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54.戦いが終わる Side テオ
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【Side テオ】
「おいっ!何をする!儂を解放しろ!儂は国王だぞ!」
捕らえられたドントール国王は、血走った目で叫んだ。兵士に捕らえられ、両手を縄で縛られている。マティアの決死の呼びかけと、リリーとテオの先導、それからバード国の兵士の協力によって、ドントール国王を捕らえることに成功したのだ。
「その男は、国際社会の平和を乱す犯罪者です!離してはなりません!」
リリーはドントール国王に背を向け、はっきりと言い切った。リリーの手は小さく震えている。
ーーーーだいじょうぶ、負けるな。
テオはそっと、リリーの肩を抱いた。
「ふざけるな!!リリー!儂はお前の父親だぞ!お前は実の父親を罪人に仕立て上げる気か!!」
ドントール国王の言葉で、リリーの肩がピクリと動いた。だが、リリーは決して振り返らず、淡々とした口調で言った。
「私はもう……貴方の娘でいることを辞めました。」
そうして、ドントール国王はドントール城の地下牢に幽閉された。 ドントール国王の娘であるリリーとその夫テオによる幽閉は国内外で大きな衝撃を引き起こした。ドントール国は強国であったが、ドントール国王の暴行は多くの隣国にとって脅威であったのだ。
「リリー様とマティア様は、ドントールを守ったのだ!」
ドントール国内においても、多くの人々が王女たちの行動に賛成の意を示し、その動きは広まっていった。 ドントール国民も、国王の侵略行為に反発する人々が数多く存在したのだ。
「ドントール国王を牢から出すな!」
ドントール国王への反発は表面化し、国民はリリーに味方した。
「ドントール国王を解放せよ!」
もちろん、ドントール城には捕らえられた国王を支持する者たちもいた。
「マティア様の覚悟を無駄にするな!私たちで、ドントール国をより良い国にするのだ!」
その中で、リリーを助けたのは、事前にマティアの呼びかけを受けていたドントール国の貴族たちだった。マティアが国内外に送った手紙は、大いに効力を発揮し、大きな戦闘を引き起こすことを防いでいた。
「ど…どうしましょう。えっと…えっと、。」
ドントール国王を捕らえたは良いものの、それからどうしたらいいかわからず混乱するリリーを支えたのは、夫であるテオだった。
「だいじょうぶだ。全部、上手くいっている。」
「テオ様‥‥。」
「リリーはただ、堂々としていればいい。細かいことは全部俺に任せろ。」
テオはリリーの夫としての役割に加えて、バード国からの支援をもってドントール国内の混乱を鎮めた。
「ドントール国王が投獄されても大丈夫。最強の王女リリーをバード国が全面的に支援するからさ!」
いつも通りのん気な表情を浮かべて、テオはドントールの人々に呼びかけた。
ーーーーなあ、マティア。本当に戦いが止まるぜ?
実のところテオはバード国王に事態を伝えていた。バード国王はマティアが父親に対してクーデターを起こすことすら織り込み済みだったのだ。リリーを主導とする新政権はバード国によって、全面的に支援された。
「新女王リリー!万歳!!」
「リリー様!」
ドントール国王の幽閉から10日後、リリーが新しいドントール国の女王に就任することが決まった。
「私が女王になってしまっていいのでしょうか?私よりもお姉さまのほうがずっとふさわしいんじゃないでしょうか?」
リリーは心配そうな顔で、テオに尋ねた。人々の前では堂々としていても、もともとは大人しくて優しいリリー。
「おいっ!何をする!儂を解放しろ!儂は国王だぞ!」
捕らえられたドントール国王は、血走った目で叫んだ。兵士に捕らえられ、両手を縄で縛られている。マティアの決死の呼びかけと、リリーとテオの先導、それからバード国の兵士の協力によって、ドントール国王を捕らえることに成功したのだ。
「その男は、国際社会の平和を乱す犯罪者です!離してはなりません!」
リリーはドントール国王に背を向け、はっきりと言い切った。リリーの手は小さく震えている。
ーーーーだいじょうぶ、負けるな。
テオはそっと、リリーの肩を抱いた。
「ふざけるな!!リリー!儂はお前の父親だぞ!お前は実の父親を罪人に仕立て上げる気か!!」
ドントール国王の言葉で、リリーの肩がピクリと動いた。だが、リリーは決して振り返らず、淡々とした口調で言った。
「私はもう……貴方の娘でいることを辞めました。」
そうして、ドントール国王はドントール城の地下牢に幽閉された。 ドントール国王の娘であるリリーとその夫テオによる幽閉は国内外で大きな衝撃を引き起こした。ドントール国は強国であったが、ドントール国王の暴行は多くの隣国にとって脅威であったのだ。
「リリー様とマティア様は、ドントールを守ったのだ!」
ドントール国内においても、多くの人々が王女たちの行動に賛成の意を示し、その動きは広まっていった。 ドントール国民も、国王の侵略行為に反発する人々が数多く存在したのだ。
「ドントール国王を牢から出すな!」
ドントール国王への反発は表面化し、国民はリリーに味方した。
「ドントール国王を解放せよ!」
もちろん、ドントール城には捕らえられた国王を支持する者たちもいた。
「マティア様の覚悟を無駄にするな!私たちで、ドントール国をより良い国にするのだ!」
その中で、リリーを助けたのは、事前にマティアの呼びかけを受けていたドントール国の貴族たちだった。マティアが国内外に送った手紙は、大いに効力を発揮し、大きな戦闘を引き起こすことを防いでいた。
「ど…どうしましょう。えっと…えっと、。」
ドントール国王を捕らえたは良いものの、それからどうしたらいいかわからず混乱するリリーを支えたのは、夫であるテオだった。
「だいじょうぶだ。全部、上手くいっている。」
「テオ様‥‥。」
「リリーはただ、堂々としていればいい。細かいことは全部俺に任せろ。」
テオはリリーの夫としての役割に加えて、バード国からの支援をもってドントール国内の混乱を鎮めた。
「ドントール国王が投獄されても大丈夫。最強の王女リリーをバード国が全面的に支援するからさ!」
いつも通りのん気な表情を浮かべて、テオはドントールの人々に呼びかけた。
ーーーーなあ、マティア。本当に戦いが止まるぜ?
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「新女王リリー!万歳!!」
「リリー様!」
ドントール国王の幽閉から10日後、リリーが新しいドントール国の女王に就任することが決まった。
「私が女王になってしまっていいのでしょうか?私よりもお姉さまのほうがずっとふさわしいんじゃないでしょうか?」
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