結婚してるのに、屋敷を出たら幸せでした。

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第六部第一章 運命の時

一話

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 プランスが魔王覇気を使い、ルカに懐に入る。だけど、ルカも馬鹿ではない。
 襲ってきたプランスにエクスカリバーを振る。プランスは魔王覇気により、ガードするが、ルカの新魔力超す神なる者という超速斬撃には流石に避ける。
 このままだと、魔界が壊れてしまうような斬撃で下にあった山は散りに変わった。もちろん、魔族や魔獣はここにはいないけど、魔界のない内心部まで侵食されたら犠牲者が出ることだろう。

 だからプランスは、製造魔力である空間を作った。これでルカとプランスだけの空間が完成だ。

 これはプランスが後ろにジャンプして避けた時に作られた。流石のルカも避けることは無理だった。

 そのせいなのか、ルカは苦笑している。それに憎悪まで出ている。

 ルカはこの空間を見渡すが、一心不乱に空間の隅に寄った。理由はそこに立つことによってプランスの動きが良く見えるからだ。プランスは壁をつたって、天井に立つ。もちろん重力に逆らっているが、これは浮いているということでいいのだろう。

 そして、獰猛な態度をしながら、魔力を放った。これは魔王の炎という、煉獄の炎以上の炎で一度当たったら死ぬまで焼き尽くすとも言われている。

 だが、プランスの狙いはこ空間内に炎で埋め尽くし、ルカの逃げ場をなくすことだった。

 だからゆっくり四肢から炎を出す。ルカは一心不乱にプランスを見ているだけだった。この空間では瞬間移動はできないのだろうか?
 それならどうして、ルカは攻撃しないのだろうか?
 それは、魔力を自分の内部に魔力を込めているためであろう。
 プランスは気づいていないが、ルカには魔族の血が流れている。だから煉獄の炎も効かない。

 徐々に魔王の炎が空間を覆っていった。プランスはかと誇った笑みを浮かべている。
 炎が空間の七割を占めた時、この空間の温度は千度を超していた。でもプランスとルカは燃えないように、火炎耐性を解放している。
 ならば魔王の炎は意味がないのであろうか? いや違う、魔王の炎がルカにあたれば死ぬまで燃える。ルカがたとえ魔族の血を持っていてもだ。

 プランスはここで、動き出す。瞬間移動を空間内で使い、ルカの方に射線を移す。

 だけどその時・・・・・・。ルカが魔力をプランスに放ったのだ。

 プランスはなんとか躱わすも、片腕がやれた。しかも、浮遊魔力が切れてしまっているため、地面に落ちて行く。ここをルカが超す神なる者でさらに詰める。下は炎の海。それでもルカは、プランスに近づきエクスカリバーを振るう。

 だかがしかし、プランスはミーデスによりルカの片腕も奪ったのだ。この四角の空間内でこのミーデスは避けることは不可能だ。

 プランスは、空中浮遊を再度開始して、ルカと真正面で対峙する。プランスの片手はミーデスの力により復活しているため二度目のミーデスはダメージを負っていないので繰り出せない。

「ルカさんよ・・・・・・。なんでうちばかり狙うんですかねえ」

 プランスは製造魔力で聖剣を作り出して、構える。これはどこからの攻撃でも、跳ね返せるような構えだ。同様ルカもエクスカリバーをプランスに突き立てる。

「別に理由なんてない」

 ルカが最初に動いた。しかも、分身まで作っている。だが上と下からの攻撃、下から上へと聖剣を振り上げて対処すたと思ったら、後ろから三体目が突きを使い、背中を襲う。これがルカの作戦だったのだろうが、プランスも負けられない。魔王覇気で全身を覆う。

 そうすることで突きも無効化した。でも、三体いるのだ連続で剣を振るってくる。休む暇なんてないくらいに、連発してくるこの刃。
 魔王覇気により、弾いているものの、魔力の消費が激しい。
 故に何か手を打たねばらない。

 その時だ、ルカが空間魔力を発動した。

 またしてもルカの服装が変わり、白い世界になった。しかもルカに与えたはずのダメージは回復しており、この空間がルカに力を与えていることは確実だった。
全くやるすぎた感じだ。

 しかもルカの空間は、魔力を封じる効果まであり、ルカ以外はもはや雑魚としか言いようがないのだ。この力は前回には無かったから、プランスも驚きを隠せいないように座り込む。

 紋様を発動したからってここを打破できるとは考え難いだろう。それでも聖剣だけはずっと握っている。

 この剣が無くなった時体術でなんとか対処しないといけない。

 だがそんなに考える暇もなく、ルカは閃光神の悲鳴という、新技を繰り返した。

 プランスの首目掛けて閃光神の悲鳴が襲う。プランスは魔力が完全にゼロなのに立とうとしない。そなんな時に閃光がプランスの顔を攻撃した。

 ルカは続けてエクスカリバーを振るう。衝撃波が凄まじくプランスを吹き飛ばしたが、なんということだろうか、プランスは傷一つないのだ。
 しかも魔力が使えないはずなのに、魔力で体を覆っている。これはまさか・・・・・・。
 ルカより強くなりこの空間を支配した!?
 その証拠に今度はルカが魔力が使えなくなってしまう。

 そう、プランスは怖気ついて座り込んでしまったのではなく、この空間に意識を移していたのだ!

「なんていうことだよ・・・・・・。やるじゃねえか」
 
 この空間を支配されたことにより、ルカは抵抗できていなかった。それに、防御力まで減っているため無闇に攻撃を喰らったら死んでしまう。
 逆にプランスに場合は、先ほどのルカと同様に身体能力が格段に上がっている。

 プランスは早速、製造魔力で作り出した、ゴーレムでルカを襲う。だけど、ルカは無限に広がるこの空間で走りに走って、ゴーレムから距離を取るが、プランスに瞬間移動で先回りされて、更なるゴーレムを作り出された。そして、またルカは逃亡する。

 プランスは閃光という、ルカと同様の力を製造魔力で創り出した。

 この空間からエネルギーを吸い上げているのか、プランスは魔力が消費していない。気づいたら、プランスは片手に魔力が集中しており、まるで閃光だった。
 もしかしたら製造魔力にも限界があり、新たな力を創り出す時には自分の魔力と周辺のエネルギーを使うのかもしれない。
 そして、プランスは閃光に自動追跡魔法を込めて、手から突き放す。
 すると、この空間を抉りながら超高速でルカの方へと向かう。

 当然、ルカも気付いているが、眉間に皺を寄せているし、眉を顰めている。
 次第には額に汗ができている。プランスの魔力が尽きるのを待っているのだろうけど、その前に自分が消滅してしまいそうだ。
 ルカはどんどん閃光に追い詰められて行く。

 プランスは不適な笑みを浮かべて、四方八方から閃光を放つ。

 (これだったら行ける!)

 プランスは勝ちを目の当たりにして、気分が良くなったが、まだ閃光を行う。もちろん閃光だけでなく、製造魔力で壁を作り、ルカの逃げ場を無くすが、ルカはエクスカリバーで閃光を切り刻む。だけどそんな時にプランスは製造魔力で爆弾を作った。

 これは時限爆弾じゃなくて、手榴弾式で衝撃を与えると、自動で爆発する。そんな塊をプランスは容赦なくルカに放つ。

 だけど、プランスは徐々に魔力がなくなっていることがわかった。

「・・・・・・このままでは・・・・・・」

 ポツリとルカは呟いたが、エクスカリバーを振るう。だけど、額に傷ができた。これは閃光によるものではなく突然きた爆弾のせいだ。
 隙を突かれたということだろう。だけど、治癒魔法は使えない。

 魔力が封じられているからだ。このままならルカは死んでしまいだろう。

 その時だ、この空間が破られた。ルカの部下だ。

 ということはつまり、魔族に犠牲者が出たということか?





 ===============
 シルバーは、ルカの部下と戦闘しているが、なかなか手こずっている。

 プランスがあの空間にいることは知っているが、その中に入ることができない。しかもシルバーはルカの部下を一体逃してしまった。
 この一体があの空間を破ったと見られるが、無論、シルバー入る気づいていない。

 シルバーはルカの部下ミルスに魔力を込めた、魔力の物質で攻撃する。

 勿論、普通の魔力ではない。火炎の効果まである。これにより、当たるともう戦闘ができないくらいになって、時期に死ぬことになるだろう。

 そんな球体をシルバーはお構いなしに、ミルスに投げつけた。当然この球体には自動追跡魔法がかかっており、勝手に仕留めてくれるという優れものだ。

 でもシルバーは徹底的に追い詰めるため追いかけては魔力の球体を投げつける。
 勿論ミルスは聖剣で切ったり魔力=ブラックホールで球体を吸い込んだりと色々工夫しながら戦う。でも反撃できるほどの力は蓄えていない。
 そのため、逃げることしかできない。

 無論シルバーは魔力の球体を投げて投げて投げまくるという脳たりの行動をしている。
 シルバー自身、魔力攻撃というのは得意ではないため、このように魔力の球体を使うのだ。剣術は得意であるが、今使ったらブラックホールにより、吸い込まれてしまう。
 だからこんなしょうもないことを連続で続けているのだ。

「チッしぶといな・・・・・・」

 シルバーは赴くように魔力の球体で円状の空間を製造。だけど、これでは魔力が尽きてしまう。しかもブラックホールで吸い込まれたらこの空間でさえも壊れてしまうから物質ではなく霊体という感じに魔力操作で変えた。

 これにより、ブラックホールという魔力でも吸い込めない。しかも、シルバーは吸い込まれないように重力という、力を無効化した。

「どうだこれでお前は詰みだ」

 シルバーは剣を抜き、即座に真っ二つに切った。

(はっ・・・・・・? なんで、奴の足が見れるんんだ・・・・・? もしかして斬られた?)

  ミルスの意識は遠のいて行く。もう何も考えられないだろう。死を覚悟していたがこんなにもあっさり殺されてしまうとは誰も考えていなかっただろう。

 シルバーはこの狭い空間ならば、ブラックホールで吸い込まれることなく閃光のようなスピードで、ミルスを斬れると踏んだのだ。
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