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2章-3節. ヘルデス家の争族を切り抜けた私は…
11.友人に宣言しました。
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テルマと樹海へ食材を採取しに行った私は、樹海から戻った所で大図書館の方角で火事が起こっている事に気付き、そのまま急行。火事場からエリックとヴラド を助け出し、治療の為に屋敷へ連れて来た。だが、どうやら何処も不調はない様で何よりだ。
「……さて。目覚めたばかりだが、お前に言いたい事がある。」
「……あー、うん。」
エリックは神妙な面持ちへと変わった。叱られるとでも思ってんだろうな。
「別にしちめんどくさい説教をするつもりは無いし、火に飛び込んだ動機をとやかく言うつもりもない。だが、これだけは言わせて貰おう。」
「あぁ……………………うん。」
「これから無茶をする時は、私のいる時だけにしてくれ。」
「ああ…………うん?」
「よし、それじゃあ昼食にしよう。いや、その前に風呂…」
「ちょっと待って。」
「ん?どうした?」
「あ、いや……ボク、てっきり……怒られると思ってたんだけど……」
「怒る?自分の従魔を助ける為に火に飛び込んだ勇ましを何故怒るんだ?」
「っ……気付いてたの?」
「ヴラド が言ってたぞ。シオリがどうのとか言って飛び込んだらしいな。さっきまでは本の栞の為に何やってんだって思ってたけど、従魔の名前だったんだな。なら仕方ない。」
「で…でも、普通なら友達が危険に飛び込こうとするのを止めたりとか……」
「しないな、少なくとも私は。止めるとしたら、考え無しで躊躇わず飛び込む様な無鉄砲ぐらいだ。お前はちゃんと躊躇いがあるから自分で踏み止まれるだろ?」
「まぁ………うん。」
それに、私なんかに止められたく無いだろうしな。
「…いや、それでもボクとしては……出来れば止めて欲しいかな。考えがあったとしても、流石にこんな事を繰り返すと死ぬかもだし……」
「私が死なせないから大丈夫だよ。今回だって土壇場だったけど助けてみせただろ?」
「いや…まぁ………確かに。」
自分で言っておいて何だけど、素直に納得されるのは複雑だな。てか、エリックには割と普通の姿を見せてたと思うんだけど……これは挽回可能だろうか?
「わかった。今度からはアレクのいる時だけにするよ。」
「……わかってくれれば良いんだ。」
納得されちゃったよ。冗談のつもりだったんだけど。
これはもう……全力で守るしかないな。
「さて、そしたら早速風呂でその汚れを落とそうか。」
「あ……そっか……ごめん。ベットを汚しちゃって……」
「気にしなくて良いよ。プヨ。」
“「かしこまりました。直ぐに綺麗に致します。(ブワッ)」“
「うわっ!?」
そう言ってプヨは布団を覆って清掃を始める。
「……すごいね。アレクの従魔。」
「あぁ、自慢の従魔だ。」
「シオリにもあれって出来るかな?」
「……どうだろうな。見た感じ道連契約はしてるっぽいから、後はシオリ次第かな。」
「道連…契約……?」
「詳しい説明は省くけど、それによって従魔の潜在能力を最大限に引き出せる。今まで、シオリにエリックの血をあげちゃった事はある?」
「あ、うん。本で指を切っちゃった時にたまたま……」
「なるほど。」
私と同じで意図せず行なっていた感じか。
「というか………プヨって名前なんだ。」
「触れるな。そもそも契約するつもりなんてなかったし、知らなかったんだよ。」
あの時は従魔契約すら知らなかったからな。
"「何度も申し上げている通り、わたくしはこの名前を気に入っております。(シュワワワ…)どうかお気になさらず。」“
しかも、プヨ自身が改名を拒否するからこの名前を呼び続けるしかない。妙な所で頑固なんだよな。
"「(シュルル…)清掃が完了致しました。」"
そうこうしているうちに、ベットの清掃が終わった。
「待たせたな。じゃあ風呂に…」
「ちょっと待って。一つ聞いても良い?」
「………何かな?」
「わざわざ風呂まで行かなくても、プヨに頼んで綺麗にして貰えば良くない?」
「………あ。」
言われてみれば、その通りだ。
やはり、まだ動揺が残ってたみたいだ。真っ先に思い付きそうな事なのに……まだまだ精進が足りないな。
「……さて。目覚めたばかりだが、お前に言いたい事がある。」
「……あー、うん。」
エリックは神妙な面持ちへと変わった。叱られるとでも思ってんだろうな。
「別にしちめんどくさい説教をするつもりは無いし、火に飛び込んだ動機をとやかく言うつもりもない。だが、これだけは言わせて貰おう。」
「あぁ……………………うん。」
「これから無茶をする時は、私のいる時だけにしてくれ。」
「ああ…………うん?」
「よし、それじゃあ昼食にしよう。いや、その前に風呂…」
「ちょっと待って。」
「ん?どうした?」
「あ、いや……ボク、てっきり……怒られると思ってたんだけど……」
「怒る?自分の従魔を助ける為に火に飛び込んだ勇ましを何故怒るんだ?」
「っ……気付いてたの?」
「ヴラド が言ってたぞ。シオリがどうのとか言って飛び込んだらしいな。さっきまでは本の栞の為に何やってんだって思ってたけど、従魔の名前だったんだな。なら仕方ない。」
「で…でも、普通なら友達が危険に飛び込こうとするのを止めたりとか……」
「しないな、少なくとも私は。止めるとしたら、考え無しで躊躇わず飛び込む様な無鉄砲ぐらいだ。お前はちゃんと躊躇いがあるから自分で踏み止まれるだろ?」
「まぁ………うん。」
それに、私なんかに止められたく無いだろうしな。
「…いや、それでもボクとしては……出来れば止めて欲しいかな。考えがあったとしても、流石にこんな事を繰り返すと死ぬかもだし……」
「私が死なせないから大丈夫だよ。今回だって土壇場だったけど助けてみせただろ?」
「いや…まぁ………確かに。」
自分で言っておいて何だけど、素直に納得されるのは複雑だな。てか、エリックには割と普通の姿を見せてたと思うんだけど……これは挽回可能だろうか?
「わかった。今度からはアレクのいる時だけにするよ。」
「……わかってくれれば良いんだ。」
納得されちゃったよ。冗談のつもりだったんだけど。
これはもう……全力で守るしかないな。
「さて、そしたら早速風呂でその汚れを落とそうか。」
「あ……そっか……ごめん。ベットを汚しちゃって……」
「気にしなくて良いよ。プヨ。」
“「かしこまりました。直ぐに綺麗に致します。(ブワッ)」“
「うわっ!?」
そう言ってプヨは布団を覆って清掃を始める。
「……すごいね。アレクの従魔。」
「あぁ、自慢の従魔だ。」
「シオリにもあれって出来るかな?」
「……どうだろうな。見た感じ道連契約はしてるっぽいから、後はシオリ次第かな。」
「道連…契約……?」
「詳しい説明は省くけど、それによって従魔の潜在能力を最大限に引き出せる。今まで、シオリにエリックの血をあげちゃった事はある?」
「あ、うん。本で指を切っちゃった時にたまたま……」
「なるほど。」
私と同じで意図せず行なっていた感じか。
「というか………プヨって名前なんだ。」
「触れるな。そもそも契約するつもりなんてなかったし、知らなかったんだよ。」
あの時は従魔契約すら知らなかったからな。
"「何度も申し上げている通り、わたくしはこの名前を気に入っております。(シュワワワ…)どうかお気になさらず。」“
しかも、プヨ自身が改名を拒否するからこの名前を呼び続けるしかない。妙な所で頑固なんだよな。
"「(シュルル…)清掃が完了致しました。」"
そうこうしているうちに、ベットの清掃が終わった。
「待たせたな。じゃあ風呂に…」
「ちょっと待って。一つ聞いても良い?」
「………何かな?」
「わざわざ風呂まで行かなくても、プヨに頼んで綺麗にして貰えば良くない?」
「………あ。」
言われてみれば、その通りだ。
やはり、まだ動揺が残ってたみたいだ。真っ先に思い付きそうな事なのに……まだまだ精進が足りないな。
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