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一夜目『好きなこと』
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これは、友人から聞いた話なんですがね、そうマスターの久保田は、グラスを磨きながら何気ない気配で口を開く。客足は奇妙なほど途絶えて、その言葉を耳にしたのは自分ただ一人だった。
※※※
日常は退屈で、毎日同じ事の繰り返しだ。何時からこうなったのか、よく分からないが毎日は呆れるほど単純な作業の繰り返し。朝起きて飯を食い、仕事に行き昼飯を食い、帰り飯を食い風呂に入って、妻を抱いてから寝る、ただその繰り返しなのだ。だから、毎日同じように彼女の作る飯を食い毎日仕事に行く。日々続くマンネリな生活は、機械的に繰り返され自分がしたいことなんて考える隙もない。
「え?…今何て」
食事を運んでいた箸を止め、僕は目の前の希和をマジマジと見つめた。言葉を口にした筈の彼女は、変わらず自分の作った食事を口に運び僕を見もせずに言った。
「だから、別れましょ、私たち。」
意味も分からず呆然としている僕を見ることもなく、先にさっさと食事を終えた希和はやっと視線をあげて無表情に僕の顔を見つめた。
「ど、どうして?」
やっと絞り出した言葉には情けない程に力が無く、僕はその事実に更に愕然とした。
何しろ僕には別れる心当たりが全くない。でも、彼女の瞳はどう見ても冗談を言っている訳ではないらしいと、ただ見ているだけで僕にも分かった。彼女は疲れた様に大きく溜め息をついて、一人立ち上がると自分の食事を終えた食器を片づけ始める。
「な、希和。どうしてなんだよ?」
僕の問いかける声に、呆れたように希和は肩越しに僕の事を見下ろした。
「そんな状態じゃ言っても分からないわよ。ていうか、分かろうともしないでしょうね。」
あっさりと彼女がそう言う。僕はまるで、初めて見る人のような気持でそんな彼女を見上げた。これは僕の知っている希和じゃないんだろうか、そんなバカな考えが浮かぶ。
完璧に整頓され磨きあげられたキッチンに溢れる白い光の中で潔癖症の希和は、僕を省みることもなくさっさと流しで手袋をかけて食器を洗い始めた。既に先に洗い終えていた調理器具を片付け、自分の食べた食器を濯ぐ。スレンダーな後ろ姿は何時も見慣れた希和なのに、何で初めて見た女に見えるのだろうと僕は考える。服も仕草も希和なのに、まるで初めて出会った女としか思えない。
「希和、そんなんじゃ訳わかんないよ、理由を…」
さっと僕を振り返った希和が、燃えるような瞳で僕を真っ直ぐに見ていた。
「あなた、あたしの好きな事一つでも知ってるの?」
その瞳に燃えるモノが愛情でなく憎しみであると気がついた時、僕は背筋に薄ら寒いモノを感じた。目の前の見知らぬ女の、好きなものの1つも知らない。たったそれだけのことで、僕は目の前に立つこの女に今しも包丁で刺されるかもしれない。そんな考えが、僕の頭をよぎったのだ。
「あなたは一度だってあたしのこと考えてくれてないじゃない、自分の事ばかりで!」
その瞳が更にギラギラと輝いて、僕の一瞬の考えが間違いでなかったことが僕の視界の中で蛍光灯を反射してギラリと鈍く光った。
※※※
「ご飯できたんだけど」
何度か揺り起こされてハッと起き上った僕は、いつの間にか机で転寝をしていたらしい。いつもの表情で、あきれた様な様子をしながら希和が僕を見下ろしていた。いつもと変わらない希和の表情に、僕は心底ほっとしたような深い溜め息をついた。そして、促されるままに食卓に着く。最近色々悩んでいたからあんな夢を見たのかもしれないとぼんやり思った。ところが、食卓を見下ろした瞬間に、僕はその光景に戸惑い立ち尽くす。
「どうしたの?」
希和の明らかに戸惑う顔に、立ち尽くした僕はなんと答えたら良いのか分からない。食卓に並んでいるのは先程夢の中で、僕が食べていたのと何一つ変わらない料理だった。
これは何なんだ?
炒め物や副菜の小鉢、ご飯に味噌汁の具、間におかれた漬け物の種類。キチンと作り込まれた料理が僕が見たことのある配置で盛り付けられている。こまめに料理をしている希和が、同じ料理を2日も続けるなんて今まで見たことがない。皿だって他にも沢山あるのに同じものが、同じ位置にある。彼女の料理側にある水の入ったグラスまで変わらない。僕は戸惑いながら彼女の顔を見つめ、立ち尽くしたままでいる。
「どうしたの?食べないの?」
呆れたように希和が先に椅子に座り食事を始めたのを見下ろし、僕は戸惑いながらいただきますと頭を下げる。戸惑いのせいか喉を食事が中々通らない、それを感じながら僕は彼女が食事をするのを眺めた。淡々と食事をする彼女は、口にしている料理の味なんか感じていないみたいだ。
「何?ずっと見て。」
食事中ずっと監視するような僕の視線に、流石に希和が訝しげな視線を向ける。僕は慌てて料理を口にして美味しいねと呟くと、彼女は少しだけ驚いたように視線をあげて僕を見た。
「何?」
「あなたが美味しいなんて言うの初めて聞いたわ。」
少しだけ希和が嬉しそうに微笑んで、僕は笑顔に少し安堵する。よかった、あの夢と現実は何から何まで同じ訳じゃないみたいだ。そう心の中で呟いて、僕は安心しながら食事を続けた。
「ねぇ。」
「なんだい?」
「私達、別れましょ。」
え?と僕が声をあげて彼女の顔を見上げると、彼女は微笑みながら呟く。
「今更美味しいだなんて、遅いのよ、あなた。」
彼女は悲しげに呟きながら、呆然としている僕から視線を反らして立ち上がる。食器を片付けながら彼女が流しで背を向けて泣いているのがわかって、僕は戸惑いながら立ち上がり彼女に歩み寄った。
「希和、別れるなんて何で?」
「だって、あなた私の好きなことひとつも知らないでしょ?」
振り返った彼女のの瞳が涙でギラギラと輝いて、僕の視界に包丁が握られた希和の手が見える。刺されるかもしれない。僕の一瞬の考えが間違いでなかったことが、僕の視界の中で蛍光灯を反射してギラリと鈍く光った。
※※※
「ご飯できたんだけど」
揺り起こされ僕は再び目を覚ました。僕は絶望的な気分で、転た寝の姿から体を起こして希和を見上げる。彼女は僕に気がつきもせずにスタスタとテーブルに向かって歩き始めていた。もう、何度この場面を繰り返しているんだろうと僕は考える。何をどうしても僕は最後に希和が握る包丁に辿り着いてしまうのだ。
一度は宥めて誉めて誉めて褒め尽くしたが、嘘つきねと彼女は泣きながら包丁を握った。
一度はそのまま脱兎のごとく逃げ出したが、エレベーターホールにたどり着く前に悪鬼のような顔をした包丁を振りかざした希和に追いかけられた。正直、もう逃げるは選択したくないと思う、圧巻の鬼の形相だったので直ぐ逃げるは今では選択肢から真っ先に外している。
言葉を変えても結局好きなことも知らないに辿り着くから、今度は好きなもの探しを繰り返している。ドライブや映画鑑賞、音楽の種類まで試したのに、どれもこれも違うわ、あなたって何もわかってないと包丁を握るのだ。溜め息混じりに俯いた僕の姿に、希和が不思議そうに立ち止まり振り返る。
「どうかしたの?」
流石に僕だってこう同じことを、延々と繰り返し続けるのに正直飽きてきたのだ。最後はどうせ私のことなんて分からない=包丁なので、僕にしても少しはヒントくらい寄越せと言いたくなる。
「つまらないよな。」
呟いた言葉が聞こえなかったのか、希和が何?と問いかけながら数歩戻った。スレンダーな腰を捻りながら立ち尽くす姿は、贔屓目で見てもスタイルがいい女だ。なのに、この後決まったように私のことなんか知りもしないでと僕を罵りながら包丁を握る。そう思うと正直苛立ち始めている自分に気がつく。僕が何をしたって言うんだ?僕はただ普通に毎日を繰り返しただけじゃないか?なのに、何だってお前は僕を罵って何度も僕に包丁を向けるんだ。
「あなた?」
その言葉に苛立ちが頂点に達するのが感じた。僕はやおら立ち上がると、一直線に歩み寄り彼女の顔を殴り付ける。床に倒れた希和は呆然と僕の事を見上げ、何かを呟いたが僕の苛立ちは止まらなかった。何せ何度も包丁を向けられ続けていたんだから、一発で済む筈がないじゃないか。僕は自分の気の済むまで馬乗りで希和の事を殴り続け、気がつくと顔の原型を留めていないグッタリした肉の塊が床に転がっていた。どうしようこれじゃ包丁を握れないじゃないかと僕は戸惑い立ち上がり、救急車でも呼べばいいのかと思案しながら電話に向かう。
「なんでごどずるのよ、ごのひどでなじ。」
濁音だらけの言葉に振り返ると、包丁を握りしめた希和が蛍光灯の下ボロボロの姿でふらつきながら立っている。僕は正直その姿を見て安堵したんだ。だって、あんなボロボロの希和を残されても、僕にはどうしようもなかったから。
※※※
「ご飯できたんだけど」
この言葉は一体何度目だろう、僕はやおら立ち上がると彼女の腕を引きずり思いっきり床に殴り倒す。昏倒した希和に馬乗りになり乱暴に衣類を引きちぎり、グッタリした希和をビニール紐で縛り上げる。
何度やっても結局変わらない結果に、僕は密かに試したかった事をこんな時こそ希和で試してみることにしたんだ。高校の辺りに僕は、こんな風に人を縛る写真を見て興奮したことがある。様々に縛り、鞭で打ちすえ、蝋を垂らす。それに喜ぶ女の写真は、僕の興奮を誘う。でも、そんなことしたいなんて彼女に言ったら普通は気持ち悪いし引かれるだろう?出来るわけがないから、諦めていたけど、この永遠みたいな繰り返しの中で試しに楽しむことに決めたんだ。
淫らなビニール紐で括られくびりだされた女体が、足を胡座にして卑猥に股をさらけ出して床に転がっていた。案外亀甲とか簡単に縛れるもんなんだな、本を見たわけでもないのに本能的にやったのだけど綺麗に縛れた。僕は案外才能があるのかもと、床に無様に転がる女を眺める。気がついた希和は片方の頬を晴れ上がらせて、戸惑いに満ちた瞳で天井から見下ろす僕を見上げた。
「何でこんなことするの?」
怯える希和に僕はにこやかに微笑みながら、自分では動けない胡座の体を転がす。悲鳴をあげる希和の体をゴロンと逆さまにして、胡座を天井に向ける。胡座の間で丸見えの広げられた肉ビラを指で弄ぶと、なんだ簡単に奥から汁を出し始めるじゃないか。
「なんだ、希和はこういうのが好きだったんだ?」
そう呟くと希和は違うわと悲鳴をあげる。でも、希和の体の方は正直で、胡座の股間は滴りそうな位グチョグチョに濡れていた。明るい場所でゆっくり覗いたこともないから指で広げて覗き混むと、奥から糸を引くくらいネバネバした粘液を溢れさせて肉ヒダがひくついてる。
「凄いな、何もしてないのにこんなに溢れてきてるじゃないか。希和。」
問いかける声に真っ赤になった希和が唇を噛んで首を横にふるから、僕は1度離れると何か使えるものが無いかなと考え込む。逆さまに放置されたままの希和が、憤りに声をあげるのが聞こえる。
「あなた?何してるの?ねぇ!」
希和を存分にいたぶりたいけど、希和のあげる金切り声は耳障りだった。僕は引きちぎった布の中でも潔癖症な希和が一番屈辱的に感じるだろう下着を選びとって、希和の口に乱暴に捩じ込んだ。涙目でウグウグと呻いている希和に僕は満足して、何から試そうか考え込む。
「何からしよう?希和。ここをこんなにしてるいけない子に何から試そうか?」
残忍に嗤う僕の顔を逆さまで見上げた希和の怯えた顔が、僕にはとてつもなく興奮するのが分かる。失敗したらただ彼女を自由にすれば包丁を握りしめた後で、元通りの希和に戻ると分かっているから僕は余裕だった。残念なのは今から何かを購入しても、届くまで待っていられないことくらいだ。だから、家にあるもので工夫するしか僕には手段がない。
「先ずは、これから試そうかな。」
僕は笑いながら希和の股間の邪魔な毛を綺麗に剃り落として、赤く熟れた陰核の皮を剥くと電動歯ブラシの先を押し当てる。胡座の太股がビクビク痙攣するのを眺めながら、希和の顔を覗きこむと真っ赤に熟れた頬で快感に潤んだ瞳で僕を睨む。
「そんな目で睨むなんて、希和は悪い子だな。仕方がないなぁ。」
僕の声に希和が目を見開き、逃げようと腰をくねらせている。無造作にその濡れきった膣に彼女の化粧水のボトルを捩じ込んで出し入れしながら、陰核を電動歯ブラシで擦りたてた。身動きのとれない胡座の股間がヒクヒク痙攣するのを僕は無表情に眺めながら、希和が刺激に堪えられずに絶頂に達するまで続ける。僕は飽きることなくそれを執拗に何度も繰り返し続け、希和が感じすぎて自分の顔に向けて失禁するまで同じことを繰り返す。失禁をもろに被った後、口から涎まみれの下着を引き摺り出しても希和はグッタリと声もあげられない。僕は満足しながら、もう一度膣を掻き回して陰核を擦りあげるのを繰り返した。
「ひぃ!ひぃい!もうやぁ!やめてぇ!あふぅ!」
グチョグチョ音をたてて膣を掻き回してやると、希和は今まで聞いたことのない喘ぎ声をあげる。こんな格好で股間に異物を捩じ込まれて、はしたなく喘ぎ汁を撒き散らす希和の姿に僕は激しい興奮を覚えた。こんなに興奮する行為が世の中にあるなんて僕は知らなかったし、希和も嫌だと言う割には潮を吹きながら感じまくっているじゃないか。どうせこの後巻き戻されるんだから、僕は仕事も行かずに時間をじっくり楽しむことに決めた。そうなれば、希和のためのお道具もネットで購入するだけでいい。
「あなた、もうやめて、許して。」
憐れに泣いている希和の顔を見ると、僕は背筋がゾクソクしてくる。僕の残忍な笑顔に希和は怯え泣き出し、僕は更に興奮しながら彼女の体を開発し始めた。陰核と乳首を洗濯バサミで挟んだ時の希和の喘ぎめいた悲鳴は、最高に良くて興奮に肉棒が熱く膨らんだ。
何度か洗濯バサミを弾くのと膣を掻き回してやると、やがて腰をガクガクさせて希和は絶頂に達して失神した。気を失ってる間に手足の血行を戻してやるのは、僕のせめてもの愛情だ。ベッドのヘッドボードを使って手足上に固定して股間をさらけ出した希和の姿を僕は何気なく誰かに見せたくなった。
「希和、今ね、お前の恥ずかしい姿を視られてるよ?」
目の前にカメラを置いてパソコンに希和のエロ画像を保存しながら、そう希和に告げたのはほんの冗談だった。それなのに、希和が股間を震わせて見ないでぇと甘ったるい声で換気の声をあげたのに気がつく。グチョグチョのマンコを触りもしないのに、ひくつかせて希和が甘い声で視ちゃ駄目と繰り返しながら1人で絶頂に達したのを僕はカメラ越しに視ていた。
なんだ、希和はこういうのが好きな女だったのか。
僕はそれを知って躊躇うこともなく、画像をネット配信し始めたと大袈裟に嘘をつく。視聴者数を言うと希和は嘘と泣きながら激しく潮を吹き、僕は希和の陰核を糸で縛り洗濯バサミと彼女の買い込んだ調味料でいたぶってやる。やがて練り辛子で晴れ上がった陰核をちょっと揉むだけで希和が達するようになったのを眺めながら、そそりたった肉棒を膣に捩じ込む。視られていると思っている希和は肉棒を捩じ込まれると狂ったように喘ぎ、腰を自分からガクガクと降り続けた。
僕はその後いやと言うほど縛ったままの希和の体を蹂躙し、前も後ろも肉棒で犯し尽くして楽しんだ。途中ネットで注文した大量のお道具も加わって、希和は僕が休憩する間も前と後ろの穴を張形でほじくられ続けた。希和は殆どにあられもなく反応し、何度も悲鳴をあげて失神しながら絶頂に達した。
「ひぃい!もう許してぇ!オマンコ壊れるぅ!」
壊れればいいんだと心の中で思う。すっかり壊れて包丁を握ることを忘れてしまえばいいんだと、僕は存分に楽しみながら考える。何度も繰り返しておかしくなってしまえば、希和が包丁を握って追いかけてくることもなくなるだろう。まあ、もし包丁を握ってきたら、また繰り返してもっと完全に壊してから解放すればいいだけだ。
「お前、こんなことが好きだなんて、変態だったんだな?ん?気持ちいいか?」
「ひぃ!気持ち、いい!」
「この変態め!見られてよがる、雌が!」
希和を責めるのを楽しむうちに、僕の内面も大きく変わり始めるのが分かる。もう相手の何が弱い部分なのか見ているだけで感じる僕は、毎日を繰り返すだけの僕ではなくなったのだ。
「俺にこんなことされて、お前大喜びだな?ん?」
「いやぁ!違うのぉ!もう、やめて!いぐぅ!」
「なんだよ、またイクのか?ん?変態だな、お前は。」
腰を降りながら俺が希和に嘲る言葉を投げつけると、希和は本気で泣きながら潮を吹いて喜んだ。だから、俺は迷わず熾烈な調教を続けた。大人の玩具だけでなく希和の大事にしている調理道具も沢山使ってやって、希和が満足するまでたっぷりと犯し尽くした。擂り粉木を腸に捩じ込み泡立て器を膣に嵌め込んでやると、希和は白目を剥いて痙攣する。これで、料理をする度に股間を濡らす変態に希和はなるだろうと考えながら、膣に菜箸を束にしてねじ込んだ。やがて従順になった希和に、俺はお前は俺の奴隷だと教え込んだ。
「ひぃ!ひぃい!」
「いいか?!お前は俺の雌穴だ!いいな!」
ガクガク頷く希和を見て、完全に希和を躾たと俺は安堵した。これで包丁は終わるかもしれないし、これで希和は俺の言うことを大人しく聞くようになるかもしれない。解放した後希和は俺に呟くように何かを言い、俺は聞き取れなかったが疲労に負けて眠り落ちる。もし、失敗なら目が覚めた時には、希和が包丁を持って待っているか、また繰り返しが始まるのだとたかを括っていた。だから、目が覚めた時に自分が一人で裸で寝ていたのに、逆に僅かに驚いたほどだ。下だけ衣類を身に付けて、リビングに戻るとダイニングテーブルに既に冷めた料理の並んだままなのを眺める。希和は律儀に毎食手作り料理を並べた。必ず主食に汁物、主菜に副菜を2品。料理のための調味料も、料理をしない自分には分かりもしないものもある。しかし、数日前の手間のかかった料理な上に冷めてしまえば味も落ちるから、俺はもう手をつける気にもならない。また希和に作らせればいいだけの事だ。
どうやらあの繰り返しは逃れたらしいが、希和は何処にいるのだろう。
長く人の気配のないリビングは、シンと静まり返って床まで冷えきっていた。微かに壁越しに聞こえる水音に俺は、なんだ風呂かよと心の中で悪態めいた言葉を呟く。
希和がああいう嗜好だったんなら、また風呂場でたっぷりと調教してやるのも楽しいかもな。
そう考えた途端、俺は自分の肉棒が服の中でムクムクと固さを増すのを感じる。無意識に肉棒を撫で固さを確かめながら、ふとリビングのテーブルの上にメモ書きがあるのに気がついた。何気なく歩み寄り覗きこむと、見慣れた希和の文字がメモの上に踊っている。
《あなたは私の好きなことを分かってくれない。だから、私はもう見ないし泣きもしないわ。》
何をいってるんだ、お前の好きなことをあんなにたっぷりとしてやって、お前は泣いて喜んでたじゃないか。俺は不貞腐れた気分でメモを握り潰し、聞き分けのない希和を今度は何で責めてよがらせるか頭の中で想像する。本気でネット配信してやるのも楽しいかもなと考えながら、俺は無造作に風呂場の戸を開く。すると、そこには希和の柔らかな白い尻が、真っ直ぐにこちらに向けて突き出されている。俺の足音を聞き付けて希和は態々バスチェアを抱きかかえ、扉に尻を向けて屈みこんでいたのだろう。尻をヒクヒクさせている希和に俺はなんだと笑みを浮かべ、その場でそそりたった肉棒を取り出す。
自分から尻を差し出して待ってるなんてイヤらしい女だな。希和は。
硬い肉棒でズプリと一気に膣を貫きながら俺は、その白磁のような尻を平手で打ち腰を叩きつける。飛沫で滑る白い尻を散々殴りながら腰を振り続けた俺は、散々詰る言葉を投げつけたが希和は今度はピクリともしない。それでも希和は興奮しているのか、膣で俺の肉棒をギュウギュウと痛いほどに締め付けしごく。反応のない泣きもしない希和の膣と腸を裂ける程たっぷり犯して射精してから、俺はその激しい飛沫に何時までも洗われ続けた希和の顔を思い出したように覗きこんだ。そこにあったのは俺の予想とは全く違う光景だった。
なんだ、お前そんなに見たくも泣くのもごめんだったのか。
俺は満足した肉棒を抜き、呆れたように溜め息をついてその場を離れる。リビングの床に落ちたメモを何気なく拾い上げ、もう一度シワを伸ばして眺めながらテーブルに向かう。何気なく冷めた料理を眺めながら、俺は一人で首を傾げながら辺りを眺めた。
結局お前の好きなものって何だったんだ?
今更見直して気がついたが、メモの最後には小さく付け足したような希和の文字が刻み込まれていた。
《いつか同じ目にあわせてやるから》
※※※
カランと軽やかな音をたててドアか開き、久保田の話に引き込まれていた自分はカウンターで飛び上がる。自分の驚きように久保田は、微かに可笑しそうに頬を緩ませた。
驚きましたか?
驚くに決まってるじゃないですかと自分が言うと久保田の目が細く笑う。それで結局奥さんは何が好きで、風呂場でどうなってたんですか?と自分が問いかけると、久保田はにこやかに笑って扉に向かっていらっしゃいと告げる。つられて自分が視線を深碧のドアに向けると、そこには白い杖をついた中年に差し掛かる頃合いの男性がいた。店に慣れているのか彼はコツコツと杖で先をつくと、少し足を引きずりながらカウンターの前の椅子の位置を確認して座る。その顔を盗み見た時、自分はギョッとした。その男性の目が全く感情のない視線で、目の端からこっちを眺めているのだ。しかも、その瞳の端に抉れたような醜い傷跡が走っている。
久しぶりですね、外崎さん。何時ものでいいですか?
久保田の言葉に男の口の端が笑うように持ち上がり、掠れた声が頼むと告げた。そして、男は自分の方に顔を向け、視点の会わない目が一本の傷で繋がっているのを見せるようにして笑いかけてくる。
マスターの話は面白かったかい?
戸惑いながらはいと答えると男は、それは良かったと掠れた声で答えながら首元を隠していたスカーフをはずした。そこにも目と同じく深い傷跡が走っているのに自分の視線が釘付けになる。男はまるでその視線を感じ取っているみたいに、その女が好きだったのはきっとと低く呟く。
その先を聞く前にその男の両目が義眼なのだと気がついて、自分は慌ててスツールから滑り降りると会計をおいて店を逃げるように飛び出す。まるで、マスターの話の中の気味の悪い男が、本当に話から抜け出て来たように感じたからだ。だって、聞いていた話を考えると妻は風呂場で死んでいたんじゃないのか?死んでいるのに気がついたのに男は、平然と料理なんか眺めて妻の好きなものなんて考えてるんだ。それに見もしないし泣きもしない妻と同じ目って……。
※※※
日常は退屈で、毎日同じ事の繰り返しだ。何時からこうなったのか、よく分からないが毎日は呆れるほど単純な作業の繰り返し。朝起きて飯を食い、仕事に行き昼飯を食い、帰り飯を食い風呂に入って、妻を抱いてから寝る、ただその繰り返しなのだ。だから、毎日同じように彼女の作る飯を食い毎日仕事に行く。日々続くマンネリな生活は、機械的に繰り返され自分がしたいことなんて考える隙もない。
「え?…今何て」
食事を運んでいた箸を止め、僕は目の前の希和をマジマジと見つめた。言葉を口にした筈の彼女は、変わらず自分の作った食事を口に運び僕を見もせずに言った。
「だから、別れましょ、私たち。」
意味も分からず呆然としている僕を見ることもなく、先にさっさと食事を終えた希和はやっと視線をあげて無表情に僕の顔を見つめた。
「ど、どうして?」
やっと絞り出した言葉には情けない程に力が無く、僕はその事実に更に愕然とした。
何しろ僕には別れる心当たりが全くない。でも、彼女の瞳はどう見ても冗談を言っている訳ではないらしいと、ただ見ているだけで僕にも分かった。彼女は疲れた様に大きく溜め息をついて、一人立ち上がると自分の食事を終えた食器を片づけ始める。
「な、希和。どうしてなんだよ?」
僕の問いかける声に、呆れたように希和は肩越しに僕の事を見下ろした。
「そんな状態じゃ言っても分からないわよ。ていうか、分かろうともしないでしょうね。」
あっさりと彼女がそう言う。僕はまるで、初めて見る人のような気持でそんな彼女を見上げた。これは僕の知っている希和じゃないんだろうか、そんなバカな考えが浮かぶ。
完璧に整頓され磨きあげられたキッチンに溢れる白い光の中で潔癖症の希和は、僕を省みることもなくさっさと流しで手袋をかけて食器を洗い始めた。既に先に洗い終えていた調理器具を片付け、自分の食べた食器を濯ぐ。スレンダーな後ろ姿は何時も見慣れた希和なのに、何で初めて見た女に見えるのだろうと僕は考える。服も仕草も希和なのに、まるで初めて出会った女としか思えない。
「希和、そんなんじゃ訳わかんないよ、理由を…」
さっと僕を振り返った希和が、燃えるような瞳で僕を真っ直ぐに見ていた。
「あなた、あたしの好きな事一つでも知ってるの?」
その瞳に燃えるモノが愛情でなく憎しみであると気がついた時、僕は背筋に薄ら寒いモノを感じた。目の前の見知らぬ女の、好きなものの1つも知らない。たったそれだけのことで、僕は目の前に立つこの女に今しも包丁で刺されるかもしれない。そんな考えが、僕の頭をよぎったのだ。
「あなたは一度だってあたしのこと考えてくれてないじゃない、自分の事ばかりで!」
その瞳が更にギラギラと輝いて、僕の一瞬の考えが間違いでなかったことが僕の視界の中で蛍光灯を反射してギラリと鈍く光った。
※※※
「ご飯できたんだけど」
何度か揺り起こされてハッと起き上った僕は、いつの間にか机で転寝をしていたらしい。いつもの表情で、あきれた様な様子をしながら希和が僕を見下ろしていた。いつもと変わらない希和の表情に、僕は心底ほっとしたような深い溜め息をついた。そして、促されるままに食卓に着く。最近色々悩んでいたからあんな夢を見たのかもしれないとぼんやり思った。ところが、食卓を見下ろした瞬間に、僕はその光景に戸惑い立ち尽くす。
「どうしたの?」
希和の明らかに戸惑う顔に、立ち尽くした僕はなんと答えたら良いのか分からない。食卓に並んでいるのは先程夢の中で、僕が食べていたのと何一つ変わらない料理だった。
これは何なんだ?
炒め物や副菜の小鉢、ご飯に味噌汁の具、間におかれた漬け物の種類。キチンと作り込まれた料理が僕が見たことのある配置で盛り付けられている。こまめに料理をしている希和が、同じ料理を2日も続けるなんて今まで見たことがない。皿だって他にも沢山あるのに同じものが、同じ位置にある。彼女の料理側にある水の入ったグラスまで変わらない。僕は戸惑いながら彼女の顔を見つめ、立ち尽くしたままでいる。
「どうしたの?食べないの?」
呆れたように希和が先に椅子に座り食事を始めたのを見下ろし、僕は戸惑いながらいただきますと頭を下げる。戸惑いのせいか喉を食事が中々通らない、それを感じながら僕は彼女が食事をするのを眺めた。淡々と食事をする彼女は、口にしている料理の味なんか感じていないみたいだ。
「何?ずっと見て。」
食事中ずっと監視するような僕の視線に、流石に希和が訝しげな視線を向ける。僕は慌てて料理を口にして美味しいねと呟くと、彼女は少しだけ驚いたように視線をあげて僕を見た。
「何?」
「あなたが美味しいなんて言うの初めて聞いたわ。」
少しだけ希和が嬉しそうに微笑んで、僕は笑顔に少し安堵する。よかった、あの夢と現実は何から何まで同じ訳じゃないみたいだ。そう心の中で呟いて、僕は安心しながら食事を続けた。
「ねぇ。」
「なんだい?」
「私達、別れましょ。」
え?と僕が声をあげて彼女の顔を見上げると、彼女は微笑みながら呟く。
「今更美味しいだなんて、遅いのよ、あなた。」
彼女は悲しげに呟きながら、呆然としている僕から視線を反らして立ち上がる。食器を片付けながら彼女が流しで背を向けて泣いているのがわかって、僕は戸惑いながら立ち上がり彼女に歩み寄った。
「希和、別れるなんて何で?」
「だって、あなた私の好きなことひとつも知らないでしょ?」
振り返った彼女のの瞳が涙でギラギラと輝いて、僕の視界に包丁が握られた希和の手が見える。刺されるかもしれない。僕の一瞬の考えが間違いでなかったことが、僕の視界の中で蛍光灯を反射してギラリと鈍く光った。
※※※
「ご飯できたんだけど」
揺り起こされ僕は再び目を覚ました。僕は絶望的な気分で、転た寝の姿から体を起こして希和を見上げる。彼女は僕に気がつきもせずにスタスタとテーブルに向かって歩き始めていた。もう、何度この場面を繰り返しているんだろうと僕は考える。何をどうしても僕は最後に希和が握る包丁に辿り着いてしまうのだ。
一度は宥めて誉めて誉めて褒め尽くしたが、嘘つきねと彼女は泣きながら包丁を握った。
一度はそのまま脱兎のごとく逃げ出したが、エレベーターホールにたどり着く前に悪鬼のような顔をした包丁を振りかざした希和に追いかけられた。正直、もう逃げるは選択したくないと思う、圧巻の鬼の形相だったので直ぐ逃げるは今では選択肢から真っ先に外している。
言葉を変えても結局好きなことも知らないに辿り着くから、今度は好きなもの探しを繰り返している。ドライブや映画鑑賞、音楽の種類まで試したのに、どれもこれも違うわ、あなたって何もわかってないと包丁を握るのだ。溜め息混じりに俯いた僕の姿に、希和が不思議そうに立ち止まり振り返る。
「どうかしたの?」
流石に僕だってこう同じことを、延々と繰り返し続けるのに正直飽きてきたのだ。最後はどうせ私のことなんて分からない=包丁なので、僕にしても少しはヒントくらい寄越せと言いたくなる。
「つまらないよな。」
呟いた言葉が聞こえなかったのか、希和が何?と問いかけながら数歩戻った。スレンダーな腰を捻りながら立ち尽くす姿は、贔屓目で見てもスタイルがいい女だ。なのに、この後決まったように私のことなんか知りもしないでと僕を罵りながら包丁を握る。そう思うと正直苛立ち始めている自分に気がつく。僕が何をしたって言うんだ?僕はただ普通に毎日を繰り返しただけじゃないか?なのに、何だってお前は僕を罵って何度も僕に包丁を向けるんだ。
「あなた?」
その言葉に苛立ちが頂点に達するのが感じた。僕はやおら立ち上がると、一直線に歩み寄り彼女の顔を殴り付ける。床に倒れた希和は呆然と僕の事を見上げ、何かを呟いたが僕の苛立ちは止まらなかった。何せ何度も包丁を向けられ続けていたんだから、一発で済む筈がないじゃないか。僕は自分の気の済むまで馬乗りで希和の事を殴り続け、気がつくと顔の原型を留めていないグッタリした肉の塊が床に転がっていた。どうしようこれじゃ包丁を握れないじゃないかと僕は戸惑い立ち上がり、救急車でも呼べばいいのかと思案しながら電話に向かう。
「なんでごどずるのよ、ごのひどでなじ。」
濁音だらけの言葉に振り返ると、包丁を握りしめた希和が蛍光灯の下ボロボロの姿でふらつきながら立っている。僕は正直その姿を見て安堵したんだ。だって、あんなボロボロの希和を残されても、僕にはどうしようもなかったから。
※※※
「ご飯できたんだけど」
この言葉は一体何度目だろう、僕はやおら立ち上がると彼女の腕を引きずり思いっきり床に殴り倒す。昏倒した希和に馬乗りになり乱暴に衣類を引きちぎり、グッタリした希和をビニール紐で縛り上げる。
何度やっても結局変わらない結果に、僕は密かに試したかった事をこんな時こそ希和で試してみることにしたんだ。高校の辺りに僕は、こんな風に人を縛る写真を見て興奮したことがある。様々に縛り、鞭で打ちすえ、蝋を垂らす。それに喜ぶ女の写真は、僕の興奮を誘う。でも、そんなことしたいなんて彼女に言ったら普通は気持ち悪いし引かれるだろう?出来るわけがないから、諦めていたけど、この永遠みたいな繰り返しの中で試しに楽しむことに決めたんだ。
淫らなビニール紐で括られくびりだされた女体が、足を胡座にして卑猥に股をさらけ出して床に転がっていた。案外亀甲とか簡単に縛れるもんなんだな、本を見たわけでもないのに本能的にやったのだけど綺麗に縛れた。僕は案外才能があるのかもと、床に無様に転がる女を眺める。気がついた希和は片方の頬を晴れ上がらせて、戸惑いに満ちた瞳で天井から見下ろす僕を見上げた。
「何でこんなことするの?」
怯える希和に僕はにこやかに微笑みながら、自分では動けない胡座の体を転がす。悲鳴をあげる希和の体をゴロンと逆さまにして、胡座を天井に向ける。胡座の間で丸見えの広げられた肉ビラを指で弄ぶと、なんだ簡単に奥から汁を出し始めるじゃないか。
「なんだ、希和はこういうのが好きだったんだ?」
そう呟くと希和は違うわと悲鳴をあげる。でも、希和の体の方は正直で、胡座の股間は滴りそうな位グチョグチョに濡れていた。明るい場所でゆっくり覗いたこともないから指で広げて覗き混むと、奥から糸を引くくらいネバネバした粘液を溢れさせて肉ヒダがひくついてる。
「凄いな、何もしてないのにこんなに溢れてきてるじゃないか。希和。」
問いかける声に真っ赤になった希和が唇を噛んで首を横にふるから、僕は1度離れると何か使えるものが無いかなと考え込む。逆さまに放置されたままの希和が、憤りに声をあげるのが聞こえる。
「あなた?何してるの?ねぇ!」
希和を存分にいたぶりたいけど、希和のあげる金切り声は耳障りだった。僕は引きちぎった布の中でも潔癖症な希和が一番屈辱的に感じるだろう下着を選びとって、希和の口に乱暴に捩じ込んだ。涙目でウグウグと呻いている希和に僕は満足して、何から試そうか考え込む。
「何からしよう?希和。ここをこんなにしてるいけない子に何から試そうか?」
残忍に嗤う僕の顔を逆さまで見上げた希和の怯えた顔が、僕にはとてつもなく興奮するのが分かる。失敗したらただ彼女を自由にすれば包丁を握りしめた後で、元通りの希和に戻ると分かっているから僕は余裕だった。残念なのは今から何かを購入しても、届くまで待っていられないことくらいだ。だから、家にあるもので工夫するしか僕には手段がない。
「先ずは、これから試そうかな。」
僕は笑いながら希和の股間の邪魔な毛を綺麗に剃り落として、赤く熟れた陰核の皮を剥くと電動歯ブラシの先を押し当てる。胡座の太股がビクビク痙攣するのを眺めながら、希和の顔を覗きこむと真っ赤に熟れた頬で快感に潤んだ瞳で僕を睨む。
「そんな目で睨むなんて、希和は悪い子だな。仕方がないなぁ。」
僕の声に希和が目を見開き、逃げようと腰をくねらせている。無造作にその濡れきった膣に彼女の化粧水のボトルを捩じ込んで出し入れしながら、陰核を電動歯ブラシで擦りたてた。身動きのとれない胡座の股間がヒクヒク痙攣するのを僕は無表情に眺めながら、希和が刺激に堪えられずに絶頂に達するまで続ける。僕は飽きることなくそれを執拗に何度も繰り返し続け、希和が感じすぎて自分の顔に向けて失禁するまで同じことを繰り返す。失禁をもろに被った後、口から涎まみれの下着を引き摺り出しても希和はグッタリと声もあげられない。僕は満足しながら、もう一度膣を掻き回して陰核を擦りあげるのを繰り返した。
「ひぃ!ひぃい!もうやぁ!やめてぇ!あふぅ!」
グチョグチョ音をたてて膣を掻き回してやると、希和は今まで聞いたことのない喘ぎ声をあげる。こんな格好で股間に異物を捩じ込まれて、はしたなく喘ぎ汁を撒き散らす希和の姿に僕は激しい興奮を覚えた。こんなに興奮する行為が世の中にあるなんて僕は知らなかったし、希和も嫌だと言う割には潮を吹きながら感じまくっているじゃないか。どうせこの後巻き戻されるんだから、僕は仕事も行かずに時間をじっくり楽しむことに決めた。そうなれば、希和のためのお道具もネットで購入するだけでいい。
「あなた、もうやめて、許して。」
憐れに泣いている希和の顔を見ると、僕は背筋がゾクソクしてくる。僕の残忍な笑顔に希和は怯え泣き出し、僕は更に興奮しながら彼女の体を開発し始めた。陰核と乳首を洗濯バサミで挟んだ時の希和の喘ぎめいた悲鳴は、最高に良くて興奮に肉棒が熱く膨らんだ。
何度か洗濯バサミを弾くのと膣を掻き回してやると、やがて腰をガクガクさせて希和は絶頂に達して失神した。気を失ってる間に手足の血行を戻してやるのは、僕のせめてもの愛情だ。ベッドのヘッドボードを使って手足上に固定して股間をさらけ出した希和の姿を僕は何気なく誰かに見せたくなった。
「希和、今ね、お前の恥ずかしい姿を視られてるよ?」
目の前にカメラを置いてパソコンに希和のエロ画像を保存しながら、そう希和に告げたのはほんの冗談だった。それなのに、希和が股間を震わせて見ないでぇと甘ったるい声で換気の声をあげたのに気がつく。グチョグチョのマンコを触りもしないのに、ひくつかせて希和が甘い声で視ちゃ駄目と繰り返しながら1人で絶頂に達したのを僕はカメラ越しに視ていた。
なんだ、希和はこういうのが好きな女だったのか。
僕はそれを知って躊躇うこともなく、画像をネット配信し始めたと大袈裟に嘘をつく。視聴者数を言うと希和は嘘と泣きながら激しく潮を吹き、僕は希和の陰核を糸で縛り洗濯バサミと彼女の買い込んだ調味料でいたぶってやる。やがて練り辛子で晴れ上がった陰核をちょっと揉むだけで希和が達するようになったのを眺めながら、そそりたった肉棒を膣に捩じ込む。視られていると思っている希和は肉棒を捩じ込まれると狂ったように喘ぎ、腰を自分からガクガクと降り続けた。
僕はその後いやと言うほど縛ったままの希和の体を蹂躙し、前も後ろも肉棒で犯し尽くして楽しんだ。途中ネットで注文した大量のお道具も加わって、希和は僕が休憩する間も前と後ろの穴を張形でほじくられ続けた。希和は殆どにあられもなく反応し、何度も悲鳴をあげて失神しながら絶頂に達した。
「ひぃい!もう許してぇ!オマンコ壊れるぅ!」
壊れればいいんだと心の中で思う。すっかり壊れて包丁を握ることを忘れてしまえばいいんだと、僕は存分に楽しみながら考える。何度も繰り返しておかしくなってしまえば、希和が包丁を握って追いかけてくることもなくなるだろう。まあ、もし包丁を握ってきたら、また繰り返してもっと完全に壊してから解放すればいいだけだ。
「お前、こんなことが好きだなんて、変態だったんだな?ん?気持ちいいか?」
「ひぃ!気持ち、いい!」
「この変態め!見られてよがる、雌が!」
希和を責めるのを楽しむうちに、僕の内面も大きく変わり始めるのが分かる。もう相手の何が弱い部分なのか見ているだけで感じる僕は、毎日を繰り返すだけの僕ではなくなったのだ。
「俺にこんなことされて、お前大喜びだな?ん?」
「いやぁ!違うのぉ!もう、やめて!いぐぅ!」
「なんだよ、またイクのか?ん?変態だな、お前は。」
腰を降りながら俺が希和に嘲る言葉を投げつけると、希和は本気で泣きながら潮を吹いて喜んだ。だから、俺は迷わず熾烈な調教を続けた。大人の玩具だけでなく希和の大事にしている調理道具も沢山使ってやって、希和が満足するまでたっぷりと犯し尽くした。擂り粉木を腸に捩じ込み泡立て器を膣に嵌め込んでやると、希和は白目を剥いて痙攣する。これで、料理をする度に股間を濡らす変態に希和はなるだろうと考えながら、膣に菜箸を束にしてねじ込んだ。やがて従順になった希和に、俺はお前は俺の奴隷だと教え込んだ。
「ひぃ!ひぃい!」
「いいか?!お前は俺の雌穴だ!いいな!」
ガクガク頷く希和を見て、完全に希和を躾たと俺は安堵した。これで包丁は終わるかもしれないし、これで希和は俺の言うことを大人しく聞くようになるかもしれない。解放した後希和は俺に呟くように何かを言い、俺は聞き取れなかったが疲労に負けて眠り落ちる。もし、失敗なら目が覚めた時には、希和が包丁を持って待っているか、また繰り返しが始まるのだとたかを括っていた。だから、目が覚めた時に自分が一人で裸で寝ていたのに、逆に僅かに驚いたほどだ。下だけ衣類を身に付けて、リビングに戻るとダイニングテーブルに既に冷めた料理の並んだままなのを眺める。希和は律儀に毎食手作り料理を並べた。必ず主食に汁物、主菜に副菜を2品。料理のための調味料も、料理をしない自分には分かりもしないものもある。しかし、数日前の手間のかかった料理な上に冷めてしまえば味も落ちるから、俺はもう手をつける気にもならない。また希和に作らせればいいだけの事だ。
どうやらあの繰り返しは逃れたらしいが、希和は何処にいるのだろう。
長く人の気配のないリビングは、シンと静まり返って床まで冷えきっていた。微かに壁越しに聞こえる水音に俺は、なんだ風呂かよと心の中で悪態めいた言葉を呟く。
希和がああいう嗜好だったんなら、また風呂場でたっぷりと調教してやるのも楽しいかもな。
そう考えた途端、俺は自分の肉棒が服の中でムクムクと固さを増すのを感じる。無意識に肉棒を撫で固さを確かめながら、ふとリビングのテーブルの上にメモ書きがあるのに気がついた。何気なく歩み寄り覗きこむと、見慣れた希和の文字がメモの上に踊っている。
《あなたは私の好きなことを分かってくれない。だから、私はもう見ないし泣きもしないわ。》
何をいってるんだ、お前の好きなことをあんなにたっぷりとしてやって、お前は泣いて喜んでたじゃないか。俺は不貞腐れた気分でメモを握り潰し、聞き分けのない希和を今度は何で責めてよがらせるか頭の中で想像する。本気でネット配信してやるのも楽しいかもなと考えながら、俺は無造作に風呂場の戸を開く。すると、そこには希和の柔らかな白い尻が、真っ直ぐにこちらに向けて突き出されている。俺の足音を聞き付けて希和は態々バスチェアを抱きかかえ、扉に尻を向けて屈みこんでいたのだろう。尻をヒクヒクさせている希和に俺はなんだと笑みを浮かべ、その場でそそりたった肉棒を取り出す。
自分から尻を差し出して待ってるなんてイヤらしい女だな。希和は。
硬い肉棒でズプリと一気に膣を貫きながら俺は、その白磁のような尻を平手で打ち腰を叩きつける。飛沫で滑る白い尻を散々殴りながら腰を振り続けた俺は、散々詰る言葉を投げつけたが希和は今度はピクリともしない。それでも希和は興奮しているのか、膣で俺の肉棒をギュウギュウと痛いほどに締め付けしごく。反応のない泣きもしない希和の膣と腸を裂ける程たっぷり犯して射精してから、俺はその激しい飛沫に何時までも洗われ続けた希和の顔を思い出したように覗きこんだ。そこにあったのは俺の予想とは全く違う光景だった。
なんだ、お前そんなに見たくも泣くのもごめんだったのか。
俺は満足した肉棒を抜き、呆れたように溜め息をついてその場を離れる。リビングの床に落ちたメモを何気なく拾い上げ、もう一度シワを伸ばして眺めながらテーブルに向かう。何気なく冷めた料理を眺めながら、俺は一人で首を傾げながら辺りを眺めた。
結局お前の好きなものって何だったんだ?
今更見直して気がついたが、メモの最後には小さく付け足したような希和の文字が刻み込まれていた。
《いつか同じ目にあわせてやるから》
※※※
カランと軽やかな音をたててドアか開き、久保田の話に引き込まれていた自分はカウンターで飛び上がる。自分の驚きように久保田は、微かに可笑しそうに頬を緩ませた。
驚きましたか?
驚くに決まってるじゃないですかと自分が言うと久保田の目が細く笑う。それで結局奥さんは何が好きで、風呂場でどうなってたんですか?と自分が問いかけると、久保田はにこやかに笑って扉に向かっていらっしゃいと告げる。つられて自分が視線を深碧のドアに向けると、そこには白い杖をついた中年に差し掛かる頃合いの男性がいた。店に慣れているのか彼はコツコツと杖で先をつくと、少し足を引きずりながらカウンターの前の椅子の位置を確認して座る。その顔を盗み見た時、自分はギョッとした。その男性の目が全く感情のない視線で、目の端からこっちを眺めているのだ。しかも、その瞳の端に抉れたような醜い傷跡が走っている。
久しぶりですね、外崎さん。何時ものでいいですか?
久保田の言葉に男の口の端が笑うように持ち上がり、掠れた声が頼むと告げた。そして、男は自分の方に顔を向け、視点の会わない目が一本の傷で繋がっているのを見せるようにして笑いかけてくる。
マスターの話は面白かったかい?
戸惑いながらはいと答えると男は、それは良かったと掠れた声で答えながら首元を隠していたスカーフをはずした。そこにも目と同じく深い傷跡が走っているのに自分の視線が釘付けになる。男はまるでその視線を感じ取っているみたいに、その女が好きだったのはきっとと低く呟く。
その先を聞く前にその男の両目が義眼なのだと気がついて、自分は慌ててスツールから滑り降りると会計をおいて店を逃げるように飛び出す。まるで、マスターの話の中の気味の悪い男が、本当に話から抜け出て来たように感じたからだ。だって、聞いていた話を考えると妻は風呂場で死んでいたんじゃないのか?死んでいるのに気がついたのに男は、平然と料理なんか眺めて妻の好きなものなんて考えてるんだ。それに見もしないし泣きもしない妻と同じ目って……。
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