結婚してるのに、屋敷を出たら幸せでした。

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第五部第五章 最強が襲来

俺は・・・・・

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 俺は・・・・・。安堵していた。厨房にいて料理を作るだけで今日は終わるなんて考えていた。だけど実際はそんわけがなかった。
 急遽、ルカの魔力を感じ取ったのだ。だけど、前魔王の魔力まで感じてしまった。
 嫌な予感しかしない、特に前魔王の魔力まで感じてしまったことだ。これは怪しいとしか言いようがないし、他にも聖騎士達の魔力まで感じ取っていた。

 もしや魔界に攻めてくるのかぁ? ならこっちも戦闘体制に移りたいところだが、これだけ賑わっているんだ邪魔したくないのが本音だ。

 でもこれは明らかにおかしい。念の為俺が人間界を観察しているが、ルカ達が魔力を全開放している。流石に怪しくないとは言えないだろう。
 ならば、今のうちに手を打つべきだ。俺ならギリギリルカに勝てるかどうか・・・・・・。他の種族もいる中ならば全面戦争が起きても心強い仲間となってくれるだろうけど、協力してくれない可能性まである。
 女神族は手を貸してくれるのは確実だとしても、同盟国を結んでいない国は無視して国に帰ってしまうかもしれない。

 俺は一旦厨房を出た。すると、魔力が濃くなった気がする。ルカ達の魔力だ。

 これはもうそろそろ、魔界に入ってくるな・・・・・・。
 ならば、俺が出迎えるまで。ルカが先頭を仕切る可能性は低い、いや裏をかいてルカが先頭の可能性がある。ならば多少の兵士とともに、ルカ達を出迎える。

「おい、戦闘態勢に入れよ・・・・・・。このこと全兵士にテレパシーで送ってくれ」

 多少の兵士だけでは心許ないが、全兵士が戦闘体制に入ってくれているのなら、勝てる戦になるかもしれない。確証はないが。

「はっ!」

 兵士全体が戦闘体制になることだろう。どんな事態なのか、それはまだ言わない。それは混乱を招いてしまうからだ。だけど、幹部には教えといた方がいいよな。

「幹部の兵士に伝えてくれ、もうそろそろでルカが攻めてくるかもしれない、だから俺が瞬間移動させる。その時目の目の前には人類最強のルカがいるだろう。と、な」

 この兵士も、一応幹部だから驚くこちもないだろう。まあここまでしたが、奴等が攻めてこない可能性もあり、もしかしたら悪魔だけ魔界に放り込む作戦かもしれない。
 だけど、そんな作戦はもう通用しないということがわかっただろう・・・・・・。なのにまたそんな作戦を実行するとは考えにくい。

 でもなんで今全面戦争を起こそうとしているのだ? これだけ多種族が多い中で・・・・・・。まさか! 多種族が酔ったところを狙って多種族もろとも殺すということか・・・・・・。

 ふうん・・・・・・。魔族に楯突こうとしている人間どもが入ろうとしているな・・・・・。どこにスポーンするのかが問題だ。魔界に入ってから早々に攻めてくるとは考えにくから、瞬間移動は使わないとして・・・・・。

「おいおいおいマジかよ。もう入ってきた!」

 まさかだった。ルカの魔力を感知したと思ったら、急激に魔力が強まり、魔界に入ってきたこちがわかった。

 とりあえず、指を鳴らして、ルカの元に瞬間移動した。もちろん幹部も連れている。だけど、目の前にいる奴がまさかの、ルカ。

 やはり、前魔王の魔力が感じる。なんでこんなにも昔の記憶が蘇ってしまう。


 あれは、俺が魔王になる前だった。

 子供だった俺は父に逆らっては怒られていた・・・・・・。
 父が俺に向けてやってきたことは、特に覚えていないが、優しかったことは覚えている。
 確かに残虐非道な奴だった。
 だけど、国民には力という物で安全を見せつけていて、内乱も何も起こらないし、他種族にも力を見せつけており、戦争はあまり起こっていなかったと思う。だけど、そのせいで大きな戦争にまで発展することにもなっていた。
 こちらから仕掛ける場合まであったらから、そこが嫌いだ。
 しかも、ミアとの婚祭を絶対的に反対した。今思うと、父の選択は間違っていた。おそらく、ミアが怖く見えたのだろう。
 ミアには隠される力があるって考えていたのかもしれない。まあ慥かに、紋様を発動するという隠された力を持っていた。あれに関しては驚いたのは俺だけではないだろう。
 それを予想していた父は、俺とミアを引き離したのだろうな・・・・・・。それは自分の立場が逆転してしまうと考えたからだろうに。
 結果そのせいで父は俺に討たれた。父を殺す時、なんだか気持ちが良かったのだ・・・・・・。
 これで自由が手に入るって感じた。


 ってこんなことを思い出している暇があるなら、走馬灯を見たかったぜ!

 魔力発動! 魔王覇気!

 この力は魔王になった俺にしか使えなく、覇気がルカや聖騎士を覆う。
 そうすると、体中に電気が走り、四肢を両断し、完膚なきまで刺されたような痛みに耐えられず俺の幹部になるのだ。

 だが、ルカには通用しないようだ。だけど、聖騎士は音速を超える魔王覇気を避けれなかった。決して俺は動いていない。

 ルカは宙に飛ぶ。そして、エクスカリバーは鞘から抜刀し剣を向けてくる。だが魔王覇気によって俺は守られているためエクスカリバーの攻撃は効かない。
 それと俺の幹部はまた違うところに飛ばした。ルカの幹部のところに・・・・・・。

「お前に最後に会ったのは、悪魔の王の時だよな!」
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