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ルシータに魔物討伐の手伝いをする許可をもらったが、レオナルドがそれに待ったをかけた。
まずはシシルとの試合でシシルに完全勝利する事と、ルシータの特訓を受けて合格を貰う事を条件に加えられた。
シシルには祝儀の際の恨みがあるので、全力でボコれる様になりたい。
しかし色々と忙しくてシシルとの試合を行う事が出来ずにいた。ルドルフを愛でるのと、三人からの手紙の返信に、毎日の勉強に日々の鍛錬。家族との交流etc……。
どれも手を抜けない事ばかりだから仕方がない。
月日は流れ、ルドルフが誕生してそろそろ一年が経とうとしている。
つまりユリアが魔術学園に通う日が迫っているのだ。
最近までユリアの部屋に入り浸ることはなかったのだが、暫く会えない寂しさから再びユリアの部屋へ遊びに行く事が増えた。
今日もユリアの部屋を訪ねると、ユリアはちょうど本棚の本を整理していた。
「ようこそ、レイ。今日も遊びに来てくれて嬉しいわ」
「ユリ...ユ、ユーリ姉様。学園に、家の本を持って行くの?」
「ええ。学園には貴重な書物が揃った図書館があるらしいけれど、慣れ親しんだ本も読みたくなるかも知れないから。念の為に数冊は持って行こうと思って」
ユリアは本棚から一冊の本を取り出した。
「ねえレイ。この本を覚えてる?」
ユリアに近づいてその本を覗き込んだ。
少し古びた本の表紙を見て、レイルークは笑顔を浮かべた。
「あ、懐かしい! それ、魔術の基礎が書かれた指導書!」
「そう。私が引き取られて初めての誕生日に、お義父様とお義母様からのプレゼントで貰った指導書。
公爵の人間になるまでは、魔術の勉強なんてしたことが無かったから。……この本にはとてもお世話になったのよ」
ユリアは懐かしそうに表紙を指でなぞる。
「僕も、一緒になって読んでたからよく覚えてるよ。十歳になって魔力操作を覚えるまで魔法の練習しちゃダメって言われてたのに、隠れて練習しようとしてたのがバレて。姉様、物凄く怒られてたよね?」
(僕は六歳から隠れて練習してたけどね!)
「……もうっそれは覚えてなくていいの。とにかく、この本には色々と思い出があるから持って行こうかと思って。それにこの本には、レイの落書きも沢山書かれてあるしね?」
「ええ? 嘘、そんな事僕したっけ?」
「ほら、こことか……と言うか殆どのページに書かれてるわよ」
ユリアがページをペラペラ捲ると、何やら殴り書きの様な文字が余白のあちこちに散らばっていた。
「えぇ……これ僕が書いたんだっけ……」
「そうよ。書かれた内容のここはこうした方が良いとか、ここは間違ってるとか言って訂正までしてたし」
(……そう言えば、やっちゃってたかな……よく覚えてないや)
「最初は思い込みで言ってるのかと思ってたけど。十歳になっていざ魔術を使ってみると、レイが言っていたことが正しいって、良く分かったわ。この指導書は、レイの落書きで国宝級の価値に変わったわ」
「こっ国宝級? 嫌だな、おだて過ぎだって」
「本当よ。レイが教えてくれた事は、魔術の概念そのものを覆しているのよ。
思い浮かべる『想像』をするのではなくて、新たに魔法を『創造』するだなんて。……似ている様で全然違うわ」
(……あー、うん。最近まで『想像』を『創造』だと勘違いしてたんだよね……。全然違うって言ってるけど、未だに違いがよく分からないんだよな……)
「レイは魔術の天才なんだって、改めて思い知らされたわ。私は少しでもレイに追いつきたい。だから、魔術学園にも行くことにも前向きに考えるようになったの。……でも……」
ユリアは本を閉じるとレイルークを見た。
「本当は。学園になんか行かずに、レイの傍に居たいの」
「……姉様?」
「レイ。レイは、魔術学園に行きたいわよね?」
「……うん。勿論」
「……それだと、私が卒業する年にレイが入学することになるわ。会えなくなるのは四年ではなくて八年になるのよ? レイと出会ってから過ごした年月と同じ……八年も……」
(八年……そうか。姉弟になってもうそんなに経つのか……。毎日一緒に居たのに、同じ年月会えないのは……かなり、辛いな……)
「で、でもユーリ姉様。年末年始だけは帰省しても大丈夫なんだよね? 全く会えないって事じゃないよね? それにさ、毎日手紙書くよ! ……って身元がバレる事はダメなんだった……」
魔術学園はかなり規制が厳しい。
まだ詳しくは聞いていないが、とにかく身元がバレる事に関しては特に厳しいらしいのだ。
手紙のやり取りも禁止されている。
年末年始の帰省も一筋縄にはいかないらしい。
ユリアと会えないどころか、連絡すら取れない事にようやく気づいた。
「……寂しく…なるね……」
「私はね……レイを学園に行かせたくない」
「……姉様」
「大分前にお義母様が言ってた通り、魔術学園は若い貴族が蔓延る場所だから。当然、必然的な男女の交流もあるの。……何が言いたいか、分かる?」
(分かりません)
「魔術学園の表向きは、そのままに魔術を学べる学園。でも裏では、魔力の高い者達同士を婚姻関係にさせる為の、婚活の場でもあるの。
学園でお互いの人物認知が出来ないのは、貴族の階位を気にせずに婚姻させる為なのよ」
(え)
「えええ?!」
「……やっぱり、聞かされてなかったのね。皆、暗黙の了解で入学するのよ。まあ強制ではない、となってはいるけどね。
でも、相手探しの為に入学する者達が大半よ。だからあの三人も、姿を変えたレイを探すと思うわ。多分だけど、一つ年の違うライト公爵もレイと同じ年に入学する筈」
「えぇ……」
公爵三人組と他のご令嬢達との、四年間という長期の婚活学園だと聞かされ、レイルークはげんなりした。
(婚約者を作るよりも、まずは友達を作りたいよ……)
まずはシシルとの試合でシシルに完全勝利する事と、ルシータの特訓を受けて合格を貰う事を条件に加えられた。
シシルには祝儀の際の恨みがあるので、全力でボコれる様になりたい。
しかし色々と忙しくてシシルとの試合を行う事が出来ずにいた。ルドルフを愛でるのと、三人からの手紙の返信に、毎日の勉強に日々の鍛錬。家族との交流etc……。
どれも手を抜けない事ばかりだから仕方がない。
月日は流れ、ルドルフが誕生してそろそろ一年が経とうとしている。
つまりユリアが魔術学園に通う日が迫っているのだ。
最近までユリアの部屋に入り浸ることはなかったのだが、暫く会えない寂しさから再びユリアの部屋へ遊びに行く事が増えた。
今日もユリアの部屋を訪ねると、ユリアはちょうど本棚の本を整理していた。
「ようこそ、レイ。今日も遊びに来てくれて嬉しいわ」
「ユリ...ユ、ユーリ姉様。学園に、家の本を持って行くの?」
「ええ。学園には貴重な書物が揃った図書館があるらしいけれど、慣れ親しんだ本も読みたくなるかも知れないから。念の為に数冊は持って行こうと思って」
ユリアは本棚から一冊の本を取り出した。
「ねえレイ。この本を覚えてる?」
ユリアに近づいてその本を覗き込んだ。
少し古びた本の表紙を見て、レイルークは笑顔を浮かべた。
「あ、懐かしい! それ、魔術の基礎が書かれた指導書!」
「そう。私が引き取られて初めての誕生日に、お義父様とお義母様からのプレゼントで貰った指導書。
公爵の人間になるまでは、魔術の勉強なんてしたことが無かったから。……この本にはとてもお世話になったのよ」
ユリアは懐かしそうに表紙を指でなぞる。
「僕も、一緒になって読んでたからよく覚えてるよ。十歳になって魔力操作を覚えるまで魔法の練習しちゃダメって言われてたのに、隠れて練習しようとしてたのがバレて。姉様、物凄く怒られてたよね?」
(僕は六歳から隠れて練習してたけどね!)
「……もうっそれは覚えてなくていいの。とにかく、この本には色々と思い出があるから持って行こうかと思って。それにこの本には、レイの落書きも沢山書かれてあるしね?」
「ええ? 嘘、そんな事僕したっけ?」
「ほら、こことか……と言うか殆どのページに書かれてるわよ」
ユリアがページをペラペラ捲ると、何やら殴り書きの様な文字が余白のあちこちに散らばっていた。
「えぇ……これ僕が書いたんだっけ……」
「そうよ。書かれた内容のここはこうした方が良いとか、ここは間違ってるとか言って訂正までしてたし」
(……そう言えば、やっちゃってたかな……よく覚えてないや)
「最初は思い込みで言ってるのかと思ってたけど。十歳になっていざ魔術を使ってみると、レイが言っていたことが正しいって、良く分かったわ。この指導書は、レイの落書きで国宝級の価値に変わったわ」
「こっ国宝級? 嫌だな、おだて過ぎだって」
「本当よ。レイが教えてくれた事は、魔術の概念そのものを覆しているのよ。
思い浮かべる『想像』をするのではなくて、新たに魔法を『創造』するだなんて。……似ている様で全然違うわ」
(……あー、うん。最近まで『想像』を『創造』だと勘違いしてたんだよね……。全然違うって言ってるけど、未だに違いがよく分からないんだよな……)
「レイは魔術の天才なんだって、改めて思い知らされたわ。私は少しでもレイに追いつきたい。だから、魔術学園にも行くことにも前向きに考えるようになったの。……でも……」
ユリアは本を閉じるとレイルークを見た。
「本当は。学園になんか行かずに、レイの傍に居たいの」
「……姉様?」
「レイ。レイは、魔術学園に行きたいわよね?」
「……うん。勿論」
「……それだと、私が卒業する年にレイが入学することになるわ。会えなくなるのは四年ではなくて八年になるのよ? レイと出会ってから過ごした年月と同じ……八年も……」
(八年……そうか。姉弟になってもうそんなに経つのか……。毎日一緒に居たのに、同じ年月会えないのは……かなり、辛いな……)
「で、でもユーリ姉様。年末年始だけは帰省しても大丈夫なんだよね? 全く会えないって事じゃないよね? それにさ、毎日手紙書くよ! ……って身元がバレる事はダメなんだった……」
魔術学園はかなり規制が厳しい。
まだ詳しくは聞いていないが、とにかく身元がバレる事に関しては特に厳しいらしいのだ。
手紙のやり取りも禁止されている。
年末年始の帰省も一筋縄にはいかないらしい。
ユリアと会えないどころか、連絡すら取れない事にようやく気づいた。
「……寂しく…なるね……」
「私はね……レイを学園に行かせたくない」
「……姉様」
「大分前にお義母様が言ってた通り、魔術学園は若い貴族が蔓延る場所だから。当然、必然的な男女の交流もあるの。……何が言いたいか、分かる?」
(分かりません)
「魔術学園の表向きは、そのままに魔術を学べる学園。でも裏では、魔力の高い者達同士を婚姻関係にさせる為の、婚活の場でもあるの。
学園でお互いの人物認知が出来ないのは、貴族の階位を気にせずに婚姻させる為なのよ」
(え)
「えええ?!」
「……やっぱり、聞かされてなかったのね。皆、暗黙の了解で入学するのよ。まあ強制ではない、となってはいるけどね。
でも、相手探しの為に入学する者達が大半よ。だからあの三人も、姿を変えたレイを探すと思うわ。多分だけど、一つ年の違うライト公爵もレイと同じ年に入学する筈」
「えぇ……」
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