しには覚悟が宿っている。弟子として、今ここで全力を尽くさなければ師匠に顔向けできないという強い意志だ。
「よし、来い。全力でかかってこいよ、シルバー!」
俺は構えを取り、シルバーの動きを見据える。彼の全力を受け止める覚悟はできている。俺が育てた弟子がどれほど成長したのか、この目で確かめてやる。そして、その先にあるものを共に見よう。
シルバーは瞬時に間合いを詰め、巨大な剣を振りかぶった。彼の剣から放たれる魔力は鋭く、以前の彼では考えられないほどの力だ。俺はその剣撃を紙一重でかわし、同時に反撃に移る。
「悪くないぞ、シルバー!」
俺の拳がシルバーの脇腹に直撃し、彼は一瞬後ろに飛ばされる。それでも、立ち上がる彼の目はまだ闘志に満ちている。俺は彼の成長を感じながらも、やはり彼がまだ未熟であることも同時に感じた。
「お前は強くなった。だが、まだ足りない。覚悟だけでは勝てないんだ。」
シルバーは苦しそうに息を整えながら、それでも前に進もうとする。彼の決意は固いが、ここで止めるのが俺の役目だろう。
「もういい、シルバー。これ以上は無駄な戦いになる。お前の成長は十分に見届けた。」
俺の言葉に、シルバーは一瞬動きを止めた。そして、拳を握りしめながら、ゆっくりと頭を垂れる。
「……プランス師匠、ワイはまだ……足りんのか?」
その問いに、俺は静かにうなずいた。
「そうだ、まだ足りない。だが、それは悪いことじゃない。お前はこれからもっと強くなれる。今日の戦いも、そのための一歩だ。」
シルバーは悔しそうに顔を歪めたが、次の瞬間、深い息をついて穏やかな表情を取り戻した。
「……分かりました、師匠。まだまだ修行が必要なんですね。」
俺は微笑んで彼の肩を軽く叩いた。
「そうだ。だが、その道はお前なら必ず進める。だから、焦らず一歩ずつ行け。」
シルバーは小さくうなずき、俺に感謝の意を示すように一礼した。そして、戦いが終わったことを告げる鐘の音が響き渡る。俺たちは共に立ち上がり、次のステージへと進む準備を整えた。
準決勝が終わり、いよいよ決勝戦が近づいてきた。次はクリスタルか。
ここまでは無傷で勝ってきたけど、今後はそうはいかなそうだ。なぜならば、シルバー、ルミナ、クリスタルがいるからだ。
ルドラはシルバーに負けてしまった。少し戦いたい思いはあったけど、その望みは叶いそうにないようだ。
まあ、こんんかいの敵は、シルバーだ。あいつの戦い方なんて熟知してるなんてものじゃない。次の動きまで予想できて、三十手先まで読むことも可能だ。
それほどに熟知している理由は、俺が師匠だからだ。師匠が弟子の癖や戦い方を知らないでどうづるってものだよ。
だから、今から戦うシルバーは俺の弟子。まるで昔のようだ。
「プランス。ワイと戦ってええんか? 昔とは結構違うで?」
俺はそんな言葉にも動揺しない。理由は言うまでもなくそんなはずないからだ。だがもしも昔と違うのなら俺は、本気で行くまで。
弟子なのだから、手加減は不要。不問だ。
それだけ俺は、シルバーに期待を寄せている。まあそんな期待、死んだらもう終わりなんだけど。
そして、始まりの合図がしたと同時にシルバーは、空間魔法を使った。この空間では一切の魔力を禁じられてしまう。
それでも、シルバーは魔力を使える。
この魔法は俺の魔力のパクリだ。だから俺の魔力と同様シルバーの魔力が切れるまで待てばいい。
その間に俺が死ぬわけがない。もちろんルカの場合だったら大ダメージで死ぬ可能性まであるがシルバーにそんな力はない。
「どうだ、ワイの力は!」
シルバーは完全に勝ちを確信しているようだが、この空間に入れてから何も攻撃してこない。何か裏があるような感じがしてきた。
胸のざわめきじゃない。
俺を完全に仕留めれるとシルバーが確信している何かだ。だから変に動くのはやめた方がいいな。
大人しくここで動かないようにして、シルバーがおかしな動きをした時だけ動く戦法だ。
この空間は何かの煙で作り出されているのか、でも魔力が集中しているところも、ちょくちょくあるな。
何かが裏にあるのなら早く発動した方がいい。もう時期魔力切れが起こるぞ。そうするとお前の負けは確定してしまうぞ?
それなのに、動きを見せない。ならもういいよね。
『魔力全開放!』
この空間では魔力は使えないが、俺の膨大な魔力は使える。そしてこの魔力がこの空間を破壊して今までの魔力消費はなかったものにする。
それがもっといいだろう。
だんだんこの空間がはけていく。これは魔力に魔力がぶつかったからだ。
シルバーの空間が崩壊し始めると同時に、彼の表情が一瞬だけ硬くなった。勝利を確信していた彼が、思いもよらない事態に直面したのだろう。俺は冷静に彼の様子を見守りながら、ゆっくりと歩み寄る。
「シルバー、お前が昔と違うのは分かってる。でもな、俺だって進化しているんだ。まだまだ師匠を超えるには早いぞ。」
シルバーは歯を食いしばり、必死に何かを考えているようだった。この空間魔法は確かに強力だが、俺の魔力には耐えきれなかった。それに彼も気づいているだろう。彼の作戦はすでに失敗した。だが、それでもシルバーは諦めていない。
「さすがプランス師匠や……でも、ワイはここで終わるつもりはない!」
シルバーは残った魔力をすべて解放し、再び攻撃の構えを取った。その眼差しには覚悟が宿っている。弟子として、今ここで全力を尽くさなければ師匠に顔向けできないという強い意志だ。
「よし、来い。全力でかかってこいよ、シルバー!」
俺は構えを取り、シルバーの動きを見据える。彼の全力を受け止める覚悟はできている。俺が育てた弟子がどれほど成長したのか、この目で確かめてやる。そして、その先にあるものを共に見よう。
シルバーは瞬時に間合いを詰め、巨大な剣を振りかぶった。彼の剣から放たれる魔力は鋭く、以前の彼では考えられないほどの力だ。俺はその剣撃を紙一重でかわし、同時に反撃に移る。
「悪くないぞ、シルバー!」
俺の拳がシルバーの脇腹に直撃し、彼は一瞬後ろに飛ばされる。それでも、立ち上がる彼の目はまだ闘志に満ちている。俺は彼の成長を感じながらも、やはり彼がまだ未熟であることも同時に感じた。
「お前は強くなった。だが、まだ足りない。覚悟だけでは勝てないんだ。」
シルバーは苦しそうに息を整えながら、それでも前に進もうとする。彼の決意は固いが、ここで止めるのが俺の役目だろう。
「もういい、シルバー。これ以上は無駄な戦いになる。お前の成長は十分に見届けた。」
俺の言葉に、シルバーは一瞬動きを止めた。そして、拳を握りしめながら、ゆっくりと頭を垂れる。
「……プランス師匠、ワイはまだ……足りんのか?」
その問いに、俺は静かにうなずいた。
「そうだ、まだ足りない。だが、それは悪いことじゃない。お前はこれからもっと強くなれる。今日の戦いも、そのための一歩だ。」
シルバーは悔しそうに顔を歪めたが、次の瞬間、深い息をついて穏やかな表情を取り戻した。
「……分かりました、師匠。まだまだ修行が必要なんですね。」
俺は微笑んで彼の肩を軽く叩いた。
「そうだ。だが、その道はお前なら必ず進める。だから、焦らず一歩ずつ行け。」
シルバーは小さくうなずき、俺に感謝の意を示すように一礼した。そして、戦いが終わったことを告げる鐘の音が響き渡る。俺たちは共に立ち上がり、次のステージへと進む準備を整えた。
準決勝が終わり、いよいよ決勝戦が近づいてきた。次はクリスタルか。
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