390 / 392
[リア]
夜会の伝説 §2
しおりを挟む
お金と権力という明確な目的がある以上、積極的に攻めているのは女性のほうだ。既成事実さえ作れば結婚できる――そう考えた令嬢たちはくまんつ様に群がり、どうにかして振り向かせようと、あの手この手で誘っている。
しかし、くまんつ様は賢い方だ。女性の誘いにホイホイ乗るタイプではない。
「誘っても結果が出なかった。そこで令嬢たちは、後先考えずに『関係を懇願』してしまった……」
「お誘いと、お願いの違いということですか?」と、イレーネさんは真っ赤な頬を押さえながら言った。
「そう。想像してみて。似ているけれど、まったく違う結果になるはずなのよ」
男性が女性の誘いに乗った場合、紳士として理性的に振る舞えなかった責任や、処女を奪った責任などが発生する。
令嬢の父親が事実を知れば、大喜びで彼に結婚を迫るだろう。
「一度誘いに乗ったらおしまいよ。『妊娠した』とでも言われたら、もう結婚は不可避でしょう?」
「でも、懇願した場合も結果は同じになりませんか?」と、キャスカさんが目をぱちくりさせた。
「『今夜だけでいいからお願い』と関係を求められた場合、そのお願いをかなえてあげた時点で、約束と責任を果たしたことになりませんか? だって願ったとおりにしてもらったのですよ?」
「あ……っ!」
彼女たちは互いに顔を見合わせ、うなずき合っている。
貴族女性には、一部うぬぼれの強い人たちがいた。家に地位や財があるというだけで、自分に特別な価値があると思い込んでいるタイプだ。自分が体を差し出せば、彼が夢中になって求婚してくれると過信していても不思議ではない。
「令嬢本人たちが口を閉ざしているのは、それが『過ち』だからでは? 正義感の強いくまんつ様は『自分を大切にしろ』と説得したはずです。それでも相手が好意を示して引かなかった。彼は淑女に恥をかかせないよう応えるしかなくなった。女性の扱い方は適切で、文句のつけようがなかった。でも令嬢にとっては作戦の失敗なのです。不名誉な過去だから触れてほしくない。世間はおろか、親に知られても困るのでは?」
馬車は一瞬しんと静まりかえった。
「そ、そこまでして婚約に至らなかったら、いたたまれないですわ。わたくし、想像しただけで吐きそう。絶対に、誰にも話せない……」
イレーネさんは震えながら言った。
「策に溺れ、自分が仕掛けた罠に自ら落ちてしまった……。すごいですわ、リア様! 名探偵クリストファー・ジョンみたい!」と、ジュリアさんは興奮して足をパタパタさせている。
「くまんつ様は戦略を立てるプロ……頭のキレる人物なのだよ、ドノヴァン君」
「きゃーっ♪ なりきっているー!」
「うふふ。全部ただの推測ですけれどね」
淑女に恥をかかせないことは、オルランディア紳士のたしなみだ。その道理だと、好意を告げられて一夜の情けを懇願されたら、応じるのが常識ということになる。
だから既婚者は社交の場に夫人を伴って出ていくのかもしれない。現場に妻がいれば虫除けになるし、仮にほかの女性から「お願い」をされても、それを口実に拒否できる。
チクチクする胸を押さえた。
「わたしの推測が正しかったとして、今後も誰かに懇願をされたら……」
「ヴィルヘルム様のことが心配なのですね?」と、イルサが泣きそうな顔で言った。
「あ、いいえ。旦那様は嫌なものは嫌だと言いますわ。元来わがままワンコで、甘えん坊将軍ですから、彼独自の思考回路があるのよ」
わたしの答えが面白かったらしく、車内は大爆笑になった。
「気になったのは、くまんつ様のほうです。彼は今後も応え続けるのかしら」
「あれだけモテると、女性からの評判が多少悪くなったところで影響はなさそうですわ」と、イレーネさんは言う。
くまんつ様から想いを告げられたことは、皆に話していなかった。
――例えば今日、彼がどこかの令嬢に応えたとして、わたしはそれをどう受け止めたらいいのだろう。
「リア様? どうなさったの?」と、イレーネさんがわたしをのぞき込んだ。
「あ……ううん。平気よ」
窓の外を流れる景色に目をやった。
彼は夫の友人であり、わたしにとっては第二夫「候補」でしかない。わたしに彼の行動を制限する権利は今のところ何もなかった。
お義父様は常々、わたしにこう言う。
「政略優先なら多少のことは目をつぶれ。しかし人間性を優先するのなら、一切の妥協はするな」と。
わたしは彼をどうしたいのだろう……。
☟
会場入り口の手前にある待ち合わせロビーで、第三騎士団の皆さまと合流した。
もともと招待されていた人と、その友達枠で来た人たちを入れると総勢二十名以上。この即席の「イレーネ騎士団」は副団長が指揮を執っており、三班に分かれて三人の令嬢をそれぞれ護ることになる。
「困ったことがあったら、誰でもいいので三秒以上じっと目を見ろ。それが合図だ。離れていてもすぐ助けに行く」と、くまんつ様は言った。
彼女たちは想像すらしていなかった手厚い待遇に感動している。特に騎士マニアのイレーネさんは、目の前にずらりとそろった憧れの騎士様に興奮が止まらなかった。
「さあ、三人ともよろしいですか? 婚活しますよぉー。えいっ、えいっ、おーっ」
わたしはこぶしを振り上げた。
「リア、君という人は……」
「あ……」
夫が微妙な面持ちでこちらを見ていた。
「悪い子ですね」と、アレンさんは両手でわたしのこぶしを包んで隠している。
淑女は「さあ婚活するぞ」なんて言わない生き物だ。
「ごめんなさい、ちょっと気合いを入れようと思っただけなのです。今日はがんばらないといけないから……」
「わかっていますよ。あなたは友人思いで慈悲深い聖女ですから」
アレンさんは笑いながらこぶしを下におろすと、それを自分の腕に巻きつけた。
「作戦上、本日のエスコート役は私です」
「よ、よろしくお願いします」
顔から燃えさかる炎を噴き出しながら、しずしずと淑女らしく入り口へ向かう。
ふと待ち合わせロビーの四方八方から妙な視線を感じた。やたらとこちらを見ている人が多い。なんとなく、ざわついている気もした。集まる視線から感じるのは、控えめに言っても良い感情ではない。
「アレンさん、ちょっと待って」
歩みを止め、音に意識を集中させた。
「不敬罪」「婚約破棄」「キズモノ」「図々しい」など、ひそひそとネガティブな言葉が聞こえてくる。
――まさか、イレーネさんを連れているせい?
「これは……思った以上に深刻ですわ」と、思わずつぶやいた。
「大丈夫です。作戦どおりに」
アレンさんは落ち着いた口調で言った。
わたしのお役目はシンプルだ。こちらに聞こえるように何か言う人と、片っ端から戦うこと。
オルランディアの貴族は争わないことをヨシとする。だから、聞こえないようにヒソヒソ言う人には目をつぶろう。
ただ、面と向かって悪意をぶつけてくる人は、対立する気があるうえに、拡声器と同じ役割をしているから話は別だ。
鎮静化のポイントは、一度その拡声器を黙らせること。できることなら、その拡声器をこちらの陣営に取り込んで利用したい。
夫を前面に出すと王族パワーで押さえつけたようになってしまうし、くまんつ様だと武力で脅したようになってしまう。だから今回はアレンさんとタッグを組んでいた。
しかし、くまんつ様は賢い方だ。女性の誘いにホイホイ乗るタイプではない。
「誘っても結果が出なかった。そこで令嬢たちは、後先考えずに『関係を懇願』してしまった……」
「お誘いと、お願いの違いということですか?」と、イレーネさんは真っ赤な頬を押さえながら言った。
「そう。想像してみて。似ているけれど、まったく違う結果になるはずなのよ」
男性が女性の誘いに乗った場合、紳士として理性的に振る舞えなかった責任や、処女を奪った責任などが発生する。
令嬢の父親が事実を知れば、大喜びで彼に結婚を迫るだろう。
「一度誘いに乗ったらおしまいよ。『妊娠した』とでも言われたら、もう結婚は不可避でしょう?」
「でも、懇願した場合も結果は同じになりませんか?」と、キャスカさんが目をぱちくりさせた。
「『今夜だけでいいからお願い』と関係を求められた場合、そのお願いをかなえてあげた時点で、約束と責任を果たしたことになりませんか? だって願ったとおりにしてもらったのですよ?」
「あ……っ!」
彼女たちは互いに顔を見合わせ、うなずき合っている。
貴族女性には、一部うぬぼれの強い人たちがいた。家に地位や財があるというだけで、自分に特別な価値があると思い込んでいるタイプだ。自分が体を差し出せば、彼が夢中になって求婚してくれると過信していても不思議ではない。
「令嬢本人たちが口を閉ざしているのは、それが『過ち』だからでは? 正義感の強いくまんつ様は『自分を大切にしろ』と説得したはずです。それでも相手が好意を示して引かなかった。彼は淑女に恥をかかせないよう応えるしかなくなった。女性の扱い方は適切で、文句のつけようがなかった。でも令嬢にとっては作戦の失敗なのです。不名誉な過去だから触れてほしくない。世間はおろか、親に知られても困るのでは?」
馬車は一瞬しんと静まりかえった。
「そ、そこまでして婚約に至らなかったら、いたたまれないですわ。わたくし、想像しただけで吐きそう。絶対に、誰にも話せない……」
イレーネさんは震えながら言った。
「策に溺れ、自分が仕掛けた罠に自ら落ちてしまった……。すごいですわ、リア様! 名探偵クリストファー・ジョンみたい!」と、ジュリアさんは興奮して足をパタパタさせている。
「くまんつ様は戦略を立てるプロ……頭のキレる人物なのだよ、ドノヴァン君」
「きゃーっ♪ なりきっているー!」
「うふふ。全部ただの推測ですけれどね」
淑女に恥をかかせないことは、オルランディア紳士のたしなみだ。その道理だと、好意を告げられて一夜の情けを懇願されたら、応じるのが常識ということになる。
だから既婚者は社交の場に夫人を伴って出ていくのかもしれない。現場に妻がいれば虫除けになるし、仮にほかの女性から「お願い」をされても、それを口実に拒否できる。
チクチクする胸を押さえた。
「わたしの推測が正しかったとして、今後も誰かに懇願をされたら……」
「ヴィルヘルム様のことが心配なのですね?」と、イルサが泣きそうな顔で言った。
「あ、いいえ。旦那様は嫌なものは嫌だと言いますわ。元来わがままワンコで、甘えん坊将軍ですから、彼独自の思考回路があるのよ」
わたしの答えが面白かったらしく、車内は大爆笑になった。
「気になったのは、くまんつ様のほうです。彼は今後も応え続けるのかしら」
「あれだけモテると、女性からの評判が多少悪くなったところで影響はなさそうですわ」と、イレーネさんは言う。
くまんつ様から想いを告げられたことは、皆に話していなかった。
――例えば今日、彼がどこかの令嬢に応えたとして、わたしはそれをどう受け止めたらいいのだろう。
「リア様? どうなさったの?」と、イレーネさんがわたしをのぞき込んだ。
「あ……ううん。平気よ」
窓の外を流れる景色に目をやった。
彼は夫の友人であり、わたしにとっては第二夫「候補」でしかない。わたしに彼の行動を制限する権利は今のところ何もなかった。
お義父様は常々、わたしにこう言う。
「政略優先なら多少のことは目をつぶれ。しかし人間性を優先するのなら、一切の妥協はするな」と。
わたしは彼をどうしたいのだろう……。
☟
会場入り口の手前にある待ち合わせロビーで、第三騎士団の皆さまと合流した。
もともと招待されていた人と、その友達枠で来た人たちを入れると総勢二十名以上。この即席の「イレーネ騎士団」は副団長が指揮を執っており、三班に分かれて三人の令嬢をそれぞれ護ることになる。
「困ったことがあったら、誰でもいいので三秒以上じっと目を見ろ。それが合図だ。離れていてもすぐ助けに行く」と、くまんつ様は言った。
彼女たちは想像すらしていなかった手厚い待遇に感動している。特に騎士マニアのイレーネさんは、目の前にずらりとそろった憧れの騎士様に興奮が止まらなかった。
「さあ、三人ともよろしいですか? 婚活しますよぉー。えいっ、えいっ、おーっ」
わたしはこぶしを振り上げた。
「リア、君という人は……」
「あ……」
夫が微妙な面持ちでこちらを見ていた。
「悪い子ですね」と、アレンさんは両手でわたしのこぶしを包んで隠している。
淑女は「さあ婚活するぞ」なんて言わない生き物だ。
「ごめんなさい、ちょっと気合いを入れようと思っただけなのです。今日はがんばらないといけないから……」
「わかっていますよ。あなたは友人思いで慈悲深い聖女ですから」
アレンさんは笑いながらこぶしを下におろすと、それを自分の腕に巻きつけた。
「作戦上、本日のエスコート役は私です」
「よ、よろしくお願いします」
顔から燃えさかる炎を噴き出しながら、しずしずと淑女らしく入り口へ向かう。
ふと待ち合わせロビーの四方八方から妙な視線を感じた。やたらとこちらを見ている人が多い。なんとなく、ざわついている気もした。集まる視線から感じるのは、控えめに言っても良い感情ではない。
「アレンさん、ちょっと待って」
歩みを止め、音に意識を集中させた。
「不敬罪」「婚約破棄」「キズモノ」「図々しい」など、ひそひそとネガティブな言葉が聞こえてくる。
――まさか、イレーネさんを連れているせい?
「これは……思った以上に深刻ですわ」と、思わずつぶやいた。
「大丈夫です。作戦どおりに」
アレンさんは落ち着いた口調で言った。
わたしのお役目はシンプルだ。こちらに聞こえるように何か言う人と、片っ端から戦うこと。
オルランディアの貴族は争わないことをヨシとする。だから、聞こえないようにヒソヒソ言う人には目をつぶろう。
ただ、面と向かって悪意をぶつけてくる人は、対立する気があるうえに、拡声器と同じ役割をしているから話は別だ。
鎮静化のポイントは、一度その拡声器を黙らせること。できることなら、その拡声器をこちらの陣営に取り込んで利用したい。
夫を前面に出すと王族パワーで押さえつけたようになってしまうし、くまんつ様だと武力で脅したようになってしまう。だから今回はアレンさんとタッグを組んでいた。
19
あなたにおすすめの小説
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハーレム異世界ラブコメ〜
ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉
転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!?
のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました……
イケメン山盛りの逆ハーレムです
前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります
小説家になろう、カクヨムに転載しています
二度目の召喚なんて、聞いてません!
みん
恋愛
私─神咲志乃は4年前の夏、たまたま学校の図書室に居た3人と共に異世界へと召喚されてしまった。
その異世界で淡い恋をした。それでも、志乃は義務を果たすと居残ると言う他の3人とは別れ、1人日本へと還った。
それから4年が経ったある日。何故かまた、異世界へと召喚されてしまう。「何で!?」
❋相変わらずのゆるふわ設定と、メンタルは豆腐並みなので、軽い気持ちで読んでいただけると助かります。
❋気を付けてはいますが、誤字が多いかもしれません。
❋他視点の話があります。
異世界に行った、そのあとで。
神宮寺あおい@1/23先視の王女の謀発売
恋愛
新海なつめ三十五歳。
ある日見ず知らずの女子高校生の異世界転移に巻き込まれ、気づけばトルス国へ。
当然彼らが求めているのは聖女である女子高校生だけ。
おまけのような状態で現れたなつめに対しての扱いは散々な中、宰相の協力によって職と居場所を手に入れる。
いたって普通に過ごしていたら、いつのまにか聖女である女子高校生だけでなく王太子や高位貴族の子息たちがこぞって悩み相談をしにくるように。
『私はカウンセラーでも保健室の先生でもありません!』
そう思いつつも生来のお人好しの性格からみんなの悩みごとの相談にのっているうちに、いつの間にか年下の美丈夫に好かれるようになる。
そして、気づけば異世界で求婚されるという本人大混乱の事態に!
召喚とか聖女とか、どうでもいいけど人の都合考えたことある?
浅海 景
恋愛
水谷 瑛莉桂(みずたに えりか)の目標は堅実な人生を送ること。その一歩となる社会人生活を踏み出した途端に異世界に召喚されてしまう。召喚成功に湧く周囲をよそに瑛莉桂は思った。
「聖女とか絶対ブラックだろう!断固拒否させてもらうから!」
ナルシストな王太子や欲深い神官長、腹黒騎士などを相手に主人公が幸せを勝ち取るため奮闘する物語です。
行き遅れのお節介令嬢、氷の公爵様と結婚したら三人娘の母になりました
鳥柄ささみ
恋愛
お節介焼きで困っている人を放っておけないシアは、数多のご令嬢達から人気の令嬢だ。毎日ファンレターが届き、社交界に出れば令嬢に取り囲まれるほどである。
けれど、それに反比例するように男性からの人気はなく、二十七だというのに嫁の貰い手もないため、毎日母から小言をもらっていた。
そんなある日のこと、突然公爵家から縁談の話が。
シアは公爵家がなぜ自分に縁談など持ち掛けるのかと訝しく思いつつ話を受けると、なんと公爵の後妻として三人の娘の母代わりになれと言われる。
困惑するも、自分へ縁談を持ちかけた理由を聞いて、お節介なシアは嫁ぐこと決めたのだった。
夫になるレオナルドはイケメンなのに無表情で高圧的。三人の娘も二女のアンナを除いて長女のセレナも三女のフィオナもとても反抗的。
そんな中でもお節介パワーを発揮して、前向きに奮闘するシアの物語。
※他投稿サイトにも掲載中
ブスすぎて嫁の貰い手がないから閨勤侍女になれと言われたので縁を切ります、完全に!完全縁切りの先にあったのは孤独ではなくて…
ハートリオ
恋愛
ルフスは結婚が決まった従姉の閨勤侍女になるよう父親に命令されたのをきっかけに父に無視され冷遇されて来た日々を終わらせようとブラコン父と完全に縁を切る決意する。
一方、従姉の結婚相手はアルゲンテウス辺境伯とのことだが、実は手違いがあって辺境伯が結婚したいのはルフス。
そんなこんなの異世界ファンタジーラブです。
読んでいただけると嬉しいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる