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2.闇の聖霊との邂逅
レベル……とは?
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俺はリリアに、可能ならば魔族にもレベルを付与出来るよう聖霊様にお願いする旨を伝えた。
ハッキリ言ってこれは、出来れば口にしたくない事でもあったんだ。
そんな事は、考えればすぐに分かる話だ。
もしも人族と魔族が再び相対した時、魔族にレベルが備わっていれば益々手強い相手になるのは火を見るより明らかだからな。
……いや、そんな簡単な事態じゃあ収まらないだろう。
多分そんな事態が引き起こされれば、人族は魔族によって瞬く間に蹂躙されるに違いない。
それを考えた時、俺の脳裏には対応策なんて思いつかずに恐怖しか浮かんでこなかったんだから。
「ふむ……。それで勇者よ。先ほどから質問しているのだが、その『レベル』とは一体何なのだ? 少なくとも我ら魔族の間では、耳にした事も無い言葉なのだが……」
そこでリリアは、最も肝心な部分を問い返してきた。
彼女達が聖霊様から「レベル」について聞き知っていないのなら、この疑問も至極当然だな。
いまだある心の中の葛藤を気にするあまり、どうやら俺はかなり逸っていたみたいだ。
「……そうだな。……リリアは、何故俺はこれ程強くなったと思う?」
リリアに「レベル」を理解して貰うには、本当に1から説明する必要があるみたいだ。
だから俺は、順を追って話す事に決めた。
「何故って……。それは勇者、そなたが選ばれし『勇者』だから……」
「……違う」
しばし考えて語りだしたリリアを、俺は途中で口を挟み噤ませた。
やや怪訝な表情を浮かべた彼女だけど、怒りだしたりはしなかった。
今ここでそんな些細な事に拘るよりも、話を先に進める方が先決だとリリアは分かっているんだ。
「俺が魔王リリアと渡り合う程に力を付けたのは、人族が聖霊様から賜った……」
「……『レベル』のお陰だと言うのだな? では『レベル』を得ると誰でも強くなるのか?」
リリアの言葉を遮って説明をしようとした俺を、今度は彼女が先んじて封じ込めた。
流石は魔王リリア、理解力も群を抜く才女だな。
「……いや、誰でも俺の様に強くなれると言う訳じゃあない。でもレベルを上げれば、もしかすると俺をも凌ぐ戦士が現れるかも知れないな」
「レベルを……上げる?」
俺の台詞に引っ掛かりを覚えたリリアが反問する。
彼女の指摘は的確であり、正しく話の肝を付いて来る。つまり、理解が早く助かるって事だな。
「そうだ。人族は、誰でも最初から強くなれる素養がある訳じゃあ無い。そして『レベル』を聖霊様から付与されたからと言って、即座に強くなる訳でも無いんだ」
「ふむ……。つまりその『レベル』を得る事により強くなる切っ掛けを与えられると言う事なのだろうか? そして強くなる為には、その後の修練が不可欠であると?」
リリアの口にした事を聞いて、俺は思わずニヤリと笑みを浮かべていた。
それを見た彼女は、思わずビクッと身を震わせて少し引いている。
いや、俺って勇者だからね? そんなに邪悪な笑みなんて浮かべてない筈なんだからな?
ただ、俺が思わず口の端を釣り上げてしまうのも仕方がない事だ。
1を話し100を知る……。正にリリアは、それを実践しているんだからな。
「その通りだ。更に言うならば、人族の誰もがレベルを上げ強くなれるとは考えにくい。やはり、戦いに向いている者に適性があると考えて良いだろうな」
「何故だ? レベルを上げれば強くなれるのだろう? 最終的に勇者ほど強くなれなかったとしても、それなりに戦力となるのではないか?」
これもまた、単純に捉えれば自然と思い付く疑問だろう。
リリアの口にした疑問を耳にして、俺は満足げに微笑んで頷いた……んだが。
今度はリリアの表情が強張り、やや青い顔をしている。
……いや、だから俺にはそんな邪な考えは無いんだって。
イルマ、クリーク、ソルシエ、ダレン。メニーナにパルネそして……リリア。
少し前なら考えられない程に、俺の周りは随分と賑やかになった。
そんな彼等彼女等に接している内に、久しく忘れていたコミュニケーションって奴がかなり取れるようになってきた……自覚はある。
でも、まだまだ表情を作るのには無理があるみたいだなぁ……。
なんせ、二十数年もたった1人で秘密を抱えたまま戦い続けて来たんだからな。
会話はともかく、自然に和やかな素振りってのが上手く出来ていなくったって、そこはご愛敬って奴で。
「確かに、レベルを上げれば強くなる。そうだな……レベルが1つ上がれば、元となる力にその何分の1かを加算されて行く感覚だろうか? それを続けていけば、どんな者でも強くなれる道理ではあるんだが」
俺はやや引き気味のリリアには気にしないふりをして、彼女の問いに答えだした。
イチイチ俺のダメージの回復を待っていては、話が進まないからな。
「まずは戦士としての適性如何で初期の力や体力、運動能力や技術力や魔力に神聖力といった、おおよそ戦いに必要な能力は個人の資質によって左右される事。つまり戦いに向かない者、戦いを嫌っている者、そもそも戦う事を念頭に暮らしていない者はこの初期能力がかなり低く、その後レベルを上げても大きな変化が見られない傾向にあるんだ」
俺の話を、リリアはフンフンと頷いて聞いている。
「……なるほど。それは理解出来る。魔族でも、必ずしも全ての者が戦闘に適しているかと言えばそうではないからな。心根の優しいものや心穏やかな者は、確かに成長の伸びが芳しくない」
なるほど、魔族でもそんな事があるんだなぁ。
聖霊様の話では、魔族は分かれた人族よりも戦闘に特化している「前衛種族」という話だったが、長い年月を経てその特性にも影響が出ているって事か。
「……しかし、我らは元々『戦闘種族』と言う話だったな。なればその『レベル』を全臣民に与えれば、かなりの戦力となるのでは……」
「それはダメだ」
リリアの呟きに、俺は即座にダメ出しをした。
その語調がややきつかったせいか、彼女は思わずビクッと身を竦ませていた。
「な……何故だ? この非常事態に全ての者が戦いに身を投じるのは必然ではないのか? 戦いに勝たなければ、平和な世も望むべくも無いのだぞ?」
体勢を立て直したリリアが、至極当然の事を口にした。
確かに、戦いに加わった者が全員死に絶えれば、戦わなかった者の末路も想像に難くない。
ならば平和をもぎ取る為に、全ての民が戦いに参加すると言う事も一方で間違いじゃあないだろう……が。
「戦える前線の者が全員死に絶えれば、確かに後方で戦わず避難している者もいずれは殺されるだろう。結果的に見れば、全員が一丸となって戦った方が勝てる可能性も無い事は無い……が」
「な……なれば!」
「だけど、もしも元来戦いに適さなかった者たちが先に全員死に絶えたとして、残された戦士たちは平和な世を築きそれを守り続ける事は出来ると思うか? 戦闘に適合しない者は、その代わり街の運営や生活に適していたのではないか? そういった者がいなくなってしまっては、勝った処でその町や国や種族は滅びるぞ?」
「む……」
俺がゆっくりと、そして詳しく説明してやると、リリアは言葉を詰まらせ俯き考え込んだみたいだ。
戦いに目が向いている者はついうっかりと「自分が世界を守っている」なんて考えがちだが、戦っていない者も別の場所で別の困難に直面し生活しているんだ。
そしてそれが、俺たちがいずれ帰り着き腰を落ち着ける場所となっている。
「……つまり、レベルの恩恵を受ける者は志願者、または適合者に限ると言う事か」
考えをまとめたリリアが、静かに重々しく口にする。
そしてそれに俺は、静かにゆっくりと頷いたんだ。
今更リリアに事細かに説明しなくとも彼女の事だ。もう俺の言いたい内容は理解しているだろう。
「……なるほど。勇者程ではないにしろ、時折人族の強力な戦士に魔族の者が返り討ちにあったと言う報告があったのはそういうカラクリか。道理で齎される書簡には、人族の事について相反する文言が多いと思った」
今度はリリアの方が、ニヤリと笑みを浮かべる。
しかし彼女のそれは、どちらかと言えば「邪悪」と言うよりも「妖艶」のそれだ。
俺は思わず彼女の表情に魅入ってしまい。
「と……とにかく、レベルについては大体把握した。問題は我らがレベルの恩恵を受ける事が出来るかどうかと……」
「あ……ああ、時間だな」
俺の視線に気付いて顔を真っ赤にしたリリアが取り繕うようにそう発言し、それにつられて俺も照れながら彼女の言葉に続いたんだ。
ハッキリ言ってこれは、出来れば口にしたくない事でもあったんだ。
そんな事は、考えればすぐに分かる話だ。
もしも人族と魔族が再び相対した時、魔族にレベルが備わっていれば益々手強い相手になるのは火を見るより明らかだからな。
……いや、そんな簡単な事態じゃあ収まらないだろう。
多分そんな事態が引き起こされれば、人族は魔族によって瞬く間に蹂躙されるに違いない。
それを考えた時、俺の脳裏には対応策なんて思いつかずに恐怖しか浮かんでこなかったんだから。
「ふむ……。それで勇者よ。先ほどから質問しているのだが、その『レベル』とは一体何なのだ? 少なくとも我ら魔族の間では、耳にした事も無い言葉なのだが……」
そこでリリアは、最も肝心な部分を問い返してきた。
彼女達が聖霊様から「レベル」について聞き知っていないのなら、この疑問も至極当然だな。
いまだある心の中の葛藤を気にするあまり、どうやら俺はかなり逸っていたみたいだ。
「……そうだな。……リリアは、何故俺はこれ程強くなったと思う?」
リリアに「レベル」を理解して貰うには、本当に1から説明する必要があるみたいだ。
だから俺は、順を追って話す事に決めた。
「何故って……。それは勇者、そなたが選ばれし『勇者』だから……」
「……違う」
しばし考えて語りだしたリリアを、俺は途中で口を挟み噤ませた。
やや怪訝な表情を浮かべた彼女だけど、怒りだしたりはしなかった。
今ここでそんな些細な事に拘るよりも、話を先に進める方が先決だとリリアは分かっているんだ。
「俺が魔王リリアと渡り合う程に力を付けたのは、人族が聖霊様から賜った……」
「……『レベル』のお陰だと言うのだな? では『レベル』を得ると誰でも強くなるのか?」
リリアの言葉を遮って説明をしようとした俺を、今度は彼女が先んじて封じ込めた。
流石は魔王リリア、理解力も群を抜く才女だな。
「……いや、誰でも俺の様に強くなれると言う訳じゃあない。でもレベルを上げれば、もしかすると俺をも凌ぐ戦士が現れるかも知れないな」
「レベルを……上げる?」
俺の台詞に引っ掛かりを覚えたリリアが反問する。
彼女の指摘は的確であり、正しく話の肝を付いて来る。つまり、理解が早く助かるって事だな。
「そうだ。人族は、誰でも最初から強くなれる素養がある訳じゃあ無い。そして『レベル』を聖霊様から付与されたからと言って、即座に強くなる訳でも無いんだ」
「ふむ……。つまりその『レベル』を得る事により強くなる切っ掛けを与えられると言う事なのだろうか? そして強くなる為には、その後の修練が不可欠であると?」
リリアの口にした事を聞いて、俺は思わずニヤリと笑みを浮かべていた。
それを見た彼女は、思わずビクッと身を震わせて少し引いている。
いや、俺って勇者だからね? そんなに邪悪な笑みなんて浮かべてない筈なんだからな?
ただ、俺が思わず口の端を釣り上げてしまうのも仕方がない事だ。
1を話し100を知る……。正にリリアは、それを実践しているんだからな。
「その通りだ。更に言うならば、人族の誰もがレベルを上げ強くなれるとは考えにくい。やはり、戦いに向いている者に適性があると考えて良いだろうな」
「何故だ? レベルを上げれば強くなれるのだろう? 最終的に勇者ほど強くなれなかったとしても、それなりに戦力となるのではないか?」
これもまた、単純に捉えれば自然と思い付く疑問だろう。
リリアの口にした疑問を耳にして、俺は満足げに微笑んで頷いた……んだが。
今度はリリアの表情が強張り、やや青い顔をしている。
……いや、だから俺にはそんな邪な考えは無いんだって。
イルマ、クリーク、ソルシエ、ダレン。メニーナにパルネそして……リリア。
少し前なら考えられない程に、俺の周りは随分と賑やかになった。
そんな彼等彼女等に接している内に、久しく忘れていたコミュニケーションって奴がかなり取れるようになってきた……自覚はある。
でも、まだまだ表情を作るのには無理があるみたいだなぁ……。
なんせ、二十数年もたった1人で秘密を抱えたまま戦い続けて来たんだからな。
会話はともかく、自然に和やかな素振りってのが上手く出来ていなくったって、そこはご愛敬って奴で。
「確かに、レベルを上げれば強くなる。そうだな……レベルが1つ上がれば、元となる力にその何分の1かを加算されて行く感覚だろうか? それを続けていけば、どんな者でも強くなれる道理ではあるんだが」
俺はやや引き気味のリリアには気にしないふりをして、彼女の問いに答えだした。
イチイチ俺のダメージの回復を待っていては、話が進まないからな。
「まずは戦士としての適性如何で初期の力や体力、運動能力や技術力や魔力に神聖力といった、おおよそ戦いに必要な能力は個人の資質によって左右される事。つまり戦いに向かない者、戦いを嫌っている者、そもそも戦う事を念頭に暮らしていない者はこの初期能力がかなり低く、その後レベルを上げても大きな変化が見られない傾向にあるんだ」
俺の話を、リリアはフンフンと頷いて聞いている。
「……なるほど。それは理解出来る。魔族でも、必ずしも全ての者が戦闘に適しているかと言えばそうではないからな。心根の優しいものや心穏やかな者は、確かに成長の伸びが芳しくない」
なるほど、魔族でもそんな事があるんだなぁ。
聖霊様の話では、魔族は分かれた人族よりも戦闘に特化している「前衛種族」という話だったが、長い年月を経てその特性にも影響が出ているって事か。
「……しかし、我らは元々『戦闘種族』と言う話だったな。なればその『レベル』を全臣民に与えれば、かなりの戦力となるのでは……」
「それはダメだ」
リリアの呟きに、俺は即座にダメ出しをした。
その語調がややきつかったせいか、彼女は思わずビクッと身を竦ませていた。
「な……何故だ? この非常事態に全ての者が戦いに身を投じるのは必然ではないのか? 戦いに勝たなければ、平和な世も望むべくも無いのだぞ?」
体勢を立て直したリリアが、至極当然の事を口にした。
確かに、戦いに加わった者が全員死に絶えれば、戦わなかった者の末路も想像に難くない。
ならば平和をもぎ取る為に、全ての民が戦いに参加すると言う事も一方で間違いじゃあないだろう……が。
「戦える前線の者が全員死に絶えれば、確かに後方で戦わず避難している者もいずれは殺されるだろう。結果的に見れば、全員が一丸となって戦った方が勝てる可能性も無い事は無い……が」
「な……なれば!」
「だけど、もしも元来戦いに適さなかった者たちが先に全員死に絶えたとして、残された戦士たちは平和な世を築きそれを守り続ける事は出来ると思うか? 戦闘に適合しない者は、その代わり街の運営や生活に適していたのではないか? そういった者がいなくなってしまっては、勝った処でその町や国や種族は滅びるぞ?」
「む……」
俺がゆっくりと、そして詳しく説明してやると、リリアは言葉を詰まらせ俯き考え込んだみたいだ。
戦いに目が向いている者はついうっかりと「自分が世界を守っている」なんて考えがちだが、戦っていない者も別の場所で別の困難に直面し生活しているんだ。
そしてそれが、俺たちがいずれ帰り着き腰を落ち着ける場所となっている。
「……つまり、レベルの恩恵を受ける者は志願者、または適合者に限ると言う事か」
考えをまとめたリリアが、静かに重々しく口にする。
そしてそれに俺は、静かにゆっくりと頷いたんだ。
今更リリアに事細かに説明しなくとも彼女の事だ。もう俺の言いたい内容は理解しているだろう。
「……なるほど。勇者程ではないにしろ、時折人族の強力な戦士に魔族の者が返り討ちにあったと言う報告があったのはそういうカラクリか。道理で齎される書簡には、人族の事について相反する文言が多いと思った」
今度はリリアの方が、ニヤリと笑みを浮かべる。
しかし彼女のそれは、どちらかと言えば「邪悪」と言うよりも「妖艶」のそれだ。
俺は思わず彼女の表情に魅入ってしまい。
「と……とにかく、レベルについては大体把握した。問題は我らがレベルの恩恵を受ける事が出来るかどうかと……」
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